コンパクトカーは、運転がしやすく、日常使いに適している車であるため、さまざまなユーザーから人気の車です。そこで今回は、数あるコンパクトカーの中でもおしゃれなモデルを5車種ピックアップし、各モデルの特徴を紹介します。
ここで紹介しているコンパクトカーは、5ナンバーサイズのモデルだけでなく、3ナンバー登録となるものの扱いやすい大きさのモデルも含めて紹介しています。コンパクトカーを探している方や、コンパクトカーの中でもひと味違ったおしゃれなモデルを探している方は車選びの参考にしてみてください。
光岡自動車 ビュート
光岡自動車のビュート（Viewt）は、国産コンパクトカーをベースにしたレトロなスタイリングが特徴のおしゃれなモデルです。外観はレトロなデザインを取り入れていますが、最新のメカニズムを採用しているため安心して乗ることができます。
初代デビュー以来、英国車のようなデザインで人気を博し、30年以上にわたり多くのユーザーから支持されているビュート。
これまで3世代にわたり、日産マーチをベース車両としてきましたが、2023年2月から予約受付を開始した4代目ではトヨタヤリスをベースに採用しています。
最新の4代目ビュートでは、丸型ヘッドライトやリアコンビランプを採用し、前後のメッキバンパーやメッキのフロントグリルなどにより、幅広い世代のユーザーに受け入れられる可愛らしいレトロなデザインとなっています。
光岡自動車は、1968年2月1日に「光岡自動車工業」として富山県富山市で誕生した自動車メーカーで、ビュートの製造・販売を手がけています。国産自動車メーカーであるため、安心して乗ることができる点もビュートの魅力の一つです。
日産 ノートオーラ
日産ノートオーラは、2021年6月に発表され、8月から販売が開始されたプレミアムコンパクトカーです。車の外装・内装に至るまで「上質さ」を追求し、きめ細かな作り込み、上質な素材の触り心地、快適な空間といった感性品質にこだわっています。
また、全車に第2世代の電動パワートレイン「e-POWER」を搭載し、出力やトルクを向上させ、一段と進化したドライビング体験を提供しています。
ノートオーラは、高品質な室内空間によって、プレミアムコンパクトカーらしい印象を与えます。シート素材には、ツイード調の織物と合皮のコンビシート、そして上質な本革シートの2種類があります。
さらに、全席には人間工学に基づき設計された「ゼログラビティシート」を採用し、疲労を軽減するよう配慮しています。また、高級感のある木目調フィニッシャーをインストルメントパネルやシフト周りに採用し、ドアトリムやフロントセンターアームレスト、インストルメントパネルにはツイード調の織物を使用するなど、細部にこだわったデザインが特徴です。
外観は、コンパクトカーのノートと類似していますが、わずかな違いやこだわりのインテリアによって、おしゃれに仕上がっています。
マツダ CX-30
マツダCX-30は、2020年12月に発売された、マツダのデザインテーマ「魂動デザイン」を具現化したエレガントなスタイルと、SUVらしい力強さを融合したコンパクトクロスオーバーSUVです。
この車は、「人生の幅や世界観を広げるクロスオーバー」をコンセプトに開発され、感性を刺激するデザイン、どこへでも気軽に出かけられる機動性、大切な人とゆったり過ごすことができる上質な室内空間、そして安全性能にも優れています。
CX-30は、美しいエクステリアデザインに加えて、運転席を中心に広がる上品なインテリアもおしゃれなポイントです。また、ガソリン車やディーゼル車だけでなく、新しい世代のガソリンエンジン「SKYACTIV X」を搭載していることも注目されています。
このエンジンは、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの良いところを組み合わせたもので、燃費性能とパワーを両立しています。
CX-30は、どんなシーンにもマッチするスタイリッシュなクロスオーバーSUVで、おすすめです。
フィアット 500
フィアット 500は、2008年から日本で販売されている3ドアのコンパクトハッチバック車です。
丸みを帯びたデザインとメッキパーツの配置によって、フレンドリーで愛嬌のある外観に仕上がっています。丸型のヘッドライト、角が丸くなった縦型リアコンビランプ、そしてボディカラーにマッチした同色のインパネなど、内外装におしゃれなアクセントが散りばめられており、イタリア車らしいスタイリッシュな印象を与えます。
また、ミントグリーン、カントリーポリタンイエロー、ボサノバホワイトなど、可愛らしいフィアット 500をより魅力的に演出するボディカラーもあり、個性的なスタイルを楽しめます。
3ドアハッチバックであるため、後部座席への乗り降りは少々手間がかかりますが、リアシートの居住性は十分に確保されているため、実用性に問題はありません。さらに、アバルトというスポーツモデルも展開されており、スポーティーなフィアット 500を求めるならアバルトもおすすめです。
MINI 5ドア（ハッチバック）
MINI 5ドアは、ハッチバックのミニに5ドアモデルが追加されたものです。5ドアになったことで、後部座席へのアクセスや荷物の出し入れが楽になりました。
ミニの魅力は、スタイリッシュで一体感のあるインテリアと外観です。外観は、丸型のヘッドライトやメッキパーツなどでかわいらしさとおしゃれさを兼ね備えています。インテリアは、丸型が基調のデザインで、パーツやメッキを使った装飾でミニらしさを全体に表現しています。
5ドアを選んだ理由は、使い勝手と利便性が考慮されたからです。しかし、3ドアでも不便を感じない場合は、3ドアハッチバックのミニを選ぶのもいいでしょう。また、3ドアにはスポーツグレードの「ジョンクーパーワークス（JCW）」も用意されています。スタイリッシュでスポーティなミニを求める場合は、JCWがおすすめです。
まとめ
この記事では、5つのおしゃれなコンパクトカーを紹介しました。それぞれが異なるスタイリングやインテリアの仕上がりで、コンパクトカーでもさまざまなおしゃれな車が存在することがわかります。
また、この記事で紹介できなかったおしゃれなコンパクトカーもたくさんあるため、車選びをする際には、自分のこだわりポイントを絞り込んで見つけることが重要です。
