残価設定なしのカーリースおすすめ5選!残価0円の注意点とは?

購入
  • 更新日:2025/04/15

近年、車の利用方法として注目を集めているカーリース。その中でも、従来の「契約満了時に車を返却する」という概念を覆し、最終的に車がもらえる「残価設定なしプラン」が人気を集めています。

「車を返さなくていいなら、すぐにでも契約したい!」

そう考える方も多いのではないでしょうか。しかし、このプランには、一般的なカーリースとは異なる「残価なし」という特別な設定がされています。

この記事では、残価設定なしのカーリースプランを徹底的に解説し、そのメリット・デメリット、そしてどのような人に最適なのかを深掘りしていきます。残価設定なしがあなたのニーズに合っているか、この記事を参考に、賢い選択をしてください。

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マイカー定額

残価設定なしのおすすめカーリース5選

1.carsマイカー定額

マイカー定額

契約年数 1〜9年
走行距離制限 自由に設定可能
カスタム制限 不可 ※応相談
もらえるプラン あり(買取方式)

最初におすすめするのがcarsマイカー定額です。

選べる契約期間と価格設定が非常にバランスの取れたカーリースで、幅広い方のニーズに応えられる設計となっています。

また、ネット申し込みで完結するわけではなく、電話やオンライン商談を使ってエージェントが一人一人に対応しますので、不明点があればなんでも相談できる点も安心です。

さらに、非常に柔軟性の高い点も特徴で、走行距離上限や残価設定なども相談に応じて自由に設定できるため、ユーザーファーストなサービスとなっています。

「はじめてのリースで不安がある」「細かい希望を聞いてほしい」という方には特におすすめのサービスですので、気になる方はご利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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2.MOTAカーリース


画像引用:MOTAカーリース

契約年数 7年・9年・11年
走行距離制限 原則無制限 ※返却する場合は2000km/月
カスタム制限 原則可能 ※返却する場合は要相談
もらえるプラン あり

MOTAカーリースは「最後にもらえる」をコンセプトにしたカーリースです。要するに、残価設定がなく、走行距離制限もカスタム制限もなく、自分の車のように自由に使える点がメリットです。ただし、残価設定がない分、「使う分だけの料金を払いたい」という動機でリースを選びたい方には不向きな点は要注意です。

しかしながら、長期契約を前提にした安い月額利用料は、とても魅力的でなカーリースです。他社と比較してみて、自分に合っていると思えば、商談申し込みを行ってみてはいかがでしょうか。

→MOTAMyカーリース公式サイトはこちら!

3.カーコンカーリース


画像引用:カーコンカーリース

カーコンカーリースは、クルマの修理でお馴染みのカーコンビニ倶楽部が運営するカーリースサービスです。

幅広い国産車のラインナップがあり、さらに、中古車からも選べる点は他社優位点の一つでしょう。

また、基本的に残価は0円に設定されるため、月額費用は若干高めになる代わり、クルマを自由に扱えるメリットがあります。残価を気にする必要がないので、ビクビク運転する必要もありせん。

時期によっては即納車もラインナップしているので、急いでクルマが欲しい方にも向いています。気になる方は公式サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。

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4.ニコノリ


画像引用:ニコノリ

契約年数 1〜9年
走行距離制限 自由に設定可能
カスタム制限 不可
もらえるプラン あり

ニコノリはニコニコレンタカーが提供するカーリースです。

全国150以上のカーディーラーと提携しているほか、そもそもが全国でレンタカー事業を行う会社であるため、車の調達力には定評があり、在庫さえあれば他社より早く納車できる点を強みとしています。

また、全国1万を超える提携整備工場があるので、定期メンテナンスで困ることもないでしょう。

9年間の保証もつくので、安心して利用したい方は公式サイト等で詳細を見てみるといいでしょう。

→ニコノリ公式サイトはこちら!

5.コスモMyカーリース


画像引用:コスモMyカーリース

契約年数 3〜7年 / 9年(もらえるプラン)
走行距離制限 月1000km ※相談で変更可能
カスタム制限 加工が必要なものは不可
もらえるプラン あり

コスモMyカーリースは、ガソリンスタンドでお馴染みのコスモが提供するカーリースです。

ガソリン代が最大10円/L値引きになる特徴があり、燃費高騰が続く昨今では非常に頼もしいサービスとなっています。

また、中途解約可能なプランもあり、家族構成の変更、海外赴任等、条件を満たす場合は違約金なしで中途解約が可能となっています。将来の見通しが立てづらい方にもおすすめです。

→コスモMyカーリース公式サイトはこちら!

残価設定なしのカーリースのメリット

残価設定なしのカーリースのメリットには以下の5つのメリットがあります。カーリースの残価設定とは何かを知ることで、5つメリットがよくわかります。

  • 運転のプレッシャーが少ない
  • 走行距離制限がない
  • クルマの装備変更が自由にできる
  • タバコが吸える・ペット同乗できる
  • 最後に車をもらえる

運転のプレッシャーが少ない

カーリースの残価設定がないと、残価という縛りがないのでクルマの運転に気を使う必要がありません。残価設定があることで、他人のクルマを借りている感が強くなるためです。それが残価設定を設けていなければ、自分の資金で購入したことと同じ扱いになるので、運転のプレッシャーがかなり少なくなります。

カーリースとは、リース会社からクルマを一定期間借りて使用することですが、レンタカーとの違いは、自分のクルマのように利用できることです。そして残価は契約満了時の予想下取り価格のようなもので、その価格を残価として据え置いています。

残価設定では、経年劣化を除いたクルマの状態で残価設定するので、クルマにキズや汚れが酷いと、決められた残価を残せない場合があります。そして、キズや汚れの度合いで契約満了時に残価に足りない分を支払う必要があります。その反面、残価が無ければ、多少のキズや汚れがあっても契約満了時に咎められることもなく、残価精算のような費用を請求されません。残価設定がないプランなら、ストレスフリーでクルマの利用ができます。

※返却するプランの場合、あまりに状態がひどい場合は追加精算が発生する可能性があるので、その点は十分ご注意ください。

走行距離制限がない

残価設定しているカーリースの多くは走行距離制限が設けられています。その理由は、返却時に過走行となって残価が割れることを防ぐのが目的です。残価を設定しない場合、走行距離制限を設ける必要がないので、自由に走行距離を伸ばせます。

走行距離は、1年1万kmが平均と言われていますから、月に直すと約800kmになります。さらに、週に直すと、約160kmであり、さらに1日の平均は約22kmです。一方、カーリースの多くは走行距離制限を月/500〜1,000km程度に設定している場合が多いので、走行距離制限があっても問題ないように思えます。

しかし、実際にクルマを所有すると、遠くにクルマで出かけたり、毎日の通勤や通勤途中で買い物するなど、月/1,000kmで収まらない場合もあります。もちろん、月の走行距離が1,000kmを超えれば、過走行として超過分を請求されますが、実際は総走行距離で計算するので、毎月の走行距離が伸びても、帳尻を合わせれば問題ありません。

そこで多くの方が感じるのが、走行距離の帳尻合わせという面倒な部分です。つまり、月/1,000km超えたなら、その分を他の月で補う走行をする必要があり、ルールに沿った使用をしなければ、余計なお金を支払う羽目になってしまうということです。

月/1,000kmなんて超えないと思っても、いざ使用すれば月平均が思った以上走行する場合も多いので、走行距離制限がない残価設定なしは魅力です。

クルマの装備変更が自由にできる

残価設定を設けているカーリースの多くは、装備変更を認めていません。その理由は装備変更によって、車体に加工が必要になる場合があるからです。

クルマの装備は、リースであっても契約時に好きなオプションを選べるので、特に不満が無いように思われます。それが1年、2年と経つと、様々なドレスアップパーツや新型ディスプレイオーディオに心を奪われ、装備変更したくなってきます。

多くの方は、納車されたままでクルマを使用することは稀です。なにかしら、クルマにアクセサリーを取り付けたりしていますから、取り付けたアクセサリーによって車体にキズなどが付かないとは限りません。

クルマを何かしらカスタムや装備変更の予定がありそうな方ほど、残価設定のないカーリースはメリットが高いといえます。

タバコが吸える・ペット同乗できる

タバコを愉しむ方や、ペット同乗が基本と考える方は、車内の汚れなどを十分気を付けていても、臭いや汚れを完全に封じ込められません。これらは、残価に大いに影響するので、残価設定がないカーリースが安心です。

タバコやペットの匂いは、それらを好きではない方達にとって、とても不快に感じます。残価があるカーリースが契約満了を迎えると、中古車市場や再リースされる場合を想定しています。そのため、タバコやペット同乗は、特に厳しくチェックされます。

それが残価設定がなければ、契約満了後にタバコの匂いやペットの抜け毛や匂いが残っていても、問題ありません。車内でタバコが吸えてペット同乗も可能なので、本当の自分の所有するクルマとして使用できます。

最後に車をもらえる

カーリースは、契約満了時に返却が基本ですが、それは残価設定しているからです。残価設定がないと、契約満了後にクルマを返却しなくてもよく、ほとんどはクルマを貰えます。もらえるプランなら、最後は完全な自分のクルマとなります。

残価設定なしということは、返却時に残価は0円です。残価0円と聞くと、契約満了時のクルマの価値が0円と思う方もいます。しかしそれは全く違います。

残価とは、車両購入価格の一部を据え置くことなので、残価があると少ない金額を毎月支払うだけで済む方法です。逆に残価なしの場合、車両購入価格全額をリース料として支払います。

つまり、残価が0円は総額を支払うだけであり、契約満了後に価値が0円になるわけではありません。極端な話、残価なしで契約満了後にクルマを貰い、そのまま買取店で買い取ってもらうことも可能です。

残価設定なしのカーリースの注意点

残価設定なしのカーリースは、以下の3つに注意が必要です。

  • 費用が高くなる
  • 事故を起こしていいわけではない
  • 契約期間が長くなる

費用が高くなる

残価がないとクルマの購入と同じように、車両価格の全額をリース料として支払うため、毎月のリース料が高くなります。

残価とは、契約満了時のクルマの価値を予想して一定金額を据え置く制度です。例えば、500万円のクルマを7年リースするとします。7年後の価値が200万円あると査定されると、残りの300万円でリースを組みます。

購入の場合は500万円をローンや現金一括で支払うので、残価設定があるリースよりかなり多く支払いますから、購入より残価設定があるカーリスのほうが割安でクルマを手に入れられます。

そして残価設定がないと、購入と同じ金額でリースを組む必要がることと、リースには諸費用や購入後のメンテナンス費用も含まれるので、ローンより毎月の支払が増えている場合もあります。

この毎月の支払額をローンと比べてしまうと、残価設定は割高で不利に感じますが、費用には諸費用が含まれていることを忘れてはいけません。しかし、残価設定があるカーリースよりかなり割高になるのは事実です。

事故を起こしていいわけではない

残価がないと、どのようにクルマを使用してもよいと勘違いしますが、事故はその後のリースに影響がでますから、事故をしても問題がないわけではありません。

残価設定がなく、最後はもらえるカーリースであっても、カーリース契約した期間は自分のクルマではなく、リース会社から借りているだけです。万が一契約期間中に事故に遭うと修理費用をリース契約している本人が負担しなければなりません。

さらに契約期間中に修理不能となるほどの全損事故を起こすと、そこで契約は強制終了されます。終了するということは、その後のリース料も払わなければなりません。多くは全額一括支払いという違約金が発生します。

リース料は車両価格だけでなく、リース期間中の車検費用、メンテナンス費用、各種税金も含まれていますが、途中解約となる全損事故の場合は、その後の諸費用は差し引かれて請求されます。しかし、それでもかなりの金額の負担を覚悟しなければなりません。

契約期間が長くなる

リース料金は、契約期間とボーナス払いの有無により大きく異なります。当然安く済ませようとすれば、契約期間を長くすることで毎月の支払いを抑えられます。残価がないリースは当然契約期間が長く設定されています。

カーリースの契約期間は様々で、3年という短いカーリースもあれば、11年というカーリースもあります。当然短ければ毎月の支払いは高くなりそうですが、短いと残価が高く設定されているので、思ったほど高いリース料でないことも多いです。

しかし残価設定しないと、全額リース料として支払うので、当然毎月の支払額は高めになります。そこでリース料を下げるために、リース期間を長く設定しているのが残価なしのプランです。

残価なしのプランの多くは、7年以上に設定されている場合が多く、長いと11年契約も普通にあります。リースの契約満了時期が、クルマの乗り換え時期と考えたほうが良いでしょう。

残価設定なしのカーリースがおすすめの人

以下の2つに当てはまれば、残価設定なしのカーリースがおすすめです。

  • 費用よりも「自由度」を重視する人
  • 最後に車をもらいたい人

費用よりも「自由度」を重視する人

残価設定なしのカーリースは、クルマを購入した場合と同じように扱えます。走行距離制限に縛られることもなく、好きなようにカスタムできるので、自分らしさを出したカーライフが送れます。

残価設定なしは、毎月のリース料金が残価設定ありより割高になります。割高分とカーライフの自由度を比べてみた時、自由度を重視したいのであれば残価設定なしでも満足できます。

どの程度費用に差が出るのかは、それぞれのカーリース会社によって異なります。一つの例として300万円のクルマを5年リースした場合の残価設定ありとなしを比べます。

残価100万円とした場合 200万円÷60=約33,000円
残価設定なし(残価0円) 300万円÷60=50,000円
差額 約17,000円の差

この計算は、手数料や諸費用は含まれていませんが、車両価格の残価だけで計算しても、毎月2万円近くの差が出ます。

この差を考えると、普通に買ってローンを組んでも同じと考える方もいますが、カーリースは初期費用が必要なく、毎月定額の支払いで諸費用まで含まれていますから、毎月の支払いが残価ありより高くても、ローンで購入したクルマと同じように使用できることを望むなら残価なしが向いています。

最後に車をもらいたい人

残価設定なしのカーリースでは、最後にクルマが自分のモノになるプランが多いので、最終的にクルマを貰いたい人に向いています。

残価設定なしの場合、かなり長い期間契約しなければならず、長いと11年契約になります。契約期間が長いとクルマを貰っても価値がないから嫌だという方には向いていません。

しかしクルマというのは、乗れば乗るほど愛着が沸き、クルマを自分の手足のように扱えるようになります。まして長期リースになればなるほど自分の体の一部のような存在になり、狭い路地や駐車場も自分のクルマの大きさに有っているのか一目で判断できるようになります。

このように、長く乗って愛着が沸いたクルマと別れるのを惜しむ方もいますから、そういった方は最後にクルマがもらえる残価設定なしのプランが向いているでしょう。

しかし、残価なしプランは、貰ってもクルマの価値がないから損と思い、残価なしプランを諦める方もいるでしょう。残価とは、契約後のクルマの価値を据え置くことであり、残価なしが契約満了時に価値がなくなる事ではありません。

クルマを購入すると全額支払いが基本で、乗り換えなどする場合は買取してもらいます。これと同じように、残価なしプランのクルマも、貰った後に買取店で売却が可能です。中には11年も乗ったクルマに価値はないという方もいますが、現在中古車市場には11年落ちでも驚く値段で取引されています。

このようなことから、貰う事は最終的に売ることもできますから本当の意味でクルマを自由にしたい方に向いています。

「残価設定なし」と「クローズドエンド」どちらがいい?

残価設定なしとクローズドエンドが似ていると感じる方もいますが、実際は明確な違いがあり全く異なります。どちらにも向き不向きがあるので、どのような特徴があるのか見ていきます。

そもそも「残価設定なし」と「クローズドエンド」の違いは?

残価設定なしとクローズドエンドの違いは、主に以下の2つです。どちらも利用する場合の目安になるので、自分の利用方法にあっているか確認してみましょう。

A.残価があるかないか

クローズドエンド方式は、残価を公開しないだけで実際は残価がありますから、契約満了時のクルマの状態は残価以上に保つ必要があります。

クローズドエンド方式は残価精算がないので、利用時の制約がないと思う方もいます。しかし、残価設定をされているので、必ず走行距離制限が設けられている他、カスタムも制限がかけられている場合が多いでしょう。

一方、残価設定なしは何も制限はありません。つまり、クローズドエンド方式と残価設定なしの大きな違いは、リース契約したクルマの自由度にあるといえます。

ニーズに応じて使い分けよう

残価設定なしとクローズドエンド方式は、どちらも契約満了時の残価精算が不要という点で共通していますが、クルマの利用における自由度と最終的なクルマの扱いに大きな違いがあります。

残価設定なしは、走行距離やカスタマイズの制限を気にせず、自分らしいカーライフを送りたい方に最適です。また、最終的にクルマを自分のものにしたいという方にもおすすめです。

クローズドエンド方式は、月々のリース料を抑えたい、または契約満了時の残価精算を避けたい方に適しています。ただし、走行距離やカスタマイズに制限がある点を理解しておく必要があります。

車の利用頻度・走行距離・カスタマイズの希望・最終的に車を所有したいかどうかを考慮し、自分にとって最適なカーリースプランを選びましょう。

まとめ

残価設定なしのカーリースは、契約満了後にクルマをもらえる自由度の高いプランですが、月々の支払いが高くなりやすく、契約期間が長くなるというデメリットもあります。自分のカーライフに合ったプランを選び、後悔のない契約を結ぶことが大切です。

これからカーリースを検討する方は、各プランのメリット・デメリットを比較し、最適な選択をしてください。あなたのカーライフをより豊かに、そして自由にしてくれるはずです。

マイカー定額

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著者情報

コイズミ

18歳から自動車業界に入り、自動車整備や自動車鈑金、新車中古車販売を数十年手がけてきました。 現在はリタイヤして自動車関連の情報を発信しています。
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