家族や親戚を乗せて出かける際には、多人数乗車ができる車が便利です。本記事では、7人乗りのおすすめファミリーカーを5車種ご紹介します。一般的にはミニバンがファミリーカーとして人気がありますが、多人数乗車という点だけを考えれば、ミニバン以外の車種も選ぶことができます。
この記事では、3列シートを備え、7人が乗れるモデルに注目し、5車種をピックアップしました。多人数乗車の際におすすめの車種を探している方は、ぜひ参考にしてください。
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トヨタ ノア/ヴォクシー
2001年11月に登場したトヨタ ノア/ヴォクシーは、スライドドアや広々とした室内空間など、ミニバンならではの機能を追求したコンパクトキャブワゴンとして、家族を中心に多くのユーザーから支持されてきました。
4代目の2022年1月発売モデルでは、ミニバンとしての魅力を更に進化させるため、予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」や任意の角度でバックドアを保持できる「フリーストップバックドア」などの最新装備を採用しました。また、7人乗りと8人乗りの2つの仕様を用意しており、エンジンはガソリン車とハイブリッド車の2種類から選べます。
ベーシックグレードとエアロパーツが標準装備されるグレードなど、バリエーションも豊富で、自分に合った車種を選ぶことができます。ノア/ヴォクシーは、先進の安全装備や任意の位置で角度を保持できるバックドアなど、安全性と利便性を追求した優れたミニバンです。
ホンダ ステップワゴン
ホンダ ステップワゴンは、1996年5月に「家族みんなが使いやすいFF(前輪駆動)1.5 BOXライトミニバン」として、ホンダのクリエイティブムーバーシリーズの第3弾として登場しました。その後、数回のモデルチェンジを経て、2022年5月に6代目が販売開始されました。
6代目のステップワゴンでは、国内ホンダ車で最大となる室内空間と、どの席でもリビングのような快適な居住性を目指しています。車両感覚をつかみやすく、乗り物酔いしにくい視界なども工夫されており、安心して快適に過ごせる室内が特徴です。また、最新の安全運転支援機能を標準装備し、安全性にも優れています。
室内は、2列目がキャプテンシートの7人乗りと、ベンチシートの8人乗りを用意しています。キャプテンシートのモデルでは、前後だけでなく左右にもスライドできる構造が採用されています。
3列目シートも、着座位置を高くすることで前方の視界を広げるよう工夫され、シートクッションも厚みを増すことで快適な座り心地を実現しています。また、3列目シートには床下収納があり、荷室の使い勝手も良好です。
日産 セレナ
日産セレナは、30年以上にわたり家族の形に寄り添い、多くのユーザーから支持されてきたミニバンです。6代目モデルでは、室内空間の広さや利便性をそのままに、快適性を追求するため、最新の技術や機能が搭載されています。
セレナの特徴としては、世界初搭載のロングドライブをサポートする先進運転支援システム「プロパイロット2.0」や、新開発のe-POWER専用エンジンを組み合わせた第2世代の「e-POWER」、新開発のシートなどが挙げられます。これらの技術や工夫により、日常使いから長距離の外出まで、幅広いシーンでの利用が可能となっています。
セレナのシートは、7人乗りのキャプテンシート仕様と、8人乗りのベンチシート仕様を用意しています。また、デュアルバックドアを採用することで、狭い駐車場や後方のスペースが限られている場所でも荷物の出し入れがしやすくなっています。
三菱 デリカD:5
三菱のデリカD:5は、2007年1月から販売されているワンボックスタイプのミニバンで、広々としたスペースと使い勝手の良さに加え、オンロード・オフロード両方において高い走行性能を発揮することができます。
このミニバンは、ワンボックスタイプながら、三菱自動車のAWC思想に基づいて、電子制御4WDやASC(Active Stability Control)を採用することで、十分な対地障害角と最低地上高を確保し、悪路でも高い走破性を発揮することができます。
2019年2月には、三菱自動車のフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」や縦型のマルチLEDヘッドライトを採用し、三菱ブランドを一目で分かる特徴的なエクステリアになりました。
また、水平基調のインストルメントパネルは、上質感を演出するとともに、機能性と開放感を兼ね備えています。さらに、衝突被害軽減ブレーキシステムなどの予防安全技術「e-Assist」が装備され、安全性が向上しています。
室内には、キャプテンシートの7人乗りとベンチシートの8人乗りの2つのタイプがあります。また、ディーゼルエンジンを搭載し、力強い走りと燃費性能の両立を実現しています。
デリカD:5は、ファミリーカーとしてだけでなく、キャンプや車中泊などのアウトドアにも活躍する、タフで使い勝手の良いミニバンです。
マツダ CX-8
マツダCX-8は、2017年9月に発表された3列シートクロスオーバーSUVで、走りやデザインを諦めたくないけれども家族や友人とのドライブを楽しみたいというユーザーに向けた新たな選択肢となっています。
CX-8は、SKYACTIV技術とデザインテーマ「魂動-Soul of Motion」を採用し、上質で洗練されたデザインが特長で、街乗りから高速走行まで余裕のある走りと、3列目を含む全員が楽しめる快適性と静粛性を提供します。また、MAZDA PROACTIVE SAFETYの安全思想に基づく先進安全技術「i-ACTIVSENSE」が搭載され、安心・安全なドライブをサポートしているのも魅力のひとつです。2022年11月には、デザインの一部変更と走行性能・安全機能を進化させました。
室内は、2列目シートがキャプテンシートとなる6人乗りとベンチシートの7人乗りの2種類が用意されています。ただし、後席のドアはスライドドアではなく、通常のヒンジドアとなります。
多人数乗車が可能なSUVが欲しい場合は、CX-8がおすすめです。高品質なデザインと質感があり、ガソリン車とディーゼル車から選ぶことができます。
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まとめ
7人乗りができるファミリーカーを探すと、後席のドアがスライドドアとなるミニバンが多いものの、3列シートかつ多人数乗車できるという条件で車を探すと、クロスオーバーSUVも見つけることもできます。
7人まで乗れるファミリーカーを探しているときは、車の使い方や利便性、どのような目的で車を使う可能性があるのかということまで考えて車を選ぶとよいでしょう。
また、室内の広さや居住性は、実際に車を見なければわからないこともあります。そのため、車を購入する際は、実車を見に行き、使い勝手や座り心地などを確かめることをおすすめします。