軽自動車の車検費用平均相場は?10万円は高い?

メンテ
  • 更新日:2026/02/05

軽自動車の車検費用は、税金や自賠責保険料といった法定費用に加えて、車検基本料と追加整備費がどれだけ発生するかで総額が決まります。法定費用は型式や年式条件が同じなら変わらない一方、車検基本料と追加整備費は依頼先や整備内容によって差が出やすい部分です。

この記事では、軽自動車の車検費用の相場と、車検費用が高くなりやすいケースや業者ごとの特徴、割引で車検費用を抑えるコツまで解説します。

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有名車検業者6社の軽自動車車検費用シミュレーション!

はじめに、有名車検業者6社の車検費用の目安をシミュレーションで確認してみましょう。

業者名 車検基本料 法定費用(概算) 合計目安
車検の速太郎 19,800円 30,000円 49,800円
カーコンビニ倶楽部 14,300円 30,000円 44,300円
イエローハット 各店舗による
(例:練馬店 15,180円)
30,000円 45,180円
オートバックス 各店舗による
(例:練馬店 13,260円)
30,000円 43,260円
ホリデー車検 23,430円〜 30,000円 53,430円〜
ジェームス 17,380円 30,000円 47,380円
※当社調べ

車検費用の構成

ここでは、軽自動車の車検費用を構成する項目について、それぞれがどのような費用なのかを見ていきましょう。

車検基本料

車検基本料は車検代行業者に支払う費用で、業者によって価格設定や含まれる内容は異なります。最も価格差が出やすい部分であり、車検を依頼する際にまず確認したい部分といえるでしょう。

なお、車検代行業者を通さずに自身で車検場へ車を持ち込んで検査を受ける「ユーザー車検」の場合、車検基本料は不要です。

法定費用

法定費用は車検時に必ず支払う費用で、自動車重量税、自賠責保険料、印紙代から構成されます。

自動車重量税は本来車の重量に応じて課税率が変わる税金で、車の重量が重くなるにつれて税額が上がります。ただし軽自動車は優遇措置があり、自家用の乗用軽自動車の場合、継続車検時の金額は一律で6,600円です。

登録車の最も安い0.5t以下の区分でも8,200円であることを考えると、かなり安いといえるでしょう。

自賠責保険料はすべての車両に加入義務がある強制保険で、加入していなければ公道走行はできません。車検時に更新するのが一般的で、車検の有効期間+1ヵ月分を支払います。自賠責保険料もわずかではありますが登録車よりも安くなっており、継続車検時に支払う25ヵ月分で18,040円です。

印紙代は認証工場か指定工場か、またOSS申請か否かで若干値段が変わり1,600円~2,200円です。

これらの法定費用はどこで車検を受けても同じ価格で、省くことはできません。ユーザー車検であっても、法定費用は支払う必要があります。

追加整備費用

車検は、その車両について国が定める保安基準を満たしているかどうかを確認するための検査です。車検不合格の場合、その車は公道を走れません。そのため、車検前には点検・整備が必要です。

何の問題もなければ追加の整備費用は発生しませんが、通常は何かしらの整備・修理が発生するのが一般的です。パーツを交換した場合は、パーツの料金もかかります。

どの程度の整備費用がかかるのかは車両の状態によって異なりますが、走行距離が長くなった車や低年式の車は整備費用が高くなる傾向があります。

軽自動車の車検費用、10万円は高い?

軽自動車の場合、車検費用10万円は相場の中心から見ると「やや高め」の金額といえるでしょう。
ただし、車の状態によってはあり得ます。整備項目が多く、いくつかパーツや消耗品の交換が必要なケースでは10万円を超えることも珍しくありません。

10万円を上回るなど「高いな」と思った場合は、見積書の内訳を確認することをおすすめします。内訳にはどの部分を整備するのか記載されているので、疑問があれば質問し説明を受けてください。

車検費用が高くなる主なケース

車検費用は、車種や年式が同じでも金額に差があるケースもあります。車の状態や使用環境、依頼先によっては、相場より高くなることもあるかもしれません。

ここでは、軽自動車の車検で費用が高くなりやすい代表的なケースを紹介します。

部品の劣化が進んでいる場合

軽自動車に限ったことではありませんが、車は年式が進むほどゴム部品や足回り、ブレーキ系、電装系の劣化が出やすくなります。特に軽自動車は維持費を抑えやすい反面、街乗り中心で短距離の使用が多いとバッテリーやブレーキの使用環境がシビアになりがちです。

そのため車検前の点検でパーツの交換が必要になったり、整備したりする必要が出てくるケースが多いといえます。また、タイヤやバッテリーなどは「車検のタイミングでまとめて交換する」流れになりやすく、ここで追加整備費が一気に増えるケースも少なくありません。

車検時の整備費用をできるだけ抑えるには、日頃からこまめなメンテナンスを心がけるようにしましょう。その都度メンテナンスしていれば車検時に整備費用がまとめて発生する事態を防げます。また大きなトラブルになる前に不具合を発見でき、結果的に整備費用の節約につながることも期待できるでしょう。

ディーラー車検の場合

ディーラー車検は、メーカー基準での点検・整備品質が期待でき、保証やリコール対応との連携もしやすい点が強みです。自宅納車や無料洗車など、手厚いサービスが受けられるのもディーラーのメリットといえるでしょう。

その一方で、点検の工数が多めで純正部品での交換提案が中心になる傾向があるため、総額は上がりやすいといえます。

安心や信頼を買う選択肢となる場面もあるので、費用だけで良し悪しを決めず、「どこまでの整備を求めるか」「何を重視するか」で選ぶと判断しやすくなるでしょう。

どこで車検を受ける?それぞれの費用感と特徴

車検は、受ける場所によって費用感や特徴が異なります。単純に「安い・高い」で比較するのではなく、どこまでの点検や整備を求めるか、どの程度の説明や安心感を重視するかによって、適した依頼先は変わってきます。

ここでは、代表的な車検の依頼先ごとに、費用の目安や特徴を紹介します。

ディーラー

ディーラーはサービス品質と信頼性、説明の丁寧さ、メーカー情報の反映がメリットといえます。車の状態を長期目線で見て、予防整備まで含めた提案を受けたい場合と相性が良いでしょう。

費用はほかの業者と比較すると高めに出やすいので、見積段階で「必須整備」と「推奨整備」を分けてもらうと整理しやすくなります。

大手車検専門チェーン店

大手車検専門チェーンは車検に特化し、効率化された手順が確立されているためスピーディーな車検が可能なケースが多い傾向にあります。即日はもちろん、所要時間1時間未満をうたう業者もあり、できるだけ時間をかけたくない、という方にはいい選択肢になるでしょう。

また、車検メニューの選択肢が豊富な店舗も少なくありません。料金はディーラーよりも抑えられるケースがほとんどですが、追加整備が出たときの金額や提案範囲は店舗ごとに差があります。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドの中には、車検対応をしている店舗もあります。給油や洗車のついでに相談しやすく、費用相場は比較的安い傾向があります。

整備内容は提携工場や自社工場の体制によって変わるので、代車、整備範囲、追加整備の判断基準がどうなっているかを先に確認しておくと安心でしょう。

個人整備店

個人整備店は一般的に地域密着で融通が利きやすく、相談のしやすさが強みになる依頼先といえます。過剰な交換を避けたい、普段のメンテナンスから一貫して見てもらいたい場合に適しているでしょう。費用相場はディーラーよりも安いケースがほとんどですが、工場によって差があります。

修理が必要な際に中古パーツやリビルド品などの使用にも柔軟に応じてくれるケースが多く、そういった面で整備費用が抑えられることもあります。

ただし店舗によって得意分野があるので、軽自動車の車検実績や説明姿勢を見て選びたいところです。また、指定工場と認証工場で車検にかかる日数が変わってくることもあるため、あらかじめ確認しておくといいでしょう。

ユーザー車検

ユーザー車検は検査場に車を持ち込み、自身で手続きを進める方法です。車検業者を通さないため、車検基本料がかかりません。法定費用とパーツや消耗品の実費で済むため、車検費用は安くなります。

ただし、ユーザー車検をするには整備士並みの車の知識と整備技術が必要です。不安があれば無理せず、業者に依頼するほうがいいでしょう。

車検費用を安く抑えたいなら割引制度もチェック!

車検費用を安く抑えたいと考えたときにできる対策としては、相見積もりを取って比較検討する、車検に直接関係のない整備は省く、などの方法が考えられます。

それ以外にも、割引制度があれば積極的に利用することをおすすめします。ここでは、車検業者で用意されることが多い割引制度について見ていきましょう。

早期予約割引

早期予約割引は、店舗が指定する一定期間以上前に予約を入れることで、車検基本料が値引きされる割引です。値引き幅は数千円程度が多く、店舗によっては期間が早いほど段階的に割引が増えることもあります。

スケジュールを早めに押さえられるのであれば、積極的に活用するといいでしょう。早い段階であれば、比較的予約しやすいこともメリットといえます。

平日割引

車検は多くの人が休日となる土・日・祝に集中する傾向があります。そのため、平日に予約することで割引が受けられるケースもあります。

ただし、車検が集中する3~4月頃や、お盆の時期など、カレンダー上の平日であっても除外となるケースもあるため、あらかじめ確認しておくと安心でしょう。

初回利用割引

初回利用割引は、その店舗・チェーンを初めて利用する方に対して、車検基本料などを値引きする割引です。新規獲得の施策なので、値引き幅が大きめに設定されている場合もあります。

値段の安さのみで判断しがちですが、初めての業者に依頼するときは見積もりをよく確認し、スタッフに内容について確認するなど、内容・対応に違和感や納得できない部分がないかをチェックしておくことをおすすめします。

リピーター割引

リピーター割引は、過去に利用した履歴がある方について、次回の車検基本料などを値引きする割引です。会員制度の特典として用意されているケースも多く、利用者にとって使い慣れた業者に安心して任せられるうえ、割引が受けられるメリットがあります。

また、整備履歴を踏まえた提案が受けやすい点も特筆すべきポイントでしょう。前回交換した部品や経過観察にした箇所が共有されていれば不要な重複整備が減り、結果として総額が安定しやすくなります。初回割引と比較して値引きが小さいケースでも、履歴の積み上げは意外と効きます。

Web予約割引

公式サイトやLINEなど、オンラインから申し込むことで、車検基本料が値引きされる割引もあります。

Web予約割引は指定フォームの経由や会員登録、クーポンコードの入力などが求められることが多いため、指定事項を満たしているかを確認しながら予約するようにしましょう。

まとめ

軽自動車の車検費用は、法定費用をベースに車検基本料と追加整備費が加わって決まります。価格差が生まれるのは、業者によって設定が異なる車検基本料と整備費用です。

軽自動車の車検において10万円という値段はやや高い傾向にあるといえますが、消耗品交換や修理が重なればあり得る金額でもあります。ただし、費用の妥当性は金額そのものではなく、内訳と整備内容で判断することが重要です。

車検を受ける場所や割引制度の使い方によって、同じ軽自動車でも費用感は変わります。車に乗り続ける以上車検は欠かせないものなので、普段からこまめにメンテナンスを行うのはもちろん、業者ごとの特徴や割引制度を理解して車検に臨みましょう。

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著者情報

春宮 悠

自動車の世界に魅了され、ユニークな視点から様々な情報を発信中。愛車のランドローバー・ディフェンダーは、冒険心を刺激し、毎回新たな発見をもたらしてくれる相棒です。
美しい風景や人との出会いから得たインスピレーションをもとに、日常のドライブを特別な時間に変えるヒントやクルマを通じて広がる世界など、カーライフの新たな魅力をお伝えします。
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