ホンダ オデッセイは、1994年に初代モデルがデビューしたロールーフミニバンの代名詞ともいえるモデルです。デビュー以降、一躍人気モデルとなったオデッセイは、2013年にデビューした5代目を最後に販売を終了しました。
今回は、惜しまれつつ販売を終了したオデッセイをAI査定して、相場がどのように動いているのか分析します。一時代を築き上げたロールーフミニバン「オデッセイ」の売却を検討している方は参考にしてみてください。
目次
carsの「AI査定」とは?
カーライフテックサービスcarsの「AI査定」は、中古市場の売買データから独自のアルゴリズムで対象車両の相場を瞬時に算出するサービスです。
この市場相場は日々変動しますが、carsの「AI査定」は日々変動するデータを常に自動更新するので毎日対象車両の価格をご覧いただけます。だから、売り時の参考価格を知ることができます。
さらに、個人情報の入力は不要なので、従来の買取業者からのしつこい電話やメールに悩まされることもありません。
メーカー・車種、走行距離だけで査定も可能!
AI査定で入力する車両情報は、次のとおりです。
・メーカー(例:「トヨタ」「BMW」)
・車種(例:「プリウス」「3シリーズ」)
・グレード(例:「A」「320i」)
・初度登録年月
・カラー
・走行距離
上記の車両情報のうち、AI査定で入力が必須なのはメーカーと車種、走行距離のみ。これだけでも相場の算出が可能です。そのためサクッと相場を知りたい方は十数秒で相場を確認できてしまいます。
中古車は同じ車種でも型式やグレードによって価格は大きく異なります。メーカーと車種の情報に加えて型式やグレードの情報を入力すると、より精度の高い相場が確認できますので売却されたい方は車検証を手元に情報を入力するのがオススメです。
そのほか、初年度登録年月、ボディカラーも相場価格に大きく影響するため、このような項目を入力することで実際の査定に近い相場を確認することができます。
AI査定の画面では入力した情報の項目数により査定精度がパーセンテージで表示されますのであわせて参照ください。
ホンダ オデッセイの紹介
ホンダ オデッセイは、1994年にワンボックスカーの広い空間とセダンの快適さや走行性能を合わせ持つ新しいコンセプトの乗用車としてデビューした3列シートを備えるモデルです。
オデッセイの特徴は、全高が低いロールーフでありながら、3列シートを備えるミニバンとなっている点にあります。ルーフが低いため、室内空間は広いといえないものの、走行安定性に優れていることから、デビュー以降一躍人気モデルとなりました。
その後、モデルチェンジを繰り返し、2013年に最後の世代となる5代目がデビュー。オデッセイ史上初となるスライドドアを採用した5代目オデッセイは、2度のマイナーチェンジを実施し、2022年に販売を終了しました。
ホンダ オデッセイをAI査定
ホンダ オデッセイをAI査定すると「268万円」となりました。(2023年3月現在)
ロールーフミニバンでなければ実現できない走行性能や質感の高さが評価され、このような相場になったといえるでしょう。
また、AI査定の結果ページには、「LOW」「MIDDLE」「HIGH」の3段階で価格帯が表示されています。オデッセイの価格帯を見てみると、LOWが80万円、MIDDLEが259万9,000円、HIGHが484万6,000円でした。
幅広い価格帯となっているのは、ベーシックなグレードからスポーティで上質なモデルまでラインナップされているためだと考えられます。
ホンダ オデッセイの相場価格推移
ホンダ オデッセイの相場は上昇傾向です。ここ1年間の平均は、250万円前後となっています。
オデッセイは、ミニバンとしての機能や乗車定員に加え、セダンやステーションワゴン並みの走行性能や上質感が特徴のモデルです。このようなオデッセイならではの魅力が改めて評価されているため、相場の推移が上昇傾向になっていると推測できます。
また、近年のキャンプや車中泊などのアウトドアブームも相場に影響しているでしょう。オデッセイは、多くの荷物や人を乗せることができるだけでなく、長時間ドライブにおける快適性にも優れている万能なミニバンであるため、相場が右肩上がりになっていると考えられます。
ただし、この上昇傾向がいつまで続くかは誰にも予想ができません。そのため、オデッセイの売却を検討しているのであれば、相場が高くなっている時期が売り時です。
ぜひ一度、無料で利用できるAI査定で、所有しているオデッセイの相場や価格帯を調べてみてはいかがでしょうか。
さらに「cars MARKET」で出品も可能!
さて、AI査定の結果や相場の推移を参考に、所有している車を売却したいと思った時には「cars MARKET」での出品がおすすめです。
「cars MARKET」はcarsが展開する車のマッチング売買マーケット。カーオーナーはAI査定の相場を参考にしながら希望価格で売買マーケットにオンラインで出品することができます。
出品後、購入希望者が出品車両に購入の申し込みをすればマッチングが成立します。多数の仲介業者を介する一般的な売買プロセスとは異なり、直接マーケット上で取引を行えるので、売却希望者は高値で出品することができます。また、購入希望者も条件にあった車を出品金額から選べるため、リーズナブルに購入することも可能です。
しかし、オンラインで高額な車の売買取引を行うのは不安なもの。実際にフリマサイトでも売買時のトラブルは少なくありません。しかし「cars MARKET」では、自動車売買のプロフェッショナルであるcarsエージェントが取引を仲介します。購入希望者と出品者が直接やり取りする必要はありませんのでトラブルの心配もなく「すべておまかせ」で売買が完了します。
「cars MARKET」を活用すれば、中古車買取業者のマージンが考慮された査定額や新車購入時の下取りで希望価格を下回る査定額に悩む必要はもうありません。希望額での車の売却が実現できます。
まとめ
ホンダ オデッセイは、ロールーフミニバンという新しいミニバンのパイオニアです。惜しまれながら2022年に日本での販売は終了してしまいましたが、オデッセイが作り上げたユーティリティや走行性能などに優れるミニバンというスタイルは、現在でも高く評価されています。
また、多様なライフスタイルにマッチするオデッセイは、その価値が改めて見直され、相場価格が高くなっています。オデッセイの売却をしようか考えているときは、相場が高くなっている時期が最適です。適正な売却時期を見極めるためにも、無料で使えるAI査定を有効活用して、売り時を探ってみてはいかがでしょうか。