金融機関のシステムインテグレーター(SIer)を約11年経験し、システム設計から開発、保守までを一通り経験。
みずからの手で新サービスを手掛ける目標を掲げ、2020年4月carsへ入社。
現在はビジネスユニットでITディレクターとして活躍中!
実は、あるアニメがきっかけです。近未来SFアニメなのですが、その時代には携帯電話がなく、身体に通信機器が埋め込まれていて、頭で考えるだけで通信ができたり記憶をサーバーに置いておいたりできるんです。それを観ていて、「いつか本当にこういう時代になる!」と思い、IT関係の仕事に就きたいと考えるようになりました。
金融機関のSIerとして11年ほど勤務し、外国為替やマネーロンダリング防止、貿易取引・決済といった外為系システムの開発を担当しました。自分にはプログラミングそのものよりもプロジェクトマネージャーや案件の設計などの方が向いていたので、結果的にそういった業務の経験が多かったです。おかげで、システム開発の基礎となるウォーターフォール型の開発体系を身に付けることができました。
また、自分のアイディアで開発中に発生した課題や問題を解決できたことも多々あり、そのときはとてもやりがいを感じていました。
セキュリティの観点から、AWSなどのクラウド系サービスを利用することが少なく、「もっと新しい技術分野の経験をしたい」と考えるようになりました。また、昨今のサービス開発が加速しているのに、レガシーな技術がついていかず歯痒い思いをしていたんですよね。なので次のステップとして「自分自身でサービス自体の開発を手掛けたい!」という気持ちで、スタートアップや新技術を用いている会社を中心に検討していたところ、carsを紹介していただきました。
本部長、笹本の熱意に完全にやられましたね。面接の時に事業の話を聞いて、「ここまでクレイジーな人いるんだ…」と思いました(笑)。正直、何を取り扱うか?というのは二の次で、何ができそうか?楽しんでできそうか?ということが軸だったので、自動車関連事業であることは問題ではありませんでした。また、利用する技術に制限がなかったため、キャリア上足りていないと感じていたことを埋められるとも思い、入社を決意しました。
プロダクトの開発にあたり、実現したい内容や背景を社内でヒアリングして、それを業務に落とし込んでそれぞれパートナーへ依頼することがメインです。
実装案や期限、課題解決など、さまざまなことを含めて舵取りをしています。カバーする範囲が広いですが、その分成長を実感できます!
通常とは比較にならない開発速度と、それをこなしたときの達成感はたまりませんね。普通だったら半年かかるようなことを、1ヶ月で進めているような感覚です(笑)。
リーダーの内藤には、「自分の中で溜め込まないように」とよく言われます。なので、問題にぶち当たったときや悩んだとき、課題を見つけたときは、すぐにそれを外に出すようにしていますね。きめ細やかなコミュニケーションを大切にしています。
2020年度の第3クォーターでGood Job Awardに選出されたときです。まさか選ばれると思っていなかったので、そのときはぼんやりと聴いていたんですが、自分の名前が呼ばれてまず驚きました!そして、少し泣きそうになりました(笑)。
キャッチアップの早さやカバー範囲など、とにかく『頑張り』を評価してくださったのですが、「周りの人たちの方がすごいのに、なんで僕が…?」と思いました。自分のことを評価してくださるなんて、本当に素敵な仲間に恵まれたと思います!
基本的に、ブレーキを外している人が多い!と思います。本当にみなさんクレイジーですよ(笑)。まだ自分は、あの境地には達していないな…と思いつつ、でも結局ここにいる自分もどこかクレイジーなのかな?と思います。
ほとんどオフィスに出社しています。WeWorkは綺麗でおしゃれですし、景色も良いので、自分は仕事がしやすいと感じますね。自分がおしゃれじゃないので、WeWorkに来るとおしゃれな気分を味わえて嬉しいです(笑)。入社した頃はリモートワークが続いたこともありましたが、在宅は飽きちゃいました。やっぱり自分は外に出る方が楽しいと感じるので、好きなワークスタイルを選べるのは良いなと思います。
作業面では自走するので作業効率が上がる一方で、メンバーとの距離が離れている分、未来構想やプロジェクトの方向性などが徐々にずれていくことが課題だと感じています。ずれてしまうことがないように、対面のとき以上にイメージ合わせの時間をしっかり持つようにしていますね。
また、自身の時間の使い方を1ヶ月くらいの範囲で整理するようにしています。定例作業と非定例作業それぞれにどれだけ時間を使っているか、会議にどれだけ時間を使っているか整理するだけでも、これからの時間の使い方も整理できると考えています!