e-Powerを搭載したコンパクトカーです。

燃費性能が高く、機能が充実しており、車体が小さいので小回りが利きます。コンパクトカーながらも、前席や後席は広めに設けられています。

フルモデルチェンジによってトルクや出力が向上しており、エンジン効率も高められました。

ノートのe-Power

ガソリンエンジンと、走行用モーター、そしてバッテリーを組み合わせたハイブリッドカーは何車種も販売されています。しかしe-Powerは、ガソリンエンジンは発電にのみ使用。発電した電気をバッテリーに貯めて、その電気で走行用モーターを動かし走ります。

外部から充電する必要なく、長距離走行を行えます。また、燃費が良く、加速性能も抜群。そして、モーターで走行するため車内が静かです。ガソリン車とハイブリッド車の良いところを持ち合わせているのがe-Powerです。

ノートのエクステリア（外観）

SUVのようなダイナミックで流れるようなフロントマスクが特徴的です。Vモーションという日産車特有のデザインとなっており、名前の通りV字型のようにフロント中心から外に行くほど広がるデザインです。ノートのフロントは、グリルとヘッドライトがつながっており、まるで一体化したような見た目になっています。グリルの真ん中には日産のロゴを配置。グリルの中でロゴが目立ち輝きます。

日産ノートは、11種類のモノトーンカラーと、3種類のツートンカラーを用意。ツートンカラーは、フロントガラス。リアガラス、リアクォーターガラス、そしてルーフ部分が色違いとなっておりスタイリッシュです。

リアには大きめのテールランプを左右に横一線に配置。そしてバックドアのセンター部分にNISSANのマークがさり気なく取り付けられています。ランプやロゴなどが配置されていますが、以外にも統一感がありシンプルなイメージを与えます。そしてタイヤに取り付けられているホイールは、刀をイメージさせるような独特のデザインです。

ノートの室内空間

内装は黒を基調とした落ち着いた雰囲気に仕上がっています。室内長は2,030mmとなっており、コンパクトカーながらも普通自動車と同じぐらいの長さです。後部座席にも余裕を持たせており、窮屈になりやすい後席でもゆったりと座れます。コンパクトカーの中では、トップクラスの室内空間の広さ。

メーターディスプレイは7インチディスプレイを採用しました。スピードやバッテリーの残量が表示され、ひと目で判断できます。インパネ部分にはTypeCとTypeAのUSBポートがあるので、スマホが充電できて便利です。センターコンソールに設置されているセレクトレバーは、前後の操作のみでシフト操作が可能です。

そして、ラゲッジスペースは開口口が広く、荷物の積み下ろしがしやすいです。こちらもコンパクトカーの中では、トップクラスの広さとなっており、スーツケース4つを並べて置いておけるほどです。リアシートを畳んで収納スペースを拡大することも可能。沢山荷物をつむようなときには、大いに役立つでしょう。

座席は倒してフラットなスペースを確保できますが、完全にはフラットにはなりません。若干段差が生まれます。天板付きラゲッジアンダーボックスを使えば、段差のないフラットなスペースを確保できます。

ノートの安全性

360°セーフティアシストシステムを採用。さまざまな運転支援システムにより、前後左右と全方位からの安全をサポートしてくれます。

インテリジェントエマージェンシーブレーキは、前方の歩行者や車両を感知して衝突回避をアシスト。踏み間違い衝突防止アシストが、前進時や後退時のアクセルとブレーキペダルの踏み間違えによる急発進を防止。車線逸脱防止支援システムが、車線をはみ出したときに、ブレーキを制御し車線内に戻るようアラートを発信します。

さらにオートブレーキホールド機能を装備。ブレーキペダルを踏み続けなくとも車が停車するので、長い信号や踏切、渋滞などで車が長く停車するときに便利です。

ノートの楽しさ

見た目がスタイリッシュでスポーティーであり、飽きない車です。なによりも燃費が良いので、とくにガソリン代が気になる人にとっては、使いやすい車です。モーターで走行する車でありながらも、加速性能が良く、ストレスを感じさせません。意のままに思い通りの運転ができ、気持ち良い走りを堪能できるでしょう。エコカーに分類される車ですが、こんなに加速が良いと驚かされるかもしれません。

エンジンよりも繊細な制御が可能な駆動用モーター。左右の両方のモーターへ駆動力を絶妙に配分し、快適な乗り心地とハンドリングが体験できます。また、安定性が良いので、高速道路でも安定した走りを見せます。ワンペダルで操作できるアクセルとブレーキは、快適そのものです。一度ハンドルを握れば、運転しやすい車だと感じること間違いありません。