新卒で株式会社野村総合研究所へ入社し、自動車保険を契約するための基幹システムの開発に従事。
担当した大型プロジェクトの終了後、2020年1月carsへ入社。
現在はビジネスユニットでITディレクターとして活躍中!

  • もともとシステム開発に興味があったのですか?

    実は、大学時代は文系でした。電化製品に興味があったので、「電化製品の営業をしようかな」と考えていたんです。でも、いざ就職活動をすることになって、売る側よりもつくる側の方に興味を持ちました。なかでも、“形のないもの”や“正解のないもの”をつくることが楽しそうだな、と思ったんです。それで、文系の自分でも受け入れてくださる企業を探し、縁あってシステム開発の仕事に就くことになりました。

    システム開発の第一歩として、どのような経験をされたのですか?

    はじめに入社した株式会社野村総合研究所では、ネット系のダイレクト自動車保険会社を担当し、保険を契約するための基幹システムの開発を約6年間経験しました。入社時は、システムのことも自動車保険のことも一切わからなかったのですが、仕事を通してシステム開発の手法を一から学びました。自分の知らない知識をどんどん身に付けることができたので、楽しかったですね。最終的には、新しい補償や割引を提供する新商品開発という、大型プロジェクトのリーダーを務めました。

    転職を考えたきっかけは?

    お客様に新しい提案をしても、予算がないなどの理由で一蹴されてしまえば案件につながることはなかなかありませんでした。結局「現状維持のためのシステム開発なの?」と思うような日々が続いていました。自分は何のために開発しているのか?その結果、事業の何に貢献できているのか?という目的を失いつつあったんです。「言われた通りのシステム開発だけをしていればいいや」という思考に陥ってしまったんですよね。そこで、事業会社のメンバーとしてシステムやプロダクト開発ができる会社への転職を決意しました。

    carsに入社しようと思った決め手はなんですか?

    事業会社へ転職するのであれば、その事業を取り巻く環境が変化し、成長する見込みが高い企業が理想でした。ではそのような事業とは何か?と考えたら、「モビリティはまさにこれから変革が起きるだろう」と思ったんです。その中で、自動車整備業界のDX化を皮切りにクルマや人に関わる様々な情報をデジタル化し、カーライフに関わる新プロダクトを開発しているcarsに出会いました。「ここには大きなチャンスがありそう!」と思ったんです。
    また、carsはこれまで自動車整備業界で成長してきた会社であり、開発したプロダクトを実証実験できる店舗まである点にも惹かれました。そうした会社であれば、利用者に寄り添いながら業界に変革を起こせるプロダクト開発もできると感じましたね。

  • 事業を取り巻く環境が変化し、成長する見込みが高い企業が理想。

  • いろいろなチームと連携しながら仕事をしている。

  • 現在は、どのような業務をしていますか?

    carsの新規プロダクトの開発推進をしています。現在は、cars MANAGERの開発がメインですね。具体的には、社長や役員・メンバーとコミュニケーションをとりながら、開発ロードマップの策定や、開発案件の要件定義・スケジュール管理などといった業務です。

    cars MANAGERのプロダクト開発にあたり、どのようなことを心掛けていますか?

    cars MANAGERは自動車整備業などのオートアフターマーケットをDX化する第一歩目のプロダクトなので、carsとしても非常に強い想いがあります。また、同じ想いでcars MANAGERを導入し、業界のDX化を進めてくださっている自動車整備業者様もたくさんいらっしゃいます。そのため、cars MANAGERで「あんなことやこんなことをしたい」という多方面からのフィードバックをヒアリングして、メンバーと話し合い、何を・いつ・どういう形で実現し、プロダクトの価値を上げていくか?を日々議論しています。もちろん、すべてをすぐに実現できればいいのですが、開発リソースには限りがあります。魅力的なプロダクトにするために優先度を決め、関係各所ときちんと握ることで期待値コントロールをしながら、適切な時期に適切なものを開発していくことができるように心掛けています。

    ITディレクターは他のメンバーとの関わりも多いですか?

    そうですね。プロダクトの拡販を意識しているカスタマーユニットと開発時期を調整したり、開発デザインをデザインユニットに相談したりすることも多いです。開発基盤の作成は各エンジニアに依頼することもあるので、いろいろなチームと連携しながら仕事をしていますね。

    業務を進める上で、課題に感じていることはありますか?

    どうしてもまだ“システム開発者目線”になってしまうことがあります。『誰かの声を形にする』というだけのディレクションの立場から脱却し、ゼロから事業やプロダクトをプロデュースしていけるようになりたいです。そのために、開発側へ関わる業務はできるだけ他のメンバーに移管して、もっとビジネスや業務の観点からプロダクト開発を検討する時間を確保するようにしています。

    どんなときにやりがいを感じますか?

    いろいろな人たちと、「こんなことができたらいいな」「あんなことができたら革命的だね」とプロダクトの未来について話すことができるのが、とても楽しいです。また、それを踏まえて形にしていくため、きちんと目的意識を持ってプロダクト開発ができていて、やりがいにつながっていると思います!

  • carsの雰囲気をどのように感じていますか?

    みんな個性的で、自分の考えをしっかりと持っているメンバーが多いと思います。「みんなでプロダクトを成長させ、業界を変えたい!」という同じ想いを全員が持っているので、そういった個性がある人たちとさまざまな角度から議論をして、何かを形作っていくことは非常に楽しいと思います。

    ご自身は、どのようなワークスタイルをとられていますか?

    メンバーと対面で話したい時は出社。反対に、作業したい時は在宅という感じです。出社するのは、だいたい週2、3回ぐらいですかね。出社する時も、だいたい移動はお昼ぐらいです(笑)。特にWeWorkは駅から近いし、環境も整っているので働きやすいですね。

    リモート環境だからこそ工夫していることはありますか?

    自宅だとダラダラと仕事をしてしまうことがあるので、メリハリをもってきちんと決められた時間で業務を終わらせるように意識しています。仕事が終わったらゲームするぞ!というのを目標にしていますね(笑)。特に、金曜日の夜は朝まで友人とオンラインゲームをします!

  • 「みんなでプロダクトを成長させ、業界を変えたい!」という同じ想い。

message オートアフターマーケットをDX化し、新たな顧客体験を提供するという挑戦は、非常に難しいことです。しかしその分、非常に多くのやりがいを感じることもできます。
実際に働いている自分たちも、数年後に会社やプロダクトがどうなっているのか、自分自身がどう成長しているのか、想像がつかないほど多くの可能性を秘めていると思っています。きっとこの会社であれば、自分が知らない世界まで連れて行ってくれると確信していますので、少しでも興味を持った方はぜひ飛び込んできてください!

timetable

  • 09:30
    自宅で始業
    チーム定例会議に参加し、課題を共有
  • 10:00
    午後の会議に向けた資料を作成
  • 11:30
    オフィスへ移動(健康を気にしてサラダボウルを食べる)
  • 13:00
    社長や役員に対して新規機能の説明し、業務プロセスを議論
  • 15:00
    他チームとの情報共有会議
  • 16:00
    開発チームと情報共有会議
  • 17:00
    デザインユニットにデザインの相談
  • 17:30
    1日を通して得た情報を資料化
  • 19:30
    退勤
  • 21:00
    友人とオンラインゲーム
  • 24:00
    就寝
  • 私は、クルマで友人とキャンプに行くことが多いです。移動中のクルマの中は、キャンプですることを考えたり、料理のレシピを練ったり、買い出しの場所を検討したり…と、好きな音楽を流しながら、ワクワクすることを考えて、気持ちが上がる空間です。こうした空間が大好きな一方、キャンプまでに面倒な手順が多いのも事実です。carsは自動車整備業界だけでなく異業種との連携も控えているので、こうした面倒くさいことも将来ワンストップで解決できると思っています。ユーザーのEnjoy! Smart Car Lifeをもっと手助けできるプロダクトを作れるんだ!と妄想するとワクワクしますね。
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※掲載されている社員の仕事内容、役職、所属は取材当時のものです。