クルマの価値は、その時々で変わりますが、時間が経過しても高い価値を維持し続けるクルマがあります。今回は、リセールバリューが高いクルマの特徴を解説するとともに、リセールバリューが高いクルマの代表例を紹介します。
価値が高いクルマの特徴とは?
時間が経過しても価値が落ちにくいリセールバリューが高いクルマには、いくつかの共通点があります。まずは、リセールバリューが高いクルマの共通点を紹介します。
・優れた性能を有している(高性能モデル)
・外装や内装の質感が高い
・限定車
・手に入れることが難しい希少車
・映画やドラマなどで活躍して話題となったクルマ
など
ここで紹介した共通点は、あくまでも一例ですが、上記のような特徴に当てはまっているクルマは時間が経過しても高い価値を維持し続ける傾向があると言えるでしょう。
リセールバリューが高いクルマ3選!
次に、リセールバリューが高いクルマを紹介します。今回は、リセールバリューが高いモデルやブランドを紹介します。
日産 GT-R
日産 GT-Rは、2007年にデビューした「マルチパフォーマンススーパーカー」です。
「誰でも、どこでも、どんな時でも最高のスーパーカーライフを楽しめる」というコンセプトを具現化したモデルとなっており、日常使いだけでなく、雪道や峠道、サーキットまで走行することが可能な高性能モデルとなっています。
デビュー当時の価格は777万円〜。今となって考えてみると、高価ではあるものの非常にコストパフォーマンスが高いクルマだったと言えるでしょう。
日本のみならず、世界各国で販売されたGT-Rは、年々進化を続け、2024年時点でも生産・販売がされているロングライフモデルです。また、リセールバリューも高い状態で推移しています。
メルセデスAMG
メルセデスAMGは、ドイツの自動車メーカーであるメルセデス・ベンツの子会社で、メルセデス・ベンツをベースとした高性能モデルを製造・販売しているブランドです。
メルセデスAMGの特徴の1つに、“One man - one engine”があります。これは、ひとりのマイスターが最初から最後まで責任を持って一基のエンジンを手作業で組み上げるというメルセデスAMGの哲学です。
この哲学により組み上げられた精度の高いエンジンがメルセデスAMG各モデルに搭載されていることや高性能モデルにふさわしい足回りのチューニング・空力性能の向上などにより、リセールバリューが高くなっていると考えられます。
トヨタ ランドクルーザー
トヨタ ランドクルーザーは、「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」という独自の価値と信頼があるSUVです。
1951年8月に強力なエンジンを備えた4輪駆動車「TOYOTA BJ型」として誕生したランドクルーザーは、人々の安全・安心を支えるクルマとして世界各国で高く評価されています。
このランドクルーザーならではの信頼性・耐久性・悪路走破性などにより、時間が経過しても価値が下がりにくくなっていると言えるでしょう。
その他にもリセールバリューがいいクルマはたくさんある
今回はリセールバリューが高いクルマやブランドの代表例を紹介しました。その他にも、ホンダ NSXやマツダ RX-7、スカイライン GT-R、SLRマクラーレンなどリセールバリューが高いクルマは数多くあります。もし、クルマを購入するときに売却する時のことまで気にするのであれば、リセールバリューが高いクルマを選ぶとよいでしょう。