2024年4月、レクサスから「新型GX550」が同年秋から通常販売されると発表されました。新型GXが日本で発売されると発表後、さまざまな情報が交錯しましたが、ついに正式発表され、注目を集めています。
そこで今回は、レクサス新型GX550の特徴と車両スペックを公式発表されている範囲で紹介していきます。
レクサスGX550の4つの特徴
レクサスGX550には、以下4つの特徴があります。
・スタイリッシュなデザイン
・高い走行性能を実現している
・乗り心地に優れている
・最新の安全性能を搭載している
スタイリッシュなデザイン
新型GX550は、スピンドルボディとプロテクター形状を融合させているデザインがスタイリッシュで目を惹きます。
スピンドルボディとは、逆台形のアッパーグリルに、台形のロアグリルを組み合わせた形状のグリルを、ボディ一体となるように表現している次世代デザインです。
一昔前は、グリルとボディの間にメッキ装飾などを施し、グリル形状を縁取るデザインが主流でしたが、新型GX550ではグリルの縁取りがなくなり、よりシームレスなデザインとなっています。
また、オフロードでの走行を想定し、草木や石などから車を守るため、センターの一部はプロテクターで覆われています。
これにより実用性もありながら、メリハリのあるデザインとなっているのです。
リアビューは、張り出した前後フェンダーから安定感と重量感のある印象を受け、圧倒的な存在感のあるデザインとなっています。
高い走行性能を実現している
衝突安全性能や静粛性、走りの質を向上させるため、「新GA-Fプラットフォーム」を採用しているので、高い走行性能を実現しています。
エンジンは「V35A-FTS」を搭載し、10速オートマチックトランスミッションを組み合わせることで、リズミカルで心地の良い走りと力強い加速を体感可能です。
また、ハイブリッドモデルでは、2.4L直列4気筒エンジンと新開発のダイレクトシフト8速オートマを組み合わせています。
オフロードでも力負けしない走行性能を、ハイブリッドモデルでも実現しています。
乗り心地に優れている
新型GX550は、オフロードやオンロード問わず乗り心地にも優れています。
運転操作や路面状況に応じて、4輪のショックアブソーバーの減衰力を電子制御するAVSを採用しているので、どのような路面でも快適な車内空間となっています。
さらに、走行時の安定性や乗り心地を向上させるために、構造用接着剤を用いて高剛性ボディを実現しました。
またシートにも秘密があり、悪路走行時の頭部の揺れを軽減するため、シートバックサイドが標準よりも柔らかくなっているのです。
身体がシートバックサイドへ接触した際には、頭部が揺れにくいような設計となっています。
サスペンションなどのボディだけでなく、シートも工夫されていることが、乗り心地に優れている理由です。
最新の安全性能を搭載している
「Lexus Safety System +」という最新の安全性能が採用されているため、ドライバーの安全を最大限サポートしてもらえます。
プロアクティブドライビングアシストや、ドライバーモニターとの連携により、運転状況に応じた最適制御を可能としています。
新型GX550は、世界トップレベルの安全性能を搭載した車です。
レクサスGX550の車両スペック
新型GX550の車両スペックを紹介します。国内モデルのグレードにおけるスペックがまだ公表されていないため、プロトタイプの諸元表を参考とします。
新型GX550は、大型のボディサイズとなっています。ホイールベースの数値は標準的なので、大型のボディサイズですが、運転はしやすい車と言えます。
グレードや装備によって若干スペックは異なってくることが予想できるため、国内仕様の追加発表に期待しましょう。
レクサス新型GX550はデザインと性能を両立させたオフローダー
新型GX550の特徴をエクステリアデザインや性能面で詳しく解説しました。
レクサスならではのスピンドルボディが特徴的で、ワイドなデザインから重量感ある見た目となっています。
走行性能では、「新GA-Fプラットフォーム」の採用やエンジン・トランスミッションの性能により、オフロード・オンロード問わず上質な走りを体感可能です。
また、乗り心地では、サスペンションジオメトリーの最適化の追及により、オンロードはもちろんオフロードでも快適にドライブを楽しめます。
安全性能も充実しており、最先端の「Lexus Safety System +」を搭載させることで、ドライバーの安全運転を最大限サポートしてもらえるのです。
新型GX550は、デザインはもちろん走行性能や安全性能など、各方面の性能も充実している究極のオフローダーと言えるでしょう。
