車を高く売る13のコツ!査定までに行っておくべきこと

売却
  • 更新日:2025/09/18
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「車を高く売るためのコツが知りたい……」
「なるべく高く車を売るには、どんなことに気をつけたらいいの?」

そんな悩みをお持ちではありませんか?確かに、車を高く売却するためには事前にどんな準備が必要なのか、どんな業者に依頼したらいいのか、アドバイスをもらえたら嬉しいという方がほとんどかと思います。

また、査定時での交渉や日常的な注意点など、気になることは多くあるのではないでしょうか。

この記事では、車を高く売るコツについて、事前準備から交渉、日常生活のポイントまでを徹底解説します。

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【完全版】車を高く売る13のコツ

ここからは、車を高く売るコツについて

  • 事前準備編
  • 売却タイミング編
  • 売却方法編
  • 交渉編

に分けて紹介します。

1.事前準備編

まずは事前準備としてできることです。具体的には以下があります。

  • 事前に相場を調べておく
  • メンテナンスノートを準備しておく
  • 純正パーツを用意しておく
  • 査定前に洗車・車内清掃を行っておく

A.事前に相場を調べておく

車を売る時は、事前に買取相場を調べておきましょう。相場の目安が分かっていれば、査定を受けたお店で売却するかどうかを判断しやすくなります。逆に、相場を知らないまま査定を依頼すると、業者が提示した査定額が妥当なのかが分からず、安く買い叩かれてしまう恐れも。

そこで、車種や年式、グレード、走行距離、車検満了日などの情報をそろえ、事前にネットで買取相場を調べておきましょう。

また、相場より安い価格が提示された場合は、その理由を聞いてみましょう。

B.メンテナンスノートを準備しておく

査定を依頼する時には、必ずメンテナンスノートを準備しておきましょう。メンテナンスノートは、保証書と整備点検記録簿がセットになったもので、これまでの車の整備状況が記録されています。

メンテナンスノートが無いと、いくらきちんと定期的な整備を受けていたとしても、それを証明できず減点となるため、必ず用意しましょう。

なお、メンテナンスノートに記載される氏名や住所などの個人情報は切り取れるようになっており、買取店が処理します。

C.純正パーツを用意しておく

カスタマイズしている車であれば、査定前に必ず純正パーツも用意しておきましょう。純正パーツがない場合、高価なカスタマイズだったとしても査定額が低くなってしまう恐れがあります。

中古車を買う人は純正パーツを好む人が多く、足回りなどのカスタマイズは走行に支障が出るケースがあることから買取を敬遠されてしまいますので、事前に元に戻しておきましょう。

一方で、有名メーカーのオーディオやナビ、アルミホイールなどは、査定が高くなることもあります。

D.査定前に洗車・車内清掃を行っておく

車を売る前には念入りに洗車して、車内も清掃しておきましょう。きれいな車は、査定士に「丁寧に使われており、メンテナンスも行き届いている」といった印象を与えます。

逆に、ボディが汚れ車内にゴミが散乱しているような車だと「乗り方やメンテナンスが雑そうで、買取後に不具合が出るのでは?」といった、マイナスのイメージが湧きます。

また、実際に室内の臭いは査定額に大きな影響が出ますので、事前に消臭しておきましょう。

さらに言えば、車内はできるだけ荷物の少ない状態にしておいてください。査定士は、基本的にオーナーの承諾なしに私物は触りません。車内に見えない箇所がないよう、配慮しておきましょう。

2.売却タイミング編

続いて、売却のタイミングに関することです。

高く売るには、以下を意識することが有効です。

  • 年式や走行距離の区切りが来る前に売る
  • フルモデルチェンジが来る前に売る
  • 買取強化フェア中に売る
A.年式や走行距離の区切りが来る前に売る

新車登録からの経過年数や走行距離は、長くなるほど車の価値が下がります。特に登録年数7年を経過すると査定額が一気に落ちるので、ある程度のリセールバリューを確保したいなら7年がひとつの目安になるといえるでしょう。

また、「10年10万キロ」も車を手放すときに無視できない判断基準のひとつといえます。10年10万キロは登録年数から10年、走行距離10万キロを指し、一般的な車の寿命の目安になる数値です。

最も今の車は性能や耐久性が上がっているため、実際に10年10万キロに達すると即寿命、というわけでもないのが現状です。13年程度で乗り換える方が増えていますが、それでも中古車市場においては10年10万キロがひとつの区分として存在しています。

10年10万キロを超えた車の場合、一部の人気モデル、レアモデルを除いて査定額は低くなり、新車価格の10~20%程度しか見込めません。

少しでも高く売りたいのなら、そういった査定額が下がる区切りになる前に手放すのもひとつの方法です。

B.フルモデルチェンジが来る前に売る

自身の車のフルモデルチェンジ情報も、こまめにチェックしておきましょう。新型モデルが登場すると旧型の人気は一気に落ち、査定額も下がる傾向があるためです。特に人気車種の場合は旧型が多数市場に出回り、大きく値下がりするケースもあるため注意しましょう。

モデルチェンジ前に売却しておけば「現行モデル」として扱われ、高値で取引されやすくなります。そのため普段から車に関する情報に敏感になり、改良やモデルチェンジ情報を見逃さないようにしておくといいでしょう。

C.買取強化フェア中に売る

多くの買取業者は繁忙期に合わせて「買取強化フェア」やキャンペーンを実施します。特に車がよく売れる新生活・転勤シーズンにあたる1〜4月 や、ボーナス時期の6月・12月 は在庫を確保する必要があるため、その前の時期から仕入れ強化のために買取強化フェアを行う業者も少なくありません。

この他にも、決算セールが行われる3月や9月前後も同様です。こうした時期を狙って売却すれば、より有利に交渉できるでしょう。

3.売却方法編

車を高く売却するには、売る相手となる業者の選択も重要なポイントです。一般的に、ディーラーの下取りよりも中古車専門店での買取の方が高く買い取ってもらえます。また、査定はできる限り複数の業者に依頼しましょう。

  • 「下取り」よりも「買取」を選ぶ
  • 高額売却にチャレンジしたい場合は「委託販売」
  • 専門店を使い分ける
  • 複数社で査定してもらう

A.「下取り」よりも「買取」を選ぶ

下取りは、ディーラーで新車を購入するときに現在の車を代金の一部として引き取ってもらう方法を指します。これに対して買取は、中古車買取店や専門業者に車を直接売却する方法です。

下取りは手続きが簡単で新車購入と同時に進められる点が便利ですが、ディーラーは再販ルートが限られるため高額査定につながりにくい傾向があります。一方、買取業者はオークションや自社販売網など販路が豊富で、市場ニーズを反映した高値を提示しやすいのが特徴です。少しでも高く売りたいなら、下取りよりも買取を選ぶ方が有利でしょう。

B.高額売却にチャレンジしたい場合は「委託販売」

時間や手間をかけてでも高値を狙いたい、という場合は、委託販売という方法も視野に入ってくるでしょう。

委託販売とは、車を直接業者に売却するのではなく、業者に販売を委託し、実際に車が売れたときの金額から手数料を差し引いた額を受け取る方法です。一般的な買取と違い、業者が車を買い取るのではなく、販売の仲介を行う点が特徴といえます。委託された業者は販売に関する手続きをすべて代行するため、オーナーは希望価格を決めたらあとはすべて業者に任せられます。

買取より時間はかかりますが、希望価格を設定でき、相場以上で売れる可能性もあるため、できるだけ高額で手放したい方に向いています。ただし、売れるまでの期間が読めないことや、手数料が差し引かれる点には注意が必要です。スピード重視なら通常の買取、価格重視なら委託販売といったように目的に応じて選ぶといいでしょう。

C.専門店を使い分ける

車買取業者の中には、輸入車やスポーツカー、SUV、廃車寸前の車など、それぞれ専門に扱う業者があります。まだ十分に乗れる状態の一般的なファミリーカーであれば大手の買取店で十分ですが、特殊なジャンルの車は専門店に依頼した方が高額査定になりやすい傾向があります。

その理由は、専門店がその車種に特化した販売ルートや顧客層を持っているためです。例えば輸入車専門店なら、海外への輸出ルートや輸入車を求める固定客があり、一般的な買取店よりも需要を見込んだ価格を提示できる可能性が高くなります。スポーツカー専門店であれば、改造車や希少グレードの価値を正しく評価できるため、より高値が付くケースが少なくありません。

自身の所有する車に合った専門店を選ぶことで、相場以上の査定が期待できるでしょう。

D.複数社で査定してもらう

できるだけ高く車を売りたいという方は、複数社に査定を依頼してみましょう。複数の業者に依頼すると、それぞれから提示された査定額を比較できます。

また、同時にいくつかの業者に査定を依頼すれば各社が競い合うため、より高い価格を提示してくるでしょう。業者ごとに得意な車のジャンルが異なるため、より高く買い取ってくれるところを見つけられる可能性もあります。

より良い査定額を引き出すためにも、複数の業者の査定結果を交渉の材料にしましょう。

4.交渉編

交渉時においても、気をつけるべきポイントがあります。まず、買取査定を依頼する際は誠実な態度で臨みましょう。また、セールストークには惑わされず、一方でしっかりと売る気がある姿勢を示しましょう。

  • 誠実な態度を心がける
  • セールストークに惑わされない
  • 相談したいだけ感を出さない

A.誠実な態度を心がける

買取の交渉をする際は、業者に対して誠実な態度を心がけましょう。相手も人間ですので、「査定額を上げろ」と横柄な態度を取ってくる客に対しては、高値で買い取ろうという気持ちが失せてしまいます。

また、修理歴などの不利になることも、正直に答えておきましょう。プロは見抜きますので騙し通すことはできませんし、嘘がバレると印象は最悪です。

相手の印象を悪くしてもデメリットしかありませんので、査定士とは良好な関係を築きましょう。

B.セールストークに惑わされない

買取の交渉時には、業者のセールストークに惑わされないようにすることが大切です。業者も商売なので、あの手この手を使って少しでも安く車を仕入れ、利益を確保しようと考えます。

例えば「今売れば○万円プラス」といってお得感を演出したり、「上司に相談します」といって依頼者に寄り添う姿勢をアピールしたりするなどして、業者は買取を迫ってくるでしょう。

それらに惑わされないよう事前に買取相場を調べておき、即決もしないようにしましょう。

C.相談したいだけ感を出さない

業者に査定を依頼する際には、しっかりと売る気を見せるようにしましょう。

ただ相談するだけという態度で査定を依頼すると、業者も冷やかしだと受け止めて必要以上に車を見ようとしなくなるため、最大限の価格を提示してもらえません。

本気度の高い客の方が査定士の印象もよく、交渉の成功度も高まります。できるだけ高く車を買い取ってもらうためにも、査定時には相談したいだけ感は出さず、売る気があることをしっかりと伝えましょう。

車を高く売りたい人がやりがちな間違った行為2つ

1.キズやへこみを無理に修復してから売る

査定を依頼する際、気になってしまうのがボディのキズやへこみですが、無理に修復する必要はありません。よほど酷いものでない限り、そこまで査定額に影響は出ないからです。

プロに頼んでキズやへこみをきれいに修復しても、かかった金額分のプラスにはならず、結果的に損してしまいます。

また、自分でタッチペンなどを使ってキズを隠してしまうと、かえってマイナス査定を受けてしまいかねませんので、そのままの状態で依頼しましょう。

2.車検を通してから売る

車を売却する際、「車検を通しておいた方が査定で有利になるのでは」と考える方もいますが、必ずしもそうとは限りません。

車検には自動車重量税や自賠責保険料といった法定費用に加えて、車検基本料、整備代がかかり、ある程度のまとまった費用が必要です。普通車の場合は10万円以上、車種や車の状態によっては数十万円に及ぶケースも見られます。

しかし、車検にかかった金額がそのまま査定額に反映されるわけではありません。結果的にかけた費用ほどのリターンが得られないケースが多いのです。

ただし、車検の残り期間が長い場合は、買い手にとって「すぐに車検を受けなくても乗れる」という安心感があり、プラス査定になる可能性はあります。とはいえ、それを狙って車検を通すほどのメリットは小さいため、車検切れが迫っていてもそのまま査定に出した方が、トータルで得をするケースが大半です。

車のリセールバリューを保つためにできること

日常的な車の扱い方によっても、車の査定額は大きく変わります。駐車スペースの環境を整えるとともに、日ごろから安全運転を心がけましょう。また、車はきれいな状態を保ちながら定期的に走行させておくと、機関系のコンディションも維持できます。

1.安全運転を心掛ける

1つ目のポイントは、日ごろから安全運転を心がけることです。丁寧な運転をしていれば事故に遭う確率も下がりますので、きれいな状態のまま売却できます。

一方で、フレームに損傷を受けるような事故に遭うと、いくら修理しても修復歴がある車となり、査定額は大きく下がってしまうでしょう。

事故は自分の体にも大きな影響を与えますので、安全運転はとても大切です。

2.できるだけ良い駐車環境を確保する

車を高く売りたいのであれば、駐車スペースの環境も整えておきましょう。屋根のない露天駐車では、直射日光や風雨、砂ホコリなどでボディの塗装や内装を痛めてしまいます。

可能であれば車庫での保管が望ましいですが、難しい場合はボディカバーをかけて駐車することで、車を汚れや色褪せから守れるでしょう。

駐車環境を改善できない場合は、ボディコーティングもおすすめです。

3.マメに洗車、清掃、消臭を行う

洗車や室内の清掃・消臭は、普段からこまめに行いましょう。普段から洗車や清掃をしていないと、ボディに汚れが定着したりシートにシミが残ったりして、落ちにくくなってしまいます。

また、タバコやペット、食べ物などの臭いが室内に染み付いていると、査定が大きく下がりますので、日ごろから消臭スプレーなどでケアしておきましょう。

4.定期的に動かす

あまり乗らない車でも、定期的に走行させましょう。長期的に乗らない期間があると、エンジンやミッションのコンディションが悪くなってしまいます。

車を動かす期間の目安は1週間に1回程度、時間は30分〜1時間ほどで、ただエンジンをかけるだけではなく実際に走らせるのがポイントです。

また走行しなくてもエンジンオイルなどは劣化するため、定期的に交換しましょう。

まとめ

今回は、車を高く売るコツについて、事前準備から交渉、日常生活のポイントまでを解説しました。

車を売る際は事前にしっかりと準備し、時期を見計らってから査定を依頼しましょう。ディーラーの下取りではなく、複数の中古車販売店に買取を依頼すると高く売れる可能性が高まります。

また、日常的に安全運転を心がけ、駐車環境も整えて車をきれいに維持しましょう。業者には誠実な態度で接して、セールストークには惑わされず車を高く売却してください。

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著者情報

cars LIFE 編集部

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