通勤通学から買い物、旅行やアウトドアまで、車は生活に欠かせない必須アイテムです。年収500万円でどの車が買えるのかは気になる部分でしょう。これだけの収入だと、車に使えるお金はある程度確保でき、購入できる車の幅が広がります。
この記事では、年収500万円の人におすすめの車を特徴を交えて紹介します。買って後悔しない車選びのポイント、購入の方法も記載するので、これから車を買うときの参考にしてください。
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年収500万円、どんなクルマが買える?
日本人の平均年収は460万円(令和5年分民間給与実態統計調査)であるため、年収500万円というと平均よりも高い数値です。新車は100万円以下の車から、1000万円以上の車まで、その価格はピンキリです。年収500万円だとどんな車が買えるでしょうか?予算はいくらが良いのか紹介します。
クルマ購入予算は年収の半分がセオリー
車の購入予算は、年収の半分までが適正な金額と言われています。これは、車両価格のみならず税金や保険料、手数料などの諸費用を含めた金額です。諸費用は車両価格の2割程度と言われているので、年収の半分の金額の8割が購入できる車の価格となります。
年収500万円だと、その半分の250万円が車購入で使える金額です。軽自動車やコンパクトカーはもちろん、セダンやミニバン、SUVと選択できる車の幅は広いです。新車だけではなく、中古車も検討するときには、より選べる車が増えるでしょう。
ただし、この半分の金額というのは一般的なケースでの目安です。ローンの支払いや生活での出費が多い場合は、購入する車の予算を減らしたほうが良いでしょう。また、車を購入した後は、ガソリン代や税金・保険料、メンテナンス費用も必要となるので、これらのお金も考慮してください。
年収500万で輸入車は買える?
輸入車は国産車よりも車両価格が高い車があり、維持費は間違いなく国産車よりも増えます。もしも、燃料のハイオクを使うときは、レギュラーガソリンよりも費用がかかります。メンテナンスでの消耗品の交換や補充の費用が高くなり、車検や税金も高いです。
例えば、ベンツのCクラスは車両価格が730万円台から、BMWの3シリーズだと680万円台からとなります。年収500万円だと、輸入車の新車に手を出すのは厳しいです。
新車を現金で購入するのは難しいですが、中古車だと十分に狙えます。また、カーローンが通れば、選択肢は増え、貯金もあるなら、輸入車の購入方法はより選択肢が広がるでしょう。新車を狙うなら、家計の出費を見て貯蓄や余裕資金などを含めて考えていきましょう。
クルマの購入方法の使い分け方
車の購入方法は、現金一括購入・カーローン・カーリースがあります。それぞれのメリット・デメリットが存在します。それぞれの購入方法の特徴を表にすると、以下のとおりです。
| 一括購入 | カーローン | カーリース | |
|---|---|---|---|
| 残価設定 | なし | 基本なし | あり |
| 税金 | 自費 | 自費 | 利用料にコミコミ |
| 車検 | 自費 | 自費 | 利用料にコミコミ |
| メンテナンス代(オイル交換など) | 自費 | 自費 | 利用料にコミコミ |
| 選べるクルマの種類 | 豊富(中古も新車も選べる) | 豊富(中古も新車も選べる) | 限定的(原則新車) |
1.現金一括購入
貯蓄に余裕があり、家計でも余裕がある場合に、使いやすい車の購入方法です。購入する車の車両代金や諸費用を、現金一括で支払います。
一括購入のためにまとまったお金が必要ですが、ローンと違い金利がつかないの利息を支払う必要がありません。支払総額で見ると、ローンよりも支払額が少ないです。購入後は、ローンのように毎月の返済はありません。長期的に見て経済的な負担が最も少ない、車の購入方法です。
2.ローン購入
お金を借りて車を購入する方法です。ローンを組んだ後は、毎月の返済が必要ですが、まとまったお金を用意せずに済むので、貯蓄を切り崩したくない場合に使える方法です。また、一括で購入する資金がないときでも、ローンで車を買えます。
毎月に返済額は、返済期間や頭金で調整可能です。返済期間が長いほど、頭金が多いほど、毎月の返済額は少なくなります。このようにして、毎月の返済額を柔軟に調整できます。
返済不能になるリスクを減らすために、毎月の返済額は月収の25%までにしておきましょう。仮に年収500万円で、月の手取りが33万円だと、8万2,500円が25%となり、この金額が返済額の最大額です。
3.リース購入
車の新しい利用方法として、最近注目されているカーリースです。毎月の定額を支払って、サブスクリプション形式で車を使用します。
リース契約時は、頭金や初期費用は不要であり、ボーナス払いも必要ありません。車利用で必要となるのは、毎月の定額のみです。毎月の支払い以外は不要であり、この定額に税金・保険も含まれています。そのため、車利用後に、定期的に税金や保険を払う必要がありません。
メンテナンスプランを使えば、車検、エンジンオイル・クーラント液などの交換費用なども、毎月の定額に含められます。残価を設定できれば、車両費用から残価を引いた金額が、支払総額であり、この金額を契約月数で割って、毎月の定額として支払います。
まとまった現金を用意できない、ローンは使いたくない、というような人にカーリースがおすすめです。リース契約するときも、毎月の定額は月収の25%以内に収めると良いでしょう。
年収500万円台におすすめの車種5選!
ここからは、carsマイカー定額で月額費用が安いモデルを中心に紹介します。残価が多い車種ならSUVも選べるので、ぜひ参考にしてください。
ホンダ フリード

コンパクトミニバンであり、5名・6名・7名定員のモデルが用意されています。ガソリンモデルとハイブリッドモデルがあり、車両価格は一番安くて2,623,500円です。ミニバンながらも、コンパクトサイズの車体で狭い道でも運転しやすいです。
車内のシートのスペースは、余裕を持って確保。2列目でも3列目でも、ゆったりと座れます。シートアレンジが可能で、3列目シートは軽い力で跳ね上げできます。大きな開口部で荷物を積み下ろししやすいラゲッジスペースは、3列目シートを動かして、荷室を広くすることが可能です。車内はウォークスルーとなっており、車外にでなくとも2列目や1列目に移動できます。
両側にはハンズフリーで開閉できるスライドドアを配置。車内の床は低いため、子どもでも乗り降りしやすいです。また、車内のドア近くにアシストグリップを配置し、より乗り降りしやすく配慮されています。2列目の窓にはサンシェードが設置されており、日差しの強いときに使うと便利です。
パワフルなエンジンと出力の高いモーターを採用し、力強い走りを見せてくれます。ハイブリッドモデルは、モーターのみ、またはエンジンのみで走行が可能です。
トヨタ シエンタ

コンパクトミニバンです。5名定員と7名定員のモデルが用意されています。楕円形のグリルが特徴的なデザインです。ガソリンモデルとハイブリッドモデルがありますが、新車価格は最低価格で2,077,900円となっており、200万円に迫る安い価格です。安いミニバンを探している人に、候補となる車でしょう。
高剛性ボディにTNGAプラットフォームを採用。低重心で安定性が増し、走りやすくなっています。最小小回り半径は5.0mと狭い道でも取り回ししやすいです。スムーズな走りの2WDと、悪路でも力強く走る4WDが用意されています。
両側のスライドドアは、ハンズフリーで開閉でき、下回り部分に足をかざして操作できます。両手が塞がっていても開閉できるので便利です。助手席はターンチルドシートで回転し、乗り降りしやすくなっています。余裕を持たせたシートスペース、そして高い天井で車内が広く、窮屈しない空間が確保されています。
駐車支援のトヨタチームメイト、予防安全機能のパッケージであるトヨタセーフティセンスが備わっています。
ホンダ ヴェゼル
ホンダ・ヴェゼルは、新車価格が2,758,800円〜とやや高めの設定ですが、carsマイカー定額なら月々12,650円〜と手頃に乗り始められる、非常に人気の高いコンパクトSUVです。
ヴェゼルのエクステリアは、SUVらしいゴツさよりも都会的で洗練された雰囲気を重視したデザイン。男女問わず受け入れられるおしゃれなスタイルで、街中でも自然に馴染むのが特徴です。
ボディサイズは3ナンバーながらミドル級ではなくコンパクトSUVに分類され、取り回しのしやすさとデザイン性を両立。さらに室内空間は驚くほど広く、車内長はなんとミドルクラスSUVのトヨタ・ハリアーを上回ります。これはホンダ独自のセンタータンクレイアウトによって、室内スペースを最大限確保できているためです。
インテリアも上質で、触れる部分には丁寧に仕上げられた素材を採用。コンパクトSUVとは思えない高級感があり、普段使いからロングドライブまで快適に過ごせます。
パワートレインはガソリンとハイブリッドの2種類を用意。ただし、ベースグレードの「G」以外はすべてハイブリッド仕様となり、EV走行・エンジン走行・併用走行を自動で切り替える効率的なシステムを搭載。ホンダらしい軽快で気持ちの良い走りが味わえます。
さらに走りを重視するユーザー向けに、スポーティな「RS」グレードもラインナップ。専用ローダウンサスペンションや、チューニングされた電動パワーステアリングにより、ドライバーの操作にダイレクトに応える走りが楽しめます。
コンパクトながら広い室内、優れたデザイン性、そして爽快な走行性能を併せ持つヴェゼルは、扱いやすさと上質さを求めるユーザーにぴったりのSUVです。
トヨタ ヤリスクロス

日本のみならず、海外でも人気のクロスオーバーSUVです。ガソリンモデルとハイブリッドモデルが用意されており、新車の最低価格は210万円ほどとなっています。
低重心で高剛性ボディになっており、高出力で低燃費のエンジンを採用。SUVとして、力強い走りを体感でき、悪路でもスムーズに走れます。GR SPORTのスポーティーな走りを体感できるモデルも存在します。燃費はグレードや駆動方式で違いますが、最大30.8km/LとSUVとは思えない高い燃費性能を実現しました。
運転席からの広い視界、操作しやすいステアリングスイッチ、ヘッドアップディスプレイ、8インチのディスプレイオーディオなどと、運転しやすい構造のコクピット。シートヒーターやステアリングシートなどが備わっており、エアコンも合わせて夏でも冬でも快適に運転できます。
広いラゲッジスペースは、2段階に床面の高さを調節可能。荷物の量に合わせて調節できます。運転席と助手席は倒せませんが、後席は倒すことが可能。後席を倒して荷室を広くすることも、フラットな後部空間を使って車中泊で使うこともできます。ハイブリッドモデルだと、オプションで車内にコンセントを設置できるので、電化製品やスマホ、ノートパソコンを使えて便利です。
安全性能として、駐車支援のトヨタチームメイト、予防安全パッケージのトヨタセーフティセンスが備わっています。
スズキ フロンクス

コンパクトSUVであり、快適な室内空間と運転のしやすさを備えています。車幅が広いので、コンパクトSUVですが安定感と重厚感があります。新車価格は250万円ほどからとなっています。燃費は最大で19.0km/Lと、他の燃費の良い車と比べると特別良い燃費性能とは言えません。
2WDと4WDのモデルがありますが、4WDモデルはスノーモードやスポーツモードのドライブモードを搭載。滑りやすい路面でも、タイヤが地面を捉えてスムーズに走ります。空力性能を考えたフォルムによって、風切音や振動を低減し、静かな車内になっています。
室内には9インチのHDディスプレイを設置。スマートフォンとの連携機能によって、ナビや動画をディスプレイに表示できます。ラゲッジスペースは、最大210L、ラゲッジボードを取り外せば最大290Lの空間が広がります。ラゲッジボードで荷室のスペースを自在にアレンジ。リアシートは6:4分割式であり、片方の部分を倒して荷室をさらに広げることができます。
予防安全機能には、スズキセーフティサポートを搭載。センサーによって、対向車や歩行者との衝突を予防したり、急発進や車線逸脱を防止したりします。また、全方位モニターで、車体を上から見たような映像をディスプレイに表示し、運転席から死角となる部分を確認できるようにしてくれます。
覚えておきたいクルマ購入費以外の維持費
車を購入すると、車両本体代金以外にも必要となるお金があります。維持費と呼ばれている費用であり、具体的に何があるか紹介します。安いと1年で30万円程度、高いと80万円以上かかります。
任意保険料
車を購入すると、誰もが自賠責保険に加入しないといけません。購入時の契約のときに、自賠責保険に加入する場合が多いです。
任意保険は車の購入者が、加入できる保険です。車利用で必須ではありませんが、加入する人も多数います。加入すると、自賠責保険とは別に任意保険の保険料を支払います。人気保険は自賠責保険でカバーできない範囲を補償する保険です。対人・対物・車両・人身に対して補償してくれます。
保険料は等級や年齢、走行距離などで違ってきます。加入する場合は、自分で加入手続きを行います。
各種税金
環境性能割と消費税は車の購入時に発生します。以下の2つの税金を車購入後に払います。
- 自動車税
- 自動車重量税
排気量や車両重量によって、いくらの税金が発生するか決まります。自動車税は1年に1回、自動車重量税は初回3年、その後は2年に1回支払います。支払い時期になると、金額が書かれた書類がくるので、その後に支払いを行います。
メンテナンス料
メンテナンス料というと、車検費用、消耗品の交換や補充費用、車両修理費用、洗車費用などです。
車検は新車購入から3年後に1回目、その後は2年ごとに行います。どこで車検を受けるかで費用が違い、ユーザー車検という自分で行う費用を抑えた車検も可能です。消耗品は、エンジンオイルやクーランド液、ウォッシャー液、タイヤ、ワイパー、ヘッドライトなどです。車が故障すれば、必要に応じて修理し、修理費が発生します。
車を使うと汚れるので、洗車費用も必要です。自分で行うか、機会洗車や専門店で行うか、洗車頻度などによって費用は変化します。また、カーコーティングするなら、その費用も必要です。
また、メンテナンス代ではないですが、ガソリン代も発生します。一般的にガソリン車よりも、ハイブリッド車のほうがガソリン代は安いです。
駐車場代
自宅に無料で使える駐車スペースがあると、駐車代金はかかりません。駐車場を借りるときは、月極のように1カ月単位でいくらか発生します。地方よりも都会のほうが、駐車場は高くなりやすいです。何台分の駐車場を借りるかでも、駐車代金は変わります。
また、買い物や出張、旅行などと車を運転して出かけた先で、車を止めるときには駐車場を使うこととなり、そのときの駐車料金が必要となります。これも、どこに駐車するか、また何時間車を止めておくかで料金が変わってきます。
まとめ
一般的に車の購入費用は、年収の半分までと言われています。年収500万円だと、その半分の250万円前後が予算となります。この金額だと、選択できる車の幅がある程度広がり、軽自動車やコンパクトカーはもちろん、コンパクトSUVやミニバンなども視野に入ります。
車は車両代金以外にも、税金や保険料、メンテナンス費用などもかかるので、購入後の費用も考えておきましょう。また、まとまったお金を用意せずに車を使うときには、カーリースという選択肢があります。初期費用や税金などを払わずに済み、月額料金だけで好きな車を使えます。
carsでは、月々7,870円〜利用できるカーリースサービス「carsマイカー定額」を提供しています。もちろん、初期費用・頭金0円、税金や自賠責、車検費用など全てコミコミです。
1〜3年の短期契約も可能で(1〜9年で契約可能)、全車種グレードや契約年数を変えてシミュレーションできます。
- 費用やプランなど、サービスの詳細を聞きたい
- どんなプランが良いのかアドバイスをもらいたい
- 乗りたいクルマがあるので探して欲しい
などなど、お気軽にご相談ください。さぁ、あなたもスマートカーライフを始めよう!









