【車売却の基本マニュアル】高額査定を得るコツと売却までの流れ

売却
  • 更新日:2025/07/29
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「車を売りたいけど、何から手をつけたらいいの?」
「知識はあまりないけど、できれば高く車を売りたい!」

車を売りたいと考えているけれど、どのような方法がありどんな手続きがあるのかを知りたいという方もいるのではないでしょうか。

この記事では車を売る方法や売る際に必要なもの、少しでも高く売るためのポイントについて解説します。車の売却を検討している方はぜひ参考にしてください。

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車を売るにはどんな方法がある?

車を売るにはどんな方法があるのか確認していきましょう。主な方法は3つです。

個人間での売買

業者を通さないため手数料や中間マージンなどが発生せず、納得のいく価格で売却できるという点が最大のメリットでしょう。

ただし、個人売買では出品時の手続きや落札時の配送などを、全て自分で手配しなければなりません。

また、取引相手が名義変更しないまま車を使用して、事故や自動車税の未払いなどのトラブルに巻き込まれるリスクもあります。

ディーラーでの下取り

次に乗る車を新車で購入する方は、新車購入先のディーラーにて今乗っている車を下取りしてもらう方法もあります。

現在の車の売却手続きと新しい車の購入手続きが一緒にできるため、手間がかかりません。

一方で、ディーラーの下取りは、他の方法と比較すると売却額の価格交渉がしにくいのが特徴です。また、代金は新しい車の費用に充当されるため、手元に現金が残りません。

中古車買取専門店での買取

中古車買取専門店で、今乗っている車を売る方法もあります。一般的にディーラーによる下取りよりも高価格で売却できます

中古車買取専門店では中古車の輸出やパーツの売却などさまざまな売却先を確保しているため、ディーラーでの下取りよりも売却条件が良い傾向にあります。

また、出張査定に対応している業者が多く、手続きも全て業者に任せられるなど、買い取りに関するサービスが充実しています。

一方で、乗り換える新車と古い車の手続きをディーラーと買取店それぞれで行うことになるため、少々手間がかかるのが難点です。

車を売る時の流れ

車を売る時の流れを順番に確認していきましょう。流れを把握しておくと、スムーズに車を売却できます。 

1.売る方法を決める

まずは車をどの方法で売るかを決めましょう。

  • 個人間での売買
  • ディーラーでの下取り
  • 中古車買取専門店での買取

それぞれの方法にはメリットやデメリットがあります。それらを理解した上で売りたい車やご自身に合う方法を選びましょう。

個人間売買を行う場合は、知り合いや友人に売却する以外にもオークションサイトやフリマサイトを活用した売却も可能です。

その場合、どのサイトやサービスを使うのかも決める必要があります。

ディーラーの下取りは新しい車の購入が前提なので、次に購入する車種や購入先も決めておかなければいけません。

中古車買取専門店で車を売る場合には、どのお店で売るかも重要です。

お住まいの地域の中古車買取専門店をGoogle MAPやインターネットで調べてみるのが良いでしょう。

中古車買取専門店ごとに、得意としている車種やサービス内容が異なります。ご自身のニーズに合った売却方法やお店を選ぶことが大切です。

中古車買取専門店のなかには、無料査定を実施している店舗もあります。まずは無料査定でご自身の車がいくらくらいで売れそうか確かめてみるのもおすすめです。 

2.相場の確認

査定に出す前に現在の愛車の売却相場を確認するのがおすすめです。買い取り価格の相場を知っておけば、査定額の交渉を有利に進められるからです。

調べる手段としては、インターネットの中古車買取相場サイトやメーカーの下取りシミュレーション、比較まとめサイトなどがあります。

また、日本自動車査定協会が発行する「シルバーブック」には中古車の小売価格が掲載されていますので、そこから2〜3割引けばおおよその買取価格を計算できます。

買取業者に査定を依頼する前には、これらの方法で価格の相場を調べておきましょう。 

3.車の査定、価格交渉

車を売る方法を具体的に決めたら、次は車の査定申込や価格交渉に移っていきましょう。

個人間で売買をする場合には、ご自身で価格を決めてオークションサイトやフリマサイトに出品する必要があります。

しかし、出品時の価格が市場価格や他に出品されている車両の価格と大きく異なる場合は売れにくくなってしまいます。

個人間で売買する場合には、ある程度ご自身で市場価格を調査しておく必要があるでしょう。

ディーラーでの下取りや中古車買取専門店での買取をしてもらう場合には、担当者に実車査定をしてもらった後、金額の見積もりをしてもらいます。

中古車買取専門店を利用する場合は、複数の業者に見積もりを依頼して相場価格を知っておくのがおすすめです。

相見積もりを取っておくことで、一番買取条件の良い業者で売却することができます。

また、売却希望価格が決まっている場合には、ディーラーや中古車買取専門店で価格交渉も可能です。

4.手続き書類の準備

売却する業者や相手、売却価格が決まったら契約の準備や必要書類の準備を進めていきましょう。

ディーラーや中古車買取専門店を利用する場合には、名義変更などの手続きは代行してもらえます。

名義変更に関する書類や委任状など必要書類の一覧を教えてもらえるはずなので、漏れがないよう用意しましょう。

価格交渉が上手くいっても、書類が揃わなければ手続きの完了が遅れてしまいます。

5.売却の契約

売却に関する必要書類が揃ったら、いよいよ売却の契約を結びます。

契約を結んだ後は基本的に売却のキャンセルができないため注意しておきましょう。

ディーラーや中古車買取専門店に車を売る場合には、用意してもらった書類に目を通し、署名と捺印をして契約手続きを完了させます。

必要書類が揃っていないと契約自体ができないか、売却代金の振り込みが遅れてしまうので注意が必要です。

個人間売買の場合は、自分で契約書を用意する必要があります。

不要な売却トラブルを避けるためにも、契約書の文言や売却に使用したサイトのルールをよく確認しておきましょう。

契約後のトラブルを避けるために、購入者とコミュニケーションを取って信頼関係を築いておくのも重要です。 

6.車の引き渡し

売却契約を締結したら、最後に車両の引き渡しを行います。

ディーラーの下取りや中古車買取専門店に買い取ってもらう場合、ご自身で店舗まで持っていくか引き取りにきてもらいます。

車検切れの車は公道を走らせることができないため、別途レッカー代が必要になる可能性もあります。

車検切れの車や事故車、不動車などを売却する際には、事前に引き渡し方法や追加料金の有無を確認しておきましょう。

車の引き渡しをする際には、車内に私物を置き忘れていないかの確認も必要です。

個人間で売買する場合も、車両の引き渡し方法を双方でよく確認しておきましょう。

個人間売買の場合は、車の購入者が気持ちよく車を使えるように車内や外観をきれいにしておけると良いです。

7.代金の振り込みを確認

売却契約を結び、車両の引き渡しが完了したら代金を振り込んでもらいます。

ディーラーの下取りや中古車買取専門店の買取の場合、車両を引き渡し、手続きや事務作業が完了した後に代金を振り込んでもらえます。

車を売った費用を新車購入費用や別の目的に使用する場合、振り込みタイミングを確認しておくとスムーズです。

出来るだけ早く車を現金化したいのであれば、振り込みまでスピーディに対応してくれる業者を選ぶのがおすすめです。

個人間売買の場合も代金の振り込みタイミングはよく確認しておきましょう。

オークションやフリマサイトを活用する場合、代金の振り込みタイミングがサイト全体で決まっている場合もあります。

「思ったよりも現金を手に入れるのが遅れてしまった」ということにならないためにも、余裕を持って売却手続きを進めましょう。

車を売る時に必要な書類

続いて、車を売却する時に必要な書類を解説していきます。

本人確認書類

運転免許証やパスポートなど顔写真付きの公的証明書が必要です。

自動車車検証

自動車車検証には車の型番や所有者に関する情報などが記載されています。

車検証は原本を車内に保管することが義務化されています。自動車車検証が見つからない場合にはグローブボックスなどを探してみてください。

印鑑登録証明書

車の売却時には3ヶ月以内に発行された印鑑登録証明書が1通から2通必要です。

車の買取をしてくれるディーラーや中古車買取専門店によって、発行期限や必要枚数が異なるので事前の確認がおすすめです。

印鑑証明書とセットで実印も必要になるので、合わせて用意しておきましょう。

自賠責保険証明書

自賠責保険証明書は、車を運転する際に義務付けられている自賠責保険の加入を証明する書類です。

期限が切れていないかご確認ください。自賠責保険の期限が切れているとその車両は公道を走行できません。

自賠責保険証明書を失くしてしまった場合には、契約している保険会社で再発行が可能です。

自動車納税証明書

その車両の自動車税を納めたことを証明する書類です。

自動車税は毎年4月1日時点の車の持ち主に対して、課されます。紛失してしまった場合には、管轄の都道府県税事務所で再発行してもらえます。

リサイクル券(預託済みの場合)

リサイクル券とは、自動車リサイクル法で定められている「リサイクル料金」の支払いを証明する書類です。紛失しても再発行はできません

紛失時には、ご自身で「自動車リサイクル料金の預託状況」を印刷して使用する必要があります。

整備記録簿

別名「メンテナンスノート」ともいわれる記録簿です。過去にどのような整備を受けてきたのか、点検内容が細かく記入されています。

これまでのメンテナンス実績が証明できるので、整備記録簿を用意しておくと査定金額がアップする可能性もあります。

車を高く売るためのポイント

せっかく車を売るなら少しでも売却金額を高くしたいですよね。ここからは車を高く売るコツを紹介していきます。

買取相場を把握する

自分が売りたい車の車種や使用年数、走行kmの買取相場を把握しておきましょう。

  • オークションサイトやフリマサイトをチェックする
  • 複数の業者に査定してもらう

上記を行うことで買取相場を把握できます。

査定の基準を理解しておく

査定の基準を理解しておくと、査定金額をアップさせやすくなります。

車を売る時の査定は、各社でルールを決めているのではなく、JAAI(日本自動車査定協会)が決めた「中古車査定基準」にもとづいている場合がほとんどです。

ご自身でも中古車査定基準を確認しておくと、査定金額をアップさせるために何をすればいいのかがわかります。

車が高く売れる時期に売却する

1年の中で車が高く売れる時期はある程度決まっています。車の購入数が増えるのは、新生活が始まる4月から9月です。

そのためそれより少し前の1月から3月、または7月や8月に売却すると、買取金額が高くなる傾向にあります。

売却する車はなるべくきれいに

車を売却する時や査定申込をした際には、外観と内装をできるだけきれいな状態にしておきましょう。

大きなキズがあると、査定金額に影響してしまいます。

直径1センチ以上のキズがある場合、査定額が下がってしまうかもしれないと考えておきましょう。

内装をきれいにする際には見た目だけでなく、臭いにも注意が必要です。普段から乗っている車の臭いは自分では気がつきにくいからです。

ペットを乗せていた場合や車内で煙草を吸っていた場合には、念入りに掃除・脱臭をしておきましょう。

モデルチェンジ前を狙う

車は1年から2年程度でマイナーモデルチェンジ、4年から6年周期でフルモデルチェンジを行っています。

モデルチェンジ後は、新しいモデルの車両に人気が集中するので旧モデルの査定額はどうしても下がってしまいます。

車を高く売りたいなら、モデルチェンジの情報が出る前に売ってしまうのがおすすめです。

純正品や付属品を揃える

査定前には、車の付属品やカスタム時に取り外した純正品なども探しておきましょう。付属品としては取扱説明書や整備手帳、スペアキーなどがあり、全てあれば査定にプラスとなります。

また、どの業者で査定を依頼しても、純正オプションは査定に有利です。カーナビやアルミホイールなどを社外品でカスタムしている場合は、取り外した純正品を用意するか元に戻しておくと加点が期待できます。

査定前には、純正品や付属品が一式そろっているか、確認しましょう。

車検が切れる前に売却する

車検が切れてしまうと、その車両で公道を走れなくなります。

車両引き渡し時にレッカー手配が必要になるので、別途費用がかかってしまう場合がほとんどです。

売却をするのであれば、車検が切れる前に手続きを完了させましょう

車検切れまでの期限が一定以上残っている場合、査定金額をアップしてくれる業者もあります。

車の査定額はどうやって決まる?

では、車の査定額はどのようにして決まるのでしょうか。それぞれ詳しく見ていきましょう。

車の査定方式

車の査定は、モデルごとの基準額をベースに加減点式で決められます。これは、査定士が車の外装や内装などを目視でチェックし、状態の良し悪しに応じて細分化された項目ごとに点数を加算・減算していく方式です。

例えば、ドアに1cm以上のキズがあれば減点、タイヤの溝が5mm以上残っていれば加点するなど、点数には一定の基準があります。

主な査定項目

次に、主な査定項目と、チェックされるポイントについて解説しましょう。

まず、車の「車種」と「年式」です。車種は人気があるものほど、年式は新しいものほど、それぞれ査定が高くなります。車種は車格に応じてクラスに分けられ、最終的にはクラス係数を乗じて査定額が算出されます。

また「走行距離」もチェックされます。査定では経過月数に応じて標準走行距離が設定されており、それよりも少なければ加点を、過走行であれば減点を、それぞれ実施します。

合わせて「外装」や「内装」の状態も、目視で確認します。外装では1cm以上のキズや凹み、そして修復歴などが大きさに応じて減点される一方で、特別カラーや人気カラーであれば加点されることも。

内装では、シートのへたりや汚れ、内張りの破損やタバコのヤニ、ペットなどの臭いが残っていれば減点の対象となります。

「エンジン」や「変速機」の状態は、機関良好が基本です。こちらも不調や異音、オイル漏れなどが見られる場合は減点されます。

さらに「付属品」があるかどうかも問われます。取扱説明書・保証書・整備手帳の3点セットがそろっていれば加点され、どれかが欠けていれば減点となります。

車の相場が変動する要素

車の相場は、さまざまな要素によって変動します。市場の流通台数をはじめ、モデルチェンジの時期、メーカーサポートの終了、モデル自体の人気度、そして地域性による需要の違いです。

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

市場の流通台数

車の相場は、市場に流通する台数の変動に左右されます。この価格変動は、消費者の需要と市場の供給バランスから生じるものです。

流通する中古車の台数が少なければ供給不足となって買取相場は上昇しますが、一方で市場に十分な台数あり供給過多となっている場合、相場は自然と下落します。

これは車に限らず、全ての商品やサービスにおいても同様に見受けられる現象です。日頃からネットでこまめに検索し、売却する車種の市場動向をチェックしておきましょう。

モデルチェンジ

車は、モデルチェンジによっても価格に変動が生じます。売却する車種がモデルチェンジを迎えると、新しいモデルへの買い替えによって古いモデルが大量に下取りされるため、中古車市場での流通量が増えて価格が下落するのです。

また、モデルチェンジによってこれまでのモデルが旧型車になると、現行型に乗ろうと考えている人の需要が無くなるため、やはり価格は下がります。

このように、新しいモデルの発表や販売開始は、中古車市場に大きな影響を及ぼします。

メーカーのサポート

メーカーサポートの終了によっても、車の価格は変動します。サポート期間が残っていれば、メーカーによって補修部品の供給が続けられるため、ユーザーは買った後も安心して車に乗り続けることができます。

ところが、メーカーのサポートが終了してしまうと、故障しても部品が手に入らず直せないというケースが出てくるため、買いたい人が減って買取相場も下落するのです。

サポートの終了時期は、その車の生産が終了してから10年後が目安となります。車は、サポート期間が残っている状態で売却しましょう。

人気

売却するモデルの人気度によっても、中古車価格は変動します。知名度の高い車や、車が好きなユーザーからの支持が集まっている車などは、仕入れたら必ず売れるため多くの業者が欲しがり、市場の需要が高まって買取相場も上がります。

また、納期に1年以上かかる車や、新車が手に入らず希少価値が高い車も、モデルによっては新車時以上の値段がつくことがあります。

人気車を所有している場合は、買取相場が高いうちに売却するのも1つの手です。

地域

中古車の相場は、地域によっても影響を受けます。車のニーズは地域の経済や天候などによって異なり、中古車の価格も変動するからです。

例えば、高級車に乗りたい人は地方よりも大都市圏の方が多く、相場も比例して高くなる傾向があります。また、雪道で安全に走行できる4WD車は北日本で重宝されますので、相対的に中古車の価格も上がるのです。

さらに、オープンカーは気候が比較的温暖な九州や沖縄で人気が高いなど、車の相場は地域差があります。

車を売りたい時の注意点

最後に、車を売りたいに注意すべき点について、紹介しましょう。査定前には車の修理は行わず、マイナス査定を受けそうなポイントも隠してはいけません。

また、査定額に自動車税の還付金が含まれているかを確認するとともに、瑕疵担保責任についても知っておきましょう。下記でそれぞれ詳しく解説します。

車を売るには名義変更が必要

主にローンで車を買った方が対象になる話ですが、車を売る時には車の名義が自分名義になっている必要があります。そのため、他人(ディーラーやローン会社も含む)名義になっている場合は、名義変更手続きが先に必要です。

車は法律により持ち主に所有権が付与されています。車の所有権を持つ人は、車の保管・管理責任や自動車税の納付義務が課されます。

車を売る際には、単純に車のみを新しい持ち主に渡すのではなく、所有権の移転手続きも必要です。

具体的には、新しい名義人の住所を管轄している運輸支局にて名義変更をしなければなりません。

ただし、中古車販売店やディーラーに買い取ってもらう際には、ご自身で手続きを行う必要はありません。

ほとんどの業者が名義変更の手続きを無料で代行してくれるからです。反対に個人間売買の場合は、売主もしくは買主が手続きを行う必要があります。

査定前に車の修理は行わない

1つ目の注意点は、査定前に車の修理は行わないということです。事前に車を直しておけば評価が上がると思いがちですが、修理には費用がかかります。そして、修理費用を取り戻すほど査定の評価は上がることは、めったにありません。

また、修理費用を抑えようと自分で直した場合、ケースによっては直す前以上のマイナス評価を受けてしまいますので、そのままにしておきましょう。

隠そうとしない

2つ目の注意点は、マイナス評価になりそうなポイントがあったとしても、隠そうとしないことです。相手は何百台もの車を査定してきたプロですから、見た目を誤魔化しても見抜かれます。

また、査定の後でキズや修復歴、エンジンやミッションの不具合などが発覚した場合は、減額の対象となってトラブルにつながります。そのため、不具合があったとしても隠さず、むしろ正直に伝えましょう。

自動車税の還付金を含んだ査定額か確認

注意点の3つ目は、自動車税の還付金を含めて査定額が提示されているか、確認することです。

普通自動車の場合、車を手放すと支払いすぎた自動車税を還付してもらえます。具体的な還付額は「車を売却した翌月から3月までの月割分」ですが、これを査定額に含むかどうかは明確に決まっていません。

買取業者によっては査定価格に含めたり含めなかったりと対応が分かれますので、複数の業者で査定価格を比較する場合は、査定額に還付金が加算されているのかを確認しましょう。

瑕疵担保責任について知っておく

最後の注意点は、事前に「瑕疵担保責任」について知っておくことです。

瑕疵(かし)とは車の欠陥を指す言葉で、売買契約が成立した後に一般の人では見つけにくい欠陥が発覚した場合、売り手が買い手に対して損害金を払うという担保責任を指します。この瑕疵担保責任には、負うべきケースと負わなくても済むケースがあるのです。

例えば、買取後に修復歴が見つかった場合、業者から瑕疵担保責任に基づき損害金を請求されることがあります。しかし、その欠陥がプロの査定士でも見抜けないようなものである場合は、買い取った業者側に過失があると判断されるため、売り手側は瑕疵担保責任を負う必要がありません。

瑕疵担保責任に基づき請求された場合は、自動車公正取引委員会の相談窓口を利用するなど、落ち着いて対処しましょう。

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車を高く売るには、ご自身の売りたい車種の相場を日々気にしておくのが重要です。

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会員登録は不要で、車両情報を入力すると5秒で査定相場を確認することができます。

また、希望価格で出品することができ、乗りながら売却することができます。

まとめ

お手持ちの車を売却したい場合は売却までの流れを把握しておくことでスムーズに進めることができます。

車を高く売る際には、買取相場を把握し少しでも査定金額をアップさせる工夫が必要です。

車が高く売れるタイミングを逃さないようにしましょう。

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著者情報

cars LIFE 編集部

クルマに関する総合メディア「cars LIFE」を運営。車検や整備、乗り換えなどのクルマに関するお得な情報など、カーライフがもっと楽しくなるお役立ち情報を発信していきます。
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