ディーラーに中古車を探してもらうことには、大きなメリットがあります。専門知識を持ったスタッフがディーラーには在籍しており、高品質な中古車を提案してくれるだけでなく、購入後のアフターサポートも充実しています。
しかし、ディーラーに中古車を探してもらう際には注意点や確認事項もあるのです。
この記事では、ディーラーで中古車を探してもらう方法やメリット・デメリット、購入前に確認すべきポイントについて詳しく解説します。
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目次
ディーラーで中古車を探してもらう5つのメリット
ディーラーで中古車を探してもらうことには以下5つのメリットがあります。
- 専門知識を持ったスタッフにサポートしてもらえる
- 安心の保証を受けられる
- アフターサービスが充実している
- 状態の良い車両が見つかりやすい
- 在庫車であれば現車確認ができる
中古車購入において重要なのは、車を見つけるだけでなく、購入後も安心して乗り続けられることです。ディーラーならではの5つのメリットについて詳しく見ていきましょう。
専門知識を持ったスタッフにサポートしてもらえる
ディーラーで中古車を探してもらうメリットは、車に関する専門知識を持ったスタッフが在籍しており、適切なアドバイスを受けられることです。特に取り扱いメーカーの車種については、細かな特徴や性能、故障の傾向まで熟知しているため、希望や条件に最適な車を提案してくれるでしょう。
例えばトヨタのディーラーであれば、プリウスやアクアといったハイブリッド車の特性や、カローラやアクアなどの人気車種の違いについて詳しく説明してくれます。
また、予算や用途に応じた車選びのポイントなど、中立的な立場からのアドバイスも受けられるため、初めて中古車を購入する方でも安心です。専門スタッフは車両の状態を正確に判断する目を持っているため、良質な中古車を見極めるサポートも可能です。
専門知識によるサポートは、中古車購入において安心した取引ができる要素と言えるでしょう。
安心の保証を受けられる
ディーラーで中古車を探してもらうメリット2つ目は、充実した保証を受けられることです。「アフター保証」などの名称でディーラーならではの独自の保証制度を設けています。
例えばトヨタの認定中古車なら、全車に走行距離無制限の1年間保証が付いており、最長3年まで保証の延長も可能です。
トヨタの認定中古車の保証は、全国約5,000ヶ所のトヨタのお店で受けられるため、引っ越しなどで住所が変わっても安心です。
このように、メーカーによって充実した保証が受けられることが、ディーラーで中古車を探してもらう大きなメリット言えるでしょう。
アフターサービスが充実している
ディーラーで中古車を探してもらうメリット3つ目は、購入後のサポートやメンテナンスが充実していることです。「信用第一」を重視する傾向があるディーラーでは、販売後もアフターフォローが仕組化されています。
具体的には、定期的な整備や点検の案内、車検のお知らせなど、車の状態を良好に保つためのサポートを継続的に行ってくれます。特にディーラーの取扱車種であれば、車種に詳しい整備士が対応するため、専門的かつ的確なメンテナンスを受けられるでしょう。
例えばトヨタのディーラーでプリウスを購入した場合、プリウス特有の電気系統の故障などが発生しても、豊富な整備実績を持つスタッフが迅速に対応してくれます。
中古車は購入後のメンテナンスが重要であり、ディーラーのアフターサービスを利用することで長く安心して乗り続けられるのです。
状態の良い車両が見つかりやすい
ディーラーで中古車を探してもらうメリット4つ目は、高品質な車両を見つけやすいことです。特に「未使用車」「デモカー」「試乗車」といった良質な中古車を手に入れることができます。
未使用車は、ナンバー登録はされているものの、ほとんど新車同様の状態の車です。新車の8割から9割程度の価格で購入できるため、コストパフォーマンスに優れています。
デモカーは、ディーラーの店内に展示されていた車両で、こちらも走行距離が少なく、オプションが充実していることが多いです。
試乗車は、ディーラーで実際に試乗用として使用されていた車で、未使用車やデモカーよりも走行距離は多いものの、さらにお得な価格で購入できる傾向です。
ディーラーで取り扱う中古車には「粗悪な中古車」は基本的になく、購入後のクレームや保証対応を避けるため、品質の良い車両を厳選して販売しています。
在庫車であれば現車確認ができる
ディーラーで中古車を探してもらうメリット5つ目は、在庫車であれば、実際に現車を確認できることです。インターネットの写真だけでは分からない細かい傷や汚れ、車内のにおいなどを実際にチェックできます。
現車確認をすることで、内外装の状態やエアコンの効き具合、エンジン音などを確認できるだけでなく、実際に試乗して運転感覚を体験することも可能です。
また、気になる点をその場でスタッフに質問し、詳しい説明を受けられるのも大きな利点です。中古車は一台一台状態が異なるため、購入前の現車確認は重要と言えます。
ディーラーの在庫車であれば、いつでも店舗に足を運んで実車をチェックできるため、後悔のない中古車選びが可能になります。
ディーラーで中古車を探してもらう2つのデメリット
ディーラーで中古車を探してもらうことには多くのメリットがありますが、2つのデメリットも存在します。
- 他社メーカーなどメーカー違いの車は購入できない
- 他店舗からの取り寄せには時間がかかることもある
ディーラーで中古車を探してもらうデメリットを理解した上で、自分の希望に合った中古車を選びましょう。
他社メーカーなどメーカー違いの車は購入できない
ディーラーで中古車を探してもらうデメリット1つ目は、メーカー違いの車は購入しにくいことです。具体的には、ホンダやスバルのディーラーでマツダの中古車を探してもらうことは基本的にできません。
各メーカーのディーラーは自社ブランドの車を中心に販売しており、他メーカーの中古車に関しては在庫が限られています。
ただし、下取りで受け取った他メーカーの中古車を在庫として販売していることもありますが、選択肢は限定的です。
複数のメーカーから選びたい場合は、独立系の中古車販売店の方が適しているでしょう。中古車販売店は特定のメーカーにとらわれず、幅広い車種を取り扱っているため、より多くの選択肢から車を探すことができます。
ただし、その場合はディーラー特有の保証やアフターサービスは期待できない点も考慮する必要があります。
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他店舗からの取り寄せには時間がかかることもある
ディーラーで中古車を探してもらうデメリット2つ目は、希望する車がディーラーの在庫にない場合、他店舗からの取り寄せに時間がかかることです。特に遠方からの取り寄せの場合、輸送期間を含めて数週間程度の時間を要することもあります。
例えば、沖縄や北海道、九州などの遠隔地から中古車を取り寄せる場合、フェリーを使った輸送が必要になり、日数がさらにかかる傾向です。
また、取り寄せには陸送費などの追加費用が発生することもあるため、予算にも影響します。
急いで車が必要な場合や、追加費用を抑えたい場合は、地元のディーラーにある在庫車を選ぶか、取り扱い台数の多い中古車販売店を利用する方が良いでしょう。
取り寄せを検討する際は、納車までの期間や追加費用について事前に確認しておくことが重要です。
ディーラーで中古車を探してもらう手順
ディーラーで中古車を探してもらう場合の基本的な流れを理解しておくと、スムーズに理想の車を見つけられます。ここでは、ディーラーに中古車を探してもらう際の具体的な手順を紹介します。
- 欲しいメーカーのディーラーへ行く
- 希望条件を伝える
- 在庫状況を確認する
- 試乗や現車確認を行う
それぞれの手順を1つずつ解説するので、ご参考ください。
欲しいメーカーのディーラーへ行く
ディーラーで中古車を探してもらう最初のステップは、欲しい車種のメーカーのディーラーを訪問することです。トヨタ車が欲しいならトヨタディーラー、マツダ車ならマツダディーラーというように、希望のメーカーに合わせてディーラーを選びましょう。
ディーラー訪問前に、メーカーの公式サイトや中古車検索サイトで事前に在庫状況を確認しておくと効率的です。例えばトヨタならば「トヨタ認定中古車」サイトで、希望条件に合う車の有無をチェックできます。
ディーラーでは販売スタッフが対応してくれますので、中古車の購入を検討していることと、具体的にどのような車を探しているかを伝えましょう。
初めての訪問でも丁寧に対応してくれるため、気軽に相談が可能です。
希望条件を伝える
ディーラーで中古車を探してもらう際には、具体的な希望条件を明確に伝えることが重要です。車種、年式、走行距離、カラー、グレード、予算など、できるだけ詳細な希望を伝えましょう。
例えば「トヨタのプリウス、2018年以降の年式で、走行距離は5万km以内、色は白か黒、予算は150万円以内」というように具体的に伝えることで、条件に合った車を効率よく探してもらえます。
ただし、条件を絞りすぎると選択肢が狭まるため、譲れる条件と譲れない条件を整理しておくと良いでしょう。
また、車の使用目的や燃費や広さ・安全性能などの重視するポイントも伝えておくと、より適切な提案を受けられます。
専門知識を持ったスタッフの意見を参考にしながら、条件の調整も行いましょう。
在庫状況を確認する
ディーラーで中古車を探してもらう手順として希望条件を伝えたら、在庫状況を確認してくれます。自店舗だけでなく、同じ系列の全国の店舗から希望に合う車を検索してくれるため、より多くの選択肢から選べるでしょう。
例えばトヨタでは「お取り寄せ車両」というサービスがあり、全国の店頭在庫を最寄りのディーラーで商談・購入することができます。
対象車両は検査・整備がしっかり行われた修復歴のない「トヨタ認定中古車」のみで、安心して購入できます。在庫状況の確認結果、希望条件に合う車が見つかれば、車両の年式や走行距離、装備、整備状況などの詳細情報を教えてもらいましょう。
希望条件に完全に合う車がない場合は、条件を変更したり、取り寄せの可能性を検討したりすることになります。
試乗や現車確認を行う
ディーラーで中古車を探してもらう手順4つ目は、希望条件に合う車が見つかったら、実際に現車確認や試乗を行いましょう。現車確認では、外装や内装の状態、エンジンの調子、装備の作動状況などをチェックします。気になる点があれば、スタッフに質問して詳しい説明を受けましょう。
可能であれば必ず試乗を行い、実際の運転感覚や乗り心地、エンジンの吹け上がり、ブレーキの効き具合などの確認がおすすめです。その後、現車確認や試乗で問題がなければ、見積りを依頼しましょう。
見積りには車両本体価格だけでなく、諸費用も含まれていることを確認し、総支払額を把握しておくことが大切です。
納得できれば契約手続きに進み、必要書類の準備や支払い方法の決定を行います。
ディーラーで中古車を探してもらう際の注意点
ディーラーに中古車を探してもらう際には、以下3つの注意点を押さえておくことが重要です。
- 購入費用に関する確認を行う
- 取り寄せのキャンセルポリシーを確認
- 希望の車が見つからない場合の対策を事前に考えておく
これらの注意点を事前に確認しておくことで、思わぬトラブルや追加費用の発生を防げます。ここからは、ディーラーで中古車を探してもらう際の主な注意点を見ていきましょう。
購入費用に関する確認を行う
ディーラーで中古車を探してもらう注意点1つ目は、購入する際には、車両価格以外にさまざまな費用がかかることを理解しておきましょう。
車両本体価格だけでなく、諸費用や追加オプション、取り寄せの場合は輸送費なども含めた総支払額を必ず確認してください。具体的には、法定費用や登録費用、販売店手数料などが発生します。また、他県からの取り寄せの場合は陸送費などが追加されることがあります。
見積りを依頼する際には、諸費用をすべて含めた「支払総額」で提示してもらうことがおすすめです。支払い方法によっても総額が変わることがあるため、希望の支払い方法も伝えておきましょう。
取り寄せのキャンセルポリシーを確認
ディーラーで中古車を探してもらう注意点2つ目は、希望の車を取り寄せてもらう場合、キャンセルポリシーを事前に確認しておくことです。遠方からの取り寄せの場合、納車後のキャンセルや返品は基本的に難しく、キャンセル料が発生するケースが多いため注意が必要です。
一般的に、契約前であれば無料でキャンセルできることが多いですが、契約後、特に車両の輸送が始まると、キャンセルには陸送費などの実費が請求される可能性があります。また、納車後のキャンセルとなると、往復分の輸送費用やキャンセル手数料など、より高額な費用が発生することがあります。
契約前に、「いつまでならキャンセル可能か」「キャンセル料はいくらかかるか」「どのような条件ならキャンセルが認められるか」などを具体的に確認し、契約書にも目を通しておきましょう。
希望の車が見つからない場合の対策を事前に考えておく
ディーラーで中古車を探してもらう注意点3つ目は、希望条件に完全に合う車が見つからない場合の対策を事前に考えておくことです。条件を少し緩めるか、別の方法で探すかなど、代替案を持っておきましょう。
例えば、年式や走行距離、カラーなどの条件を少し広げることで選択肢が増えることがあります。また、「お取り寄せ車両」サービスを利用して全国の在庫から探す方法もあります。
それでも見つからない場合は、定期的にディーラーに連絡して新しい入荷情報を確認する、中古車検索サイトでアラートを設定する、独立系の中古車販売店も並行して探すなどの対策も有効です。
ディーラーに車を探してもらうことと中古車販売店の違い
ディーラーで車を探してもらうことと、中古車販売店には以下3つの違いがあります。
- 取り扱う車種の幅
- 購入後のサポート体制の違い
- 販売価格が異なる
それぞれの特徴を理解して、自分の希望に合った購入先を選びましょう
取り扱う車種の幅
ディーラーで中古車を探してもらうことと中古車販売店の最も大きな違いは、取り扱う車種の幅です。
例えばトヨタのディーラーであれば、下取りで入ってきた他メーカーの車も一部扱っていますが、トヨタ車が中心で、他社ブランドの選択肢は限られています。
一方、中古車販売店はメーカーの制限がなく、さまざまなメーカーの車を幅広く取り扱っているため、選択肢が豊富です。
複数のメーカーから選びたい場合や、特定の車種にこだわりがない場合は中古車販売店の方が適しているでしょう。
逆に、特定のメーカーの車に絞って探している場合や、そのメーカーの専門的なサポートを受けたい場合はディーラーが適しています。
購入後のサポート体制の違い
ディーラーで中古車を探してもらうことと中古車販売店では、購入後のサポート体制に大きな違いがあります。
ディーラーでは、自社ブランドの車に対して専門的な知識と技術を持った整備士が対応し、充実した保証やアフターサービスを提供しています。
一方、中古車販売店のサポート体制は店舗によって差があり、大手であれば独自の保証制度を設けていることもありますが、個人経営の小さな店舗では限定的な場合もあるのです。
購入後のサポートやメンテナンスを重視する場合はディーラーの方が安心できるでしょう。
販売価格が異なる
ディーラーで中古車を探してもらうことと中古車販売店では、販売価格に違いがあります。ディーラーの中古車は、保証や整備費用が含まれているため、中古車販売店より価格が高めに設定されていることが多いです。
一方、中古車販売店では価格競争が激しく、より安い価格で提供されていることが多いですが、保証内容や整備状況は店舗によって異なります。
価格重視で選びたい場合は中古車販売店の方が適しているかもしれませんが、「安かろう悪かろう」にならないよう注意が必要です。
ディーラーであれば、多少価格が高くても品質や安心感を重視した購入ができます。
中古車を探してもらう場合のディーラーだからこその特徴
中古車をディーラーに探してもらう場合、ディーラーならではの特徴やメリットがあります。これらの特徴を理解することで、より良質な中古車を見つけることができるでしょう。
- 独自の在庫管理
- 整備記録や修歴の確認が容易
- 状態が良く信頼性の高い車を見つけやすい
中古車を探してもらう際のディーラーだからこその特徴を1つずつ解説します。
独自の在庫管理
ディーラーは独自のネットワークと在庫管理システムを持っており、全国の同系列店舗の在庫状況をリアルタイムで確認することができます。
これにより、地元の店舗にない中古車でも全国から探し出すことが可能です。そのため、購入希望者の条件に合う中古車を素早く見つけられます。
人気車種や特定のグレード、カラーなどの条件が厳しい中古車の場合でも、全国規模で探すことでマッチする車両を見つけやすくなるでしょう。
整備記録や修歴の確認が容易
ディーラーでは、特に自社ブランドの車に関して、整備記録や修復歴の確認が容易に行えるというメリットがあります。
整備履歴のある中古車であれば、過去のメンテナンス状況が詳細に記録されているため、車の状態をより正確に把握できます。また、修復歴の有無も明確に開示されるため、安心して中古車を購入可能です。
修復歴のある中古車は価格が下がる傾向にありますが、修復の程度や内容も正確に説明してもらえるため、購入するか否かの適切な判断を行えます。
信頼性の高い履歴情報は、中古車購入における不安を大きく軽減する重要な要素です。
状態が良く信頼性の高い車を見つけやすい
ディーラーで中古車を探してもらう特徴として、状態が良い車を見つけやすいことが挙げられます。ディーラーでは中古車の品質管理が徹底されており、販売前に詳細な点検や必要な整備が行われています。
特に「未使用車」「デモカー」「試乗車」といった車両は、ディーラーならではの高品質な中古車です。ディーラーでは状態の良い信頼性の高い中古車を見つけやすく、購入後も安心して乗れることが特徴と言えるでしょう。
ディーラーに中古車を探してもらう場合の確認事項
ディーラーに中古車を探してもらう場合、購入前に必ずチェックしておくべき確認事項があります。これらのポイントをしっかりと確認することで、後悔のない中古車購入ができるでしょう。
- 車両の内外装を確認する
- 車内の臭いもチェックする
- 過去のメンテナンス状況の説明をしてもらう
- 試乗して運転感覚を確認する
4つの確認事項について詳しく解説するので、ぜひご覧ください。
車両の内外装を確認する
ディーラーに中古車を探してもらう場合の確認事項1つ目は、中古車購入時には、車両の内外装をしっかりとチェックすることです。
外装では、キズやヘコミ、塗装の剥がれや色あせ、サビの有無などを確認しましょう。特に日光の当たり方によって見えてくる細かい傷もあるため、さまざまな角度から見ることがポイントです。
内装については、シートやハンドル、ダッシュボードなどの使用感や汚れ、破れなどをチェックします。また、各種スイッチやボタン、エアコン、カーナビなどの電装品が正常に作動するかも確認しましょう。
車内の臭いもチェックする
ディーラーに中古車を探してもらう場合の確認事項2つ目は、車内の臭いもチェックすることです。エアコンのカビ臭さや、タバコ、ペットなどの臭いは、一度付くと完全に除去するのが難しい傾向です。
購入前に必ず車内に乗り込み、エアコンを作動させて臭いをチェックしましょう。
過去のメンテナンス状況の説明をしてもらう
ディーラーに中古車を探してもらう場合の確認事項3つ目は、過去のメンテナンス状況を確認することです。特にディーラーであれば、整備記録簿を見せてもらうことができますので、これまでどのような整備や修理が行われてきたかを確認しましょう。
整備記録簿を見ることで、定期点検や消耗品の交換がきちんと行われているか、過去に大きな故障や修理があったかなどが分かります。
メンテナンスがしっかりと行われている車は、今後も問題なく乗り続けられる可能性が高くなります。
試乗して運転感覚を確認する
ディーラーに中古車を探してもらう場合の確認事項4つ目は、試乗を行い、実際の運転感覚を確かめましょう。
試乗では、エンジンの始動や吹け上がり、変速のスムーズさ、ブレーキの効き具合、ハンドリング、サスペンションの状態などをチェックします。加えて、走行中の異音や振動にも注意しましょう。
エンジン音の異常、ギアチェンジ時の違和感、サスペンションからの異音などは、潜在的な問題を示している可能性があります。
ディーラーに中古車を探してもらうときによくある質問
ディーラーに中古車を探してもらう際には、さまざまな疑問や質問が生じるものです。
- ディーラーで中古車を探してもらうときは取り寄せも無料で行える？
- ディーラーで中古車を探す際はおすすめ車両などピックアップしてもらえる？
- 欲しい車種の台数が少なく良い車両がないときはどうすると良い？
ディーラーに中古車を探してもらうときによくある質問を1つずつ回答するので、疑問点を解消しておきましょう。
ディーラーで中古車を探してもらうときは取り寄せも無料で行える？
ディーラーで中古車を探してもらう際、取り寄せが必要な場合は通常、輸送費などの追加費用がかかります。特に遠方からの取り寄せほど、輸送費は高額になる傾向があります。
ただし、大手ディーラーや一部の中古車販売店では、キャンペーンや特別サービスとして取り寄せ費用を無料にしている場合もあります。
ディーラーで中古車を探す際はおすすめ車両などピックアップしてもらえる？
ディーラーで中古車を探す際には、あなたの希望条件に合わせたおすすめ車両をピックアップしてもらうことができます。専門知識を持ったスタッフが、予算や用途、好みなどを考慮して、最適な車を提案してくれるのがディーラーの強みです。
初めての中古車購入や、何を選べばよいか迷っている場合は、ぜひディーラーのアドバイスを参考にしてみましょう。
欲しい車種の台数が少なく良い車両がないときはどうすると良い？
希望する車種の在庫が少なく、条件に合う良い車両が見つからない場合は、条件を見直しましょう。年式や走行距離、カラーなどの条件を少し緩めることで、選択肢が広がる可能性があります。
次に、取り寄せの範囲を広げることも有効です。全国規模で探すことで、希望条件に近い車が見つかる確率が高まります。
最終的には、ディーラーだけでなく、中古車販売店やオンラインの中古車検索サイトなど、複数の購入先を並行して探すことも効果的な方法です。
まとめ
ディーラーで中古車を探すメリットは、専門スタッフのサポート、充実した保証、高品質な車両が見つかりやすい点です。購入後の安心を重視する方におすすめです。
一方、特定メーカーに限定される、価格が高め、取り寄せに時間や費用がかかる可能性がある点はデメリットです。
依頼する際は、希望条件を明確に伝え、現車確認や試乗を必ず行いましょう。内外装、臭い、メンテナンス状況の確認も重要です。総費用やキャンセルポリシーも事前に確認しましょう。
ディーラーで探すことで、専門家のサポートを受け、安心して理想の1台を見つけられます。
cars MARKETは新車も中古車も揃うクルマのマーケット。欲しいマイカーを希望額でリクエスト可能で、国産車・輸入車問わず取り扱っています。
気になるクルマがあれば、遠慮なくご連絡ください。一人一人の要望に沿って、クルマ探しから購入後までエージェントがサポートします。
さぁ、あなたもスマート乗り換えを体験しよう！
