車を売る時に見積もりを取る方法は?どこに任せるのがお得?

売却
  • 更新日:2025/12/16
  • 2017

車を売るときに見積もりの内容をしっかりと確認したり、複数の買取業者に査定の依頼をしたりしていますか。
もし、見積もりの内容をしっかりと確認していなかったり、複数の買取業者に見積もりの依頼(相見積もり)をしていなかったりすると、車が高く売れない可能性があります。

今回は、車を売るときに見積もりを取る流れ、見積もりのチェックポイント、相見積もりを取る理由について解説します。

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車売却時の見積もりを取る流れ


車を売却するときは、どのようにして見積もりを取るのでしょうか。
まず、見積もりを取る流れについて把握しましょう。

また、査定に出す業者や見積もりが出来上がるまでの所要時間などについても解説していますので、業者選びや査定日のスケジュールを組むときの参考にしてみてください。

査定の申込みをする

まず、査定の申し込みをします。
この査定申し込みの段階では、どこに依頼するかという業者選びも含まれます。

査定を依頼する業者によって売却額も変わることがあるため、業者選びは慎重に行いましょう。

査定の申し込み・依頼・相談ができるのは、ディーラー・販売店、中古車買取業者、自動車整備工場などです。

同じ車の売却でも、ディーラー・販売店は新しい車を買うのと同時に引き取ってもらう「下取り」、中古車買取業者や自動車整備工場などは車を買い取るだけの「買取」となります。

一般的に、下取りは査定額が低くなりやすく、買取の方が査定額が高くなりやすいといわれています。

また、車を店舗に持ち込んで査定する「持ち込み査定」と、業者が自宅や職場まで来てくれる「出張査定」があるため、それぞれの環境や予定に合わせて業者を選びましょう。
ほとんどの場合、ディーラー・販売店などは「持ち込み査定」、中古車買取業者などが「出張査定」となります。

査定を依頼する業者選びや申し込みが済んだら、査定を受けます。

査定を受ける

査定を受けるときは、いつ、何時から査定を受けるのか日程調整を行いましょう。

日程調整せずに査定を受けようとすると、査定してもらえない可能性があります。
例えば、持ち込み査定が可能な業者へ予約せずに行くと、査定士が出張で査定をしていて不在ということもあります。

そのため、査定を受けるときは事前に予約しておくとよいでしょう。

査定にかかる所要時間はおおむね30分前後が一般的です。
ただし、車によっては1時間前後かかる場合もあるため、査定予約の時に査定にかかる時間を確認しておくことをおすすめします。

査定が終わったら、見積もりの確認です。

見積もりを確認

査定が終わり、査定額の見積もりが算出されるまでの時間は、おおむね1時間前後です。
車の価値を適正に算出するために、ある程度の時間がかかります。

見積もりが出来上がったら内容を細かくチェックしましょう。
見積もりが手元に来ると金額にばかり目が行ってしまいますが、その他にも見なければならないポイントがあります。

見積もりでチェックすべきポイントについては、次の章で詳しく解説します。

車売却時の見積もりチェックポイント


車を売るときの見積もりでチェックすべきポイントは、車の情報、手数料、整備費用、輸送費用、リサイクル料・税金などです。
ここからは、見積書で確認すべきことについて解説します。

車の情報

まず、車の情報を確認しましょう。
車の査定額は、メーカー・車種、グレード、年式、型式、車台番号、装備など、車の基本情報がベースとなります。

そのため、見積書に記載されている車の基本情報が、査定を受けた車と合っているか確認しましょう。

手数料

次に、売却に伴う手数料を確認します。
名義変更などの手続きを代行してもらう場合、その費用が手数料として発生することがあります。

見積書に手数料が記載されているか、記載されていない場合は別途費用がかかるのか確認しましょう。

なお、売却に伴う手数料の相場は、一般的に1万円~2万円程度といわれています。
金額に疑問を感じたら、その場でスタッフに質問することをおすすめします。

整備費用の有無

車にかかる整備費用が記載されているか確認しましょう。
整備費用とは、再販売に向けた部品交換や点検・調整などにかかる費用のことです。

見積もりに整備費用が記載されていない場合は、別途請求される可能性があるか確認しておきましょう。

輸送費用の有無

輸送費用の記載があるか確認しましょう。
車を動かせない場合には輸送費がかかるケースがほとんどですが、持ち込み査定であれば費用がかからないこともあります。

見積書の中に輸送費の記載があるか、必ず確認してください。

リサイクル料、税金分の上乗せ

リサイクル料や自動車税、自賠責保険料の払い戻し分が上乗せされているか確認しましょう。

見積書に記載がない場合は、査定額に含まれているのかを確認することが大切です。

なお、軽自動車税と自動車重量税については払い戻しされないため、売却のタイミングには注意しましょう。

車を高く売るためには相見積もりがおすすめ


車を高く売るためには、複数の買取業者に査定してもらい、見積もりを出してもらう相見積もりがおすすめです。

相見積もりした方が良い理由

買取業者はそれぞれ得意な車種や再販売ルートが異なるため、同じ車でも査定額に差が出ます。

1社だけで判断せず、複数の業者に査定を依頼しましょう。

買取業者にもそれぞれ特徴がある

買取業者には、国産車専門、SUV専門、輸入車専門など、それぞれ特徴があります。

売却する車に合った業者を選ぶことが、高価買取につながります。

見積もりの依頼をする前に買取相場の確認


査定や見積もりの前に、売却予定の車の買取相場を確認しておくことも大切です。

個人情報を入力せずに相場がわかるAI査定を活用すると、判断材料として役立ちます。

まとめ

車を売却するときは、複数の業者に見積もりを依頼し、内容をしっかり確認することが大切です。

不明点があれば、その場で質問し、不安を解消したうえで売却を進めましょう。
納得のいく形で、愛車を高く売却してください。

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著者情報

cars LIFE 編集部

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