電気自動車の普及は近年目覚ましく、2021〜2022年は、20車種以上の新型EVが発売されました。
今回は、日本の電気自動車、EV充電器のさらなる普及を目的として始まった「Japan EV of the year」(ジャパンEVオブザイヤー)の各賞が発表されたので紹介いたします。
ジャパンEVオブザイヤーとは?
ENECHANGE株式会社と電気自動車特化のブログであるEVsmartブログが開催した賞で、2022年度が初開催となります。対象となるのは、2021年10月〜2022年9月までに発売された国内の電気自動車で、年間を通して最も優秀な電気自動車を選定するものです。
投票制であり、EVに関するメディアの代表者やEV関連企業のキーパーソン29名と一般投票者433名による投票の結果、グランプリ、優秀賞が決定しました。
グランプリは「日産サクラ」
20車種以上の新型EVより、グランプリに選ばれたのは「日産サクラ」です。軽自動車のEVとして発売されたサクラは、電気自動車の中では価格帯も安く、内装や運転支援等の機能性の部分で高く評価されました。
また、日産サクラは、軽自動車として日本カーオブザイヤーを受賞、自動車安全性能2022でも最高賞となるファイブスター賞を受賞するなど、国内の新車販売台数のEVシェアを押し上げるほどの売れ行きで、注目されています。
優秀賞は「ヒョンデIONIQ 5」
続いて、優秀賞に選ばれたのは「ヒョンデIONIQ 5」です。目を見張るのはそのデザインです。まさに、”近未来的”であり、ワクワクさせてくれます。前席のウォークスルーや他社を凌ぐ急速充電など、さまざまな魅力があります。
「テスラ モデルY」も優秀賞に
同じく、優秀賞に選ばれたのが「テスラ モデルY」です。
ユーザーインターフェースの充実に加え、オートパイロット、充電性能、バッテリー温度管理など、完成度の高いEV車です。また、テスラ独自の高出力急速充電インフラであるスーパーチャージャーの存在も高く評価されています。
「EV元年」ともいわれる2022年は、上記のように、電気自動車の代表とも呼べる車種が多く発売され、とても注目されました。2022年の年末には、ホンダが2024年春に向けて軽自動車のEVを発売するというニュースも飛び込んできました。
環境にもやさしい電気自動車、今後の発展にも注目が集まります。