車の買取相場が個人情報なしでわかる!査定依頼後に営業を受けない方法

売却
  • 投稿日:2021/12/20
  • 更新日:2024/04/12
  • 1343

車の売却を考えたとき、まず買取相場を知りたいと思う方も多いのではないでしょうか。しかし、車の買取サイトなどに登録すると、さまざまな業者から連絡が来てしまうのではないかと不安になるでしょう。

そこで今回は、個人情報の入力なしで買取相場を知る方法や、業者からの連絡を受けることなく査定する方法などを解説します。

個人情報なしで買取相場を見る方法

個人情報なしで買取相場を知る方法とは、「cars AI査定」を利用することです。「cars AI査定」なら個人情報を入力することなく、買取相場を調べることができます。

一般的な買取業者に相場を問い合わせる場合は、電話番号やメールアドレスなどの個人情報が必要です。なぜ一般的な買取業者が個人情報を必要とするのに対して「cars AI査定」では個人情報が必要ないのでしょうか。

独自のアルゴリズムを使う「cars AI査定」

「cars AI査定」は、電話番号やメールアドレスなどの個人情報の入力や会員登録をせずに買取相場を調べることができます

個人情報を入力せずに買取相場を提示できるのは、自動車業界のビッグデータをもとに、cars独自のアルゴリズムで相場を算出するシステムによるものです。

「cars AI査定」を利用するときに必要なのは、「メーカー」「車種」「型式」「グレード」「初年度登録年月」「カラー」「走行距離」の7項目。これらを入力するだけで、おおよその買取相場がわかるのです。

また、型式やグレードなど詳しい情報がわからなくても、「メーカー」と「車種」を入力すれば、買取相場の価格帯を知ることができます。

「cars AI査定」は、今すぐ買取相場を知りたいときにも使える便利な買取相場照会サービスです。なお、あくまでもおおよその相場であるため、売却額を保証するものではありません。

WEBで実際の売却額を知るには個人情報の登録が必要

そもそも、一般的な買取業車のWEBを利用して車の売却額を調べようとしたときに、個人情報を入力しなければならない理由は何なのでしょうか。

それは、車の情報や車の状態をくわしく知るために、ユーザーにヒアリングをする必要があるからです。

車は、同じ車種やグレードであっても、走行距離や装備、キズの有無など、車の状態が異なります。また、次章で解説していますが、車の査定は車内の臭いも評価の対象です。

正確な売却額を算出するためには、それぞれ異なる車の状態を把握しなければなりません。よって、電話番号やメールアドレスなどの個人情報を入力したり、実際に車を見せてほしいと連絡が来たりするのです。

車の査定額に影響する項目

車の査定額に影響する項目には、年式、グレード、走行距離、ボディカラー、車検の有効期限、装備品などがあります。これらは、車検証やメーターなどを見てチェックする項目が多いです。

なぜ車の査定士は、車検証やメーターなどの情報を真っ先にチェックするのでしょうか。ここからは、それぞれのチェック項目が、査定額にどのような影響を及ぼすのか解説します。

年式

年式は、新しいほど高値になるのが一般的です。そもそも年式は、車検証の初年度登録年月のことで、一番最初に登録(ナンバープレートの交付)を受けた年月が記載されます。

車は、一番最初の登録を受けてから、徐々に価値が減少していくのが一般的です。つまり、今この時点の車が一番高値の状態ということになります。

ただし、一部の人気車種や限定車など、プレミア価値で取引されているものは例外です。

プレミアの価値が付いている車は、年式による価値の減少幅が小さかったり、価値が下がらなかったり、むしろ価値が上がったりすることもあります。

グレード

車のグレードは、装備や搭載されるエンジンに違いがあるため、買取額に影響します。一般的にグレードが高くなるほど、エンジンの排気量や出力が高くなったり、装備が豪華になったります

そのため、中古車市場でも、グレードが高くなるほど、買取額も高くなる傾向にあるのです。

しかし、必ずしも高いグレードだけが高値になるとは限りません。低いグレードであっても、人気の装備が多数装着されていたり、車がきれいな状態であったりすると、高いグレードより高値になることがあります。

走行距離

走行距離は、短いほど高値になる傾向があります。車の査定では、1年間で約10,000kmが年間平均走行距離として計算されます。つまり、初年度登録年月から5年経過した車であれば、約50,000kmが一般的な走行距離となります。

経過年数に応じた年間平均走行距離よりも距離が短ければ評価がプラスになり、年間平均走行距離を大幅に超えていると”過走行車”という評価がされてしまい減点されます。

一般的に1年間で20,000km以上走行している場合、過走行と評価されることが多いようです。

ボディーカラー

ボディカラーは、買取額に影響するポイントです。ホワイトやブラックといった定番の人気色や限定カラーは、再販売したときにすぐに売れる傾向にあるため高評価になります。

一方、定番の人気色や限定カラー以外は、再販売のときに売れにくいため、プラス評価されることが少ないようです。

例外として、”フェラーリと言えば赤”というように、メーカーや車種を象徴するカラーの場合は、一般的に人気といわれているカラーでなくても高い評価になることがあります。

車検期限

車検の有効期限も買取額に影響する項目です。車検有効期限は、4ヶ月以上残っているとプラス評価になります。

車検ギリギリで売却するか、車検を通してから買い取ってもらうか悩んだときは、車検有効期限ギリギリでの売却をしましょう

その理由は、車検有効期限が長く残っていることによるプラス評価よりも、車検にかかる費用の方が高いからです。

オプション品

車に装着されているオプション装備も査定額に影響します。エアロパーツ(前・後・左右)、サンルーフ、レザーシート、ナビゲーションなどの人気装備は、査定時にプラス評価される項目です。

純正パーツと社外パーツでは、一般的に純正パーツの方が高く評価される傾向にあります。しかし、社外パーツであってもブランド品や知名度が高いアフターパーツメーカーのアイテムであれば、プラス評価になることがあります。

査定相場と実際の査定額に差が出るケース

査定の相場と実際の査定評価額では、金額に差が生じることがあります。なぜ相場と実際の評価額に差が生まれるのでしょうか。

一般的に相場は、これまでの中古車市場における取引歴、市場の需要と供給のバランス、一般財団法人日本自動車査定協会(JAAI)の基準などによって決まる平均的な額です。

しかし、実際の車は、それぞれで状態が異なるため、平均的な額と実際の評価額に差が生じてしまうのです。

ここからは、相場と実際の査定額に大きな差を発生させる要因について解説します。

事故歴の有無

事故の有無は、査定の評価を大きく左右する要因です。査定士が車を査定する時に車内外を細かく見ているのは、過去に事故を起こしていないか確認する為だと言っても過言ではありません。

事故によって部品交換などをすると査定の時に評価を下げてしまう可能性がありますが、バンパーやヘッドライトの交換などは、大幅な評価ダウンになりません。

最も重要なのは、修復歴にあたる事故を起こしていないかどうかという点です。修復歴がある場合、査定の評価は大幅に下がります。

修復歴とは、「フレーム(サイドメンバー)」、「クロスメンバー」、「インサイドパネル」、「ピラー」、「ダッシュパネル」、「ルーフパネル」、「フロア」、「トランクフロア」の損傷や修復がされている車です。

つまり、乗員の安全確保や走行を支える骨格部分に損傷や修復があると査定評価が下がるということになります。

改造歴の有無

改造歴は、有利になる場合と不利になる場合の2パターンがあります。

有利になる場合とは、車検に対応したパーツで、有名ブランドのアフターパーツを装着している場合です。知名度が高いアフターパーツメーカーのアイテムは、部品そのものに価値があるため、査定時にも有利となるでしょう。

一方、不利になる場と合は、違法改造車です。車検に対応していないパーツの使用や保安基準に適合しない改造をしている場合は、買取を拒否されてしまうことがほとんどです。

改造をするときは、車検に対応しているパーツで、保安基準に適合する範囲内で行いましょう。

外装や内装

外装や内装の状態も査定額に影響するポイントです。外装は、キズ、へこみ、サビ、塗装の色あせや剥がれ、ライトの黄ばみなどがあるとマイナス評価となります。

内装は、インテリアパネルやマットの汚れ、シートの擦れや切れ・穴あき、ペットやタバコの臭いなどがあるとマイナス評価です。

長年の使用における経年劣化は考慮してくれるケースが多いですが、経過年数以上に傷ついていたり、汚れたりしていると査定額が下がります。そのため、定期的な洗車や車内清掃をして、きれいな状態を維持しておくことが大切です。

エンジンなど内部の状態

エンジンルームの中の状態や電装品などの作動状況も査定額に影響します。エンジンやトランスミッションなど走行に関わるパーツに不具合があるとマイナス評価となります。

定期的に点検やオイル交換をして、エンジンやトランスミッションなどが正常に動くようにしておきましょう。

また、オーディオやナビゲーション、パワーウィンドウやシートヒーターなどの電装品に不具合があると査定の評価がマイナスになります。定期的に電装品の点検や動作確認をしておき、不具合がないようにしておきましょう。

査定依頼後に営業を受けたくない場合

買取の相場と実際の査定額では、差が生じることが多いため、しっかりと査定しておきたいという方も多いでしょう。

業者に査定を依頼して、正確な査定額を算出した後、営業の連絡を受けたくない場合はどのようにしたら良いのでしょうか。ここからは、査定後の営業に悩まされない査定方法を紹介します。

一般財団法人日本自動車査定協会(JAAI)で査定を受ける

一般財団法人日本自動車査定協会(JAAI)で車の査定を受けることができます。

一般財団法人日本自動車査定協会とは、中古車の公正な査定などを行う第三者機関です。経済産業省、国土交通省の許可のもと設立されたため、信頼性が高いといえるでしょう。

一般財団法人日本自動車査定協会では、車両状態確認や車の価値の評価、つまり、査定を主な業務としています。そのため、自分が乗っている車の価値を知りたい場合に最適な第三者機関なのです。

ただし、査定には費用がかかります。査定手数料は、一般財団法人日本自動車査定協会東京都支所のページによると、軽自動車が5,500~6,600円、普通車が7,150~12,100円です。

出張で査定を依頼する場合は、出張費4,400円に駐車料金や高速料金などの諸費用が加算されます。

cars MARKETに登録しておく

業者からの連絡を受けずに査定をするためには、「cars AI査定」を利用すると良いでしょう。

「cars AI査定」なら、7つの項目だけでおおよその査定額を算出できます。さらに、「cars MARKET」に登録しておくと、日々変動する相場のチェックや自分が希望するタイミングで車の売却手続きを進めることも可能です。

また、売却額はAI査定で算出された価格を参考に自分で設定するため、安く買い叩かれることもありません。もし、売却の手続きなどに不安があれば、carsエージェントがサポートしてくれるため安心です。

一般的に、買取業者を利用して売却すると、すぐに車を受け渡さなければなりません。しかし、「cars MARKET」であれば、出品者と購入者がマッチングした後に、売却時期の調整や車の状態の確認をします。

そのため、自分が希望するタイミングで受け渡すことができるのです。

相場を見ながら自分のタイミングで売却する時期を見極めたいときは、「cars MARKET」に登録して、「cars AI査定」で相場チェックをしましょう。

まとめ

今回は、車の買取相場やおおよその査定額を知りたいものの、業者からの連絡に悩まされない方法、車の査定をするときにチェックされる項目について解説してきました。

車は同じ車種であっても、車両の状態に個体差があります。そのため、年式、グレード、走行距離、ボディカラー、車検有効期限、オプション装備などによって、売却額が異なるのです。

車を売却するときは、最終的に査定士や業者のアドバイスを受けながら売却額を決めることになりますが、車の売却の第一歩は、まず相場を知ることです。

相場を知るときに業者からの連絡を受けたくないときは、「cars AI査定」で相場を調べた上で「cars MARKET」に登録して、価格の動きをチェックしましょう。

また、現時点でのくわしい査定額を知りたいときは、一般財団法人日本自動車査定協会(JAAI)を利用すると業者からの連絡に悩まされることがありません。

業者からの営業に悩むことなく、車を手放す方法を利用して、焦らず落ち着いて車の売却をしましょう。

この記事をシェア

カテゴリー内記事Related articles

cars Enjoy! Smart Life
carsはSDGsに取り組んでいます

Sustainable Development Goals
ページトップへ