カーリースに興味を持ち始めたものの、「車がリースだなんて恥ずかしい」「周囲の目が気になる」ということで利用をためらっている方もいるのではないでしょうか。
また「借りている車だから『わ』ナンバーでしょ?」「『わ』ナンバーなら周囲に一目でバレるのでは」と心配している方もいるでしょう。
結論、そのようなことは気にしなくていいです。カーリースを「恥ずかしいもの」と考える人はほとんどおらず、また、リースする車は「わ」ナンバーではありません。
ここでは、実際に行ったカーリースに関する意識調査の結果を踏まえ、カーリースが恥ずかしいものでないということをお伝えします。
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カーリースは恥ずかしい?世間の意見を聞いてみました
まずは、世間からカーリースはどのようなふうに思われているのか、という点について調査した結果を報告します。
カーリースを「恥ずかしい・ダサい」と思う人の割合
結論、カーリースを「恥ずかしい・ダサいと思う」と答えた人は全体のわずか9%でした(車の好き嫌いに関わらず、無作為に行ったアンケート結果です)。
ほとんどの人がカーリースであるかどうかに関しては特に気にしていないことが伺えます。
よって「周囲の目が気になる」ということで躊躇する必要はほぼないと言っていいでしょう。
カーリースはどんな人が使っていると思われているか?
また、同時にカーリースを使っている人のイメージ人ついてもアンケートをとりました。
好意的な意見
好意的な意見は40票で、このような回答が見られました。
- 車が心から好きな人が利用しているイメージです(20代・男性)
- 堅実で視野が広い人だと思います。(40代・女性)
- 若者が利用しているイメージ(40代・女性)
- お金の使い方に対して賢い人のイメージです。(20代・男性)
- 効率的な人というイメージ。(30代・女性)
- 時間と心の余裕がない人でないとできない気がする。キャパが大きい人。(40代・女性)
- 自分のライフスタイルに合わせたコスパの良い生活を選択している人というイメージ。(40代・男性)
「車が好き、こだわりがある」といったイメージが20票と最も多く、続いてはまた「倹約家」「お金の使い方が上手な人」という意見が10票と続きました。
そして、意外にも「若者が使っているイメージ」「新しい・最先端のサービス」といった意見が8票と多く、若々しいイメージがあるようです。
また、「時間と心の余裕がない人でないとできない気がする。キャパが大きい人」「金銭的な余裕がある人が利用していそう。」という意見も見られ、経済力を連想する人もいるようです。
中立的な意見
中立的な意見は47票で、このような意見が見られました。
- ミニマリストの人たちが利用しているイメージです。(30代・女性)
- 個人事業主の人(60代・男性)
- 車に特にこだわりのないの人(40代・男性)
- 買ってまで乗ろうとは思わないが、いろいろな車を試してみたい人が多いイメージがする(60代・男性)
中立的な意見は、それぞれ独自の回答をしていただいたため、傾向として何が多いというわけではないですが、リース車を利用している人はダサい・恥ずかしいと思ってないことが伺えます。
否定的な意見
否定的な意見は13票で、全てに共通して「(車を買う)お金がない」という意見で一致していました。
カーリースを「恥ずかしい」と思う必要はない理由
上記アンケート結果から、すでにカーリースは恥ずかしいと思う必要はないことがわかりますが、他の理由についてもお伝えします。
具体的には以下の通りです。
- カーリースはそもそも「わ」ナンバーでないだから
- 徐々に利用者数を伸ばしているサービスだから
カーリースはそもそも「わ」ナンバーでないだから
周囲に借りている車だと知られる要因の一つに「わ」ナンバーが挙げられます。「わ」ナンバーはレンタカーやカーシェアで使われる車などに用いられますが、そもそもカーリースで手配される車は「わ」ナンバーではありません。
よって、リースしている車ということは見た目からは判断がつかないと言えます。
つまり、そもそも「カーリースは恥ずかしい・恥ずかしくない」以前に、周囲からカーリースとバレることはほぼないということです。
「わ」ナンバーに関するアンケート結果
ちなみに、「わ」ナンバーがレンタカー用のナンバーであると知っている人は、今回のアンケートでは31%のみ。残りの69%はそもそも「わ」ナンバーがなんだったのかさえ知らなかったようです。
また、「わ」ナンバーをダサいと思う人の割合は全体の12%でした。ほとんどの人は「わ」ナンバーであることは、特に気に留めてないようです。
徐々に利用者数を伸ばしているサービスだから
さらに、カーリースの利用者が増えていることも理由の一つです。
一般社団法人日本自動車リース協会連合が出している「新車販売に占めるリース車比率」では、以下のような統計が取れています。
年別 | 新車総販売台数 | リース車契約総台数 | リース車比率 |
---|---|---|---|
平成7年 | 6,865,034 | 450,481 | 6.60% |
平成10年 | 5,879,425 | 469,627 | 8.00% |
平成13年 | 5,906,471 | 554,621 | 9.40% |
平成16年 | 5,853,050 | 611,907 | 10.50% |
平成19年 | 5,353,581 | 697,015 | 13.00% |
平成22年 | 4,956,136 | 511,019 | 10.30% |
平成25年 | 5,375,513 | 601,938 | 11.20% |
平成28年 | 4,970,258 | 647,412 | 13.03% |
令和元年 | 5,195,216 | 753,575 | 14.51% |
令和4年 | 4,201,321 | 673,980 | 16.04% |
このように、右肩上がりにリース車比率が増えていることがわかります。
実際、これまで法人が使うイメージが強かったカーリースですが、現在は個人向けカーリースサービスに力を入れる大手企業も出始めており、さらなる広がりが予想されます。
車を持つ際の代表的な選択肢になる可能性があると言っても過言ではありません。
カーリースが気になっている方へ
おそらくこの記事に辿り着いた方は、カーリース自体には興味があった方が多いと思います。そこで、最後にカーリースを前向きに考えられるよう、カーリースの魅力についてお伝えしようと思います。
カーリースは初期費用をかけずに車を持てるサービス
カーリースは、初期費用をかけずに車に乗り出せるサービスです。頭金を0円にすることもできますし、登録諸費用もかかりません。
以下、カーリースとローン購入、一括払い購入の場合の初期費用イメージです。
カーリース | ローン購入 | 一括払い購入 | |
---|---|---|---|
車両代金または頭金 | なし (月額料金に含まれる) |
30万円 | 168万9,600円 |
登録諸費用 | なし (月額料金に含まれる) |
11万1,600円 | 11万1,600円 |
合計 | 0円 | 41万1,600円 | 180万1,200円 |
※金額は2024年11月7日時点、ホンダ「N-BOX」セルフ見積もりにて算出
※11月登録の前提
購入の場合は、最初に登録諸費用(自賠責+税金+手数料など)として、一番安い軽自動車でも10万円前後の費用が必要になります。これは、ローン購入の場合も同じです。
つまり、まだ十分に貯蓄がなかったり、貯蓄を切り崩したくない場合には、とても有効な選択肢と言えます。
月々定額だから支出の見通しが立てやすい
車を維持する上では定期的なメンテナンスが必要です。例えばオイル交換ですが、これは3000km〜5000km走行ごとに行うことが目安とされているため、年2回のペースで行うのが通常です。
また、毎年税金を支払う必要がありますし、3年ごとに(新車の場合は初回は2年)車検を受ける必要もあります。
このように、車の維持費として様々な出費を伴います。
通常はこれらを行う月の出費は増えることになりますが、カーリースの場合はこれらの費用は月額料金に含まれていることが多く、月々定額で使えることがメリットです。ある月だけ車にかかる費用が突出する、ということはほとんどありません。
このメリットは個人利用の場合はもちろん、個人事業主等の事業利用の場合にも大いに役立つかと思います。
支出の見通しが立てやすいことも、カーリースを利用するメリットと言えるでしょう。
車検、保険、税金等の手続きも全て任せられる
年に1回、あるいは2〜3年に1回のペースにはなりますが、保険の加入または継続手続き、税金の支払い、車検の手続きは自分で行わなければなりません。
一方、カーリースの場合はこれらの手続きも全てリース会社に任せられます。余計なことに手間を割かれないのも、大きなメリットです。
面倒なことはサポートに任せ、ユーザーはシンプルに車に乗っているだけで良い、それがカーリースの特長とも言えます。
まとめ
周囲の目が気になり、カーリースの利用を躊躇していた方もいらっしゃったかもしれませんが、今回のアンケート結果を見て、その気持ちは払拭できたかと思います。
むしろ、カーリースは車を持つ新しい選択肢として今後広がりを見せる可能性の方が大きく、今注目のサービスです。
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