車検の見積もりをとってみよう!安く済ませるポイントとは?

メンテ
  • 更新日:2024/10/09
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車検満了日がそろそろだという方の中には、車検の見積もりは必要なのか心配に感じている方も多いでしょう。

「車検見積もりってどれくらい時間がかかるの?」
「業者によって車検の金額に差は出る?」

上記のような悩みを抱えている人も多いでしょう。この記事では、車検見積もりの必要性をお伝えしつつ、車検見積もりの疑問に答えていきます。

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関連記事:【車検費用の基礎知識】法定費用と車検基本料、安くする方法を解説

車検見積もりの必要性

車検の見積もりを取るのが面倒だと思われる方もいるでしょう。しかし、車検見積もりにはメリットが多くあります。ここでは車検見積もりの必要性と見積もりをとる時期について解説します。

車検の見積もりをとった方がいい理由

車検の見積もりをとった方がいい理由は、事前に車検金額を把握できるためです。事前に金額を把握できていれば、急な出費に慌てることもありません。

「大体10万円くらいかな」と考えていても、ふたを開けてみると「20万円かかった」ということも少なくありません。また、事前に車検金額がわかっていれば、業者との交渉もできるほか、別の業者に見積もりを依頼して安い方にお願いすることも可能です。

さらに、車検費用が想定よりも高い場合は、乗り換えの検討もできます。事前に車検金額を把握できれば、色々な選択肢の中からベストな答えを選ぶことができるので、車検の見積もりは確実に行いましょう。

見積もりを取る時期

車検の見積もりを取る時期は、車検満了日の約2ヵ月前をおすすめします。車検満了日ギリギリに車検見積もりを依頼しても、他の業者に見積もり依頼する時間がなくなってしまい、選択肢が少なくなってしまうからです。

車検予約の1ヵ月前から行動すれば、他の業者に見積もりを依頼する場合でも余裕を持って依頼できます。安心して車検を受けるためにも早めの行動を心がけましょう。

車検の見積もりにかかる時間

車検見積もりにかかる時間は、車種や年式によって変わりますが、30分から60分程度が一般的です。ここでは、見積もりで確認する項目と見積もりにかかる費用について解説します。

見積もり項目

車検の見積もり時に確認する主な項目は以下の通りです。

・灯火類:ヘッドライト・スモールライト・ウィンカー・ブレーキランプなど
・オイル類:エンジンオイル・ブレーキオイル・オートマオイル・オイルエレメなど
・ブレーキ類:ブレーキパッド
・エンジン類:オイル漏れ、冷却水やゴム製部品などの経年劣化の可能性がある消耗品の確認などもあわせて行う
・タイヤ:溝の深さ。溝の深さが1.6mm以下になり、スリップサインがでると車検に通りません。

見積もりにかかる費用

車検見積もりは、ほとんどの業者が無料で実施しています。ただし、 一部の業者では見積もりが有料の場合もあるため、事前の確認が必要です。見積もりは無料とはいえ「見積だけもらうのは気が引けるな」と感じる方もいるでしょう。

しかし、車検を受けている業者も「見積もりだけ」に慣れているので、気軽に依頼してみることをおすすめします。

車検の見積もり、金額の内訳

車検の見積もりやかかる金額はどのように決められているのか知りたいという方も多いでしょう。車検には大きく分けて、法定費用・車検基本料金・整備費用の3つの費用が発生します。以下では、それぞれの費用について解説していきます。

法定費用

法定費用とは、車検を受ける際に必ずかかる費用のことです。内訳は以下の3つに分けられます。

・自動車重量税:自動車の重量によって定められた税金
・自賠責保険:自動車を購入する際や、車検を受ける際に加入を義務付けられている保険料
・印紙代:陸運局などの検査場で検査を受ける際、書類に貼る印紙の代金

上記の法定費用は税金や保険料のため、値引き交渉などはできません。

車検基本料金

車検基本料金とは、車検を依頼する業者に支払う費用です。内容には、車検にかかる事務手数料や点検費用、整備費用などが含まれています。しかし、車検基本料金に含まれる内容は業者によって異なることが特徴です。

また、車検基本手数料は、車検を実施する業者によって料金が決められているため、業者によって金額も異なります。

整備費用

整備費用とは、車の点検整備や部品交換にかかる費用です。車検に必須な項目ではなく、あくまで整備にかかる費用や劣化した部品などの交換にかかる費用となっています。

車検時に部品交換する主な項目

・ブレーキパット
・ブレーキオイル
・エンジンオイル
・ミッションオイル
・エンジンオイルフィルター
・ラジエーター液
・バッテリー
・タイヤ

上記は、部品交換の項目の一部ですが、車検時の交換を推奨されている場合もあります。これらの部品交換にかかる部品代や交換工賃が整備費用に含まれます。

整備費用は、日々のメンテナンスによっても必要性が異なると考えておくのが良いでしょう。

車検の見積もりで金額の差が出るポイント

車検の見積もりで、業者によって車検金額が違うのはなぜなのか、疑問に感じている方もいるでしょう。ここからは、業者によって見積もり金額に差が出るポイント、依頼する側がコントロールできる項目について解説していきます。

関連記事:【cars カーライフ実態調査 vol.1】車検をどこに出す? →なんと3人に1人は〇〇が決め手だった!

業者によって金額の差が出る項目

先ほど触れたように、法定費用はどの業者で車検を受けても変わりません。金額に差がでるのは「車検基本料金」と「整備費用」です。車検基本料金は、料金設定を業者が行っているため差が出やすくなっています。

また、整備費用も同じく交換工賃・部品価格を含む整備内容は業者によって異なるため金額の差が出やすいでしょう。一般的に自動車ディーラーは料金が高く、カー用品店や車検専門店は安くなる傾向があります。

関連記事:ディーラー車検のメリット・デメリット!費用や注意点も解説

こちらである程度コントロールできる項目

続いて、依頼時にこちらでコントロールできる項目を解説します。コントロールできる項目は、主に点検項目や整備項目です。どちらも、事前に取っておいた見積もりに記載された項目から必要のない項目を減らしてもらうことができます。

特に、エンジンオイルやエアコンフィルター、バッテリー、タイヤなど、車検時に部品交換が必須な項目ではない箇所に関しては、項目から減らしてコントロールしやすいでしょう。

また、依頼する業者によってはオイル交換やタイヤ交換など、車検を依頼することで割引になる場合もあります。

交換したい部品を割引してくれる業者を選ぶことで、車検費用を安くすることにつながるでしょう。

関連記事:ユーザー車検とは? 検査項目と不合格になりやすいポイントを解説

まとめ

今回は、車検に関する以下の内容をまとめました。

・車検見積もりの必要性
・車検見積もりにかかる時間
・車検金額の内訳
・車検見積もりで金額の差がでるポイント

車検は、事前に複数の業者から見積もりを取ったあとで依頼する業者を決定できます。ほとんどの業者が無料で車検見積もりを実施しているため、気軽に依頼してみましょう。

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