誰でも一度は憧れるポルシェを代表する至高のスポーツカー「 911」。圧倒的な存在感で、世界中から長きにわたって憧れを集めてきました。
今回は911のAI査定により、市場相場を算出いたしました。
911の魅力のご紹介とともに、その高い市場価値を数字でご確認いただきます。購入を検討している方はもちろん、売却を検討している方も査定額の目安にご活用いただけます。
目次
「cars」のAI査定とは?
カーライフテックサービス「cars」のAI査定は、中古市場の売買データから独自のアルゴリズムで対象車両の相場を瞬時に算出するサービスです。
この市場相場は日々変動しますが、「cars」のAI査定は日々変動するデータを常に自動更新するので毎日対象車両の価格をご覧いただけます。だから、「買い時」「売り時」の参考価格を知ることができます。
さらに、個人情報の入力は不要なので、従来の買取業社からのしつこい電話やメールに悩まされることもありません。
メーカー・車種だけで査定も可能!
AI査定で入力する車両情報は、次のとおりです。
・メーカー(トヨタ・BMWなど)
・車種(プリウス・3シリーズなど)
・型式(6AA-ZVW51・3BA-5F20など)
・グレード(A・320iなど)
・初度登録年月
・カラー
・走行距離
上記の車両情報のうち、AI査定で入力が必須なのはメーカーと車種のみ。これだけでも相場の算出が可能です。そのためサクッと相場を知りたい方は十数秒で相場を確認できてしまいます。
中古車は同じ車種でも型式やグレードによって価格は大きく異なります。メーカーと車種の情報に加えて型式やグレードの情報を入力すると、より精度の高い相場が確認できますので売却されたい方は車検証を手元に、購入を検討中の方は希望に近い情報を入力するのがオススメです。
そのほか、初年度登録年月、ボディカラーや走行距離も相場価格に大きく影響するため、このような項目を入力することで実際の査定に近い相場を確認することができます。
AI査定の画面では入力した情報の項目数により査定精度がパーセンテージで表示されますので合わせて参照ください。
911の紹介
それでは、今回AI査定を実施する911について触れておきましょう。
911は、ドイツの自動車メーカー「ポルシェ」が製造・販売している2ドアクーペタイプのスポーツカーです。リアタイヤの軸よりも後ろにエンジンを搭載し、後輪を駆動させるRR(リアエンジン・リアドライブ)をベースとしていることが特徴となっています。
今回AI査定を実施する2019年式の911は、2011年から販売を開始し、2015年にマイナーチェンジした「991型」の後期モデル。2015年のマイナーチェンジにおける最大のトピックは、ベーシックなカレラ(Carrera)に搭載されるエンジンが、自然吸気からツインターボになったことです。
ツインターボ化された991型の911は、2019年8月にフルモデルチェンジをして、新型の992型になりました。今回AI査定を実施するのは、2019年7月モデル。つまり、991型の最終モデルとなります。
911は、クーペ、ソフトトップのカブリオレ、ルーフの一部が開くタルガと複数のボディタイプをラインナップしていることが特徴です。また、ベーシックなカレラ、スポーティなカレラS、四輪駆動のカレラ4やカレラ4S、高性能モデルのターボ/ターボS、走行性能を極限まで高めたGT3など、複数のグレードが用意されています。どのグレードが良いのか悩んでしまうのですが、ベーシックなカレラであってもスポーツカーらしい優れた走りを実現しているため、どのモデルでも911らしさを体感できるでしょう。
911をAI査定
今回は、スポーティなグレードのカレラSをAI査定します。さまざまなボディタイプやグレードを用意している911の中間グレード「カレラS」は、どのくらいの査定額になるのでしょうか。
今回AI査定する911の条件は次のとおりです。
AI査定の結果は「1,943万円」
AI査定の結果は「1,943万円」となりました。(2022年9月5日時点)
今回AI査定を実施した911カレラSの新車販売価格は、2015年マイナーチェンジの7MTモデルが1,519万円、7ATモデルが1,584万円(いずれも2022年9月5日時点)となっています。これは年式が古いにもかかわらず、発売時の新車販売価格とほぼ変わらない(もしくは新車価格以上の)査定という結果には驚きです。
※メーカーオプション等による価格の変化は加味されていません。
このような高い評価になったのは、世界的な半導体不足の影響による新車納期遅れなども理由のひとつだといえるでしょう。さまざまな情勢の変化がある中でも、安定した高値を維持しているのは、歴史が長く、世界的に人気がある911ならではの評価額といえます。
また、AI査定の結果にはフォームに入力した車両の査定額だけでなく、下限価格(「LOW」)、上限価格(「HIGH」)、中央値(「MIDDLE」)3つの価格表示があります。
これにより、査定した車両の評価額のみならず、価格帯も知ることが可能です。くわしい査定額は、実際の査定でなければわからないものの、おおよその査定額や価格帯を知りたいのであれば、AI査定は非常に便利だといえるでしょう。
911の査定価格推移
リセールバリューが良いと言われる911の査定額の推移を見てみると、1,500万〜2,000万円以上の価格帯となっています。
新車とほぼ同等の価格帯になっているのは、長い歴史により積み上げられてきた信頼、優れた走行性能、ブランド価値が市場で高く評価されているためでしょう。
また、電気モーターにはないエンジン車ならではの音・振動による高揚感を楽しめる内燃式スポーツカーのニーズが高い評価となった理由のひとつと考えられます。
今後もエンジン車ならではの走りの楽しみやスポーツカーの需要は、一定数あると考えられるため、査定額が大幅に下落するということはないといえるでしょう。
もし、911を手放したいのであれば、需要が高まっている今が売り時といえます。一方、エンジン車の911の購入を検討している方は、流通台数が多く、中古車価格が急激に高くなっていない今が買い時といえるでしょう。
さらに「cars MARKET」で出品も可能!
さて、AI査定の結果や相場の推移を参考に、所有している911を売却したいと思った時には「cars MARKET」での出品がおすすめです。
「cars MARKET」はcarsが展開する車のマッチング売買マーケット。カーオーナーはAI査定の相場を参考にしながら希望価格で売買マーケットにオンラインで出品することができます。
出品後、購入希望者が出品車両に購入の申し込みをすればマッチングが成立します。多数の仲介業者を介する一般的な売買プロセスとは異なり、直接マーケットで取引を行えるので、売却希望者は高値で出品することができます。また、購入希望者も条件にあった車を出品金額から選べるため、リーズナブルに購入することも可能です。
しかし、オンラインで高額な車の売買取引を行うのは不安なもの。フリマサイトでも売買時のトラブルは少なくありません。しかし「cars MARKET」では、自動車売買のプロフェッショナルであるcarsエージェントが取引を仲介します。購入希望者と出品者が直接やり取りする必要はありませんのでトラブルの心配もなく「全てお任せ」で売買が完了します。
「cars MARKET」を活用すれば、中古車買取業者のマージンが考慮された査定額や新車購入時の下取りで希望価格を下回る査定額に悩む必要はもうありません。希望額での車の売却が実現できます。
AI査定を参考に911を購入
911の購入を検討している場合は、AI査定で算出された相場を参考に「cars MARKET」でリクエストオーダーを利用することができます。
リクエストオーダーは、豊富な在庫数を誇る「cars MARKET」で希望する車種や条件を入力するだけで専任のcarsエージェントが希望の車両を探して提案するので、無駄な労力も必要ありません。入力した後は、連絡を待っているだけでOKの画期的なサービスです。
911の売却と同時にほかの車へ乗り換える場合でもリクエストオーダー機能を利用して希望の車両を登録してご利用いただけます。
AI査定で相場を把握したら予算に応じてリクエストオーダーを入力したら、あとはcarsにお任せ。ぜひ、911の購入や買い替えは「cars MARKET」をご検討ください。
まとめ
911は、リアエンジンのレイアウトを変更せずに進化し続けてきた歴史あるスポーツカーです。
今後、自動車の電動化が進み、エンジンを搭載する911の生産が終了すると、希少価値が高くなるかもしれません。しかし、高値で売却するためには、中古車市場における911の需要も影響します。
今後、911が絶対に高く売れると断言できませんが、現時点における911の需要は高く高価買取になっているということは確かです。
ぜひAI査定を活用してマイカーの希望額売却やリーズナブルな購入を実現してください。