ディーラー査定とは?査定料相場や高額売却のコツを公開

売却
  • 更新日:2025/09/02
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「ディーラーに査定を依頼するけど、できるだけ高く売りたい!」
「ディーラーの査定って、メリットはあるの?」

そんな疑問をお持ちではありませんか。確かに、ディーラーでは買取店より査定額を低くつけますので、愛車が安く買い叩かれてしまうのではと不安になりますよね。とはいえ、車の状態によってはディーラーの方がお得になるケースもあります。

そこでこの記事では、ディーラーで下取りしてもらうメリットと、少しでも高く車を売る方法について詳しく解説します。

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ディーラーの査定とは

ディーラーの査定は、ユーザーの新車購入を条件に古い車を下取りする際、その額を決めるために行われます。そして査定額は、日本自動車査定協会が定めた方法で算出されているのです。

ディーラー査定の概要

ディーラーの査定とは、新車の購入時に古い車の下取り額を決めるために行われるものです。新しい車の購入を前提に、不要な車を引き取る取引を「下取り」といいます。

ディーラーはこの下取りによって新車の代金を割り引くことで、顧客の乗り換えをスムーズにしているのです。

査定額は新車の購入代金に充てられ、基本的に現金では支払われません

ディーラー査定で価格がつく仕組み

ディーラーの査定は、各社が加盟している社団法人日本自動車査定協会によって定められた方法で算出されます。主に新車の販売に従事するディーラーの従業員には、査定の専門知識がありません

そこで、査定協会が月1回発行している「イエローブック」の基準価格をベースに、マニュアル化された簡易的な方法で算出しているのです。

近年では、査定業務にタブレット端末用のアプリが用いられます。アプリによる査定では、車検証のQRコードから記載内容を読み取った上で、ボディや内装、タイヤなどの状態、そして駆動系の動作確認が行われます。

この記録によって、基準価格から自動で加減点される仕組みです。最後に車を撮影後、ディーラーの本社にデータを送信すると、査定額が決まります。

ディーラーで下取りをしてもらうメリット

次に、ディーラーでの下取りのメリットについて解説します。

「買取」では価格がつかない場合も価格がつくことがある

1つ目は、値段がつかない車でも下取りしてもらえる場合があることです。買取業者は買い取った車の再販によって利益を得ているため、売れそうな車は高い査定額を提示しますが、年式がかなり古かったり走行距離が極端に多かったりする車には価格をつけません。

一方で、ディーラーの下取りは新車の値引きとして行うものですので、買取で価格がつかない車でも数万円ほどの査定額を出してくれることがあります。このようなケースでは、下取りも1つの選択肢になります。

売却から購入までワンストップ

2つ目は、下取りから新しい車の購入までの手続きが、ワンストップで楽なことです。

車を売買する際には名義変更などの手続きが必要ですが、新しい車と古い車のどちらもディーラーに依頼すれば一度で済みます。ところが、ディーラーとは別の業者に買い取ってもらうと、印鑑証明書や住民票といった書類をそれぞれに持参しなければなりません。

また、譲渡証明書や委任状への記入・押印も双方で必要となり、手続きが二度手間になってしまいます。

ディーラーで下取りする時の注意点

下取りでは、売却額が新車の代金に充てられるため、手元にお金が残りません。また、他メーカーの車は査定額が低くなってしまうことにも考慮しましょう。

下取りのお金は手元には残らない

ディーラーで下取りに出すと、手元にお金が残りません。下取りの売却代金は、そのまま新しい車の購入代金に充てられるからです。

通常、買取店で売却すると代金は銀行口座に振り込まれますので、新しい車のパーツ代や家族との旅行代など、自分の好きなように使えます。

ところが、ディーラーの下取り額は、そのまま新車の代金にあてられるので、現金では受け取れません。車の売却代金を他の用途に使いたい場合は、下取りではなく買取を検討すべきでしょう。

他メーカーの車種は価格が低くなる

他メーカーの車をディーラーに下取りしてもらう場合は、査定額が低くなることがあります。

ディーラーでは、他メーカーの車を再販するルートが限られるからです。下取りした車が自社ブランドであれば、ディーラー系列の中古車販売店で再販が可能ですが、他メーカーの場合は中古車オークションに出品するしか手段がありません。

そのため、他メーカーの車にはオークション相場を上回る査定額は提示できず、安くなってしまうのです。

ディーラーでの下取りは査定料が発生する

また、ディーラーでの下取りは、基本的に査定料が発生します。下取りとは、新車の購入を条件に、それまで乗っていた古い車を買い取ってもらうことです。

そして、古い車の売却金額を決めるには、ディーラーで「下取り査定」を受ける必要がありますが、査定士には人件費がかかるため、新車の見積書には下取りの車に関する項目が含まれているのです。

査定料はディーラーによって異なり、大体「5,000円〜10,000円」程度が相場です。車の購入時には車両本体価格の他に「諸費用」が必要で、それぞれ注文書に項目がありますが、査定料はその内訳の1つである「下取車査定料」に計上されています。

なお、自宅で出張査定に来てもらう場合には、別に交通費がかかる場合もあります。

見積もりだけなら査定料は発生しない

一方で、下取りの見積もりを出してもらうだけであれば、査定料は発生しません。

その理由は、できるだけ査定を受けてもらい、新車を売っていきたいからです。ディーラーは新車の販売促進のため、顧客に対して積極的に査定を提案します。査定の結果、想定していた金額より高い下取り額が提示されると、顧客の買い替え意欲が高まる可能性があるからです。

料金が発生してしまうと顧客は査定の提案に乗ってこないため、新車の販売チャンスを逃してしまいます。顧客に気軽に査定を受けてもらいたいため、下取りの見積りのみであれば、ディーラーは査定料を請求しません。

下取りで発生するそのほかの諸経費

下取車手続代行手数料とは、下取りした車を一旦ディーラーの名義に変更してから、自社系列の中古車販売店に並べたりオークションに出品したりする代行費用のことです。下取車手続代行手数料の相場もディーラーによって異なり、おおよそ「5,000円〜15,000円」程度かかります。

また、車検証に記載された車の所有者が自分ではない場合は、別に所有権解除も必要です。例えば、以前にクレジットで買った車を下取りしてもらう場合、すでに全ての支払いが済んでいたとしても、所有権がクレジット会社のままとなっているケースがほとんどです。

そのため、所有権解除の書類をクレジット会社に請求した上で、陸運支局で手続きする必要があります。

一方で廃車にする場合でも、解体業者から「解体証明書」を取り寄せなければなりません。これらの諸手続きは自分でも行えるものの、陸運支局に出向くなど意外に手間がかかります。

そのため、前述の手数料が必要ですが、ディーラーに依頼する方がスムーズでしょう。

査定料や諸経費は交渉可能

ディーラーに下取りしてもらうと、査定料や下取車手続代行手数料がかかりますので、査定額が買取店と同じであれば買取店で売った方がお得です。また、ディーラーと交渉することで、これらの費用を値引きしてもらえる可能性もあります。

買取店と査定額が同じ場合

ディーラーの査定額が買取店と同じ場合は、買取店で売却した方がお得です。

買取店では査定料や下取り諸経費が無料であることが多く、その場合は査定額まるごと売却金額として受け取れます

例えば、査定の結果が100万円だった場合、ディーラーではそこから諸経費が減額されますが、買取店はそれらを全て自社で負担してくれるため、そのまま100万円が支払われるのです。

買取店と同じ査定額が提示された時は、買取店で売った方が数万円お得です。

ディーラーに交渉してみる

一方で、ディーラーでも査定料や諸経費分の値引きを交渉できます。ディーラーに下取りしてもらうと、新しい車と古い車にかかる全ての手続きが一度で済ませられますので、手間をかけることなくお得に車を買いたいという人もいるでしょう。

その場合は、新車の注文書から査定料や下取り諸経費の項目を削除してもらえないか、あるいは同額の値引きができないかを交渉してみましょう。

買取店では査定料が無料だということを主張すれば、応じてくれる可能性があります。

少しでも車を高く売りたい場合は

最後に、少しでも車を高く売る方法について紹介します。

買取業者に査定を出してみる

1つ目の方法は、買取業者に査定を依頼してみることです。あくまで車の値引きが目的のディーラーとは違い、買取業者は商品の仕入れという目つきで車を評価します。そのため、多くの場合、下取り額を上回る査定金額が提示されます。

その見積もりをディーラーに持ち込んで再度交渉してもいいですし、そのまま買取業者に任せてもいいでしょう。

また、近年は業者間の競争も激化していますので、複数の買取店に依頼して競わせれば、より高い査定額が期待できます。

一括査定をしてみる

2つ目の方法は、一括査定サービスを利用してみることです。一括査定とは、1つのサイトに売りたい車の情報と自分の個人情報を入力するだけで、複数の買取業者に査定を申し込めるサービスのこと。

実際に業者まで足を運んで個別に査定を申し込む必要がない上に、提携している買取業者同士が競い合いますので、高い査定額が期待できます。

一方で、一括査定ではほとんどの依頼者が最初に取った電話で業者を決めてしまうため、各社から一斉にしつこい営業電話がかかってくるでしょう。また、一度に複数の買取業者へ依頼しますので、それぞれに対して交渉しなければなりません。

 地域によっては業者が限られ、業者同士で談合される可能性も考慮しておきましょう。

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まとめ

今回は、ディーラーで下取りしてもらうメリットと、少しでも高く車を売る方法について解説しました。ディーラーの査定は、新車の購入を前提に古い車を下取り、その売却額を決めるものです。

買取では値段がつかない車も数万円で引き取ってもらえる上に、手続きが楽というメリットがあります。一方で、手元に現金が残らないことや、他メーカーの車は査定額が低くなってしまうのがデメリットです。

少しでも高く車を売りたい場合は、買取業者に依頼するなど、高く売るための工夫をしましょう。

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著者情報

cars LIFE 編集部

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