スバルのステーションワゴンといえば、レガシィツーリングワゴンを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。1989年から2014年まで5世代にわたり生産・販売されたレガシィツーリングワゴンは、スバルの歴史において欠かすことができないモデルのひとつです。
今回は、2014年モデルを最後にレヴォーグにバトンタッチした5代目レガシィツーリングワゴンの最終モデル(2014年式)をAI査定します。最終型から5年以上が経過したレガシィツーリングワゴンの現在の価値を知りたい方、売却や購入を検討している方はこの記事を参考にしてみてください。
目次
「cars」のAI査定とは?
カーライフテックサービス「cars」のAI査定は、中古市場の売買データから独自のアルゴリズムで対象車両の相場を瞬時に算出するサービスです。
この市場相場は日々変動しますが、「cars」のAI査定は変動する日々のデータを常に自動更新。毎日、対象車両の価格をご覧いただけます。だから、「買い時」「売り時」の参考価格を知ることができます。
さらに、個人情報の入力は不要なので、従来の買取業社からのしつこい電話やメールに悩まされることもありません。
メーカー・車種だけで査定も可能!
AI査定に必要な車両の入力情報は、次のとおりです。
・メーカー(トヨタ・BMWなど)
・車種(プリウス・3シリーズなど)
・型式(6AA-ZVW51・3BA-5F20など)
・グレード(A・320iなど)
・初度登録年月
・カラー
・走行距離
上記の車両情報のうち、AI査定で入力が必須なのはメーカーと車種のみ。これだけでも相場の算出が可能です。そのため車種だけでサクッと相場を知りたい方は十数秒で相場を確認できてしまいます。
中古車は同じ車種でも型式やグレードによって価格は大きく異なります。メーカーと車種の情報に加えて型式やグレードの情報を入力すると、より精緻な相場が確認できますので売却されたい方は車検証を手元に、購入を検討中の方は希望に近い情報を入力するのがオススメです。
そのほか、初年度登録年月、ボディカラーや走行距離も相場価格に大きく影響するため、このような項目を入力することで完全に近い相場を確認することができます。
AI査定の画面では入力した情報の項目数により査定精度がパーセンテージで表示されますので合わせて参照ください。
レガシィツーリングワゴンの紹介
それでは、今回AI査定を実施するレガシィツーリングワゴンについて触れておきましょう。
レガシィツーリングワゴンは、1989年に登場したステーションワゴンです。今回AI査定をする5代目レガシィツーリングワゴンは、「より遠くまで、より愉しく、より安全に」というグランドツーリングの一貫した思想のもとつくられました。また、ドライバーズカーとしての運転の愉しさやステーションワゴンならではの機能性の高さなどを両立していることも特徴です。
最終モデルにあたる5代目レガシィツーリングワゴンのデビューは2009年。4代目よりも大型化されたフロントグリルやヘッドライト・リヤコンビランプなどにより、力強く存在感のあるスタイリングとなっています。インテリアは、左右対称に広がるインパネやドアまで続くデコラティブパネルなどにより、ゆとりある上質感を演出。上級モデルに位置するレガシィらしい空間を生み出しています。エンジンは水平対向4気筒で、2.5L自然吸気とターボエンジンの2種類が用意されています。
2012年のマイナーチェンジでは、エクステリアやインテリアの意匠を変更するとともに、2.0Lターボエンジンの「2.0GT DIT」を追加。新たに追加された2.0Lターボエンジンモデルは、力強い加速性能と環境性能を両立し、専用の内外装デザインや足まわりを装備していることが特徴です。2.0GT DITは、ダウンサイジングターボエンジンのスポーティモデルとなっています。
2013年には、スポーティグレードの「2.0GT DIT EyeSight」をベースとした特別仕様車「2.0GT DIT spec.B EyeSight」を発表。ブラックを基調としたエクステリアやインテリアのアイテムを装備していることが特徴となっています。
スバル レガシィツーリングワゴンをAI査定してみた
今回AI査定をするのは、2014年まで販売されていた特別仕様車「2.0GT DIT スペックB アイサイト」です。最後のレガシィツーリングワゴンの特別仕様車は、現在どのくらいの価値があるのでしょうか。早速AI査定してみましょう。
AI査定の条件は次のとおりです。
AI査定の結果は「150万円」
上記の条件でAI査定をしてみた結果、「150万」でした。(2022年9月1日時点)
当時の新車販売価格が348万6,000円であったことや2022年8月時点で8年落ちであることを考慮すると、高い評価といえるのではないでしょうか。このような結果になったのは、レガシィツーリングワゴンがスバルの歴史に残るモデルであることも影響していると考えられます。
AI査定の結果には、入力した車両の相場価格に加え、相場における下限価格(「LOW」)、上限価格(「HIGH」)、中央値(「MIDDLE」)が表示されるため価格帯も把握できます。
実際の査定額は車両の状態によって上下するため参考の価格ではありますが、おおよその価格帯をすぐに知りたいのであれば、AI査定は非常に便利なツールだといえるでしょう。
レガシィツーリングワゴンの査定価格推移
レガシィツーリングワゴンは、生産・販売が終了した2014年からすでに5年以上が経過していますが、スバルを代表するモデルであることも影響し、150万円前後と高い買取価格で推移しています。
また、「スバル=レガシィツーリングワゴン」という市場のイメージが現在でも根強く残っていることも買取価格に影響しているかもしれません。
今回AI査定した「2.0GT DIT スペックBアイサイト」のような特別仕様車をはじめ、スポーティグレードや先進的な安全システムが搭載されたモデルの場合、ベーシックなグレードよりも高評価になることが多いことから、平均買取価格がより高値になっていると考えられます。
レガシィツーリングワゴンの売却や購入などを検討しているのであれば、まずAI査定でおおよその相場を調べてみることをおすすめします。
さらに「cars MARKET」で出品も可能!
さて、AI査定の結果や相場の推移を参考に、所有しているレガシィツーリングワゴンを売却したいと思った時には「cars MARKET」での出品がおすすめです。
「cars MARKET」はcarsが展開する車のマッチング売買マーケット。カーオーナーはAI査定の相場を参考にしながら希望価格で売買マーケットにオンラインで出品することができます。
出品後、購入希望者が出品車両に購入の申し込みをすればマッチングが成立します。多数の仲介業者を介する一般的な売買プロセスとは異なり、直接マーケットで取引を行えるので、売却希望者は高値で出品することができます。また、購入希望者も条件にあった車を出品金額から選べるため、リーズナブルに購入することも可能です。
しかし、オンラインで高額な車の売買取引を行うのは不安なもの。フリマサイトでも売買時のトラブルは少なくありません。「cars MARKET」では、自動車売買のプロフェッショナルであるcarsエージェントが取引を仲介。購入希望者と出品者が直接やり取りする必要はありませんのでトラブルの心配もなく「お任せ」で売買が完了します。
「cars MARKET」を活用すれば、中古車買取業者のマージンが考慮された査定額や新車購入時の下取りで希望価格を下回る査定額に悩む必要はもうありません。希望額での車の売却が実現できます。
AI査定を参考にレガシィツーリングワゴンを購入
レガシィツーリングワゴンの購入を検討している場合は、AI査定で算出された相場を参考に「cars MARKET」でリクエストオーダーを利用することができます。
リクエストオーダーは、豊富な在庫数を誇る「cars MARKET」で希望する車種や条件を入力するだけで専任のcarsエージェントが希望の車両を探して提案するので、無駄な労力も必要ありません。入力した後は、連絡を待っているだけの画期的なサービスです。
レガシィツーリングワゴンの売却と同時にほかの車へ乗り換える場合でもリクエストオーダー機能を利用して希望の車両を登録してご利用いただけます。
AI査定で相場を把握したら予算に応じてリクエストオーダーを入力したら、あとはcarsにお任せで。ぜひ、レガシィツーリングワゴンの購入や買い替えは「cars MARKET」をご検討ください。
まとめ
スバルの歴史に残る名車ともいえるレガシィツーリングワゴンは、今でも価値があるモデルとして高く評価されています。
長年にわたりスバルの代表的なモデルとして君臨し続けてきたツーリングワゴンは、時間が経過しても価値ある車として評価され続ける可能性があります。
売却を検討している場合、車両の状態が最も良い今が売り時といえるかもしれません。
一方、購入を検討している場合は、流通台数が多い今がお得に購入できる時期ともいえます。売買を検討しているのであれば、まずAI査定で価値を確かめてみることをおすすめします。