カーリースは、契約時にボーナス払いを使うかどうか決められます。
ボーナス払いなしで中古車をリース契約すれば、完全に均等払いで利用でき、毎月の支払額を想定しやすいのがメリットです。一方で月々の支払額が高くなり、負担が増えるので注意しないといけません。
しかし、工夫次第では均等払いでも月額料金を安くできます。
この記事では、中古車をリース契約するときの、注意点やメリット、費用を安くする方法、おすすめリース会社などを紹介します。
【カーリースをご検討中の方へ】
carsでは、月々8,800円〜利用できるカーリースサービス「carsマイカー定額」を提供しています。もちろん、初期費用・頭金0円、税金や自賠責、車検費用など全てコミコミです。
3年の短期契約や、1ヶ月単位でのご契約も可能で(3〜7年の間)、国産車、輸入車と幅広い車種を取り揃えております。お客様のオーダーに沿ってお車を手配することも可能です。
- 費用やプランなど、サービスの詳細を聞きたい
- どんなプランが良いのかアドバイスをもらいたい
- 乗りたいクルマがあるので探して欲しい
などなど、お気軽にご相談ください。
目次
ボーナス払いなしOKのおすすめ中古車リース5選
ボーナス払いなしで利用できるカーリース会社はいくつもあります。ここでは、全国から申込みできるリース会社を紹介します。
- carsマイカー定額
- ニコノリ
- 定額カルモくん
- コスモMyカーリース
- ポチモ
cars マイカー定額
carsマイカー定額は、月々8,000円台〜使えるカーリースです。輸入車、国産車問わず取り扱っており、公式サイトに載っていない車もリクエストオーダーできる柔軟性が特徴です。
ボーナス払いを行うかどうかは、ユーザー側で完全自由に設定できます。
また、7年以内の間であれば1ヶ月単位での申し込みも可能なため、契約期間の融通が効くのも大きなポイントです。
初期費用完全無料で車に乗れる便利なサービスです。
気になる方は公式サイトをご覧ください。
ニコノリ
画像引用:ニコノリ
ニコノリは電話やメールで契約手続きができ、全国どこへでも車を納車してくれます。
台数は限定されますが、新車でも納車期間は最短14日です。全国に11,000箇所も整備工場を持っており、どこの工場でも車のメンテナンスを受けられます。
もちろんボーナス払いなしの頭金0円でリース契約が行えるので、初期費用を抑えられます。カーリース特化型の自動車保険が利用できるので、自賠責保険や任意保険でカバーできない範囲の保障もされています。
カーリース会社の中でも、ニコノリは契約終了後に車の買取が選択できる会社です。カーリース契約が終了した後は、車の返却、契約延長、買取の3つから選びます。買取だと、車が契約者の所有物となり自由に使えます。買取後は、運転距離制限はなく、好きなようにカスタマイズするのも自由です。
定額カルモくん
画像引用:定額カルモくん
定額カルモくんは、頭金不要、ボーナス不要、メンテナンス費用や保険料などが不要で、月額1万円台からリース契約できます。消耗品や車検の費用が含まれているメンテナンスパックも選べます。用意されている車はすべてが国産車であり、どの車もメーカー保証付きです。
メンテナンスパックを利用したときのメンテナンス費用は、毎月定額であるため、定額以上のお金がかかりません。契約した車の納車では、車を自宅まで届けてくれます。家まで車を届けてくれるので、ディーラーや最寄りの販売店まで出向く必要がありません。
定額カルモくんでは、もらえるオプションを用意しています。リース契約が終了した後は、追加料金なしで契約した車がもらえるオプションです。契約期間7年以上の新車のみもらえるオプションをつけられます。もらえるオプション利用時は、契約料金に毎月いくらか定額が加算されます。
ちなみに、審査に落ちた場合は別のプランを提案してもらえます。他のプランならば、契約できる場合もあるので、一度審査に落ちてもリースで車を使える可能性があります。
コスモMyカーリース
画像引用:コスモMyカーリース
コスモMyカーリースでは、リース契約するときに予算に合わせて頭金やボーナスの有無を選べます。3つのメンテナンスパックが用意されており、どのパックを利用してもガソリン代がリッターあたり数円値引きされます。値引きはコスモカードで支払った場合のみです。
そして、契約終了時は同じ車を再リース、乗り換え、買取、返却の4つから選べます。乗り換えも選択できるので、ライフスタイルの変化に応じた車を選ぶこともできます。また、9年契約ならば、契約終了時に車をもらうことができる、もらえるパックの選択も可能です。
豊富なオプションが用意されています。利用できるオプションは、カーナビやETC、希望ナンバー、メーカーオプション、ディーラーオプションです。
以下の状況に当てはまる人は、リース契約の中途解約ができます。
- 家族構成変化にともなう乗り換え
- 運転免許返納
- 海外赴任
- 病気や怪我
- 亡くなる
通常カーリースは契約後の解約はできませんが、コスモMyリースならば状況に応じて中途解約ができるので、万が一のときに契約を続けずに済み安心です。
ポチモ
画像引用:ポチモ
ポチモは新車も中古車もリース可能なカーリースです。国産車を扱っていて、取り扱い台数が多く、豊富な車の中から選べます。申込みから契約までオンラインで完了するため、自宅にいながらカーリースサービスを利用できます。納車前には点検整備を行うので、整備された安全な車に乗れます。
コーティングされている車が納車され、汚れがつきにくくなっており洗車しやすいです。契約期間中は、アポロステーションで給油するとガソリンがリッター7円割引されます。ちなみに契約の車は、走行距離制限がなく距離を気にして乗る必要がありません。
リース契約終了後は、車の返却や乗り換えを選べます。車を返却すると、査定額によってはキャッシュバックを受けられます。キャッシュバックサービスがある、珍しいカーリースです。もちろん、査定額が低いと、キャッシュバックなしの可能性が高いです。
ボーナス払いなし(均等払い)の中古車リースの注意点
ボーナス無しの均等払いで中古車リース契約を行うときは、「ボーナス払いなし(均等払い)」と「中古車リース」のそれぞれに注意点があります。
ボーナス払いなし(均等払い)契約の注意点
まずはボーナス払いなし(均等払い)の方の注意点から見ていきましょう。具体的には以下のとおりです。
- 月額が高くなる
- 車の選択肢が狭くなる
月額が高くなる
毎年2回のボーナス払いなしでリース契約を行うと、契約金総額を契約月で割った金額が毎月の支払額です。ボーナス分の支払いがないので、均等払いだと毎月の支払額が若干高くなります。
カーリースは基本的に年単位契約を行うようになっており、長い期間毎月支払っていかないといけません。急な出費や大きな怪我で収入が減ると、支払いが厳しくなることも考えられます。リース契約後に途中でボーナス払いありに契約内容を変更することはできません。
月額の支払金額が高くなれば、家計に対する負担が増えるので支払いを続けられるかどうか考えましょう。無理なく支払える月額で契約するようにしましょう。
車の選択肢が狭くなる
ボーナス払いなしでの契約だと、ボーナスありの契約よりも月額料金が高くなりやすいです。そのため、グレードの高い車だと予算オーバーになるかもしれず、リース契約時の車の選択肢が狭まる可能性があります。予算によっては、グレードの高い車や、契約金額の高い車は選びにくくなるでしょう。
もちろん、ボーナス払いありの契約にすれば、ワンランク上の車を選べる可能性は高まります。しかし、無理してボーナス払いありにすると、生活を圧迫して支払いをできなくなるかもしれません。自分の収入に合わせた身の丈にあった車を選ぶことが大切です。無理な支払い計画のリース契約は避けるようにしましょう。
中古車リースの注意点
続いては「中古車リース」のほうの注意点です。具体的には以下の通りです。
- コンディションに個体差がある
- 車は在庫の中からしか選べない
コンディションに個体差がある
中古車である以上、車ごとにコンディションは違います。場合によっては、メーカー保証が切れている車も用意されているかもしれません。どうしても前オーナーのメンテナンス状況に応じて、個体差が出るので、実際に乗ってみないと車の状態はわかりません。
中古車は新車に比べると故障が発生しやすいです。長い期間契約して、何年も同じ車を使う中古車リースでは、故障時の保証制度やメンテナンスの内容などは、契約前に確認しておいたほうが良いでしょう。年式が新しい車だと、新車保証が残っている可能性があるので確かめてみましょう。契約プランでは、どこまでメンテナンスされるのかも見ておいた方が良いでしょう。
車は在庫の中からしか選べない
新車リースの場合は、カラーやメーカーオプションなど、自由にオーダーすることが可能ですが、中古車リースだと、リース会社が所有する車からしか選べません。希望車種が見つかったときでも、選べるグレードやボディカラーは限られます。
オプションも選べず、カーナビやETCがつけられない場合がほとんどです。一部の中古車リース会社では、有料ですがオプションパーツを用意しています。どうしてもオプションをつけたいとなれば、新車のカーリースを選んだ方がいいでしょう。
ボーナス払いなし(均等払い)で中古車リースを選ぶメリットは?
これまで注意点から先にお伝えしましたが、「ボーナス払いなし」の「中古車リース」のそれぞれには、デメリットを帳消しにするぐらいの強いメリットもあります。
続いては、そちらを見ていきましょう。
ボーナス払いなし(均等払い)契約のメリット
まずは「ボーナス払いなし(均等払い)」のメリットを見ていきましょう。具体的には以下の通りです。
- 「定額で利用できる」というカーリースのメリットを強く実感できる
- ボーナスが減っても影響ない
「定額で利用できる」というカーリースのメリットを強く実感できる
カーリースといえば、毎月の定額を払えば利用できるサービスです。ボーナス分の支払いがなければ、契約終了まで毎月同じ支払額で利用できます。毎月変わらない料金で利用できるというのは、ボーナス払いなしの大きなメリットでしょう。
また、カーリースは税金や保険料なども毎月の金額に含まれるので、自動車税や自賠責保険料などを請求される心配がありません。車を使う中での急な出費がないので、家計を圧迫しないで済みます。
ただし、月額料金が安すぎるリース契約プランだと、プランに含まれていない料金を後で請求される可能性があります。例えばオイル交換や消耗品交換などです。
契約するときは、税金や保険、メンテナンス費用が月額に含まれているのか確認しましょう。
ボーナスが減っても影響ない
毎年のボーナスがいくらもらえるかは所属する会社の業績に左右されます。業績によってボーナス額が減る年や、支給されない年もあるかもしれません。
ボーナス払いありで契約すると、途中でボーナス払いなしにすることはできません。ボーナス払いありでの契約後に、ボーナスがもらえない場合でも、毎月決められた金額をリース会社に支払わないといけません。ボーナスが入らない分を家計から捻出して支払わないといけないので大変です。
しかしボーナス払いなしの均等払いで契約すれば、ボーナスの有無でリースの支払いが苦しくなることはないです。会社の業績悪化や転職でボーナスが入らない年があっても安心です。
しかも、ボーナスが入ったならば、カーリースの支払い以外で使用できます。自由にボーナスが使えるので、家計の助けになる場合も多いでしょう。
中古車リースのメリット
続いては中古車リース特有のメリットです。
- 納車が早い
- 短期のプランも選べる
- 制約が少ない場合が多い
納車が早い
新車をリースするときは、契約者の希望を聞いた後に車を発注するので、納車まで1~2ヶ月ほどかかります。中古車であれば、リース会社が保有する車を契約者あてに納車するので、あまり時間がかかりません。遅くても3週間ほどで手元に車が届きます。
できるだけ早く車を使いたいというならば、中古車が選択肢になるでしょう。車検が切れそうなので、早めに次の車に乗りたいという場合にも中古車リースが使えます。
ただし、整備してから納車となるのが一般的なので、契約してから数日後に納車をするのは無理です。中古車でも数週間の期間が必要であると構えておきましょう。
短期のプランも選べる
新車リースは年単位での契約が一般的です。しかし、中古車リースだと短期間での契約プランも用意されており、最短1ヶ月から契約できる場合も多いです。
レンタカーを1ヶ月利用するとなれば、高いと10万円以上の費用がかかります。しかし、中古車リースだと、1ヶ月契約でも安いと3万円程度で契約できるのでリーズナブルです。通院や出産などの短期で車を使いたいときに便利なサービスです。
短期間の契約でも、契約終了後は車をリース会社に返却する形となります。そのまま契約延長もできるので、必要な期間が長くなったら延長して対応できます。
制約が少ない場合が多い
新車リースは、車の価値を保つために走行距離制限やカスタム制限を設けられていることがほとんどです。
一方、中古車リースではこれらが撤廃されていることも多く、制約が少ないのが特徴です。
短期間で車を使うときにも、距離を気にせずに車に乗れます。ただし短期間で走行距離が短い場合は、距離制限のあるリースプランでも良いでしょう。距離制限なしのプランだと、制限ありのプランよりも費用が高くなる場合が多いです。
ボーナス払いなしのカーリース費用を安くする工夫は?
先述の通り、ボーナス払いなしのカーリースは月々の支払いが高くなるのがデメリットです。では、このデメリットを軽減するにはどうすればいいのでしょうか?
考えられる工夫は以下の通りです。
- 契約年数を長くする
- 頭金を用意する
- 軽自動車を選ぶ
契約年数を長くする
前提として、カーリースは契約期間を長くするほど月額費用は安く収まります。この点に着目し、もし契約期間を長く設定できるのであれば、長期契約のほうが月額面では有利です。
カーリース会社によっては、7年や9年、11年での契約も可能です。
ただし、注意点として。カーリースは中途解約が原則できません。途中で解約すると、解約違約金を支払わないといけません。無理な金額で契約して、途中で費用が払えなくなって解約違約金を払う結果になりかねません。
この辺のバランスを考え、契約期間は決めるようにしましょう。
頭金を用意する
月額費用を安くするには、頭金を用意することも有効です。
頭金の金額が、契約料金から引かれるので、引いた金額を契約月で割った金額が月額となります。頭金分引いて計算されるので、リース料金を安くできます。
用意する頭金の額はいくらでも構いません。一般的には契約金額の10~30%ぐらいの金額が頭金の額です。
ただし、無理して多額を用意する費用はなく、生活を圧迫しない金額を頭金として用意しましょう。
軽自動車を選ぶ
カーリース会社が用意している車の中で、一番安い車を選べば、それだけ契約金額が安くなるので、月額料金を下げられます。リース契約できる車の中でも、多くのリース会社で一番安く設定されているのが軽自動車です。軽自動車ならば、安い金額で契約できるでしょう。
最近の軽自動車は性能が上がっており、燃費性能も向上しています。マイルドハイブリッドやフルハイブリッド対応の軽自動車もあります。また、快適性能も高まっており、軽自動車ながらも車内は広いです。軽自動車を契約しても、満足できる性能でしょう。
限りなく月々定額で車に乗るためのカーリース活用術
車を利用するとなれば、タイヤやオイルの消耗品交換、点検整備のメンテナンスを行わないといけません。また税金や保険料も支払いますが、カーリースならば、契約金額に税金や保険料が含まれており、初期費用が発生しません。
カーリースを利用して毎月定額で車に乗るならば、消耗品交換や整備点検費用が発生しないようにしましょう。通常のプランだと消耗品や整備点検の費用が必要です。しかし、メンテナンスパックならば、消耗品代金や整備点検費用が含まれているので、その都度契約金額とは別に払う必要がありません。月額料金でカバーできるので、定額で車に乗れます。
メンテナンスパックでも、どこまでの費用をカバーできるかはプランによってさまざまです。リース会社によっては、いくつかのメンテナンスパックを用意しています。定額で車に乗るならば、消耗品から整備点検の費用まですべて含まれるメンテナンスパックで契約するようにしましょう。
まとめ
中古車リースは、ボーナス払いなしの均等払いで契約できます。ボーナス払いなしだと、ボーナス分の支払いをしないで済むため、毎月の支払額が計算しやすいです。また、支給されたボーナスは、リース代金以外に使えるので、家計の足しにすることも可能です。
リース会社によっては、中古車を契約すれば短期のプランも選べるので、短い期間だけ車を使いたいときに便利でしょう。
リース契約での月額費用を安くしたいというならば、契約期間を長くして、一番安い車で契約するようにしましょう。頭金が用意できれば、さらに月額費用を下げられます。中古車をボーナス払いで契約できるカーリース会社はいくつもあり、全国から申込み可能な会社も見つかります。