コンパクトカーのノートをベースにして作られた派生モデルがオーラです。ノートのプレミアムモデルとしての位置づけになっており、専用ボディ採用やe-Powerの出力向上などが図られています。出力が上がっているので、力強い走りを体験できます。アクセルを踏んだときに、余裕のあるパワーを感じられるでしょう。

用意されているのはe-Powerを搭載したハイブリッドモデルのみです。2WDモデルだと、どのグレードでも燃費はリッター30km以上と高い燃費性能を実現しました。4WDモデルでも、25km以上と燃費性能が高くなっています。

SPORT、ECO、NORMALと3種類のドライブモードを搭載。SPORTはより力強い加速を体感でき、ECOモードは無駄な燃料消費を抑えて穏やかに加速し、NORMALモードはガソリン車とほぼ同じ走りを楽しめます。

全幅は1,735mmとノートよりも幅が広くなっており、それに伴い17インチホイールが装備されています。ワイド幅なボディに17インチのホイールを装備しており、安定感のある車です。360°セーフティアシストや、運転支援機能などの安全機能を多数装備。安全運転をサポートする機能も充実しています。

オーラのエクステリア（外観）

フロントフェイスは、日産車としての特徴であるVモーショングリルを採用しています。フロント部分のセンターに設置されているロゴを囲むように、V字型のグリルが備わっているデザインです。日産オーラーは、V字型のグリルの左右のフロントフェイスがつながるように配置されています。流れるような見た目となっており、スタイリッシュです。

リア部分は、左右に細長いテールランプを配置し、センター部分にNISSANの文字を設置。ごちゃごちゃしておらず、シンプルに仕上げられています。

そして純正の17インチアルミホイールのデザインが特徴的です。刀を4枚並べたようなデザインで、他の車のホイールと一線を画しています。見る角度でスポークの光と影の見た目が変わる不思議なデザインのホイールです。

オーラの室内空間

車内のパーツには、木目調フィニッシャーやツイード調織物で装飾が施され、豪華な見た目となっています。インパネ部分には、7インチのディスプレイと5インチのメーターディスプレイを左右に並べて配置。インパネで目立つパーツであり、見やすい場所に配置されています。ウレタンを採用したシートは、座ったときに包み込んでくれるようで、快適に利用できます。

ラゲッジルームは、開口部が広く荷物を積み込みやすいです。シートがアレンジできるので、シートを動かして収納スペースを広げることも可能。さらに、カップホルダーやシートポケットなどの、車内の収納場所も多数設置されています。

オプションで、ヘッドレスト一体型のBOSEパーソナルプラスサウンドシステムが取り付けられます。臨場感のあるサウンドを奏でてくれるので、迫力ある音楽を楽しむことができます。

オーラの安全性

全方位運転支援システムの360°セーフティアシストを搭載。前方では、インテリジェント エマージェンシーブレーキが衝突回避をアシストし、後方では後退時車両検知警報が後退時に接近する障害物を検知し警報で知らせます。ふらつき警報が、車両がふらついたときに警報で知らせ、左右の車両にぶつかるのを防ぎます。

その他にも、運転席から見えない前方の障害物を検知して衝突防止をサポートするインテリジェントFCWや、車線逸脱警報なども備わっており、搭載される安全機能が多いです。

駐車するときには、駐車時運転支援が利用できます。車を上から見下ろしているような映像をディスプレイに表示し、駐車支援を行ってくれるシステムです。また、高速道路を走行しているときは、アクセル・ブレーキ・ステアリングの操作をサポートするプロパイロットがあり便利です。どのようなときでも、オートブレーキホールドが使用でき、ブレーキを踏み続けなくとも車が止まってくれるので足が疲れません。

オーラの楽しさ

e-Powerによる走行を行うこともあって、車内は静かです。静寂性の高い車となっており、ロードノイズを拾いにくく、さらに段差での衝撃音が車内に響きません。雑音のない車内での運転は、快適に感じることでしょう。

また、ハンドルが軽いです。運転しているというよりは、車を操作しているという間隔が味わえます。アクセルを踏めば素直に加速し、直感的に加速して車を運転できます。このような、静寂性や加速性能、ハンドリング性能によって、わくわくする車です。きっと楽しい気分になること間違いないです。

日常の移動手段の足としても、またはドライブするにしても楽しいです。コンパクトカーながらも、スポーティーな走りを体感できます。内装の質感が高いので、オーライに乗るときはぜひとも内装にも目を向けてください。