ハイブリッド車の税金は安い?減税制度はいつまで続くのか?

購入
  • 更新日:2025/08/15
  • 41554

ハイブリッド車の購入時に受けられる減税制度として、エコカー減税やグリーン化特例などがあります。環境性能の良い車が対象となりますが、具体的にはどのような車両に適用できるのでしょうか。また、税金面ではどの程度優遇されているのでしょうか。

そこで、この記事ではハイブリッド車が対象となる減税制度の紹介、適用となる条件や軽減率などをご紹介します。

トヨタ アクア

新車

月額19,910円〜

新車プランをみる

中古車・
ライド車

53万円〜

中古車・ライド車から探す

車両+諸費用が全部コミコミ!

carsでは、月々7,870円〜利用できるカーリースサービス「carsマイカー定額」を提供しています。もちろん、初期費用・頭金0円、税金や自賠責、車検費用など全てコミコミです。

1〜3年の短期契約も可能で(1〜9年で契約可能)、全車種グレードや契約年数を変えてシミュレーションできます。

  • 費用やプランなど、サービスの詳細を聞きたい
  • どんなプランが良いのかアドバイスをもらいたい
  • 乗りたいクルマがあるので探して欲しい

などなど、お気軽にご相談ください。さぁ、あなたもスマートカーライフを始めよう!

今すぐチェック!

ブラックフライデー開催中!

マイカー定額新規ご契約で
ギフト券プレゼント!

グリーン化特例による減税措置について

ハイブリッド車の自動車税にはどのような減税制度があるのでしょうか。適用される減税制度や税金の目安について解説していきます。

ハイブリッド車の自動車税はグリーン化特例が適用する場合も

条件を満たしているハイブリッド車は、自動車税の負担が軽減される「グリーン化特例」が適用されます。

グリーン化特例は、優れた環境性能を有する車の保有者に対して減税を行う制度です。主な対象車両としては電気自動車、燃料電池自動車、プラグインハイブリッド車、一定の天然ガス自動車などがあります。

グリーン化特例が適用される場合、新規登録の翌年度1年間に限り自動車税が減税されます。

グリーン化特例が適用される条件

ハイブリッド車にグリーン化特例が適用される条件は下記のようになっています。

(1)「2030年度燃費基準90%達成かつ2020年度燃費基準達成」の車両に該当する場合
(2)「2030年度燃費基準70%達成かつ2020年度燃費基準達成」の車両に該当する場合

(1)の場合概ね75%、(2)の場合は概ね50%の減税されます。

グリーン化特例適用時の自動車税

排気量 2019年10月以降購入 50%減税の場合 75%減税の場合
排気量1000cc以下 ¥25,000 ¥12,500 ¥6,250
排気量1000cc超〜1500cc以下 ¥30,500 ¥15,250 ¥7,625
排気量1500cc超〜2000cc以下 ¥36,000 ¥18,000 ¥9,000
排気量2000cc超〜2500cc以下 ¥43,500 ¥21,750 ¥10,875
排気量2500cc超〜3000cc以下 ¥50,000 ¥25,000 ¥12,500
排気量3000cc超〜3500cc以下 ¥57,000 ¥28,500 ¥14,250
排気量3500cc超〜4000cc以下 ¥65,500 ¥32,750 ¥16,375
排気量4000cc超〜4500cc以下 ¥75,500 ¥37,750 ¥18,875
排気量4500cc超〜6000cc以下 ¥87,000 ¥43,500 ¥21,750
排気量6000cc超 ¥110,000 ¥55,000 ¥27,500

ハイブリッド車の自動車重量税

ハイブリッド車には自動車重量税も掛かりますが、条件を満たせば減税の適用を受けられます。下記の内容を確認して適用条件や減税額を把握しておきましょう。

ハイブリッド車の自動車重量税はエコカー減税が適用可能

ハイブリッド車は基準を満たせば自動車重量税にエコカー減税が適用できます。エコカー減税とは、環境性能が優れている車両の自動車重量税を軽減する制度です。

エコカー減税が適用される条件

エコカー減税は、燃費基準を達成しているかによって適用の有無が決まります。ガソリン車やハイブリッド車の場合、達成率ごとに下記のような減税及び免税が適用されます。

● 2030年度燃費基準 60%達成 → 自動車重量税 25%減税(初回車検時のみ)
● 2030年度燃費基準 75%達成 → 自動車重量税 50%減税(初回車検時のみ)
● 2030年度燃費基準 90%達成 → 自動車重量税 免税(初回車検時のみ)

また、2030年度燃費基準を120%以上達成した車両は、2回目の車検時も自動車重量税が免税となります。

エコカー減税適用時の自動車重量税

車両重量 減税なし 25%減税 50%減税 免税
軽自動車 ¥9,900 ¥5,600 ¥3,700 ¥0
0.5t ¥12,300 ¥5,600 ¥3,700 ¥0
~1t ¥24,600 ¥11,200 ¥7,500 ¥0
~1.5t ¥36,900 ¥16,800 ¥11,200 ¥0
~2t ¥49,200 ¥22,500 ¥15,000 ¥0
~2.5t ¥61,500 ¥28,100 ¥18,700 ¥0
~3t ¥73,800 ¥33,700 ¥22,500 ¥0

※新車購入時の自動車重量税を記載
※2023年3月現在

ハイブリッド車の環境性能割

ハイブリッド車に限らず、自動車購入の際には「環境性能割」という税金が発生しますが、どの程度の税額が掛かるのでしょうか。具体的な制度内容やハイブリッド車に適用される税率についても解説します。

環境性能割とは

環境性能割は、2019年に自動車取得税に代わって導入された税金の制度です。取得した車両の環境性能に応じて税率が変わる制度となっており、燃費性能が良ければ税負担を軽減できます。

なお、環境性能割での税額は【車両の取得価額】×【環境性能割の税率】で計算されます。車両の取得価額については、新車購入の場合と中古車購入の場合で計算方法が異なるため注意しましょう。

ハイブリットカーの環境性能割税率

対象車条件 自家用車の税率
2030年燃費基準85%達成かつ2020年燃費基準達成 非課税
2030年燃費基準75%達成かつ2020年燃費基準達成 1%
2030年燃費基準60%達成かつ2020年燃費基準達成 2%
上記未満 3%

ハイブリット車は13年経過しても増税されない

通常のガソリン車の場合には、初年度登録から13年が経過すると自動車税と自動車重量税が高くなります。これは古い車両の排出するガスが地球環境に良くないとされるためです。しかし、環境性能の良いハイブリッド車やエコカーなどは、13年を経過しても増税の対象外となっています。

ちなみに、通常のガソリン車が初年度登録から13年が経過した場合、自動車税はこれまでの金額の約15%程度が上乗せされます。また、自動車重量税はこれまでの金額の約40%程度上乗せされます。ガソリン車を保有している方は注意が必要です。

おすすめのハイブリッド車5選

トヨタ プリウス

1997年に世界初の量産型ハイブリッドカーとして誕生したプリウスは、これまでに累計500万台以上が販売されたトヨタの代表的モデルです。現行モデルは5代目となり、従来の燃費性能に加えて、スタイリッシュなデザインと走行性能の向上が図られています。

2.0Lハイブリッドシステムを搭載し、システム最高出力は196PSと力強さも兼備。ハイブリッド車でありながらスポーティな加速と優れた静粛性を実現しています。トヨタ最新の「Toyota Safety Sense」や、コネクティッドナビ、デジタルインナーミラーなど先進装備も充実しています。

荷室容量は410L(E-Four車)と、日常使いにも十分な実用性を確保。燃費は27.2〜32.6km/L(WLTCモード)とトップクラスの低燃費を誇り、環境性能と経済性を重視するユーザーから高い支持を得ています。日常の移動はもちろん、ロングドライブにも適した次世代ハイブリッドカーです。

トヨタ プリウス

新車

月額23,760円〜

新車プランをみる

中古車・
ライド車

54万円〜

中古車・ライド車から探す

ホンダ ヴェゼル

ヴェゼルは2013年に初代が登場し、SUVらしい力強さとクーペのような流麗なデザインで人気を博しました。2021年にフルモデルチェンジした現行モデルは2代目で、洗練されたデザインと走りの進化により、より幅広い層から支持を集めています。

パワートレインには1.5Lのe:HEV(ハイブリッド)を搭載し、モーター主体の滑らかな加速と優れた燃費性能を両立しています。また、ホンダ独自の「センタータンクレイアウト」により、コンパクトSUVながら後席・荷室ともにゆとりある空間を実現しています。

先進安全装備「Honda SENSING」を全グレードに標準装備しており、高速道路での渋滞追従やブレーキ制御など安心の運転支援を提供します。荷室容量は393Lと日常使いにも十分な広さがあり、シートアレンジによって長尺物の積載にも柔軟に対応可能です。燃費は22.0〜25.0km/L(WLTCモード)と、経済性にも優れた万能型SUVです。

ホンダ ヴェゼル

新車

月額12,650円〜

新車プランをみる

中古車・
ライド車

231万円〜

中古車・ライド車から探す

トヨタ アクア

アクアは2011年に登場したコンパクトハイブリッドカーで、プリウスに次ぐ新たな低燃費車として注目を集めました。現行モデルは2021年に発売された2代目で、トヨタの最新プラットフォーム「TNGA(GA-B)」を採用し、走行性能と快適性が大きく進化しています。

1.5Lエンジン+第4世代ハイブリッドシステムにより、スムーズな加速と高い静粛性を実現しています。中でも「E-Four(電気式4WD)」モデルは、雪道や雨の日も安定した走行が可能です。

燃費性能はシリーズ最高クラスの35.8km/L(WLTCモード)を誇り、日常使いの経済性に優れています。

先進安全装備「Toyota Safety Sense」や、全車速追従型クルーズコントロール、パーキングサポートブレーキなども充実しており、初めての車にも安心して選べます。

荷室容量は305Lで、後席を倒すことで長尺物にも対応可能。コンパクトながら使い勝手がよく、街乗りにも長距離にも対応できる万能な一台です。

トヨタ アクア

新車

月額19,910円〜

新車プランをみる

中古車・
ライド車

53万円〜

中古車・ライド車から探す

スズキ ソリオ


ソリオは、都市部での取り回しやすさと、ファミリー向けの実用性を両立したコンパクトトールワゴンです。現行モデルは2020年に登場し、ボディサイズを拡大しながらも、最小回転半径4.8mという優れた小回り性能を維持しています。

パワートレインには、1.2Lデュアルジェットエンジンにマイルドハイブリッドを組み合わせたモデルと、EV走行も可能なフルハイブリッドモデル「HYBRID SZ」が用意されています。フルハイブリッド車では、駆動用モーターとリチウムイオンバッテリーを搭載し、モーターのみでの走行も可能です。より静かで環境にやさしいドライブフィールを実現しています。燃費はマイルドハイブリッドが19.6km/L(2WD)、フルハイブリッドが22.3km/L(WLTCモード)と、経済性にも優れています。

安全面では、全車に先進の予防安全装備「スズキ セーフティ サポート」を標準装備しています。衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱警報、アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能付き)などが充実。また、後方からの車両を検知して知らせる機能や、後退時ブレーキサポートなど、駐車時や夜間走行の安心感も高めています。

インテリアは広々としており、後席はスライドとリクライニングが可能で、乗る人それぞれが快適に過ごせます。荷室はリアシートをスライドすることで柔軟に容量調整ができ、大きな荷物にも対応可能です。全方位モニター対応ナビやシートヒーター、ワイヤレス充電など、日常の使い勝手を高める快適装備も揃っています。

街乗りから家族での遠出まで、幅広いシーンに対応できる実力派コンパクトです。

スズキ ソリオ

新車

月額20,240円〜

新車プランをみる

中古車・
ライド車

54万円〜

中古車・ライド車から探す

トヨタ ライズ


ライズは、2019年11月にデビューした5ナンバーサイズのコンパクトSUVです。「コンパクトなのにSUVらしさをしっかり備えた一台」として、日常使いとレジャー利用の両方に応えるアクティブなモデルです。

ボディサイズは全長3,995 mm×全幅1,695 mmで、クラスを超える存在感を演出しながらも、小回りを犠牲にしない設計になっています。また、荷室容量は369 L(デッキボード低位置時)と、コンパクトなボディながら収納力も高く、リアシートを倒すとさらに広がります。

走行性能面では、新開発の軽量高剛性ボディとサスペンションによって、安定した走りと快適な乗り心地を両立しています。パワートレインは、1.0 LターボエンジンにD-CVT(デュアルモード式CVT)を組み合わせた構成で、高速域での効率化と低速域の加速性能を両立する設計が特徴です。

さらに、ライズにはハイブリッド仕様も展開されています。1.2 LのWA-VEXエンジンによるe‑SMARTハイブリッドシステムを採用しており、モーター駆動によるスムーズな加速とクラストップレベルの低燃費性能を実現しています。

安全性能としては、「全車速追従型アダプティブクルーズコントロール」や「スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援機能)」など、先進の運転支援技術が充実しています。日常の運転をしっかりサポートしてくれる装備が揃っています。

トヨタ ライズ

新車

月額13,640円〜

新車プランをみる

中古車・
ライド車

189万円〜

中古車・ライド車から探す

まとめ

ハイブリッド車に適用される税金や減税制度についての内容を解説しました。ハイブリッド車は購入金額こそ高くなりますが、その分保有時に掛かる税金については、様々な減税制度を受けられます。

また、今後より一層、地球環境に考慮した社会や税制になっていくことを考えると、ハイブリッド車の購入は自然な流れとなりそうです。

ぜひ、本記事を参考にハイブリッド車の購入を検討してみて下さい。

車両+諸費用が全部コミコミ!

carsでは、月々7,870円〜利用できるカーリースサービス「carsマイカー定額」を提供しています。もちろん、初期費用・頭金0円、税金や自賠責、車検費用など全てコミコミです。

1〜3年の短期契約も可能で(1〜9年で契約可能)、全車種グレードや契約年数を変えてシミュレーションできます。

  • 費用やプランなど、サービスの詳細を聞きたい
  • どんなプランが良いのかアドバイスをもらいたい
  • 乗りたいクルマがあるので探して欲しい

などなど、お気軽にご相談ください。さぁ、あなたもスマートカーライフを始めよう!

今すぐチェック!

ブラックフライデー開催中!

マイカー定額新規ご契約で
ギフト券プレゼント!

この記事をシェア

著者情報

cars LIFE 編集部

クルマに関する総合メディア「cars LIFE」を運営。車検や整備、乗り換えなどのクルマに関するお得な情報など、カーライフがもっと楽しくなるお役立ち情報を発信していきます。
記事一覧を見る

カテゴリー内記事Related articles

cars Enjoy! Smart Life
carsはSDGsに取り組んでいます

Sustainable Development Goals