アウディ TTは、扱いやすいサイズと個性的な半円形をモチーフとしたスタイリングが特徴のコンパクトスポーツカーです。今回は、2015年に3代目となったTTの後期型である2019年式のモデルをAI査定し、現在の相場がどのくらいなのか検証します。
スポーツカー需要が低いと言われる現代においても一定の人気があるTTの相場は、どのくらいになるのでしょうか。売却時期に悩んでいる方は参考にしてみてください。
carsの「AI査定」とは?
カーライフテックサービスcarsの「AI査定」は、中古市場の売買データから独自のアルゴリズムで対象車両の相場を瞬時に算出するサービスです。
この市場相場は日々変動しますが、carsの「AI査定」は日々変動するデータを常に自動更新するので毎日対象車両の価格をご覧いただけます。だから、売り時の参考価格を知ることができます。
さらに、個人情報の入力は不要なので、従来の買取業者からのしつこい電話やメールに悩まされることもありません。
メーカー・車種、走行距離だけで査定も可能!
AI査定で入力する車両情報は、次のとおりです。
・メーカー(例:「トヨタ」「BMW」)
・車種(例:「プリウス」「3シリーズ」)
・グレード(例:「A」「320i」)
・初度登録年月
・カラー
・走行距離
上記の車両情報のうち、AI査定で入力が必須なのはメーカーと車種、走行距離のみ。これだけでも相場の算出が可能です。そのためサクッと相場を知りたい方は十数秒で相場を確認できてしまいます。
中古車は同じ車種でも型式やグレードによって価格は大きく異なります。メーカーと車種の情報に加えて型式やグレードの情報を入力すると、より精度の高い相場が確認できますので売却されたい方は車検証を手元に情報を入力するのがオススメです。
そのほか、初年度登録年月、ボディカラーも相場価格に大きく影響するため、このような項目を入力することで実際の査定に近い相場を確認することができます。
AI査定の画面では入力した情報の項目数により査定精度がパーセンテージで表示されますのであわせて参照ください。
TTの紹介
TTは、1998年にデビューしたプレミアムコンパクトスポーツカーです。半円形をモチーフとしたスタイリングやアウディ独自の四輪駆動システム「quattro」などを採用しているTTは、個性的なスポーツカーとして、日本のみならず世界中で人気を博しました。
2006年に2代目となり、初代TTで作り上げた個性的なスタイリングと扱いやすいボディサイズをキープしながら、よりスタイリッシュなエレガントスポーツカーへ進化。2015年に登場した3代目では、伝統を受け継ぎながら、よりシャープなスタイリングとなりました。
2019年のマイナーチェンジでは、立体的なハニカムグリルを採用し、フラッグシップスポーツカーである「R8」のエッセンスを取り入れています。また、搭載される2.0Lターボエンジンの出力も向上しました。3代目TT後期型のラインナップは、2ドアクーペの「TTクーペ」と2ドアオープンカーの「ロードスター」の2タイプです。また、上級スポーツグレードの「TTS」や高性能スポーツモデル「TT RS」も用意しています。
TTをAI査定
TTをAI査定すると「329万円」という結果になりました。(2023年1月5日現在)
また、AI査定の結果ページには、「LOW」「MIDDLE」「HIGH」の3段階で価格帯が表示されています。今回AI査定したアウディ TTの価格帯は、LOWが69万円、MIDDLEが329万円、HIGHが698万円でした。このことからも、中古車市場でも人気が高いことがわかります。
TTの相場価格推移
TTは、扱いやすいコンパクトサイズのスタイリッシュなプレミアムスポーツカーであるため、相場が安定している傾向がみられます。
相場の動きを見てみると、時間の経過と共に評価額が下がり、モデルチェンジがされると査定額も大きく動く傾向です。つまり、一般的な車と同じ相場の動きとなっています。
そのため、売却を検討しているのであれば、現行型が販売されているタイミングで手放す方が高く売れる可能性が高いといえるでしょう。
またTTは、高性能モデル(TTSやTT RS)、四輪駆動の「quattro」が採用されているグレード、S lineパッケージ装着車、特別仕様車や限定車などの評価が高いです。もし、新車・中古車問わずTTを購入するのであれば、売却時に高く売れるグレードやオプション装着車を選んでおくと良いでしょう。
さらに「cars MARKET」で出品も可能!
さて、AI査定の結果や相場の推移を参考に、所有している車を売却したいと思った時には「cars MARKET」での出品がおすすめです。
「cars MARKET」はcarsが展開する車のマッチング売買マーケット。カーオーナーはAI査定の相場を参考にしながら希望価格で売買マーケットにオンラインで出品することができます。
出品後、購入希望者が出品車両に購入の申し込みをすればマッチングが成立します。多数の仲介業者を介する一般的な売買プロセスとは異なり、直接マーケット上で取引を行えるので、売却希望者は高値で出品することができます。また、購入希望者も条件にあった車を出品金額から選べるため、リーズナブルに購入することも可能です。
しかし、オンラインで高額な車の売買取引を行うのは不安なもの。実際にフリマサイトでも売買時のトラブルは少なくありません。しかし「cars MARKET」では、自動車売買のプロフェッショナルであるcarsエージェントが取引を仲介します。購入希望者と出品者が直接やり取りする必要はありませんのでトラブルの心配もなく「すべておまかせ」で売買が完了します。
「cars MARKET」を活用すれば、中古車買取業者のマージンが考慮された査定額や新車購入時の下取りで希望価格を下回る査定額に悩む必要はもうありません。希望額での車の売却が実現できます。
まとめ
アウディを代表するモデルでもあるプレミアムコンパクトスポーツカー「TT」は、半円形をモチーフとしたスタイリングや独自の四輪駆動システム「quattro」などの個性が評価されているため、相場が安定している傾向がみられます。
相場の動きは、一般的な乗用車と同じように、時間の経過と共に下がっていくのが特徴です。そのため、売却を検討しているのであれば早めに手放す方が高く売れるでしょう。
もし、現在の相場を知りたいのであれば、価格帯も表示される「AI査定」がおすすめです。「AI査定」を有効に活用して売却時期を見きわめてみてはいかがでしょうか。