カーリースの審査が甘い会社はある?審査対策としてできる工夫は?

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  • 更新日:2024/10/10
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カーリースを利用するには、審査に通過しなければなりません。定額制で新車に乗れるカーリースに魅力を感じていても、何らかの理由で審査に不安があるため利用をためらうこともあるのではないでしょうか。

そこで、審査が甘いカーリース会社はあるのか、また審査項目や審査に通る可能性を高めるための対策などについて詳しく解説します。

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カーリースの審査が甘い会社はあるのか?

カーリースの審査における審査項目や、通過できる基準などは公開されていません。そのため断言はできませんが、リース会社によって取り扱う車種やプランが異なるため、審査基準も変わる可能性があります。

高額な輸入車メーカーのディーラーが提供するリースの場合、審査の対象になる金額が大きくなるためその分審査は難しくなるでしょう。一方リーズナブルなモデルを取り扱うカーリース会社であれば、審査が比較的甘い可能性があります。

カーリースの審査が甘い会社の特徴

審査が甘いカーリース会社には、以下の共通点があります。

  • 中古車リースがある
  • 7年以上の長期プランを用意している
  • 自社審査を行なっている

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

中古車リースがある

新車だけではなく、中古車の取り扱いがあるカーリース会社は審査が甘い可能性があります。

一般的に中古車は新車よりも車両本体価格が安いのでリースの月額料金も抑えられ、新車リースよりも審査のハードルが下がるためです。

月額費用は安くなるほど、審査のハードルも下がるものと考えられます。

7年以上の長期プランを用意している

カーリースの月額料金は、リース料の総額を契約年数で割って算出します。そのため、契約期間が長いほど月額料金は安くなる仕組みです。長期契約になるほど年収に対する返済金の割合である返済比率が抑えられるため、審査に通りやすくなる可能性があります。

ひとつの目安となるのが、7年以上です。今では新車リースであれば10年以上の契約期間を用意しているカーリース会社もあるので、審査が甘いカーリースを探しているのであれば長期契約が可能な会社を狙うのもひとつの方法でしょう。

自社審査を行なっている

一般的にカーリースやカーローンの審査は信販会社を通すため、信用情報がチェックされます。信用情報とは過去の金融取引に関するデータを指し、クレジットカードやローンの返済状況のほか、延滞や債務整理といった金融事故の記録が含まれます。

ただし、中には信販会社を通さない「自社審査」をしているカーリース会社もあります。自社審査の場合はそのカーリース会社の独自の基準で審査を行い、信用情報が照会されないことがほとんどなので、ほかでは審査落ちの場合でも審査に通るケースがあるのです。

自社審査をしているカーリース会社は、比較的審査が甘いと考えていいでしょう。

カーリースの審査では何が見られる?

カーリースの審査で見られる項目は、どの会社でもほとんど変わりありません。一般的には以下の6点がチェックされます。

  • 年収
  • 属性
  • 信用情報
  • 保有資産
  • 借入状況
  • 年齢

各項目について解説します。

年収

年収はカーリースの審査において、必ずチェックされる項目です。年収が高いほど安定して月額のリース料金を支払えると判断されるため、審査に有利になります。

一般的に審査通過できる目安といわれる年収は200万円程度からといわれていますが、これ以下の年収なら絶対に通らないというわけではありません。選択する車種やそのほかの条件で通過できるケースもあります。

属性(雇用形態など)

一般的にリース契約は複数年にわたる長期契約であるため、契約期間を通して確実に支払いが継続できるかが重視されます。

そのため安定性が高い正社員や公務員は、審査に有利になる傾向があるといわれています。逆にアルバイトやパートといった非正規雇用の場合、収入が不安定と見なされ審査には不利になりがちです。無職の方や学生、年金受給者、専業主婦(主夫)なども同様です。

信用情報

自社審査ではないカーリースの場合、信用情報は必ず確認されます。

ローンなどの返済遅延や債務整理などの事故情報が信用情報に載っている「ブラック」と呼ばれる状態の場合、審査通過は極めて難しいといって過言ではありません。今現在安定収入があっても、リスクが大きいと判断されるからです。

保有資産

不動産や株式などの保有資産も、審査に影響を与えます。万が一リース料金の支払いが滞った際に、資産を担保にして返済が継続できる可能性があると判断されるからです。

十分な年収があれば資産がそれほど重要視されることはありませんが、審査に通過できるかどうかぎりぎりのラインの場合などは保有資産が有利に働くこともあります。

借入状況

現在の借入状況も、カーリースの審査で確認される項目のひとつです。すでにショッピングローンやカードローンなどの借入がある場合、審査に不利になる可能性があります。

カーリースの審査時には、返済比率がチェックされるからです。返済比率は年収に対する返済金の割合であり、25~30%程度が上限といわれています。

返済比率はそのときの審査対象になっている金額だけではなく、すべての借入で判断されます。ほかのローンのほか、奨学金やクレジットカードのリボ払い、キャッシング枠なども含まれるため、注意が必要です。

返済比率の上限を超えると支払いが厳しくなると見なされ、審査通過は難しくなるでしょう。

年齢

カーリースの審査では、申込者の年齢も見られます。一般的に、若年層や高齢者は審査が厳しくなると言われています。若年層は社会人としての年数がまだ短いため収入が十分でない、安定していないと見なされることが多く、支払能力の面でリスクがあると判断されがちです。

高齢者の場合、収入が年金に限られるケースで特に不安視される傾向があります。

申込対象年齢であれば審査申し込みはできるものの、審査に申し込める=審査通過ではないことを理解しておきましょう。

カーリースの審査対策としてできる工夫

審査に不安がある場合、月額費用を抑えたり、信用情報を事前に確認したりするなど、いくつかの対策を講じることが可能です。ここでは、審査を通過するためにできることをご紹介します。

具体的には以下を心がけてみるといいでしょう。

  • 月額費用が安くなるプラン設計を行う
  • 信用情報を調べておく

月額費用が安くなるプラン設計を行う

一般的に月額費用が安いほど、審査に通る可能性が高まります。そのためカーリースの審査を通過するには、月額費用をどれだけ抑えられるかがポイントとなるでしょう。

月額費用を抑える方法としては、契約期間を長くするほか、安い車種を選ぶ、車のグレードをワンランク下げるなどがあります。また、手元の資金に余裕があれば頭金を入れるのもいいかもしれません。

カーリースは初期費用なしで利用できるのがひとつのメリットではありますが、審査に不安がある場合は頭金を入れることで審査対象になる金額が抑えられ、審査のハードルを下げることにつながります。

信用情報を調べておく

過去にローンの返済を滞納した、任意整理したなど、心当たりがある場合は信用情報を確認しておきましょう。信用情報に事故情報があると審査にはほぼ通らないのは、先述のとおりです。ただし、事故情報は永遠に掲載されるわけではなく、一定期間を経過すると消えます。

消えるまでの期間は事故の種類や信用情報機関によっても異なりますが、長期延滞や任意整理の場合は完済後5年、自己破産、個人再生の場合は決定から最長7年です。

信用情報に不安がある場合は信用情報を確認し、事故情報がクリアになるのを待ってから審査に申し込むことをおすすめします。

カードローンが通らない人もカーリースに通るって本当?

カードローンの審査に通らなかった方でも、カーリースの審査には通ったという声も少なからずあります。

カードローンが通らない人もカーリースの審査に通る場合がある

カードローンの審査に通らないからといって、カーリースも審査落ちするとは限りません。

審査があるのはいずれも同じですが、カードローンとカーリースは目的が異なることに加え、審査はそれぞれ異なる基準で行われるためです。そのため同じ経済状況で、審査対象になる金額が同じであっても結果が異なることはあり得ます。

カードローンが通らない人もカーリースの審査に通る理由

カードローンが通らない方がカーリースなら審査に通ることが理由としては、以下の点が挙げられます。

カーリースは総量規制の対象外だから

総量規制とは、貸金業者において「個人に対して年収の3分の1を超える貸付をしてはならない」という、貸金業法に基づく制限です。年収300万円としたら、貸金業者から借入できるのは最大100万円、ということです。

カードローンはこの総量規制が適用されるため、既にほかのカードローンなどで借入があると金額によっては審査に落ちることがあります。

しかし、カーリースは「車を借りる」サービスであり、借金ではありません。そのため総量規制の対象外であり、カードローンでの借り入れがある場合でも審査に通る可能性があるのです。

クルマが担保になるから

リース車両の所有者は契約者ではなく、カーリース会社です。契約者の支払いが滞った際車を引き上げることが可能であり、車が担保になります。

対してカードローンは、無担保です。そのためカーリースは無担保のカードローンよりも審査が甘い傾向があり、カーローンの審査は無理でもカーリースなら通るケースがあると考えられます。

カーリースの審査に落ちてしまった場合の対策は?

カーリースの審査に落ちた場合、そのまま何の対策もせずに再チャレンジしても審査通過は難しいでしょう。できる限りの対策をしてから再度申し込むことが大切です。

対策方法として、以下4つの方法をご紹介します。

  • クルマやプラン設計を見直す
  • 他のリース会社に申し込む
  • 借入状況を健全化してから申し込む
  • 時間を置く

クルマやプラン設計を見直す

審査に落ちたら、改めてプランを見直してみましょう。収入に対して月額費用が高すぎる車やプランを選んでいると、審査に落ちる可能性があります。

契約期間を長くする、車種をより安いものに変更する、あるいはグレードを下げるなど、月額費用を減らすことで、次回の審査で通る確率を上げられるかもしれません。

他のリース会社に申し込む

審査基準は公開されていないため、カーリースの会社ごとに異なる可能性があります。ひとつの審査に落ちたからといって、ほかの審査に絶対に通らないわけではありません。

リース会社を変えることで審査に通過する可能性もあるため、再度チャレンジする際にはほかのリース会社に申し込むのもいいでしょう。特に自社審査のカーリース会社なら、それまでと同じ条件でも審査に通るケースも皆無ではありません。

借入状況を健全化してから申し込む

クレジットカードのリボ払い残高を減らす、あるいはカードローンを完済するなど、借入額を減らすことで、返済比率が下がり、審査に通過できる可能性もあります。

返済の見通しが立つまで待ってから、カーリース審査を申し込むといいでしょう。

時間を置く

短期間に何度もカーリースやクレジットカード、ローンの審査などに申し込むと、「申込みブラック」と呼ばれる状態になることがあります。

申込みブラックは、信用情報機関に頻繁な申込み記録が残ることでリース会社や金融機関に「短期間で複数の申込みをしている=資金繰りに困っている」と判断され、審査に通らない状態を指します。

一度審査を受けたら、次の申し込みまでは6ヶ月程度の期間を置くことをおすすめします。

カーリースの審査に不安がある人向けのおすすめ車種4選!

審査に不安がある方でも、月額費用が安く、維持費がかからない車種を選ぶことで審査通過の可能性が高まります。ここでは、コストパフォーマンスに優れたおすすめの4車種をご紹介します。

ダイハツ ミライース

自家用乗用車の最安モデルが、ダイハツ「ミライース」です。エントリーグレードは80万円台、予防安全機能「スマートアシスト」搭載モデルでも100万円を切っており、車の高額化が進む中でも軽自動車に求められる経済性を追求したモデルといえます。

カーリースにおいても最安値の月額料金となっていることが多く、月額1万円以下というリーズナブルな価格で利用できることも少なくありません。

また、WLTCモード燃費は2WD車で25.0km/L、4WD車で23.2km/Lを実現しており、ランニングコストが抑えられるのも魅力です。

ホンダ N-BOX

ホンダ「N-BOX」は軽スーパーハイトワゴンを代表するモデルで、軽自動車の域を超える広い室内空間に後席スライドドアを組み合わせ、優れた乗降性と利便性を備えた1台です。

2023年10月に登場した現行型は乗り物酔いをしにくくする工夫が取り入れられるなど、よりファミリーに優しいモデルへと進化しました。サイドライニングにくぼみを設け、高齢者や小さな子供でも乗り降りしやすいように配慮されているのもポイントです。

軽自動車としては高額な車種ではありますが、普通車よりも維持費が抑えられることに加え、人気なので「特選車」などの限定プランやキャンぺーンの対象になっていることも多く、お得に利用できる可能性があるモデルといえます。

スズキ ハスラー

涙目のようなヘッドランプが印象的な、軽クロスオーバーモデルのスズキ「ハスラー」。ユニークで愛嬌のあるエクステリアデザインや使い勝手の良さで、幅広い層に人気があるモデルです。

カラーバリエーションも豊富であり、車で個性を表現したい方におすすめ。また、全車にマイルドハイブリッドシステムを搭載し、環境性能、燃費性能が高くコストパフォーマンスに優れています。4WD車にはスノーモードやスタック時の脱出性能を向上させる「グリップコントロール」が備わっており、荒れた路面もこなせる走破性を有しているため、雪国の方にもぴったりです。

ダイハツ タフト

ダイハツ「タフト」は、武骨さのあるタフギア感あふれる軽SUVです。張り出したフェンダーや大径タイヤが存在感を表現。アウトドアによく似合うスタイルで、男性にも多く選ばれています。

タフトの魅力は、デザイン以外にもあります。特筆ポイントは、前席上に広がるガラスルーズ「スカイフィールトップ」が全車標準装備であること。ガラスルーフを標準装備する軽自動車は、ほかにありません。別次元開放感の中でドライブが楽しめます。

軽自動車なので月額料金も手軽です。サンルーフ装着モデルに興味があるけれど普通車は高すぎる、というニーズも満たしてくれる1台といえるでしょう。

まとめ

カーリースの審査に落ちたとしても、すぐにあきらめる必要はありません。より長い契約期間を用意していたり、中古車の選択肢があったりするカーリースを選ぶことで、審査通過ハードルを下げられる可能性があります。

審査に通るかどうか、審査が甘いかは申し込んでみないとわからないのが現状です。不安があればできるだけの対策をしたうえで、まずは申し込んでみましょう。

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