中古車の売却に、個人売買代行サービスの利用を検討している人も多いのではないでしょうか。
売手にとって個人間の取引は、自分で売却価格を決められるうえ、高く売れる可能性がある点において魅力的です。けれどもその反面、「1対1なので、トラブルに巻き込まれたらどうしよう」と心配になるかもしれません。
そこで本記事では、中古車の個人売買代行サービスの特徴や、個人間の売買で起こりがちなトラブルについて解説します。
中古車個人売買の代行は専門のサービスがおすすめ
中古車の売却に個人売買代行サービスをおすすめするのは、以下4つのサポートを受けられることが理由です。
・名義変更などのサポート
・購入、売却のサポート
・代金のやり取りをサポート
・輸送のサポート
それぞれ詳しく見てみましょう。
名義変更などのサポート
中古車を売却した場合は、名義変更が必要です。名義変更の作業は、仕事を持っている人にとって
・準備する書類が多い
・受付時間が限られている
という点において負担がかかりやすいといわれています。
名義変更の手続きは、必要書類を用意して最寄りの運輸支局に申請します。受付時間は各運輸支局で異なりますが、午前と午後にそれぞれ決められています。さらに、土日祝日は休みとしているところがほとんどです。
何も問題なければ、名義変更は申請当日に完了します。けれども、必要書類に不備があれば申請を受理してもらえません。
車の個人売買代行サービスは、必要書類が全てそろっているかどうか、記入漏れがないかどうかを確認し、さらに申請を代行してくれます。
購入、売却のサポート
車の個人売買代行サービスは、売手と買手がスムーズに売買できるようそれぞれ購入と売却においてサポートをしています。具体的にどのようなサポートを受けられるのか、購入側と売却側に分けて見てみましょう。
主な購入サポート
・車のコンディションの確認(売却前)
・法定12カ月点検(納車前)
・納車の予約や依頼
・車の状況確認の代行
etc.
主な売却サポート
・査定
・売却価格の設定
・買手へのアピール
・車の輸送代行
etc.
サポート内容は各個人売買代行サービスによって多少異なりますが、車の売買に必要な作業のほとんどをサポート対象としている業者も少なくありません。
代金のやり取りをサポート
未払いや不当な金額の請求など、車の売買を巡るトラブルは後を絶ちません。車の個人売買代行サービスは、トラブルを避けて代金のやり取りをスムーズにできるよう売手と買手の間に入り、双方をサポートします。
個人売買代行サービスが仲介に入ることで、「お金を支払ってもらえない」といったトラブルを避けられます。
個人売買では、売手と買手の双方が、代金のやり取りや車を引き渡すタイミングなどを決める傾向にあります。個人売買代行サービスの場合は、売買契約が締結された後、買手から代金を支払われるまでは車が買手に譲渡されることはありません。
輸送のサポート
車は、手紙のようにポストに入れて発送完了、というわけにはいかないのが難点ですよね。個人売買では、契約締結後売却する車を売手から買手に引き渡す際に、売手が輸送を手配する必要があります。
運送会社と提携している車の個人売買代行サービスは、売手に代わって車の輸送を行います。この運送会社は、売手から車を引き取り、提携先の個人売買代行サービスに引き渡します。車を買主のところまで輸送するのも、提携している運送会社の役割です。
このサービスにより、売手も買手も自分で車の輸送を手配する手間が省けます。
車の個人売買でよくあるトラブル
車の個人売買で、よくあるトラブルとして、以下のことが挙げられます。
・取引相手が名義変更してくれない
・代金が支払われない
・急に連絡が取れなくなる
・買取額の減額や修理費請求
それぞれのトラブルについて見てみましょう。
取引相手が名義変更してくれない
多くのケースでは、車の新たな所有者(買手)が名義変更の手続きをします。中には、購入後名義変更をしない買手もいます。名義変更が長期間行われないと、買手が起こしたトラブルの責任を負う可能性が出てきます。
例えば、買手が自動車税を滞納した場合、売主は支払い請求書を受け取ります。買主が起こした交通違反に対する罰金請求書が届くのも”所有者”宛です。ひき逃げなど重大な事故を起こした場合は、捜査対象者になるおそれもあります。
代金が支払われない
車の購入は、まとまったお金が必要です。現金では一括払いが難しいため、支払いが遅れることもあります。遅れても、支払いがあれば問題ありませんが、
・いつまでたっても代金が支払われない
・「支払えない」からと値引き交渉をしてくる
というふうに、代金の支払いを巡るトラブルも、個人売買では多いのです。さらに、支払われないからと車を取り戻そうとしても、連絡がつかず泣き寝入りしてしまうというケースもあります。
急に連絡が取れなくなる
個人間の取引で急に連絡が取れなくなるケースは多く、契約を結んだからといって安心できないのが現状です。
相手との連絡が途絶えてしまうのは、売主だけでなく買主にとってもトラブルですが、前者が困るのは、名義変更や支払いに関するトラブルに巻き込まれることでしょう。
車の売買では、売主と買主の間で打ち合わせをすることがたくさんあります。やり取りが中途半端に終ってしまうと、「名義変更されずに困っている」といった状況になりかねません。
買取額の減額や修理費請求
個人売買では、買手から減額や修理請求されることがあります。請求されるタイミングは、売買契約を結び、入金されるまでの間という場合がほとんどです。
理由としては、契約後に
・修理が必要な箇所が見つかった
・エンジントラブルがあった
・修理履歴が分かった
といったことが考えられます。
中には、契約してから数カ月後に修理費を請求してくる業者もいます。この場合、依頼先が悪徳業者だったということが多いため注意が必要です。
安心して取引ができるcars MARKET
安心して車を売却するには、良心的な個人売買代行サービスを利用することです。依頼先が思いつかないという場合に利用したいのが、cars MARKET(カーズ・マーケット)。cars MARKETのサービス内容について詳しく説明します。
cars MARKETで任意の金額で出品
cars MARKETは、carsが運営している、車を売りたい人と買いたい人を結ぶマッチングサービス。売手と買手双方が、希望価格で車を売買できる点に特徴があります。任意のタイミングでの出品も可能です。また、複数の支払い方法が選べる点も、cars MARKETの特徴的なサービスといえるでしょう。
cars MARKETでは、
・現金一括
・通常ローン
・リース
での支払いに対応しています。
cars MARKETに登録されている車は、常時100万台以上。メンバー登録をしておくと、自分の車と同型車の小売相場をリアルタイムで確認できますよ。
サポートで楽々取引
cars MARKETでは、cars エージェントが仲介に入りますので、売手と買手で直接交渉することはありません。また、契約成立後の手続きも代行します。さらには、自宅からご希望の場所へ車を移動させることも、責任を持って行います。
個人売買では、名義変更や車の引き渡しでトラブルが起こりがちですが、cars MARKETならその心配は不要。面倒な手続きを代行し、手厚いサポートを提供する体制が整っている環境で、安心して車を売却できるでしょう。
まとめ
中古車の売却に、個人売買代行サービスをおすすめする理由について説明しました。個人売買の取引で発生しがちなトラブルもあわせてご紹介しましたが、個人売買代行サービスを利用することは、こうしたトラブルを避けることにつながります。
できるだけ高値で売却したいのなら、「高く売れる」「安く買える」という評判を持つ個人売買代行サービスがおすすめです。
個人売買代行サービスから得られるメリットを活かして、納得のいく価格で愛車を売却しましょう。