数日かかるイメージが強い車検ですが、「車を何日も預けたくない」「平日は忙しいからその日のうちに終わらせたい」という人もいるでしょう。
実は、条件が揃えば車検をその日のうちに終わらせる「即日車検(1日車検)」は可能です。
この記事では、即日車検が本当にできるのかどうかをはじめ、対応しているおすすめの業者、利用する際の注意点やデメリットまで分かりやすくご説明します。
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目次
車検を即日で終わらせることはできる?
結論から言うと、車検を即日で終わらせることは十分に可能です。
ただし、どこのお店でも即日対応ができるわけではありません。即日車検を行うためには、そのお店が国から認められた「指定工場(民間車検場)」である必要があります。
指定工場であれば、国の検査場に車を持ち込む必要がなく、自社の工場内で全ての検査を完了できるため、当日中に車検を通すことができます。
これに対して「認証工場」と呼ばれる工場では、点検や分解整備はできても最終的な検査ラインを持っていないため、平日に国の検査場(陸運局)へ車を直接持ち込まなければなりません。そのため、認証工場に依頼するとどうしても数日間の預かり期間が発生してしまいます。
指定工場での車検であれば、自社内でスムーズに合否を判定できるため、検査が終わればその日のうちに車に乗って帰ることができます。代車を手配する手間や、数日間マイカーが使えないことによる日常生活の不便さを一気に解消することが可能です。
即日車検に対応しているおすすめ業者6選
即日で車検を完了できる便利な車検サービスや業者を紹介します。
自分の予算や求めるスピードに合わせて選んでみてください。
- 車検の速太郎
- 車検専門店(コバック、ホリデー車検など)
- 大型カー用品店(オートバックス、イエローハットなど)
- 指定工場併設のガソリンスタンド
車検の速太郎
車検の速太郎は名前の通りスピードが自慢であり、安くて安心な車検サービスが受けられます。
国土交通省指定の自社工場を保有しているため、最終工程の車両検査まで自社内で完全に完遂可能。だからこそ、最短45分での完了という驚異的なスピードが現実可能となっています。
車の引取りや納車、代車の手配などに付随する余計なコストを徹底的に削減することに注力した結果、車検の基本料金自体を非常に低く抑制することに成功しています。
もちろん万全のアフターフォロー体制も整っているため、万が一の場合でも安心。お出かけやお買い物の間の空き時間を有効利用して、スピーディかつ安価に車検を終わらせたい方にぴったりです。
車検のコバック
車検のコバックは、全国に圧倒的な店舗数を誇る日本最大級の車検専門店です。完全予約制の導入と、徹底的にシステム化された独自の作業フローを構築しているため、作業の無駄を極限まで省いたスピード車検を実現しています。
メニューの中には最短45分〜で完了するものもあり、店内の快適な待合室で少し休憩している間にすべての工程が終わる手軽さが大きな魅力です。
マニュアル化された無駄のない動きによって人件費などの基本料金も非常にリーズナブルに抑えられており、とにかく早さと安さを両立してコストパフォーマンスを最大化したい方に向いています。
ホリデー車検
ホリデー車検は、「立ち合い点検」のシステムを日本で初めて導入した実績を持つ車検専門店です。受付を済ませた後、オーナー自身が整備士と一緒に実際の車の状態(普段は見られない車体の下回りやブレーキ周りなど)を確認し、その場で整備が必要な箇所をひとつずつ決めていくスタイルをとっています。
「なぜ今この部品の交換が必要なのか」「この部品はまだ使えるのか」を自分の目で見て納得してから作業に入るため、後から思わぬ追加費用を請求される心配がないのが安心できるポイントです。自社工場での効率的なライン検査により、不必要な整備をカットすれば最短60分程度で即日完了します。
オートバックス
大手カー用品店のオートバックスでは、指定工場の認可を受けている店舗であれば、予約の上で即日車検を受けることができます。
カー用品店ならではの最大の強みは、消耗品の圧倒的な品揃えにあります。点検時にタイヤの溝の減少、バッテリーの劣化、ワイパーゴムの破れなどが発覚しても、店内に敷設された膨大な在庫(リーズナブルなプライベートブランド品から高性能なメーカー品まで)の中から、自分の予算や好みに合わせてパーツをその場で選んで即座に交換対応してもらえます。
作業の待ち時間は広い店内でカー用品を眺めたり買い物をしたりしながら、退屈せずに時間を潰せるのも大きなメリットです。
イエローハット
イエローハットもオートバックス同様、指定工場を併設している店舗でスピーディな即日車検を展開しています。
事前の丁寧な見積もりと、車の状態に合わせたわかりやすい整備説明に定評があり、最短90分〜当日中にすべての検査が完了します。カー用品店ならではの部品代の安さに加え、車検実施後のアフターサポートが非常に充実している点も特徴です。
次回車検まで安心して乗れるような長期の整備保証や、ドライブ中のトラブルをサポートする充実した特典がついてくるため、車検後も手厚いケアを求めたい方に最適です。
指定工場併設のガソリンスタンド(エネオスなど)
身近なガソリンスタンドでも、「車検」の大きな看板やのぼりを出していて指定工場を併設している店舗であれば、問題なく即日車検に対応しています。
こちらは短時間で終わらせるタイプよりも、「朝に車を預かって夕方に引き取る(1日車検)」スタイルが一般的です。平日の通勤前に車を預けて仕事終わりにマイカーを受け取る、といった生活導線に合わせた使い方ができます。
普段から給油や洗車で利用している店舗であればスタッフにも気軽に相談しやすく、車検実施の特典として長期的なガソリン代の割引クーポンやBOXティッシュなどが大量にもらえるケースも多いため、生活圏内で手軽にお得に済ませたい方におすすめです。
即日車検を利用するメリット
数ある車検の方法から「即日車検」を選ぶ人が増えているのには、単に予定が1日で収まるという点だけではない、大きな理由があります。
従来の車検は、車を預けてから数日間はマイカーが使えず、後日また店舗まで引き取りに行くという、時間的にも精神的にも大きな負担がかかるのが一般的でした。毎日車が欠かせない地域にお住まいの方や、平日にまとまった休みが取れないビジネスパーソンにとって、数日間も車が使えないのは非常に不便なものです。
即日車検は、そうした現代人の「時間的な制約」や「車が使えない不安」を一気に解消するために生まれた便利なサービスです。ここからは、即日車検を利用することで得られる具体的な2大メリットを詳しく見ていきましょう。
- とにかく早い
- 代車がいらない
それぞれのメリットを詳しく説明します。
とにかく早い
即日車検できる最大のメリットは、「とにかく車の返却が圧倒的に早い」ことです。一般的な車検では数日間車を預けるのが通例ですが、即日車検の場合であれば、当日の朝に車を預ければ当日の夕方までにすべての作業が終わって車が手元に戻ってきます。
さらに業者やメニューによっては、整備工場で1時間ほどお茶を飲んで待っていれば、その場で車検が完了しているケースもあります。
そのため、通勤・通学や子供の送り迎え、日々の買い物などで毎日どうしても車が必要になる方には非常に便利です。お店での短い待ち時間だけで車検が完了するため、仕事のスケジュールを何日も調整したり、生活のリズムを崩したりする心配がありません。
代車がいらない
即日車検を行う2つ目のメリットは、代車を借りる必要性がなくなることです。
最短45分〜60分ほどの待ち時間を頂ければその場で即時返却が可能なため、数日間のために代車を借りる煩わしさがありません。
業者側としても代車を貸し出す手間や、代車の空きがなくて車検の予約自体が取れないというリスクを最小限に回避できます。ユーザー側にとっても、「慣れない他人の車を運転するのが緊張する・怖い」「自宅の駐車場が狭いので、サイズが違う代車が入るか不安」「チャイルドシートをわざわざ付け替えるのが面倒」といったストレスから完全に解放されます。
即日車検を利用する場合の注意点・デメリット
非常に便利な即日車検ですが、利用する際にはいくつかの注意すべきポイントやデメリットが存在します。当日になって困らないよう、あらかじめ確認しておきましょう。
- 完全予約制であることがほとんど
- 車検に落ちるほどの不具合があると「即日」ではなくなる
- 当日は「本物の車検証」が手に入らない
それぞれの内容について具体的に深く掘り下げます。
完全予約制であることがほとんど
即日車検は、1台の車に対して複数の整備士が一気に集中して作業を行うなど、分刻みの綿密なスケジュールの上に成り立っています。
そのため、予約なしで店舗へ直接向かう「当日飛び込み」では、どれだけピットが空いているように見えても基本的には断られてしまいます。あらかじめ計画を立て、必ず事前にWebサイトや電話を通じてしっかりと作業枠を確保しておくことが絶対条件となります。
車検に落ちるほどの不具合があると「即日」ではなくなる
即日車検は、あくまで「大きなトラブルがなく、スムーズに国が定める保安基準をパスできること」が前提のサービスです。
そのため、事前の点検段階でマフラーに大きな穴が開いている、深刻なオイル漏れが発生している、足回りの重要部品が破損しているといった重い不具合が見つかった場合、その日のうちに終わらせることができなくなります。
特に、お店に在庫がない特殊な部品や、輸入車のパーツなどを近隣から取り寄せる必要が出てきた場合は、部品の到着を待つために数日間の預かり整備へと切り替わってしまいます。
初年度登録から10年以上が経過している年式が古い車や、走行距離が著しく長い車、普段から全くメンテナンスをしていない車を乗っている方は、即日で終わらないリスクがあることをあらかじめ考慮しておきましょう。
当日は「本物の車検証」が手に入らない
即日車検が無事に終わったその日、その場でもらえるのは、新しく刷られた紫色の車検証(自動車検査証)ではありません。
代わりに手渡されるのは、「保安基準適合証」という仮の書類(フロントガラスに貼り付ける白い紙)です。
本物の新しい車検証と、ガラスに貼る小さな四角い車検ステッカーは、後日(約1週間〜10日後)に用意ができるため、再びお店まで直接受け取りに行くか、有料・無料で郵送してもらう必要があります。
もちろん、この仮の書類(保安基準適合証)がフロントガラスに貼られていれば、有効期限内(通常は発行から15日間)は問題なく公道を走ることができますので、当日の帰りの運転自体に支障はありません。
即日車検にかかる時間
即日車検といっても、選ぶお店のメニューや、車の整備内容によって当日お店に拘束される時間は異なります。
- 店内で待てるスピードタイプ:45分〜90分程度
- 朝預けて夕方引き取るタイプ:半日〜1日(約4〜8時間)
店内で待てるスピードタイプ:45分〜90分程度
事前の点検において、オイル交換やパーツ交換などの追加整備がほとんど発生しないと判断された場合、受付から点検、オーナーへの立ち合い説明、最終検査、書類発行まで、店内の待合室で少し時間を潰している間にすべてが終わります。
車検専門店や、短時間メニューを用意している大型カー用品店がこのタイプに該当します。
朝預けて夕方引き取るタイプ:半日〜1日(約4〜8時間)
エンジンオイルやブレーキパッドの交換、各種ベルトの調整、冷却水の補充など、いくつかの消耗品整備を車検とセットでまとめて行う場合のスケジュールです。
点検・整備にまとまった時間が必要となるため、朝に車を預けて、仕事終わりや休日の夕方に改めて引き取りに行く形が一般的です。ガソリンスタンドや、整備箇所が複数見つかった場合のカー用品店に多いスタイルです。
即日車検の前に準備するもの
当日に少しの滞りもなくスムーズに車検を終わらせるため、以下の書類一式を忘れずに持参しましょう。万が一忘れてしまうと、その日のうちに車検を通すことができなくなってしまいます。
- 自動車検査証(車検証)
- 自動車損害賠償責任保険証明書(新旧の2枚が必要になるため車内に保管してあるものをそのまま持参)
- 自動車税納税証明書(最新のもの)
- 車検費用
- 認印・ロックナットアダプター
自動車検査証(車検証)
従来の紙の車検証、または電子車検証を持参します。
自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険証)
新旧の2枚が必要になるため、ダッシュボード等に保管してあるものをそのまま一式持参してください。
自動車税納税証明書(最新のもの)
現在はシステム連携により原則提示は不要ですが、軽自動車場合や、自動車税を納付した直後でデータが反映されていない場合は提示を求められることがあるため、念のため持参すると確実です。
車検費用
国に支払う重量税や自賠責保険料などの「法定費用」に関しては、クレジットカードが使えず現金払いが基本となるお店が多いため注意が必要です。
認印・ロックナットアダプター
ホイールの盗難防止のために特殊なネジ(ロックナット)をつけている場合は、これを取り外すためのアダプターがないとタイヤを外した点検ができません。忘れずに持参してください。
即日車検の費用に影響する要因
即日車検を安く、予定通りに終わらせるために金額を左右する要因も知っておきましょう。
- 過剰な予防整備をカットしているか
- 基本料金の安さ
過剰な予防整備をカットしているか
即日車検が格安かつスピーディである最大の理由は、「今、この瞬間に車検の検査をパスするために必要な整備」に作業を絞り込んでいるからです。
一般的なディーラー等では「次の車検までの2年間を安心して乗るために、まだ使えるけれど予防として早めに交換しましょう」という提案が多くなります。
即日車検ではこうした「ついで整備(予防整備)」をカットして必要最低限にするため安くなりますが、あれもあれもと欲張って整備を追加してしまうと、作業時間もパーツ代もかさみ、通常の車検と総額が変わらなくなってしまいます。
基本料金の安さ
車検にかかる費用のうち、税金や自賠責保険などの「法定費用」は国の定めなのでどこで受けても同額です。
しかし、お店に支払う「車検基本料(点検人件費や書類の手続き代行手数料)」は業者が自由に設定できます。車検専門店やカー用品店は、効率的なシステムによってこの基本料自体が最初から大幅に安く設定されているため、総額を低く抑えることができます。
即日で確実に車検を終わらせる方法は?
「今日中にどうしても車検を終わらせたい!」という場合は、以下の2点を意識してください。
- 早めの時間帯(午前中)に入庫する
- 普段からこまめにメンテナンスしておく
早めの時間帯(午前中)に入庫する
万が一、当日の点検で小さな不具合が見つかって部品交換が必要になった場合でも、朝一番や午前中の早い時間帯に入庫していれば、近隣の部品商から当日中にパーツを配送してもらえる可能性が非常に高くなります。
これにより、夕方までの返却スケジュールに修理を間に合わせることができます。
普段からこまめにメンテナンスしておく
消耗品の交換やワイパーのゴム裂け、タイヤの溝のチェックなど、日頃から愛車のケアを意識していれば、車検当日に「想定外の検査不合格をもらって即日でお返しできない」という最悪のトラブルを未未然に防ぐことができます。
日頃のケアが、結果として当日の時間と費用を最小限に抑える一番の鍵となります。
まとめ
車検は、国の認可を受けた指定工場をしっかりと保有している車検専門店やカー用品店、ガソリンスタンドを正しく選べば、その日のうちに終わらせることが十分に可能です。
忙しい現代人にとって非常に利便性の高いサービスですが、「事前の完全予約が必須であること」や「車の状態によっては当日中に終わらないリスクもあること」を覚えておく必要があります。
愛車の状態を日頃から軽く気にかけつつ、車検の有効期限(満了日)にある程度ゆとりを持った段階で早めに予約を入れることこそが、即日車検を確実に大成功させる賢い方法です。
cars CAREで当社提携店へご予約をいただくと車検費用が3,000円OFF!お近くのcars提携車検整備工場がスマホでカンタンに探せます。
車検費用が高いと感じた場合やクルマを買い換えた場合は車検工場見直しのタイミングです。これを機会に安心・おトクな整備工場を探してみませんか?さぁ、あなたもcars スマート車検を今すぐチェック!




