アクアはハイブリッドモデルのコンパクトカー。世界トップクラスの燃費性能を誇ります。ハイブリッドによって、モーターのみ、ガソリンエンジンのみ、そして両方での走行が可能です。

低重心で全長が長いために、安定性がありハンドリングしやすいです。ハンドル操作時の揺れも少ない車。そしてレスポンス性が優れているので、より操作しやすい車と言えます。

Toyota Safety Senseによる、数々の先進安全機能を装備。ブレーキサポートや車間距離維持などの機能があり、安全な運転を支えます。また、高剛性のボディにより、衝突でのダメージが運転席に伝わりにくくなっています。

アクアの燃費

世界トップクラスとなる燃費性能のアクア。カタログ値では、どのグレードでもリッター29km以上となっています。特に燃費が良いグレードで、リッター33.6kmです。実際に公道を走ると燃費は下がりますが、それでもカタログ値から5kmほど少ないぐらいです。

アクアは燃費が良いので、ガソリン代を気にするという人には特におすすめの車となっています。

アクアのエクステリア（外観）

アクアのフロントフェイスは、大きく開いたグリルが特徴的です。フロントの面積に対して、左右に目一杯広がっており、グリルが目立ちます。楕円形に近い形のグリルですが、GRSPORTグレードのみ長方形に近く、よりスタイリッシュなイメージに仕上がっています。

バックドアは、ルーフ部分が凹んでいる立体感のあるデザインです。ハの字型のリアバンパーガーニッシュと相まって、躍動感ある雰囲気に仕上がっています。立体感のあるフォルムとなっているので、斜めから見たときと後から見たときの見た目が違い、そのため受ける印象が違います。

グレードによって選べるカラーが違いますが、モノトーンカラーが11色、ツートンカラーが6色用意されており、選べる色が多いです。

アクアの室内空間

運転席周りは、インパネ部分にメーターや操作スイッチを集中させたため、シンプルにまとまっています。上位グレードには、シルバー加飾やピアノブラック塗装を施し、上質な雰囲気に仕上げています。車内のカラーはブラック基調です。

低重心で安定感があり、さらに車内は静かであるため乗り心地が良いです。ハイブリッドカーであるので、音が静かで早朝や深夜の走行でも近所に迷惑をかけません。モーターのみで走行すれば、より静かに運転できます。

運転席はスライドさせて運転しやすい位置に調節でき、さらに回転するので乗り降りしやすいです。またセンターミラーには、ドライブレコーダーを付属。スマホでの再生にも対応します。

コンパクトカーながらも、車内は狭くないので、ファミリーで利用しても窮屈せずに利用できるでしょう。後席は十分な空間を確保し、座ったときに足回りに余裕を感じる作りになっています。

バックドアの開口口は広めに取られています。ある程度奥行きのあるラゲッジスペースとなっており、荷物の積み下ろしがしやすいです。後席を倒せば、ラゲッジスペースの収納空間を増やすことが可能です。

アクアの安全性

アクアには駐車支援のトヨタチームメイトを装備。駐車したい場所の横に停車後に、支援システムによって自動的に駐車してくれます。駐車しにくいスペースで活用すると便利な機能です。

Toyota Safety Senseは安全機能をいくつかまとめたパッケージです。搭載する安全機能は、衝突回避支援・高速道路走行支援、前車追従機能、オートマチックハイビーム、標識見逃し支援です。

特に衝突回避支援機能は、安全な運転を行う上で大いに役立つ機能になっています。直線走行時の歩行者や車両を感知して衝突を防止する他に、右左折時にも対向車や歩行者を感知して衝突を回避します。

さらにアクアには、パノラミックビューモニターを搭載。モニターに車を上から見たような映像が映し出されるので、前後左右の状況を車内から確認でき、周辺に障害物がないか確かめられます。運転席から見にくい方向でも、モニターによって明確に把握できます。

アクアの楽しさ

コンパクトカーながらも、室内空間は狭くなく圧迫感がありません。長時間の運転でも疲れにくいので、長距離でも快適に運転できます。新しくなったハイブリッドシステムによって、加速性能がアップ。高速での伸びもよく、すいすいと車が進んでいきます。コーナリングの性能も高まっているので、思い通りの運転ができるでしょう。

思い通りに曲がるので、峠のような曲がり道の多い道でも運転していて楽しいです。コーナリングで揺れずに、グリップも十分にあるので、タイヤがしっかりと路面を捉えてくれます。コンパクトカーで、最小回転半径が小さいのも、運転のしやすさを高める要素となっています。

シートは最初は若干硬く感じるかもしれませんが、慣れてしまえば大丈夫です。運転席からの見通しが良いので、前や斜め左右も確認しやすいでしょう。