「洗車はしたけど、ワックスがけって毎回必要なの？」
洗車をすれば車はキレイだし、ワックスなんてしなくても十分だと思うかもしれません。
しかし、洗車のたびにワックスをかければ、車を美しい状態で長持ちさせることができ、汚れが着きにくくなる効果もあります。
今回は、洗車後にワックスをかけるメリットと、ワックスの選び方、ワックスがけのポイントについて紹介します。
ご自身でワックスがけに挑戦してみたい場合は、ぜひ参考にしてみてください。
最新のクリーナーを使った、プロの水なし手洗い洗車であることが最大の特徴で、場所を選びません。お買い物先などの車に乗っていない時間でのご利用も可能で、法人様の複数台のご依頼も喜んでお受けしております。
- 大事な車をプロのテクニックで丁寧に手洗い洗車して欲しい
- 外出先等の空き時間に洗車を終わらせてほしい
- 撥水効果まで期待したい
- 社用車をまとめて洗車してほしい
などのご要望があれば、ぜひ一度ご利用ください。エリア別にかかるような出張料はいただいておらず、どなた様も一律料金でご利用いただけます（注：対応エリアあり）。
「水なしでここまで綺麗にできるなんて驚いた」「時間の有効活用ができた」と、ご好評の声をいただいております。興味のある方は、ぜひ新しい洗車を体験してみてください。
目次
洗車のたびにワックスがけはした方がいい？
洗車をすれば車はキレイになるし、それで満足してしまう方も多いと思います。しかし、洗車のたびにワックスをかければ、その美しさを長続きさせることができます。
ただし、コーティング施工車には逆効果となるので注意してください。
ボディを美しく保ちたいならワックスがけは効果的
単純に汚れを落とすだけなら洗車だけでも目的は果たせますが、せっかくなら洗車直後のピカピカの状態を長持ちさせたい方が多いと思います。
そのためには、洗車のたびにワックスがけをすることをオススメします。
ワックスをかけるのには手間も時間もかかりますが、洗車後にひと手間かけるかどうかでその後が大きく変わってきます。
後ほど詳しく触れますが、洗車後にワックスをかけるメリットは大きく4つです。
- 車に艶を与えられる
- 撥水効果を得られる
- 塗装面を保護できる
- 小傷を目立たなくできる
洗車のたびにワックスがけをするのは面倒かもしれませんが、トータルでみてみると洗車の頻度を少なくできるので、結果として効率的です。
コーティング車はワックスがけが不要
洗車のたびにワックスがけをするのは効果的ですが、例外としてコーティング車は基本的にワックスをかける必要がありません。コーティングとは、ワックスと同じような効果のある保護層でボディ表面を覆うことです。
コーティングされているボディにワックスをかけると、ワックスの種類によってはコーティングの効果を落としてしまいかねません。
コーティング車は自分でワックスはかけず、定期的にメンテナンスをするだけで十分です。施工してもらったショップでアフターケアをしてもらえるので、メンテンナンスの相談をしてみるといいでしょう。
ワックスがけを長期間サボるとどうなる？
車の外装の劣化を緩やかにするには、ワックスがけは効果的です。一方で、全くワックスがけをしない、もしくは長期間サボるとどのような悪影響が見られるのでしょうか。
具体的には以下の通りです。
- 車がくすんでくる
- イオンデポジット（水シミ）ができやすくなる
- 塗装面の劣化が早まる
車がくすんでくる
車は常に紫外線や雨、排気ガスなどによる影響を受けています。このような汚れや洗車後の洗車傷が原因で艶が失われ、車は次第にくすんできます。
特に水垢は、洗車だけでは落とすことが難しい汚れです。雨水だけでなく、洗車時の水道水によっても発生の原因となります。
くすみは突然目に見える形として現れるものではなく、徐々にゆっくりと進行していくため、なかなか気がつきにくいものです。
ワックスがけをせず洗車しただけで終わらておくと、洗車だけでは落とせない汚れや洗車傷が積み重なっていくので、ぜひ定期的にワックスをかけるようにしてみてください。
イオンデポジット（水シミ）ができやすくなる
洗車後は水分をキレイに拭き取ることが望ましいですが、拭き残しがあった場合はイオンデポジット（水シミ）となって跡が残ってしまう場合があります。
洗車時に使用する水道水や雨水には不純物が含まれており、水分が蒸発、乾燥していく過程で、白い輪っか状のシミ跡になることがあります。
この水シミのことをイオンデポジットといい、イオンデポジットは塗装面まで侵食してしまうと、洗車だけでは落とすことができません。そうなると余計な出費にもなりかねないので、日頃からワックスで予防しておくのが好ましいです。
洗車のたびにワックスをかけておけば、イオンデポジットがこびりつく前に常に新しいワックス（保護層）がバリア機能として働いてくれます。
塗装面の劣化が早まる
塗装面は経年劣化により、次第に色が抜けていったり汚れが着きやすくなったりします。
経年劣化は自然なことなので仕方ありませんが、普段からワックスをかけていれば、塗装面を保護でき劣化を遅らせることができます。
特に屋外駐車の場合は、太陽光に長時間に渡りさらされるので、塗装面への影響が大きく劣化が早いです。
塗装の色褪せは、車がくすんで見える要因のひとつでもあるので、重要なカーケア対策としてワックスがけをオススメします。
洗車後のワックスがけの効果
洗車後にワックスをかけると、見た目でも違いがわかる他、機能面でも役に立つ効果があります。では、具体的にはどのような効果があるのでしょうか。
ここでは、4つのメリットについて取り上げます。
- 車に艶を与えられる
- 撥水効果を得られる
- 塗装面を保護できる
- 小傷を目立たなくできる
車に艶を与えられる
ワックスがけによる見た目にもわかりやすい大きな効果として、艶が出ることが上げられます。深い艶が出たボディは、まるで鏡のように周囲の景色や自分の顔までもはっきり映し出すほどです。
光沢感の出た車は、新車のような雰囲気を醸し出しますし、所有者なら誰しもしばし見とれてしまうのではないでしょうか。ひと手間かけた甲斐があったと、きっと思えるはずです。
また、車がキレイだと周りの人に好印象を与えることもできます。車を大事に乗っている人なんだなと思ってもらえますし、特にビジネスがらみでは、車を通じてその人を判断されることもあります。
洗車で汚れを落とすことはできますが、光沢感のある艶を出すにはワックスが必要です。
撥水効果を得られる
ワックスがけには、機能面での効果として撥水効果が得られるという点があります。ワックスは油分でできており、ボディ表面に油膜を貼ることで油分が水を弾いてくれます。
洗車後にワックスをかけなかった場合、雨に降られると大抵はボディ表面に雨水が残りやすく、雨水が乾くと水垢の原因になります。そのまま放置しておくと取れにくくなったり、塗装面にダメージを与えることもあります。
しかし、ワックスをかけていれば雨水は弾かれ水玉となり、走行中の風圧で勝手に飛んでくれるので水垢が着きにくくなるのです。また、表面に汚れが着きにくくなると、次回の洗車が楽になるというメリットもあります。
塗装面を保護できる
ワックスの油膜は、撥水効果の他に塗装面を保護する役割も果たします。塗装面はホコリや紫外線、酸性雨、塩害、鳥のフンなど、さまざまなダメージを受けます。
ワックスをかけると、油分による保護膜がこれらの汚れの影響を受けにくくし、塗装面の劣化を防ぐことができます。
しかし、コーティングに比べて効果は長期間持続しないので、洗車のたびにワックスをかけ直す必要があります。
小傷を目立たなくできる
擦ってしまったような大きな傷は無理がありますが、ワックスには洗車の際に着いてしまった小傷程度であれば目立たなくできます。
これは、ワックスがボディに傷ついた細かいへこみに入り込み、パテのような役割を果たし傷を埋めてくれるためです。
もし車を売却することになった場合、塗装面がキレイで傷が目立ちにくく、ボディの状態が良ければ、売却時の査定額も変わってくるでしょう。なるべくなら、洗車のたびにワックスをするという習慣づけができるとよろしいかと思います。
ワックスの種類と正しい選び方
ワックスにはさまざまな種類のものが存在しますが、大きく3タイプに分類できます。
- 固形タイプ
- 半練りタイプ
- 液体・スプレータイプ
固形タイプは艶を求める方に、半練りタイプは艶も出しつつ汚れも落としたい方に、手軽に済ませたいなら、液体・スプレータイプがピッタリです。
ここでは、それぞれのタイプの特徴について詳しく解説します。
固形タイプ・・・とにかく艶を重視したい方
固形タイプの特徴は、何といっても他のタイプにはない圧倒的な艶を出せることです。
しっかりとした艶や光沢が出せますが、固い上に手間がかかるので、塗り慣れていない初心者にとっては難しいかもしれません。
日頃から洗車をこまめにしていて、なおかつ洗車のたびにワックスをかける人にこそオススメしたいタイプです。
汚れが残っていると十分な効果を得られないので、洗車時に汚れを残さずしっかり落としてからワックスをかけましょう。
半練りタイプ・・・艶とクリーナー効果のバランスを求める方
半練りタイプは、固形タイプと液体・スプレータイプの良いところを兼ね備えたタイプです。
コンパウンド（研磨剤）入りで、洗車後に残った汚れや水垢を消せる効果があります。洗車しても落とせない汚れや水垢が気になるときに使うといいでしょう。
また、固形タイプに比べて柔らかく伸びが良いため、塗りやすいのも特徴です。しかし、汚れを落とすためにコンパウンド（研磨剤）が含まれているので、固形タイプに比べて塗装面にダメージを与える可能性があります。
液体・スプレータイプ・・・手軽さを求める方
液体・スプレータイプは、クロスに吹きかけてそのままボディに塗るだけなので簡単です。
中には洗浄能力にも優れ、洗車からワックスがけまで全てを1本で担える商品もあります。ワックスがけの初心者の方や、ワックスがけが面倒だという方にもオススメのタイプです。
時間がないときに手軽に使えて便利なので、クロスとセットで車に常備しておくのも有効です。ただし、手軽で便利な反面、固形タイプや半練りタイプに比べて艶も耐久性も低いのが欠点です。
また、液体・スプレータイプには、固形タイプを使用する前の下地ケアとしての使い方もあります。固形タイプのワックス乗りが思ったようにいかないときは、試してみるといいかもしれません。
固形タイプ、半練りタイプ、液体・スプレータイプ別に特徴をまとめてみました。どんな目的でワックスを使うのかを考え、最適なタイプを選ぶ際の参考にしてください。
| 固形タイプ | ・最上級の艶と光沢感が出る ・塗るのに手間と時間がかかる ・上級者向け |
|---|---|
| 半練りタイプ | ・艶を出しつつクリーナーとしても機能する ・固形タイプに比べて塗りやすい ・固形タイプと液体・スプレータイプの中間的存在 |
| 液体・スプレータイプ | ・手軽で簡単 ・艶や耐久性は低い ・初心者にオススメ |
また、ワックスはボディカラー別で種類が違うので、ご自身のボディカラーに適したものを選ぶよう注意しましょう。
ワックスとコーティングの違い
どちらも塗装面を保護するという目的は同じですが、成分や施工方法、耐久期間に違いがあります。
ワックスは油分をボディに塗り広げ膜を作るのに対して、コーティングは塗装面の上に硬い保護層を塗り重ねていき固着させます。
ワックスの耐久期間はおよそ1ヶ月程度のものが一般的で、長いものでも2ヶ月ほどです。一方、コーティング（ガラスコーティング）は長いもので5年ほど持続すると言われています。
コーティングはメニューによって差がありますが、それでもワックスよりはるかに長持ちするため、近年の主流となっています。
コーティングは技術を要するため、ショップに頼んだ方が良いですが、自分でできるスプレータイプのコーティング剤もあります。
ワックスとコーティングのメリットとデメリットを簡単にまとめると、下の表のとおりです。
| メリット | デメリット | |
|---|---|---|
| ワックス | ・費用が安い ・自分でできる |
・耐久期間が短い ・手間がかかる |
| コーティング | ・耐久期間が長い ・洗車が楽になる |
・費用が高い ・専門知識と技術が必要 |
ワックスがけを行う際のポイント
自分にピッタリのワックスを選んだけど、どうやって使えばいいのかわからないという方も多いと思います。
基本的な流れは、以下の手順で進めていけば大丈夫です。
- 洗車で汚れを残さず落とす
- ガラスやミラーにはかけないように、薄く均一にワックスをかける
- クロスで拭き取る
ここでは、自分でワックスをかけてみようと思っている方に、手順と注意点を詳しくお伝えしていきます。
汚れをしっかり落としてからかける
ワックスの効果を最大限活かすため、ワックスがけの前には、洗車の段階でホコリや砂などの汚れをキレイに洗い流しておく必要があります。
汚れが残った状態でワックスをかけると、塗りにくいだけでなく、汚れでボディをひっかく形となり傷をつけてしまいます。
また、ワックスによって汚れが閉じ込められ、塗装面へ侵食する恐れもあります。仕上がりの見た目も悪くなりますので、洗車の時点で汚れはしっかり落としておきましょう。
洗車もワックスがけも、水分やワックスの乾きが速くボディに焼きつく恐れがあるので、風の強い日や日差しの強い日中は避けましょう。なるべく日陰や曇りの日に行うのが最適です。
薄く均一になるように意識する
ワックスがけのコツは、「薄く」「均一に」がポイントです。全体的にまんべんなくを意識してワックスがけを行いましょう。
かけ方は、縦と横の動きでかけていきます。円を描くようにかけていくと「薄く」「均一に」が難しく、厚めに塗ってしまう箇所が出てきてしまいます。
また、ムラになりやすく汚れを吸着させてしまう原因にもなるので、円を描くかけ方はやめましょう。
縦方向にかけたら、上から塗り重ねるようにして横方向にかけていくと塗り残しが少ないです。往復させるのではなく、一定方向にかけるようにしましょう。
ガラス、ミラー、樹脂パーツにかからないようにする
窓ガラスやミラー、樹脂パーツにはワックスをかけないように注意してください。ワックスは油分なので、ガラスやミラーに付着すると油膜となり、雨の日ではギラついてしまい大変危険です。
樹脂パーツにワックスをかけると白っぽくなり、見た目に影響が出ます。また、樹脂パーツはよく見ると表面が細かいでこぼこになっていて、このへこんだ部分にワックスが入り込むと、拭き取りにくいだけでなく汚れを吸着させる原因になります。
ガラス、ミラー、樹脂パーツ付近にワックスをかける際は、クロスをあてて保護しながらワックスをかけるといいでしょう。
拭き上げをしっかり行う
最後に、拭き残しがないようにクロスで拭き上げをしっかり行いましょう。拭き残しがあると艶にムラが出たり、シミになったりする原因になります。
ひどい場合はボディの塗装を痛める場合もあるので、拭き残しがないかよく確認しながら拭き上げていきましょう。
拭き上げの際も塗るときと同様に、縦と横の動きで一定方向に拭き上げていきます。ワックスが半乾き状態のときが拭き上げしやすいですが、完全に乾燥する前に手早く拭き上げることが大切なポイントです。
さらに艶を出したい方は、拭き上げ後に「鏡面仕上げ用クロス」でもう一拭きすると、より一層輝いて見えます。ワックスをかけたという達成感を感じられるので、余裕がある方はぜひ試してみてください。
ワックスいらずで車に艶を取り戻す「carsWASH」
「洗車のたびにワックスをかけることがいいのはわかったけど、やっぱり面倒！」
そんな方にオススメしたいのが、プロによる出張洗車サービス「carsWASH」
cars株式会社は、プロの手洗い出張洗車「carsWASH」をサービス展開しています。ボディに汚れが着きにくく、輝きが長続きする撥水コーティングが皆様にご好評いただいております。
「洗車だけでも大変なのに、ワックスまでかける時間がない」
「自分でうまくキレイにワックスをかけられるか自信がない」
このようなお悩みを抱えている方は、ぜひ一度私たちにご相談ください。皆様のカーライフが快適なものになるようお手伝いさせていただきます。
まとめ
今回は、洗車のたびにワックスをかけた方がいい理由と、ワックスがけの際のポイントについて解説しました。
洗車後にひと手間かけることで、汚れが着きにくくなりますし、むしろ次回の洗車が楽になるというメリットもあります。
長期的に見ると大きな違いになりますし、余計な出費を抑えることにもつながるので、洗車後はなるべくワックスをかけ、大事な車を長持ちさせましょう。
