ダイハツ　タフトは、アクティブなライフスタイルを提案する軽クロスオーバーSUVです。モデル名は「Tough & Almighty Fun Tool」の略であり、日常からレジャーシーンまで幅広く頼れる相棒であることをコンセプトに開発されました。

その名のとおりタフさを強調したデザインや自然になじむカラーリング、そして全車に標準装備されるガラスルーフ「ガラスフィールトップ」がタフトの特徴といえるでしょう。

今の軽自動車のトレンドを牽引する軽スーパーハイトワゴンのような室内の広さはありませんが、車中泊に適したシートアレンジなどアウトドアやレジャーを楽しむユーザーに向けて設計されており、他にはない魅力を持つ1台です。

タフトのエクステリア（外観）

タフトのエクステリアデザインは、一目で「タフさ」を感じさせる力強いフォルムが特徴です。スクエアなシルエットと高めの車高がアウトドア志向を強調し、近年では希少といえるラギッドなSUVに仕立てています。

リフト感を強調する前後バンパーや張り出したフェンダーに組み合わされた大径タイヤなど、SUV好きの心を刺激するデザインは、タフトが男性にも多く選ばれている理由のひとつといえるでしょう。

メッキのフードガーニッシュなどでエクステリアを好みの雰囲気にアレンジできるパッケージオプションが用意されているほか、よりデザインにこだわってトータルコーディネートされた特別仕様車の設定もあります。

さらに、個性的なボディカラーのバリエーションもタフトの魅力のひとつです。「レイクブルーメタリック」や「フォレストカーキメタリック」、「サンドベージュメタリック」といったアウトドアシーンに映えるアースカラーをラインナップしています。

タフトの室内空間

タフトの室内空間は、「クルースペース」と「フレキシブルスペース」の2つのゾーンで構成されています。前席は快適性を追求した「クルースペース」として設計されており、運転席周りには操作性を重視したスイッチやシフトレバーを配置。車内の随所にあしらわれたオレンジのアクセントカラーやカモフラージュ柄のシートが個性を演出しています。

一方、後部座席と荷室は「フレキシブルスペース」として、多彩なアレンジが可能です。リアシートは簡単にフラットに倒すことができ、大容量の荷室スペースとして活用できるほか、車中泊も可能です。

さらに、荷室には高さ調整可能なフレキシブルボードが装備されており、大型荷物や形状の異なるアイテムも効率よく積み込めます。リアシートの背面とフレキシブルボードの表面には防汚加工が施されているため、汚れた荷物でも気兼ねなく積み込むことができアウトドアやレジャーにも最適です。

タフトの安全性

ダイハツ「タフト」は、全車に標準装備される「スマートアシスト」を中心に、多彩な安全機能を搭載しており、日常の運転から長距離ドライブ、さらには駐車時まで幅広いシーンでドライバーをサポートし、安全性を高めています。

「スマートアシスト」には、衝突被害軽減ブレーキ（対車両・対歩行者）、ペダル踏み間違い時加速抑制装置、車線逸脱警報/抑制機能、標識認識機能、オートハイビームといった基本的な予防安全機能が含まれています。

さらに上位グレードには、高速道路や渋滞時に先行車との距離を保ちながらシステムが加減速をサポートする「全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロール（ACC）」と、ステアリング操作を支援して車線中央付近の走行を維持するようステアリングアシストを行う「レーンキープコントロール（LKC）」が備わります。

また、オプションで駐車支援システム「スマートパノラマパーキングアシスト」の追加が可能です。タフトに搭載されたカメラが駐車スペースを認識し、ステアリング操作を支援してくれるためドライバーは安全確認とアクセル・ブレーキ・シフト操作のみで駐車が可能です。

特に駐車が苦手な方にとって、大きな助けとなってくれるでしょう。

タフトの楽しさ

タフトの大きな魅力といえるのが、「スカイフィールトップ」と呼ばれるガラスルーフです。前席の頭上に大きく広がるガラスルーフを標準装備する軽自動車は、タフトのほかにはありません。

別次元の開放感の中でドライブが楽しめ、日常の移動が特別な体験へと変わります。アウトドアにおいても車内からの星空観察など、新しい車中泊の楽しみ方ができるでしょう。また、紫外線や赤外線をカットするスーパーUV＆IRカット機能や手動で開閉できるシェードも備えており、快適性と実用性を両立しているのも特筆ポイントです。

さらにタフトは走行性能にも優れており、高剛性シャシーと軽量ボディによって安定した走りを実現しています。また最低地上高が190mmと軽自動車としては高く、悪路走破性も備えているため、積雪がある地域の方や未舗装路を走る機会が多い方にもおすすめできる1台といえるでしょう。