ディーラーの下取り査定料はいくら?お得にする方法も解説

売却
  • 投稿日:2023/06/12
  • 更新日:2024/03/04
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「ディーラーの査定料って、いくらかかるの?」
「できれば査定料を払わずに済ませたい……」

そんな疑問をお持ちではありませんか。確かに、ディーラーで新車を購入する際には、古い車を下取りしてもらうために査定を受けますが、どれくらいの費用がかかるのか気になってしまいますよね。実は、ディーラーで下取りをお願いすると、5,000円〜10,000円ほどの査定料が発生します。

そこでこの記事では、ディーラーの下取りで発生する諸費用と、お得な購入方法について詳しく解説します。


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ディーラーでの下取りは査定料が発生する

ディーラーでの下取りは、基本的に査定料が発生します。下取りとは、新車の購入を条件に、それまで乗っていた古い車を買い取ってもらうことです。

そして、古い車の売却金額を決めるには、ディーラーで「下取り査定」を受ける必要がありますが、査定士には人件費がかかるため、新車の見積書には下取りの車に関する項目が含まれているのです。

査定料はいくらかかるのか?

査定料はディーラーによって異なり、大体「5,000円〜10,000円」程度が相場です。車の購入時には車両本体価格の他に「諸費用」が必要で、それぞれ注文書に項目がありますが、査定料はその内訳の1つである「下取車査定料」に計上されています。

なお、自宅で出張査定に来てもらう場合には、別に交通費がかかる場合もあります。

見積もりを出してもらうだけだと

一方で、下取りの見積もりを出してもらうだけであれば、査定料は発生しません。

その理由は、できるだけ査定を受けてもらい、新車を売っていきたいからです。ディーラーは新車の販売促進のため、顧客に対して積極的に査定を提案します。査定の結果、想定していた金額より高い下取り額が提示されると、顧客の買い替え意欲が高まる可能性があるからです。

しかし、料金が発生してしまうと顧客は査定の提案に乗ってこないため、新車の販売チャンスを逃してしまいます。

顧客に気軽に査定を受けてもらいたいため、下取りの見積りのみであれば、ディーラーは査定料を請求しません

下取りで発生するそのほかの諸経費

ディーラーの下取りでは、査定料の他にも「下取車手続代行手数料」が計上されます。

下取車手続代行手数料とは、下取りした車を一旦ディーラーの名義に変更してから、自社系列の中古車販売店に並べたりオークションに出品したりする代行費用のことです。下取車手続代行手数料の相場もディーラーによって異なり、おおよそ「5,000円〜15,000円」程度かかります。

また、車検証に記載された車の所有者が自分ではない場合は、別に所有権解除も必要です。例えば、以前にクレジットで買った車を下取りしてもらう場合、すでに全ての支払いが済んでいたとしても、所有権がクレジット会社のままとなっているケースがほとんどです。

そのため、所有権解除の書類をクレジット会社に請求した上で、陸運支局で手続きする必要があります。

一方で廃車にする場合でも、解体業者から「解体証明書」を取り寄せなければなりません。これらの諸手続きは自分でも行えるものの、陸運支局に出向くなど意外に手間がかかります。

そのため、前述の手数料が必要ですが、ディーラーに依頼する方がスムーズでしょう。

査定料や諸経費は交渉可能

ディーラーに下取りしてもらうと、査定料や下取車手続代行手数料がかかりますので、査定額が買取店と同じであれば買取店で売った方がお得です。また、ディーラーと交渉することで、これらの費用を値引きしてもらえる可能性もあります。

買取店と査定額が同じ場合

ディーラーの査定額が買取店と同じ場合は、買取店で売却した方がお得です。

買取店では査定料や下取り諸経費が無料であることが多く、その場合は査定額まるごと売却金額として受け取れます

例えば、査定の結果が100万円だった場合、ディーラーではそこから諸経費が減額されますが、買取店はそれらを全て自社で負担してくれるため、そのまま100万円が支払われるのです。

買取店と同じ査定額が提示された時は、買取店で売った方が数万円お得です。

ディーラーに交渉してみる

一方で、ディーラーでも査定料や諸経費分の値引きを交渉できます。ディーラーに下取りしてもらうと、新しい車と古い車にかかる全ての手続きが一度で済ませられますので、手間をかけることなくお得に車を買いたいという人もいるでしょう。

その場合は、新車の注文書から査定料や下取り諸経費の項目を削除してもらえないか、あるいは同額の値引きができないかを交渉してみましょう。

買取店では査定料が無料だということを主張すれば、応じてくれる可能性があります。

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まとめ

今回は、ディーラーの下取りで発生する諸費用と、お得な購入方法について解説しました。

ディーラーで古い車を下取りしてもらうと、査定料と下取車手続代行手数料としてそれぞれ5,000円〜15,000円ほど発生します。これらの費用は、下取りの見積もりだけしてもらった場合はかかりません。

一方で、買取店の多くは査定料や下取り諸費用が無料ですので、査定額がディーラーと同じだった場合は買取店に売った方がお得になります。窓口をディーラー1つにしたい人は、値引きを交渉してみましょう。


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