車の個人売買手続きガイド|失敗しないためのポイント&必要書類チェックリスト付き!

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  • 更新日:2025/05/09

「車を個人売買したいけど、どんな手続きが必要か分からない」

そんな不安を抱えている方に向けて、この記事では車個人売買の流れ・必要書類・注意点まで、初心者でも理解できるよう丁寧に解説します!

この記事を読めば、初めての個人売買でも安心してスムーズに手続きを進めることができます。ぜひ参考にしてください。

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車個人売買の全体的な流れ【5ステップ】

個人売買をスムーズに進めるには、全体像をまず把握することが大切です。

ここでは、手続きの基本的な流れを5つのステップに分けて解説していきます。

ステップ1: 売買条件の合意と契約

まずは売主と買主で売買条件を明確に決めましょう。

・売買価格
・支払方法(現金手渡し、銀行振込など)
・引き渡し場所と日程
・名義変更の手続き時期

トラブル防止のため、売買契約書を作成し、お互いに署名・押印しておくのがベストです。

ステップ2: 必要書類の準備

売主・買主それぞれが必要書類を準備します。
書類が揃わないと、名義変更手続きができないので注意しましょう。

ステップ3:代金の受け渡しと車両引き渡し

売買代金の支払いと、車両・鍵・車検証などの引き渡しを行います。
引き渡し時には、傷・動作チェックも行い、簡単な「受け渡し確認書」を交わしておくと、後からのトラブルを防ぐことができます。

ステップ4:名義変更・移転登録

買主が管轄の運輸支局や軽自動車検査協会で名義変更(移転登録)を行います。

✅ 普通車 → 運輸支局
✅ 軽自動車 → 軽自動車検査協会

必要書類を提出し、新しい車検証を受け取ります。

ステップ5: 自動車保険の切替え

任意保険も名義変更が必要です。売主は解約または車両変更、買主は新たに保険契約を結び、事故時の備えを万全にしましょう。

必要な書類一覧【売主・買主別】

個人売買で車を引き渡す際には、必要な書類を正確に揃えることが不可欠です。ここでは、売主と買主それぞれが用意すべき書類を分かりやすく整理しました。

売主が用意する書類

売主側が揃えるべき書類は、名義変更に必須のものばかりです。抜け漏れがないよう、事前にしっかり確認しておきましょう。

・車検証
・印鑑証明書(発行後3ヶ月以内)
・譲渡証明書
・委任状(必要な場合)
・自賠責保険証
・リサイクル券(リサイクル預託金証明書)
・自動車税納税証明書(最新年度)

買主が用意する書類

買主側も、名義変更や登録に必要な書類を準備する必要があります。場合によっては、住民票や車庫証明の取得が必要になるので注意しましょう。

・住民票(普通車の場合)
・印鑑証明書(普通車の場合、必要になることも)
・車庫証明(普通車の場合)
・自動車取得税申告書(運輸支局で記入)

※軽自動車は車庫証明が不要な地域もあります。

手続きにかかる費用・税金まとめ

個人売買には、手続き費用や税金もついて回ります。事前にどれくらいのコストがかかるのか把握しておくことで、安心して取引を進められます。

名義変更の手数料・代行業者を使った場合の費用感

名義変更自体は大きな費用はかかりませんが、「ナンバー変更」や「代行サービス利用」によって追加費用が発生することもあります。

名義変更手数料(運輸支局で支払い):約500円〜
ナンバープレート変更が必要な場合:約1,500円〜2,000円
代行業者に依頼する場合:約10,000円〜30,000円

自動車税、自賠責保険料などの扱い

売買に伴って、自動車税や自賠責保険の引き継ぎも考慮する必要があります。税金の精算方法や保険の取り扱いについても理解しておきましょう。

・自動車税は4月1日時点の所有者に課税されるため、売却時に日割りで清算することもあります。
・自賠責保険は名義変更後にそのまま引き継がれますが、有効期限に注意しましょう。

個人売買でトラブルを防ぐために

個人売買は自由度が高い分、トラブルが起こりやすい側面もあります。事前にできる対策を講じて、リスクを最小限に抑えましょう。

売買契約書の重要性

口約束だけでは、後で言った言わないのトラブルになりがちです。売買の内容を明確にするためには、契約書の作成が不可欠です。
価格・車両情報・引き渡し日などを明記した売買契約書を必ず作成しましょう。

支払い方法の工夫(現金?振込?)

支払い方法をどうするかもトラブル防止のカギです。現金手渡しと振込、それぞれのメリット・デメリットを理解して選びましょう。

・高額な取引では銀行振込が安心。
・現金の場合は、受け渡し時にその場で数えるのが鉄則です。

できれば、振込控えや領収書を残しましょう。

受け渡し時にやるべきチェックリスト

車両の引き渡し時には、状態確認を徹底しましょう。細かいチェックを怠ると、後から「キズがあった」などの問題になりかねません。

・車体・内装のキズ確認
・純正キー・スペアキーの本数確認
・車検証・自賠責・リサイクル券の有無
・オプション品の確認(カーナビ、ドライブレコーダーなど)

トラブル防止には、「引き渡しチェックリスト」を作るのがおすすめです。

車を個人売買する前に知っておきたい基本知識

個人売買は、ディーラーや業者を介さない分、知識が重要です。ここでは、基本的な知識と注意点をわかりやすく整理します。

個人売買とは?ディーラー・買取業者との違い

まずは、個人売買とは何なのか、そしてディーラーや買取業者を使う場合とどう違うのかを押さえておきましょう。
個人売買は、車を個人同士で直接取引する方法です。業者を介さないため、中間マージンがかからず、高く売れる・安く買える可能性があります。ただし、保証やサポートがないため、手続きの知識と自己責任が求められます。

メリット・デメリット

個人売買には魅力的なメリットもあれば、注意すべきデメリットもあります。両方をしっかり理解したうえで、取引にのぞみましょう

よくあるQ&A

車の個人売買にまつわるよくある疑問をQ&A形式でまとめました。気になるポイントをあらかじめクリアにしておきましょう。

未成年でも車を売買できる?

未成年者が単独で契約するには「親権者の同意」が必要です。必ず親の同意書を用意しましょう。

ローンが残っている車はどうなる?

ローン会社の所有権が付いている場合、完済→所有権解除してからでないと売却できません。ローン残債がある場合は要注意です。

H3:県外ナンバーの場合、手続きはどうする?
買主の住所地に合わせてナンバープレート変更が必要です。運輸支局で名義変更と同時に新しいナンバーを取得しましょう。

【まとめ】個人売買を安全・スムーズに進めるポイント

車の個人売買は、正しい手順と必要な書類を押さえれば、個人同士でも安心して進めることができます。

・売買条件の明確化
・必要書類の準備
・売買契約書と確認書の作成
・名義変更・保険切替えを確実に実施

これらをしっかり対応することで、トラブルなく車の個人売買が成功します。
不安な場合は、代行サービスの利用も検討してみましょう!

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著者情報

cars LIFE 編集部

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