トヨタを代表する高級車として知られるクラウンは、1955年の登場以降、モデルチェンジを重ねながら現在も販売を継続している歴史あるモデルです。
今回AI査定する2018年式のクラウンは、ロイヤル、アスリート、マジェスタと分類されるモデルの最終型で、ピンククラウンや若草色・空色など、印象が強いモデルをリリースしてきた世代となります。
典型的な3ボックススセダンのスポーティグレードにあたるクラウンアスリートは、現在どのくらいの価値になっているのでしょうか。
目次
「cars」のAI査定とは?
カーライフテックサービス「cars」のAI査定は、中古市場の売買データから独自のアルゴリズムで対象車両の相場を瞬時に算出するサービスです。
この市場相場は日々変動しますが、「cars」のAI査定は日々変動するデータを常に自動更新するので毎日対象車両の価格をご覧いただけます。だから、「売り時」の参考価格を知ることができます。
さらに、個人情報の入力は不要なので、従来の買取業社からのしつこい電話やメールに悩まされることもありません。
メーカー・車種だけで査定も可能!
AI査定で入力する車両情報は、次のとおりです。
・メーカー(トヨタ・BMWなど)
・車種(プリウス・3シリーズなど)
・型式(6AA-ZVW51・3BA-5F20など)
・グレード(A・320iなど)
・初度登録年月
・カラー
・走行距離
上記の車両情報のうち、AI査定で入力が必須なのはメーカーと車種のみ。これだけでも相場の算出が可能です。そのためサクッと相場を知りたい方は十数秒で相場を確認できてしまいます。
中古車は同じ車種でも型式やグレードによって価格は大きく異なります。メーカーと車種の情報に加えて型式やグレードの情報を入力すると、より精度の高い相場が確認できますので売却されたい方は車検証を手元に情報を入力するのがオススメです。
そのほか、初年度登録年月、ボディカラーや走行距離も相場価格に大きく影響するため、このような項目を入力することで実際の査定に近い相場を確認することができます。
AI査定の画面では入力した情報の項目数により査定精度がパーセンテージで表示されますので合わせて参照ください。
クラウンの紹介
2018年式のクラウンは、大型のフロントグリルや稲妻グリルが特徴的な14代目です。
クラウンは、1955年の誕生以来「安心」や「信頼」といった伝統を積み重ね「日本の高級車を力強く牽引する正統派セダン」として進化してきました。14代目では、クラウンの本質である優れた乗り心地や高い静粛性を磨き上げ、クラウンに求められる要件を積み上げていくことを念頭に開発されています。
2013年にデビューした14代目クラウンは、クラウンだとわかる個性と躍動感あるスタイル、高い出力と燃費性能を両立した2.5Lハイブリッドシステムなどを採用しています。また、トヨタマルチオペレーションタッチなどの先進装備・技術を投入しているのも特徴です。
2015年のマイナーチェンジでは、アスリートシリーズに低速・中速域からの優れた加速性能を実現する2.0L直噴ターボエンジン(8AR-FTS)を搭載したことがトピックです。
今回AI査定する2018年モデルは、マイナーチェンジのタイミングで設定されたアスリートのターボエンジン搭載モデルとなります。
クラウンをAI査定
実際に2018年式のクラウンをAI査定してみましょう。査定の条件は、以下のとおりです。
AI査定の結果は「320万円」
AI査定の結果は「320万円」となりました。(2022年10月18日時点)
当時の新車販売価格が450万円だったことからも高価格といえるでしょう。特別仕様車ではない通常のカタログモデルでも十分な査定額になっているのは、セダンスタイルにFRを組み合わせたクラウンらしいパッケージやスポーティなスタイリングが評価されているからだと考えられます。
また、クラウン=高級車という認知度の高さも高い査定額になっている理由だといえるでしょう。
また、AI査定の結果にはフォームに入力した車両の査定額だけでなく、下限価格(「LOW」)、上限価格(「HIGH」)、中央値(「MIDDLE」)3つの価格表示があります。
これにより、査定した車両の評価額のみならず、価格帯も知ることが可能です。くわしい査定額は、実際の査定でなければわからないものの、おおよその査定額や価格帯を知りたいのであれば、AI査定は非常に便利だといえるでしょう。
大見出し:クラウンの査定価格推移
典型的な3ボックスセダンスタイルにFRを組み合わせた2018年式クラウンの平均査定価格は、280万円前後で推移しています。
外装や内装、パワートレインやメンテナンス状態など、車両の状態によって査定額は変動しますが、歴史が長く「クラウン」というブランド価値が高いモデルであるため査定額が提示されるケースがほとんどです。
また、質感の高いインテリアや充実した装備などは、価値が下がりにくいため、高い査定額を維持しているといえるでしょう。
加えて、15代目や16代目でセダンからクーペのようなスタイリングに変更したことも影響し、典型的なセダンのスタイルをした最後の世代である14代目クラウンは、今後も高い評価を維持し続ける可能性が高いと考えられます。
さらに「cars MARKET」で出品も可能!
さて、AI査定の結果や相場の推移を参考に、所有しているクラウンを売却したいと思った時には「cars MARKET」での出品がおすすめです。
「cars MARKET」はcarsが展開する車のマッチング売買マーケット。カーオーナーはAI査定の相場を参考にしながら希望価格で売買マーケットにオンラインで出品することができます。
出品後、購入希望者が出品車両に購入の申し込みをすればマッチングが成立します。多数の仲介業者を介する一般的な売買プロセスとは異なり、直接マーケットで取引を行えるので、売却希望者は高値で出品することができます。また、購入希望者も条件にあった車を出品金額から選べるため、リーズナブルに購入することも可能です。
しかし、オンラインで高額な車の売買取引を行うのは不安なもの。フリマサイトでも売買時のトラブルは少なくありません。しかし「cars MARKET」では、自動車売買のプロフェッショナルであるcarsエージェントが取引を仲介します。購入希望者と出品者が直接やり取りする必要はありませんのでトラブルの心配もなく「全てお任せ」で売買が完了します。
「cars MARKET」を活用すれば、中古車買取業者のマージンが考慮された査定額や新車購入時の下取りで希望価格を下回る査定額に悩む必要はもうありません。希望額での車の売却が実現できます。
まとめ
2018年式のクラウン アスリートの2.0Lターボエンジン搭載グレード(S-T)をAI査定してみると、型落ちであっても十分な価格になることがわかりました。
このことからも、典型的なセダンスタイルの高級車である14代目クラウンは、市場で高く評価されているといえるでしょう。
現在、14代目クラウンを所有していて、どのくらいの価格になるのか気になっている方は、おおよその価格を知ることができるAI査定を利用してみてはいかがでしょうか。