ビー・エム・ダブリュー株式会社は2026年10月、新型「BMW 7シリーズ」の日本国内での販売を開始しました。納車は2026年11月からを予定しています。
今回の新型7シリーズは、BMWの次世代車両コンセプト「ノイエ・クラッセ」の技術を取り入れ、デザインやデジタル機能、快適性を進化させたラグジュアリーセダンです。
17.9インチのセンターディスプレイや、BMW初採用となる14.6インチの助手席用ディスプレイなど、先進的な室内装備を導入。パワートレインには、48Vハイブリッドを組み合わせたガソリンモデルと電気自動車(EV)を設定しています。
価格は1,683万円(税込)からです。
この記事では、新型BMW 7シリーズの特徴や進化した装備、価格・発売情報を詳しく紹介します。
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目次
BMW 7シリーズとは?
BMW 7シリーズは、1977年に初代モデルが登場したBMWのフラッグシップセダンです。
長年にわたり、革新的な安全機能や先進的な操作システムなどを採用し、BMWの技術を象徴するモデルとして進化してきました。
今回の新型モデルでは、BMWが次世代の車両開発で推進する「ノイエ・クラッセ」の技術をラグジュアリークラスに導入しています。
日本市場では、2026年7月に導入された「BMW iX3」に続く、ノイエ・クラッセ第2弾モデルとして位置付けられています。
ガソリンエンジン搭載モデルと電気自動車をラインアップし、先進性と快適性、BMWならではの走行性能を追求しています。
新型BMW 7シリーズの主な変更点
新型BMW 7シリーズでは、エクステリアからインテリア、デジタル機能、運転支援システムまで、幅広い改良が行われました。
主な特徴は以下の通りです。
- 新デザインのキドニー・グリルとクリスタル・ヘッドライトを採用
- BMWパノラミックiDriveとBMWオペレーティング・システムXを導入
- 17.9インチのセンターディスプレイを採用
- BMW初の14.6インチ「BMWパッセンジャー・スクリーン」を搭載
- 31.3インチ・8K対応の後席用「BMWシアター・スクリーン」を設定
- 48Vハイブリッド搭載のガソリンモデルとEVモデルをラインアップ
- 高度な運転支援システム「ハイウェイ・アシスト」を標準装備
特徴① 新デザインのキドニー・グリルで存在感を強調
新型BMW 7シリーズのエクステリアには、ラグジュアリーセグメントに向けた新たなBMWデザイン言語が採用されています。
フロントには、新デザインのキドニー・グリルと「BMWアイコニック・グロー」、新設計のクリスタル・ヘッドライトを組み合わせました。
光の演出と一体感のあるデザインによって、BMWのフラッグシップモデルにふさわしい存在感を表現しています。
サイドビューは、すっきりとしたボディー面やキャラクターラインによって上品な印象に。リアには水平基調のデザインを採用し、車体のワイド感を強調しています。
BMWインディビジュアル2トーン・ペイントを設定
ボディーカラーには、個性を表現できる「BMWインディビジュアル2トーン・ペイント」を設定しています。
さらに、新型モデルでは上部を高光沢、下部をマットに仕上げる「デュアル・フィニッシュ」を新たに選択できるようになりました。
フラッグシップセダンらしい上質さを保ちながら、オーナーの好みに合わせたスタイリングを楽しめます。
特徴② 大型ディスプレイを採用した先進的なインテリア

新型BMW 7シリーズのインテリアは、ノイエ・クラッセの端正なデザインと厳選された素材、先進技術を組み合わせた空間に仕上げられています。
レザーやアルカンターラ、ウッド、クリスタル・ガラス、メタルなどの素材を好みに合わせて選択できます。
また、新しいライト・ストリップや前席ヘッドレストのアンビエント・ライト、スカイ・ラウンジ・パノラマ・ガラス・サンルーフなどによって、室内の上質感を高めています。
特に注目したいのが、大型ディスプレイを中心としたデジタル機能の進化です。
17.9インチのセンターディスプレイを採用
BMW 7シリーズとして初めて、17.9インチのフリー・カット・デザインのセンターディスプレイを採用しました。
「BMWパノラミックiDrive」や「BMWオペレーティング・システムX」と組み合わせ、直感的な操作と先進的なデジタル体験を提供します。
BMW初の助手席用14.6インチディスプレイ
新型7シリーズには、BMW初採用となる14.6インチの「BMWパッセンジャー・スクリーン」を搭載しています。
助手席の乗員は、テレビや映画、音楽、ゲームなどのコンテンツを楽しめるほか、車内カメラを利用したオンライン会議にも対応します。
なお、運転中にドライバーが助手席用ディスプレイを見た場合は、車内カメラによる視聴制限機能が作動し、一時的に映像コンテンツを視聴できなくなる仕組みです。
後席には31.3インチの8K対応シアター・スクリーンを設定
後席には、進化した31.3インチ・8K対応の「BMWシアター・スクリーン」を選択できます。
映画や音楽、ゲームに加え、新たに地上波テレビの視聴にも対応。車内カメラを使ったビデオ会議も可能です。
HDMI入力端子は後席中央コンソールに配置され、後席左右のドアには5.5インチの「BMWタッチ・コマンド」を搭載。手元から各種機能を操作できます。
移動時間をエンターテインメントや仕事の時間として活用できる点も、新型7シリーズならではの特徴です。
特徴③ ガソリン・48VハイブリッドとEVをラインアップ

新型BMW 7シリーズには、ガソリンエンジンと48Vハイブリッドシステムを組み合わせたモデルに加え、電気自動車の「BMW i7」が用意されています。
BMW 740:3.0L直列6気筒エンジン+48Vハイブリッド
「BMW 740 Excellence」と「BMW 740 M Sport」には、3.0L直列6気筒の高効率ガソリンエンジンとBMW 48Vハイブリッドシステムを採用しています。
システム・トータル最高出力は294kW、最大トルクは580Nmです。
BMWらしい走行性能とラグジュアリーセダンに求められる快適性の両立を目指しています。
BMW i7:一充電で最大706km走行
電気自動車の「BMW i7」には、容量113kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載しています。
| モデル | 最高出力 | 最大トルク | 一充電走行距離(WLTC) |
|---|---|---|---|
| BMW i7 60 xDrive | 400kW | 745Nm | 706km |
| BMW i7 M70 xDrive | 500kW | 1,015Nm | 686km |
「BMW i7 60 xDrive」は一充電で706km、「BMW i7 M70 xDrive」は686kmの走行距離を実現しています。
特にi7 M70 xDriveは、システム・トータル最高出力500kW、最大トルク1,015Nmという高い性能を備えています。
特徴④ 高度な運転支援システム「ハイウェイ・アシスト」
新型BMW 7シリーズには、高性能カメラやレーダー、プロセッサーを活用した先進運転支援システムが標準装備されています。
「ハイウェイ・アシスト」は、対象となる高速道路で一定の条件を満たした場合に、ステアリングから手を離して走行できる運転支援機能です。
システムは時速120kmまで対応していますが、利用時には道路ごとの法定速度や制限速度を守る必要があります。
また、ドライバーは常に前方を注視し、必要に応じて直ちに運転操作を行える状態を保たなければなりません。
この機能はSAEレベル2の運転支援であり、自動運転ではありません。
視線による車線変更操作にも対応
「レーン・チェンジ・アシスト」では、システムが周囲の状況を確認し、安全に車線変更できると判断した際に、ドライバーへ車線変更を提案します。
ドライバーはドアミラーを見る自然な動作によって、車線変更を実施できます。
なお、ハイウェイ・アシストは2026年11月以降に利用可能となる予定です。利用開始時にソフトウェアのアップデートが必要となる場合があります。
新車購入後3年間は無償で利用でき、期間終了後の継続利用には有償サブスクリプションへの申し込みが必要です。
特徴⑤ オートマチック・ドアで乗り降りも快適に
新型BMW 7シリーズでは、オートマチック・ドアの機能も進化しました。
車両への接近に連動した運転席ドアの開閉動作が改良され、乗り降りの快適性を高めています。
また、各ドアのスイッチやセンターディスプレイのアプリから、自動でドアを開閉することも可能です。
こうした細かな使い勝手の向上も、フラッグシップセダンならではの魅力といえるでしょう。
新型BMW 7シリーズの価格・発売時期
新型BMW 7シリーズは、2026年10月より全国のBMW正規ディーラーで販売を開始しています。
納車は2026年11月からを予定しています。
メーカー希望小売価格(税込)は以下の通りです。
| モデル | パワートレイン | 価格(税込) |
|---|---|---|
| BMW 740 Excellence | 3.0L直列6気筒+48Vハイブリッド | 16,830,000円 |
| BMW 740 M Sport | 3.0L直列6気筒+48Vハイブリッド | 16,830,000円 |
| BMW i7 60 xDrive Excellence | 電気自動車 | 18,520,000円 |
| BMW i7 60 xDrive M Sport | 電気自動車 | 18,520,000円 |
| BMW i7 M70 xDrive | 電気自動車 | 23,300,000円 |
価格帯は1,683万円~2,330万円(税込)です。
いずれも右ハンドル仕様で、価格には付属品、保険料、登録諸費用、消費税以外の税金などは含まれていません。
新型BMW 7シリーズが提案するカーライフ
新型BMW 7シリーズは、単なる移動手段を超え、車内で過ごす時間そのものの価値を高めたラグジュアリーセダンです。
運転席では、先進的なデジタル機能とBMWならではの走行性能を楽しめます。
助手席には専用のエンターテインメント環境が用意され、後席では大型シアター・スクリーンを使って映画やゲーム、オンライン会議などを楽しむことも可能です。
また、ガソリン・48VハイブリッドモデルとEVモデルが用意されているため、走行スタイルやライフスタイルに合わせてパワートレインを選択できます。
運転する楽しさと、同乗者が快適に過ごせる空間の両方を重視する方にとって、注目したいモデルです。
まとめ
BMWは2026年10月、新型「BMW 7シリーズ」の日本国内での販売を開始しました。納車は11月からを予定しています。
今回の新型モデルでは、ノイエ・クラッセの技術を取り入れ、新しいエクステリアデザインや大型ディスプレイ、先進運転支援システムなどを採用しました。
パワートレインには、3.0L直列6気筒エンジンと48Vハイブリッドを組み合わせた「BMW 740」と、電気自動車の「BMW i7」を設定しています。
価格は1,683万円(税込)から。
BMWのフラッグシップセダンとして、先進技術と上質な移動体験をさらに追求した一台となっています。
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