年収800万円の人におすすめの車種5選！どんな車が買える？

車は軽自動車からセダン、ミニバン、SUVなどとあり、さまざまな価格帯の車が売られています。車の購入を考えている人もいるでしょう。購入するときには、自分の収入を確認するものです。年収以上の車を買っては、家計を圧迫し破産しかねないので、年収と購入する車の価格の兼ね合いは重要です。

年収800万円だと、どんな車が購入できるのでしょうか？購入手段、おすすめの車、車の維持費などを説明します。車を買うときの参考にしてください。

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年収800万円、どんなクルマが買える？
クルマの購入方法の使い分け方
年収800万円台におすすめの車種5選！
覚えておきたいクルマ購入費以外の維持費
まとめ

年収800万円、どんなクルマが買える？

年収800万円というと、平均年収よりも数百万円高い金額です。収入が多いと言って良いでしょう。どんな車が買えるのか、その考え方を紹介します。

クルマ購入予算は年収の半分がセオリー

車を購入するときの予算は、年収の半分までとしておくのが良いとされています。年収800万円だと、400万円までの車が選択肢に入ってきます。ただし、車の購入には初期費用が発生します。税金や保険料、登録費用などが初期費用です。

車購入額の1割ほどが、初期費用となります。そのため、新車だと360万円ぐらいまでの価格が購入できる車です。もしも、初期費用を別に用意できるときは、400万円までの車が買えます。

軽自動車・コンパクトカー・セダン・ミニバン・SUV・クーペなどと、多くの車が購入できる価格帯です。ただし、車種によっては下位グレードのみが選択肢となる場合もあります。車両価格を抑えられれば、オプションもいろいろ付けられるでしょう。

年収800万で輸入車は買える？

輸入車だと400万円台の価格の新車もありますが、500万円を超える車種が多いです。年収800万円でも、無理をすれば現金で買える車もあります。また、お金を貯めて買うという方法もあるでしょう。

年収800万円だと、収入が多いのでカーローンの審査に通りやすいです。ローンを通じて輸入車を買うということも可能であり、国産車以外に輸入車も選択肢に入ってきます。また、新車のみならず、中古車も検討すると、さらに選べる範囲が広がります。

輸入車の場合は、新車にするか中古車にするか、現金かローンかと決めると、どの車が買えるか見えてきます。

クルマの購入方法の使い分け方

車の購入方法というと、大きく分けて現金での一括購入・カーローンがあり、最近ではカーリースも登場しました。それぞれの購入方法の特徴が以下のとおりです。

	一括購入	カーローン	カーリース
残価設定	なし	基本なし	あり
税金	自費	自費	利用料にコミコミ
車検	自費	自費	利用料にコミコミ
メンテナンス代（オイル交換など）	自費	自費	利用料にコミコミ
選べるクルマの種類	豊富（中古も新車も選べる）	豊富（中古も新車も選べる）	限定的（原則新車）

1.現金一括購入

手持ちの現金で支払い、車を購入する方法です。車両価格や購入での初期費用を一括で支払います。ある程度の蓄え確保しており、購入額を支払えるだけの貯蓄があるときに使える車の購入方法です。

現金を使い支払い、生活費まで圧迫すると生活が苦しくなるので、貯蓄に余裕があり現金を支払っても十分生活できるときに、車の購入で使いやすい方法でしょう。

現金一括払いでの購入だと、ローンを利用するのとは違い、金利は発生しません。利息を支払う必要がなく、余計な支払いがなく、長期的に見ると経済的な負担が少ないです。現金で支払えば、ローンのように毎月返済での支払いはせずに済みます。

2.ローン購入

車の購入金額を、毎月支払っていく方法です。ローンを組むと、何回払いと設定でき、支払い期間や毎月の返済額が決まります。現金の手持ちがなくとも、車を購入できる方法です。ただし、ローンを組むには審査を受けないといけないので、審査を通過する必要があります。

毎月の返済額は、頭金を用意したり、ボーナス払いを使ったりして調節でき、返済回数でも変えられます。柔軟に支払い額を決められる、車の購入方法です。ただし、ローンを組むと金利が発生するので、毎月利息分も返済する必要があり、車の代金よりも多く支払わないといけません。

ローンを使い返済していく中では、家計に過度な負担をかけないようにしましょう。毎月の返済額が、収入に対して多すぎると、返済不能となり破産する可能性があります。

毎月の返済額は、多くても月収の4分の1、つまり25%以内に収めておきましょう。年収800万円だと、手取りは月に50万円前後となります。その25%である、12.5万円までの返済額にしてください。

３.リース購入

車は現金を使うかローンを使うかのどちらかが、一般的な購入方法でした。しかし、最近はカーリースによる購入方法も利用できるようになりました。リースであるため、車を借りて使います。リース契約後は、毎月利用料金を支払う形となります。車によっては毎月1万円以下の利用料にすることもできるので、まとまった現金がなくとも車を使用できる方法です。

初期費用が発生せず0円であり、税金や保険料などが毎月の利用料に含まれます。そのため、初期費用も、車利用での自動車税や保険料も支払う必要がありません。毎月の定額のみで車に乗れます。車検やオイル交換の費用は支払う必要がありますが、メンテナンスパックを使うと、毎月の利用料でカバーできます。手軽に車を使いたい人におすすめの方法です。

残価設定の車両だと、車両代金から残価を引いた金額をもとに、毎月の料金を割り出します。そのため、使う分だけ支払う感覚に近いです。

年収800万円台におすすめの車種5選！

ここからは、年収800万円台の人におすすめの車を紹介します。車を購入するときの参考にしてください。

トヨタハリアー

ミドルクラスのクロスオーバーSUVであり、乗り心地が良い車です。新車価格だと、一番安くて3,710,300円（税込）となり、年収800万円で十分狙えます。ガソリンモデル、ハイブリッドモデル、プラグインハイブリッドモデルと、用途や予算で選べる車がいくつか用意されています。

高出力モーター、高い燃費と出力のエンジンによって力強い走りを実現。SUVらしい走行性能を持ちます。燃費は最大で、22.7km/Lであり、他の車と比べると、特別高くも低くもない数値です。より力強い走りを可能とした、4WDモデルもあります。

後方に移動させたフロントピラーやドアミラーを下げた位置に調節、広いフロントガラスと相まって、運転席から前方が見やすいです。ステアリングには音声認識機能を搭載。パワーウィンドウやワイパーなどを音声で操作できます。

ゴルフバッグ3個を収納できる広いラゲッジスペースを確保。さらにデッキボード下にも収納スペースを確保しました。トヨタセーフティーセンスの安全装備によって、安全な運転をサポートします。

マツダ CX-80

ミドルクラスのクロスオーバーSUVです。ディーゼルとハイブリッドディーゼル、そしてプラグインハイブリッドモデルが用意されています。新車価格は、一番下のグレードで470万円ほどです。

ロングノーズのフロントのエクステリアが特徴的で、グリルにマツダのエンブレムが輝きます。マツダ車としての特徴である赤のボディカラーをはじめ、全8色を用意。赤色は、匠塗となるアーティザンレッドプレミアムメタリックで、深い奥行ある赤色となっています。また、エネルギッシュな明るめの赤色である、ソウルレッドクリスタルメタリックも用意されました。

3列シートながらも、広々とした車内を実現。ドリンクホルダーやベントクーラー、USBポートと、シート周辺には便利なアイテムを配置しました。運転席は10Wayパワーシート、そしてドライビングポジションメモリー機能があり、運転しやすい位置にシートを調節できます。1列目と2列目のシートの間は、ウォークスルーとなっておい、車外に出なくともシート間を移動できます。

ラゲッジスペースも広く、ゴルフバック3つスーツケースなども収納できるほどのスペースが設けられています。

直列6気筒ディーゼルエンジンは、パワフルな出力を発揮しながらも高い燃費効率を実現。構造を簡素にしてエンジンを軽量化し、ハンドリング性能を向上させました。ハイブリッドディーゼルには、減速エネルギーを効率的に吸収するモーターを配置。プラグインハイブリッドでは、大容量バッテリーと大型モーターで、力強い走りを体感できます。

トヨタヴォクシー

2001年初代が発売の今なお人気のロングセラーモデルのミニバンです。そのワイルドなフロントフェイスから、ダイナミックで都会的なイメージを彷彿させます。2020年に発売の4代目は現行モデルとなり、横のラインを使ったグ率が印象的です。左右のデイライトと組み合わさって、スタイリッシュな印象も与えます。

4代目は2つのグレードのみの設定です。2つのグレードそれぞれで、ハイブリッドモデルとガソリン車モデルがあり、4WDと2WDが用意されています。

足をかざして開けられる大きな開口部分のスライドドア、そして低い床によって乗り降りしやすく、荷物も積み下ろししやすいです。車内のセカンドシートのスペースは広く確保されており、スライドさせて前後に移動できます。3列シートの構成で、すべてのシートを倒すことができます。3列目シートを跳ね上げ、その部分までセカンドシートをスライドで移動させ、足を伸ばせるぐらいの空間を確保することも可能です。車内は広いので、どのシートでもゆったりくつろげます。

ラゲッジスペースももちろん確保。サードシートやセカンドシートを動かして、ラゲッジスペースを広くすることもでき、テールゲートは大きいので開口部が広く、低い床で荷物の積み下ろしが楽に行えます。

安全装備のトヨタセーフティーセンスを搭載。衝突軽減ブレーキや誤発進抑制機能などの機能により、安全な運転をサポートします。

日産セレナ

モノより思い出。というキャッチフレーズで一気に有名になり、30年以上人気の衰えないミニバンです。2022年にフルモデルチェンジして、6代目となりました。X・XV・ハイウェイスター・LUXION

とグレードがあり、それぞれのグレードでフロントグリルのデザインが違います。基本は横のラインを使ったデザインとなっています。

ガソリンモデルとe-Powerモデルがあります。力強い走りのガソリンモデル、走行性能と燃費を両立させたのが2-Powerモデルです。一部グレードを除いて、7名または8名と両方の乗車定員に対応。

ミニバンクラスの中では、一番広い車内の車種です。車内のセカンドシートは、前後にスライド可能で、シートを動かして多彩なシートアレンジができます。目的に応じて車内のシートを自由に動かせます。e-Powerのモデルだと、スライド幅は少ないので注意しましょう。

最上位グレードのe-Power LUXIONには、プロパイロット2.0を搭載。一定の条件の中の高速道路での走行だと、手放しで車が進むので、長時間の運転で楽です。

安全機能として、全方位運転支援システムの360°セーフティアシストを備えます。全方位対応のセンサーやカメラで、車を運転中の危険を予防回避します。また、駐車をアシストして、スムーズな駐車を可能としています。

スバルレヴォーグレイバック

ステーションワゴン「レヴォーグ」の派生タイプで、クロスオーバーSUVにアレンジされています。ステーションワゴン風の見た目を残しながらも、SUVとしての性能を持ち合わせています。ガソリンモデルのみであり、最低価格は399万円ほどです。AWDで燃費は13.6km/Lと特別高い数字ではありません。

適切に体を支えて疲れにくいフロントシート、振動を確実に吸収するサスペンションで、快適な乗り心地。静寂性が高く応答性も良い車内は、静かな空間で話し声がよく届きます。

タイヤが地面を捉え接地性能の高いAWDによって、舗装路から滑りやすい道までスムーズに進み、状況に応じて前輪と後輪に適切にトルク配分します。高めの地上高の床に、タイヤやバンパーの角度で、段差のある道でも走りやすくなっています。低回転から高トルクを発揮する、直噴ターボは確かな加速感を実感できます。ボンネットにエアインテークを取り付けており、ターボの加速をサポートします。

シートヒーター、ドライビングポジションメモリー、シート自動後退機能などが備わっており、使いやすい車内のシートになっています。11.6インチのインフォメーションディスプレイはタッチ操作対応。スマホを操作するように、スワイプで目的の操作を行えます。ラゲッジスペースは561Lと大容量。テールゲートは、腕を近づけるだけ開くので、両手が塞がっていても荷物を積み込みやすいです。

ヘッドライトは、ハンドル操作連動で動き、常に進行方向を照らします。車体前方に3つのカメラを設置し、このアイサイトで車の進行方向の広い範囲を感知。障害物にぶつからないように、ブレーキを制御します。

覚えておきたいクルマ購入費以外の維持費

車を購入すると、車両代金以外にも支払いが必要なお金が出てきます。主に以下の費用です。

任意保険料
各種税金
メンテナンス料
駐車場代

それぞれ、どのような費用なのか具体的に説明します。

任意保険料

車の保有者が、強制的に加入しないといけないのが自賠責保険です。車のタイプや契約年数で保険料が変わってきます。自賠責保険は、交通事故での被害者への補償のみ対応した保険です。対物や車両に対しての補償はありません。

車のオーナーが、対物や対人、車両、自分の怪我などの補償を必要とするときに、加入するのが任意保険です。自動車保険とも言われており、任意と名前がついているとおり強制ではなく、必要と思う人のみ加入します。

任意保険は、車の運転者の年齢、保険の等級や保障内容、特約、割引率、契約年数などでいくらの保険料になるか決まります。自賠責保険と違い、一律いくらと決められてはおらず、保険会社ごとに保険料は違います。

各種税金

車の保有者に課せられるのが、自動車税と自動車重量税です。また、消費税も税金として発生します。

自動車税は、毎年4月1日時点で車を保有している所有者に課せられます。排気量によって課税額が変わり、1000ccから6000ccまで500ccごとに課税額がアップします。自動車税は毎年支払います。

自動車重量税は、重量で変化する税金です。軽自動車は重量にかかわらず、一律いくらと同じ金額です。普通自動車は500kg以下から3,000kg以下まで、500kgごとに課税額が変化します。新車購入時に3年分を、それからは2年ごとに車検時にまとめて支払います。車両登録から13年、そして18年経過すると、課税額が高くなります。

自動車税も自動車重量税も、どちらも税金であり、非免責債務であるため債務整理で支払いの免除を行えません。課税時に払えないときは、分割や支払い期間を延ばして払っていきます。

メンテナンス料

車は自然と汚れてきて、パーツが劣化し不具合が出るので、メンテナンスは欠かせません。車購入後に使用する中では、メンテナンス料も必要です。メンテナンス料としては、車検や定期点検の点検費用、消耗品の交換や補充費用、不具合や破損の修理費用が該当します。

車検は新車購入後から3年、その後は2年ごとに必要であり、数万円から数十万円のお金がかかります。不具合が見つかり交換や修理となると、必要となるお金はより増えます。自分で行うyイーザー車検という方法もあり、業者に車検を依頼するよりも費用が抑えられます。

消耗品はエンジンオイルやブレーキオイル、タイヤ、ワイパーゴムなどの交換、エンジンオイルやブレーキオイルの交換、クーラント液やウォッシャー液の補充などを行うための費用がかかります。特に雪の降る地域だと、冬はスタッドレスタイヤに交換しないといけないので、余計にタイヤ交換のお金が、メンテナンス料として必要になるでしょう。また、車のコーティングを行うときは、そのお金も発生します。

車を使っていて、不具合や破損があれば修理しないといけません。小さい不具合や破損だと、それほどお金はかかりません。大きな破損になると、万単位のお金が必要です。