学生でも審査に通りやすいカーリースは?おすすめ車種と併せて紹介!

購入
  • 更新日:2024/11/13
  • 177

カーリースは、初期費用なし、月々の定額払いで好きな車を利用できるサービスですが、契約には審査が必要です。学生の場合、安定した収入がないことから審査に不安を感じることもあるかもしれません。

この記事では、学生でも審査に通りやすいカーリースの特徴や対策、おすすめの車種などを詳しく解説します。

学生だとカーリースの審査に通りにくい?

学生か否かに関係なく、審査に通らないとカーリースは利用できません。ただ、学業が本分である学生は社会人と比較するとカーリースの審査に通りにくい傾向があるといえます。

その理由について、以下で詳しく見ていきましょう。

カーリースは安定した収入がないと審査に通りづらい

カーリースは、一般的に複数年の長期間にわたる契約です。新車リースの場合、契約年数が10年を超えるケースも少なくありません。そして、原則カーリースは中途解約不可です。

そのため、リース会社は契約期間を通して月額料金を払い続けられるかどうかを重視します。学生の場合、アルバイトなどである程度の収入を得ているケースもありますが、あくまでも学業が本分です。そのため安定した収入があるとはみなされにくく、審査のハードルが上がる傾向があります。

カーリースの審査で見られるポイント

カーリースの審査では、主に以下の点がチェックされます。

  • 年収
  • 属性(雇用形態など)
  • 信用情報
  • 保有資産
  • 借入状況
  • 年齢

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

年収

年収は、審査項目の中でも特に重視されます。一般的に、年収200万円以上が審査通過の目安とされていますが、学生の場合はこの基準を満たすのが難しいケースが多いと思われます。

ただし、これはあくまでもひとつの目安に過ぎず、年収200万円未満では絶対に審査に通らない、というわけではありません。年収は審査で重要視されるポイントのひとつではありますが、他の項目も併せて総合的に判断されるため、年収が200万円には足りなくても審査に通るケースもあります。

属性(雇用形態など)

カーリースの審査においては、正社員や公務員といった安定した雇用形態が有利になります。学生や専業主婦(主夫)など、収入を得ていてもアルバイトやパートといった非正規雇用は収入が不安定と見なされ、審査には不利になりがちです。

無職や年金生活の方も、同様の傾向があります。

信用情報

信用情報とは個人の過去の金融取引履歴をまとめた情報で、ローンの返済やクレジットカードの利用状況、支払いの延滞履歴などが含まれます。カーリースに限らず、ローンやクレジットカードなどの審査時には信用情報が確認されるのが一般的です。

リース会社はこれまでの金融取引の履歴から、その人物がきちんと利用料金を支払うと信じるに足りるかどうかを判断します。そのため過去に支払遅延や債務整理といった金融事故を起こしている場合、審査に通過できる可能性はかなり低くなります。

保有資産

銀行預金や投資資産、不動産などの保有資産が多いと審査に有利になることがありますが、保有資産がない、または少ないことだけを理由に審査に落ちることはありません。

審査通過ライン上にある際に、保有資産があると有利になる可能性がある、という性質のものです。

借入状況

カーリースの審査時には現在の借入状況も確認されます。他にローンや借入が多くある場合は審査通過が難しくなるかもしれません。

年収に対する返済金が占める割合を返済比率といいますが、カーリースの場合返済比率が30~35%程度が上限と見なされ、それ以上になると、審査には通過しません。学生の場合は社会人と比較すると収入が低い、または定期収入がないため、他に借入があると審査通過が難しくなる可能性が高いといえるでしょう。

年齢

多くのカーリースが普通免許の取得が可能な18歳から審査申し込みが可能ですが、審査に申し込める=利用できる、というわけではありません。

10代や20代前半の若年層は、社会人であったとしても勤続年数が短いため収入が不安定と見なされがちです。定期収入がない学生は、さらにその傾向が強くなるといえるでしょう。

学生でも審査に通りやすいカーリースの特徴は?

現状では、審査なしで利用できるカーリースはほとんどありません。ただし、審査難易度はリース会社によってそれぞれ異なります。

学生でも審査に通りやすいカーリースとしては、自社リースの取り扱いがあるカーリースが挙げられます。自社リースとは、そのリース会社の独自基準で利用可否を判断するリースです。一般的な金融機関や信販会社などとは異なる基準を設けているため、他のカーローンやカーリースで審査落ちの経験がある方でも利用できるケースが少なくありません。

信販会社を通さないため信用情報の確認がないケースが多く、金融事故の情報が信用情報に掲載されている「ブラックリスト」の状態でも審査に通ることがあります。

そのため、一般的なカーリースよりの審査のハードルが低く学生でも審査に通る可能性が期待できるでしょう。ただし、自社リースは保証金や手数料といった名目で初期費用が必要であったり、月額料金が高めに設定されていて割高になったりすることもあるため、ほかの選択肢と比較しながら慎重に判断することをおすすめします。

学生ができるカーリースの審査対策

自社リースではないカーリースでも、対策しだいで審査通過の可能性を高められるかもしれません。

おすすめの審査対策をご紹介します。

親や兄弟に契約を代わってもらう

親や兄弟など、信用情報がクリアで定期収入がある家族に契約してもらうと、審査に通過できる可能性はかなり高まるでしょう。ただし、この方法には注意点もあります。

一般的に、カーリースの契約者と同居家族が一緒に車を使用するのは問題ありません。ただし、主たる利用者は契約者である必要があります。初めから契約者以外の方がメインで使用することを前提に審査に申し込むと、違法行為である「名義貸し」になるリスクがあるためです。

学生の方がどうしてもメインで車を使用したい、というのであれば契約を代わってもらうのではなく、親や兄弟に連帯保証人を依頼する、という方法もあります。

なお、家族で車を共有する場合は、任意保険に注意してください。運転者限定特約などが付いている場合は適宜見直して、利用実態に合った契約にしておくようにしましょう。

できるだけ安くなるプラン設計を意識する

一般的に、月額料金が安いほど返済比率が下がるので審査のハードルは低くなります。そのため車両本体価格が安い車を選ぶ、グレードを下げるなどプラン設計を工夫してみましょう。

頭金を入れると審査対象になる金額が抑えられるため、アルバイトで頭金にできる程度の資金を貯めてから申し込むのもひとつの方法です。

また、カーリースでは総額を契約月数で割って月々の料金を算出します。契約年数が長いほど月額料金が安くなるので、できるだけ長い契約期間を選ぶのも審査対策として有効です。

カーリースを使う前に理解しておきたい注意点

カーリースは維持費込みの定額制で利用できる、初期費用なしでカーライフが始められるなど学生にとってメリットが大きい車の乗り方ではありますが、いくつか注意点もあります。

  • 中途解約は原則不可
  • 原状回復義務がある
  • 一部利用制限がある

この3つは、特に気を付けたいポイントです。

中途解約は原則不可

カーリースは、原則として中途解約ができません。また、いったん契約を締結したら契約内容の変更も不可のケースがほとんどです。全損などで車を使用できなくなるなどやむを得ない理由で中途解約するとなると、まとまった金額の違約金を請求される可能性があります。

契約年数が長くなるほど月額料金は安くなりますが、同時に中途解約のリスクも増えるといえます。学生の場合は特に数年後就職などで生活環境が大きく変化することもあるため、月額料金とのバランスを見つつ、無理のない契約期間に設定することをおすすめします。

原状回復義務がある

一般的なカーリースでは、契約が満了するとリース車を原状回復したうえで返却する必要があります。経年劣化の範囲を超えるような傷や汚れがある場合、原状回復費用が請求されるケースがあるため注意しましょう。

必要以上に神経質になることはありませんが、できるだけ丁寧に車を使用する、ペットは車に乗せない、車内で喫煙しない、こまめにメンテナンスをするなど、ある程度は車の使い方に気を使う必要はあります。

一部利用制限がある

カーリースは、契約期間中はいつでもマイカー感覚で好きな時に車を使用できますが、あくまでも「車を借りる」サービスであり、所有者はカーリース会社です。最終的にはリース車を返却する前提であり、リース会社は返却時のリース車の予想査定額である残価を基にリース料金を算出しています。

そのため、残価を維持するために、車の使用にはある程度の制限がかかります。まず、車の価値を下げるようなカスタマイズはできません。パネルを変更させる、穴をあけるなど、原状回復できないカスタマイズは原則禁止です。

さらに、走行距離はリセールバリューに大きな影響を与えるため、ほとんどのカーリースでは走行距離制限が設けられます。上限を超えると契約満了時に超過料金が発生する可能性があるため、自分の車の使い方に合った距離設定になっているかどうかは必ず確認しましょう。

なお、今では残価を設定せず、契約満了時に車をもらえるリースもあります。もらえるリースであれば、走行距離制限がないことに加え、車の使い方が制限されません。また、中古車リースも車やサービスによっては走行距離を制限しないケースもあります。

カーリースの審査に不安がある人向けのおすすめ車種4選!

ここでは、リーズナブルな月額料金で審査対策をしつつ、満足度の高いカーライフが送れるおすすめモデルをご紹介します。

ダイハツ ミライース

審査対策を第一に考えて選ぶのであれば、ダイハツ「ミライース」で決まりです。国産自家用車の中では最安値であり、車の高額化が叫ばれる時代にあって80万円台~という手頃な価格を実現しています。

そのためカーリースにおいても最安月額料金となっているケースが多く、月々1万円以下で利用できるサービスも少なくありません。かといって決して「安かろう悪かろう」ではなく、今の時代に求められる安全性や燃費性能を有している1台です。

ダイハツ

ミライース

車両本体価格(税込)

992,200円〜

月額8,250円〜 / 84回(7年)

  • 初期費用・頭金0
  • 法定費用・車検費用0

→【月々8,250円〜】ダイハツ ミライースの詳細はこちら!

ホンダ N-BOX

ホンダの軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」は、ホンダ独自のパッケージング技術によって実現した広々とした居住空間に後席スライドドアを組み合わせ、とにかく使い勝手が良いと定評があります。

スライドドア開口幅がミニバン並みに広いため、乗降性に優れているほか、後席の足元スペースにもゆとりがあり仲間と出かける機会が多い学生にも適しています。

スーパーハイトワゴンは軽自動車の中では高い部類に入りますが、N-BOXは人気モデルのためキャンペーン対象になりやすく、月額料金を抑えて乗れるチャンスもあります。

ホンダ

N-BOX

車両本体価格(税込)

1,648,900円〜

月額16,060円〜 / 84回(7年)

  • 初期費用・頭金0
  • 法定費用・車検費用0

→【月々16,060円〜】ホンダ N-BOXの詳細はこちら!

スズキ ハスラー

SUVタイプのリーズナブルなモデルであれは軽クロスオーバーSUVのスズキ「ハスラー」がいいでしょう。4WD車にはスノーモードや「グリップコントロール」といった悪路走破性を高める機能があり、軽自動車であってもしっかりとした走行性能を有しています。

キュートなエクステリアデザインで男女問わず人気があり、車のルックスにはこだわりたい学生にぴったりでしょう。マイルドハイブリッドシステム搭載で低燃費を実現しており、維持費も抑えられます。

スズキ

ハスラー

車両本体価格(税込)

1,518,000円〜

月額14,520円〜 / 84回(7年)

  • 初期費用・頭金0
  • 法定費用・車検費用0

→【月々14,520円〜】スズキ ハスラーの詳細はこちら!

ダイハツ タフト

同じ軽クロスオーバーSUVでも、よりタフで「カッコいい」車が欲しい学生にはダイハツ「タフト」です。スクエアなスタイル、張り出したフェンダーなど軽自動車とは思えないようなタフギア感あふれるモデルです。エクステリアにメッキをあしらったクールな特別仕様車もあり、男性にもおすすめ。

カモフラ柄のシートなど、インテリアにもこだわりを感じさせます。

ダイハツ

タフト

車両本体価格(税込)

1,320,000円〜

月額12,320円〜 / 84回(7年)

  • 初期費用・頭金0
  • 法定費用・車検費用0

→【月々12,320円〜】ダイハツ タフトの詳細はこちら!

まとめ

カーリースは、車の購入に比べて月額支払いの予測が立てやすく、学生にとっても手軽に車を持てる選択肢ではあるものの、審査に通らならければ利用できません。学生にとってはその点がデメリットといえますが、月額料金が安くなるようにプランを組むなど、対策をすることで審査のハードルが下げられる可能性もあります。

リースの特徴や審査条件をよく理解し、自分に合ったカーリースを選んでスムーズにカーライフを始めましょう!

この記事をシェア

カテゴリー内記事Related articles

cars Enjoy! Smart Life
carsはSDGsに取り組んでいます

Sustainable Development Goals
ページトップへ