レクサスのモデルラインナップを見てみると、車種を意味する2文字または3文字のアルファベットに続いて、数字とアルファベット・記号が付されています。この数字とアルファベット・記号は、どのような意味なのでしょうか。
今回は、レクサスのモデル名のあとに続く数字やアルファベット・記号の意味について解説します。
目次
レクサスのモデル名は「車種名+出力+パワートレインの種類」で構成されている
トヨタ自動車のプレミアムブランドとして世界的に人気が高いレクサスのモデル名は、アルファベット2文字または3文字で表されています。
このモデル名のあとに続く「数字・アルファベット・記号」は、そのモデルの出力やパワートレインの種類を意味しています。
つまり、レクサスのモデル名は「車種名+出力+パワートレインの種類」となっているのです。
モデル名に続く数字とアルファベットや記号について
レクサスのモデル名に続く「出力とパワートレインの種類」は、数字とアルファベット・記号によって表されています。ここからは、実例を挙げてモデル名に続く数字やアルファベットの意味について解説します。
スポーティなFRセダンとして人気の「IS」を見てみましょう。
ISのラインナップは、「IS250」「IS300」「IS300h」「IS350」など(過去販売モデルを含む)となっています。
このうち、「IS250」や「IS350」などは、モデル名の後が数字だけです。この数字の意味は、その数字相当の排気量および出力を発生させるパワートレインが搭載されていることを意味しています。
たとえば「250」であれば、エンジン排気量2,500cc相当の出力を発生させることができるパワートレインが搭載されているということです。
ISを含むターボエンジン搭載の「◯◯300」シリーズは、かつて「200t」の名称で販売されていました。この「200t」は、2,000ccターボエンジンを意味しています。
このように、搭載されるパワートレインに変更はないものの、マイナーチェンジや改良などのタイミングで名称が変更されることもあります。
この他にも、「h」や「e」など、数字の後に続くアルファベット・記号はいくつもあります。ここからは、それぞれのアルファベット・記号の意味を一覧で見ていきましょう。
・「h」・・・ハイブリッド
・「h+」・・・プラグインハイブリッド
・「e」・・・電気自動
・「t」・・・ターボエンジン
・「L」・・・ロングボディ
数字やアルファベット・記号の意味がわかるとひと目でどのようなモデルなのかわかる!
レクサスの各モデルは、「モデル名+出力を示す数字+アルファベット・記号」によって、どの程度の出力を発生させるパワートレインが搭載されているのかわかるようになっています。
数字やアルファベット・記号の意味がわかると、各レクサス車の特徴をひと目で理解できるため、レクサス車を検討している方はモデル名の表記にも注目してみるとよいでしょう。