車選びの際に、何を重視して選ぶべきか悩むことは少なくありません。車は家の次に大きな買い物といわれることもあり、慎重に選ぶべきではありますが車両価格や維持費、実用性などの条件面だけで選ぶと、後悔することになる可能性があります。特に初めての車選びの場合、デザイン性と条件面の兼ね合いで悩むこともあるでしょう。
この記事では、初めての車にもおすすめの、男性人気が高い10車種を厳選して紹介します。さらに、初めての車選びにおけるアンケート結果や車選びのポイント、ローンで購入する際の注意点なども併せて見ていきましょう。
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男性に人気の初めての車におすすめの車種10選!
初めての車選びでは、デザインや価格、維持費など気になるポイントが多く、何を基準に選ぶか迷ってしまう人も多いでしょう。ここでは、そんな悩みを持つ男性に向けて、人気が高く、初めての一台としても安心して選べる車種を紹介します。
いずれも運転しやすさやコストバランス、デザイン性などを総合的に評価したモデルばかりです。
ホンダ ヴェゼル

| cars価格 | 12,650円〜/月 |
|---|---|
| 新車価格 | 2,758,800円〜 |
| 燃費 | 約15.0km/L(ガソリンモデルの場合) |
| 排気量 | 1,500cc |
| 定員 | 5名 |
スタイリッシュなデザインが人気のSUV、ホンダ・ヴェゼル。SUVでありながら都会に映える洗練されたスタイルが魅力で、使用シーンを選ばないことに加え、ほどよいクラス感も備えています。初めての車でもこなれた印象を求めたい男性にぴったりの一台です。
全幅が1,700mmを超えているため3ナンバーサイズではありますが、全長約4.300mmと取り回しが良く、街乗りでも運転しやすいため初めての車としても適しています。
スズキ ジムニー

| cars価格 | 7,870円〜/月 |
|---|---|
| 新車価格 | 1,654,400円〜 |
| 燃費 | 約16.6km/L |
| 排気量 | 660cc |
| 定員 | 4名 |
本格的なオフロード性能と独自のデザインで長年人気を集めるスズキ・ジムニー。ラダーフレームや機械式副変速機、パートタイム4WD、3リンクリジッドアクスル式サスペンションなどを伝統的に採用し、軽自動車の中では悪路走破性でジムニーの右に出るモデルはありません。
本格オフローダーに憧れているけれども、初めての車としてはランドクルーザーのような大型モデルはハードルが高い、という方にぴったりの車です。頼もしい走破性を有してはいるものの軽自動車規格なのでサイズ感はコンパクト。無理なく本格オフローダーでのカーライフが楽しめます。
スバル インプレッサ

| cars価格 | 26,840円〜/月 |
|---|---|
| 新車価格 | 2,744,500円〜 |
| 燃費 | 約14.0km/L(ガソリンモデルの場合) |
| 排気量 | 2,000cc |
| 定員 | 5名 |
初めての車であっても走りにはこだわりたい、そんな男性におすすめなのがスバル・インプレッサです。スバル独自の水平対向エンジンとシンメトリカルAWDが実現する安定感や、高速道路での爽快な走りは特筆すべきものがあります。
ただし走りに全方向振り切ったモデルというわけではなく、使いやすいポケッテリアや荷室、快適性を高める機能を備えているほか、予防安全技術も多数採用し実用性も十分。日常生活を犠牲にすることなく、でも運転する楽しさも無理なく味わいたい、そんな男性のニーズを満たすモデルです。
ホンダ フリード

| cars価格 | 20,350円〜/月 |
|---|---|
| 新車価格 | 2,623,500円〜 |
| 燃費 | 約16.5km/L(ガソリンモデルの場合)/約25.6km/L(ハイブリッドモデルの場合) |
| 排気量 | 1,500cc |
| 定員 | 5〜7名 |
家族みんなで快適に使える初めての車を探しているなら、ホンダ・フリードがぴったりです。大人数が乗れるミニバンでありながら、5ナンバー枠に収まるコンパクトなサイズ感を実現。大きなミニバンは持て余してしまう、運転が不安という初心者にも扱いやすいモデルです。
最大7人が乗れる3列シートモデルのほか、5人乗りの2列シート仕様もラインナップ。家族構成や用途に応じて選べるのも魅力です。さらに水平基調のインテリアデザインや抜けの良い視界など、車酔いをしにくくなる工夫が随所にみられるのもファミリーカーとしてうれしいポイントといえるでしょう。
トヨタ ライズ

| cars価格 | 13,640円〜/月 |
|---|---|
| 新車価格 | 1,800,700円〜 |
| 燃費 | 約20.7km/L(ガソリンモデルの場合) |
| 排気量 | 1,200cc |
| 定員 | 5名 |
SUVらしい存在感と取り回しの良さを両立したトヨタ・ライズ。全長4,000mm以下というコンパクトなボディながら、広い室内空間と高いアイポイントを確保しており、初めての車でも運転しやすいのが魅力です。SUVらしいタフさもしっかりとあるので、ミドルサイズSUVのような迫力のあるモデルに乗りたいけれども運転に不安がある、という方に最適な一台といえるでしょう。
1.2Lハイブリッドや1.0Lターボなど、複数のパワーユニットをラインナップし、燃費性能にも優れているため街乗り中心のユーザーにも向いています。
スズキ スイフトスポーツ

| cars価格 | 20,680円〜/月 |
|---|---|
| 新車価格 | 2,164,800円〜 |
| 燃費 | 約17.6km/L |
| 排気量 | 1,371cc |
| 定員 | 5名 |
欧州仕込みの走りが楽しめると、走りにこだわる層からの人気が高いのがスズキ・スイフトスポーツです。専用のサスペンションにはモンロー製ストラット&ショックアブソーバーを搭載するというこだわりようが魅力。軽量高剛性かつ空力性能に優れたボディ構造や、新開発のブースタージェットエンジンがスイフトスポーツならではの俊敏な走りを支えます。
トランスミッションは6ATに加え、6MTもラインナップ。スポーティーな走りが持ち味のモデルながら最小回転半径は5.1mを維持し、狭い路地での取り回しや縦列駐車も楽にできます。走り一辺倒ではなく運転のしやすさにも配慮されたモデルなので、こだわりを持つ男性が初めて選ぶスポーツモデルとしてもふさわしいのではないでしょうか。
トヨタ アクア

| cars価格 | 19,910円〜/月 |
|---|---|
| 新車価格 | 2,486,000円〜 |
| 燃費 | 約33.6km/L |
| 排気量 | 1,500cc |
| 定員 | 5名 |
ハイブリッドコンパクトカーのトヨタ・アクアは低燃費で扱いやすく、初めての車として最適な一台といえます。無理なく取り回せるサイズ感、ハイブリッド技術に定評のあるトヨタならではの高い燃費性能が自慢で、ランニングコストが抑えられる点もポイントです。
全車にコネクト機能が使用できるディスプレイオーディオが標準装備で利便性が高いことに加え、最上位グレードには最新の駐車支援機能を追加できるため、運転に慣れていない方や駐車が苦手な方にもおすすめできるモデルです。
マツダ MAZDA3 ファストバック

| cars価格 | 18,260円〜/月 |
|---|---|
| 新車価格 | 2,600,400円〜 |
| 燃費 | 約16.6km/L(ガソリン車の場合) |
| 排気量 | 1,500cc |
| 定員 | 5名 |
街中で人目を引く、洗練されたエレガントなスタイルが魅力のMAZDA3ファストバック。マツダのデザイン哲学である「魂動(こどう)」デザインが生み出す躍動感あふれるフォルムは、ほかのハッチバックモデルにはない個性を演出します。内装の質感も高く、価格帯以上のプレミアム感を味わえるのが魅力です。
走行性能では、マツダが掲げる人馬一体の運転感覚を実現する車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」により、優れた操縦安定性や車との一体感を感じられる心地良い走りを実現。外見・走り・快適性のすべてを高水準で兼ね備えた、上質なエントリーモデルであり、初めての車でもデザイン性に妥協したくない、あるいは所有する満足感を重視したい男性に最適です。
ダイハツ タフト

| cars価格 | 12,050円〜/月 |
|---|---|
| 新車価格 | 1,419,000円〜 |
| 燃費 | 約21.4km/L |
| 排気量 | 660cc |
| 定員 | 4名 |
ダイハツ・タフトは、タフギア感あふれるスタイルが魅力の軽クロスオーバーモデルです。軽自動車ならではの取り回しやすさと維持費の安さは初めての車に最適であり、ランニングコストを抑えつつアウトドアに似合う車に乗りたい男性に最適な一台といえるでしょう。
タフトは前席上に大きく広がるガラスルーフ「スカイフィールトップ」を全車に標準装備しており、別次元の開放感の中でドライブや車中泊が楽しめます。フラットで汚れに強い荷室は、アウトドアやレジャーにもぴったり。「休日は自然の中で過ごしたい」「個性のある車を選びたい」という男性の相棒として活躍してくれるでしょう。
スズキ スペーシアギア

| cars価格 | 12,600円〜/月 |
|---|---|
| 新車価格 | 1,952,500円〜 |
| 燃費 | 23.9km/L |
| 排気量 | 660cc |
| 定員 | 4名 |
高い全高とスライドドアを組み合わせ、快適性と使い勝手の良さで人気の高い軽スーパーハイトワゴン。スズキ・スペーシアギアはそのスーパーハイトワゴンの中でも、アウトドアに似合うSUVライクな雰囲気が持ち味で、男性人気が高いモデルです。
全車にマイルドハイブリッドシステムを搭載しスーパーハイトワゴンとしては高いレベルの低燃費を実現していることに加え、軽自動車トップレベルの予防安全技術の充実度を誇ります。高速道路でペダル操作やステアリング操作を支援してくれる運転支援技術も搭載しているため、運転に不慣れな方にも優しい一台。初めての車としてもおすすめです。
【100人アンケート】初めての車はどんな車種が人気なのか?
ここでは、車を購入した経験のある100人を対象に実施したアンケート結果を紹介します。
初めてのクルマに人気のボディタイプ
初めて買った車のボディタイプに関するアンケートでは、軽自動車が44%と最も多くの支持を集めました。軽自動車が圧倒的な人気を得た背景には、初めて車を所有する際に重視される「運転のしやすさ」と「維持費の安さ」があります。
軽自動車は排気量やボディサイズが規制されているため、登録車よりも燃費が良い傾向があることに加え、税金の優遇措置があります。また車検やメンテナンス費用は車格に比例して高くなるため、軽自動車は比較的安く抑えられる点も無視できません。こうした経済的なメリットが、車の維持費に不安を抱く初心者層の支持につながっていると考えられます。
また、ボディサイズが小さいことから運転しやすく、駐車場の確保もしやすい点も魅力です。初めて車を所有する際に感じる心理的ハードルを下げる存在として、軽自動車が選ばれる理由がここにあるといえるでしょう。
2位にランクインしたコンパクトカーも、やはり「扱いやすさ」が重視された結果といえます。日本市場ではこのカテゴリーの人気が高く、選択肢が豊富なことも支持を集める要因となっています。

軽自動車・・・44%
コンパクトカー・・・26%
SUV・・・9%
セダン・・・9%
ミニバン・・・6%
スポーツカー・・・3%
ハッチバック・・・2%
ステーションワゴン・・・1%
クルマ選びの時に見られたポイント
この項目においては、重視点の上位が実用性29%、デザイン23%、価格18%、燃費16%という結果でした。日々の使いやすさと見た目の満足感、そして維持のしやすさをバランスよく求める傾向が読み取れます。
実用性が首位となった理由としては、車がかつてのようにステータスシンボルや趣味の対象ではなく、生活を支える実用品としての側面が強まっていることが挙げられるでしょう。荷室の積載性やシートアレンジの自由度、ポケッテリアの使い勝手や乗降性など、ストレスなく毎日使用できることが車にまず求められる要素になっていることがうかがえます。
ただし、車は決して安い買い物ではありません。デザインが2位に入っていることは、実用性だけではなく所有する喜びも重視されていることの裏付けといえます。通勤や買い物といった日常のシーンにおいても、「乗るたびに気分が上がる」ことは、所有を続けるモチベーションにつながっているのです。

実用性・・・29%
デザイン・・・23%
価格・・・18%
燃費・・・16%
評判・・・3%
性能・スペック・・・3%
その他・・・8%
新車か中古車か
アンケートでは、初めての車で中古車を選んだ人が64名、新車が36名という結果でした。初めて車を購入する際には、「まずは負担を抑えたい」「運転に慣れてから新車を買いたい」と考える層が多いことがうかがえます。
中古車は新車に比べて車両代金や初期コストが大幅に抑えられるうえ、近年は状態の良い車両が増えている点も人気の理由といえます。認定中古車制度や保証付き販売も一般化しており、「中古=リスクが高い」というイメージは薄れつつあるといえるでしょう。そのため、安心感を確保しつつ無理のない金額で車を持てることが、初めての一台として中古車が選ばれる要因となっています。
一方で、新車を選ぶ人の多くは「長く乗りたい」「安全性能や最新装備を重視したい」という考えを持っています。新車は保証期間が長く、燃費性能や先進安全技術も進化しているため、維持のしやすさや信頼性を求める層に向いています。

中古車・・・64名
新車・・・36名
初めてのクルマの平均予算
アンケート結果によると、初めての車にかける平均予算は237万円でした。最も多かったのは100〜150万円(45%)で、100万円未満(15%)と合わせると全体の約6割が200万円未満に収まっています。
この結果からは、初めて車を購入する方の多くが「無理のない範囲で、維持費も含めて安心して所有できる車」を選んでいることがうかがえるでしょう。
一方で、300万円以上を想定している人も18%と一定数存在します。この層は安全性能や燃費性能、装備面の充実を重視し、新車で「長く乗れる一台を最初から選びたい」という考えを持つ方が中心といえるでしょう。実際、ハイブリッド車やEVはガソリン車よりも高い傾向があるうえ、新型車の目玉となる最新の安全機能は最上位グレードのみ搭載、またはオプション設定となるケースも少なくありません。
200万円未満が6割、その次に多くを占めるのは300万円以上という結果は、初めての車選びにおいて現実的な価格帯を重視する層と長期的な満足度を重視する層の二極化が進んでいることを示しています。

全体平均・・・237万円
〜100万円・・・15%
100万〜150万円・・・45%
150万〜200万円・・・12%
200万円〜250万円・・・13%
250万円〜300万円・・・12%
300万円以上・・・18%
初めてのクルマ選びで抑えたいポイント
初めて車を選ぶときは、デザインや価格だけで判断してしまうと、後になって「思っていたのと違った」と感じることも少なくありません。普段の使い方や駐車環境などを踏まえたうえで、ライフスタイルに合った一台を選ぶことが大切です。
ここでは、初めての車選びで失敗しないために押さえておきたい4つのポイントについて、それぞれ詳しく見ていきましょう。
サイズ感
初めての車を選ぶときに見落としがちなのが、生活環境に対して車のサイズが適しているかという点です。特に都市部では駐車スペースが限られている場合も多く、思ったよりも車体が大きいと、駐車が難しくなるケースも少なくありません。購入前に、自宅や職場などの駐車スペースを確認しておくことが重要です。
カタログ上のスペックだけで判断できないのであれば、実際に同じくらいの大きさの車をレンタルし、試してみるのもいいでしょう。
取り回しのしやすさ
初めての車選びにおいて、取り回しのしやすさは絶対に無視できないポイントといえます。運転に慣れていない段階では狭い路地での取り回しや車庫入れなどがしやすい、小回りが利く車を選ぶといいでしょう。
車の小回り性能は、諸元表の最小回転半径で確認できます。最小回転半径の数値が小さいほど小回り性能が高く、取り回ししやすいといえます。特に自宅付近が狭い路地で入り組んでいるという場合は取り回しのしやすさが重要になってくるでしょう。
また、運転席からの視界の広さや車両感覚のつかみやすさも大切です。Aピラーが太すぎると死角が増え、交差点で歩行者などを見落としやすい場面もあります。可能であれば試乗時に運転席からの視界やハンドルの重さ、後方の見やすさなどをチェックし、自分の感覚に合うかを確かめておくとよいでしょう。
整備状態(中古車の場合)
初めての車として、中古車を検討する方も少なくありません。中古車は新車よりも価格が手頃なのは大きな魅力ですが、そのぶん車の状態をしっかり見極めることが大切になってきます。中古車は前のオーナーの使い方や保管環境によってコンディションが大きく変わるため、外装の傷や下回りのサビ、タイヤやブレーキの摩耗具合などを細かく確認しましょう。
特に、エンジンオイルや冷却水、バッテリーなどの消耗部品が定期的に交換されているかは要チェックです。メンテナンス記録簿(整備手帳)が残っている車であれば、点検や交換の履歴を把握できますが、記録簿がない場合は販売店で整備の状態を必ず確認しておきましょう。
さらに、走行距離や年式だけで判断せず、「整備履歴が明確で、きちんとメンテナンスされているか」という視点を持つことが重要です。また、修復歴の有無も忘れずに確認しましょう。購入後のトラブルを防ぎ、長く安心して乗るためにも、こうしたチェックは欠かせません。![]()
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リセールバリュー
車を将来的に売却するつもりがあるのなら、車選びの段階からリセールバリューを視野に入れておくといいでしょう。
リセールバリューが高いモデルであれば乗り換え時の買取や下取りで高値が付きやすく、次の車の購入資金に充てられます。特にトヨタ・ハイエースやランドクルーザー、スズキ・ジムニーといった人気モデルは値崩れしにくく、中古車市場でも常に高値で推移しています。
初めての車ではリセールを必ずしも最優先にする必要はありませんが、手放すときの価値を意識しておくと、長期的なコスト面でも満足度の高い選択につながることが期待できるのではないでしょうか。
本当に気に入っているかどうか
車を選ぶ際は、燃費や価格、安全性能といった条件面ばかりに目が向きがちです。もちろん、これらはどれも大切な要素ですが、最終的に「この車が好きだ」と思えるかどうかも決して無視できない車選びのポイントといえます。
車は高額な買い物です。長く愛用し満足度の高いカーライフを送るためには、実用性や経済性のみに焦点を当てるのではなく、本当に欲しい、この車に乗りたい、という直感やフィーリングも大切にしましょう。
ローンでクルマを購入する場合の注意点
初めての車を購入する際、ローンを利用する方は少なくありません。しかし、ローンでは金利が発生することに加え、長期間支払いが続くため、支払い計画を誤ると維持費や生活費に無理が生じることもあります。
ここでは、ローンを組むときに意識しておきたいポイントを見ていきましょう。
ローンは月収の2割以下に抑えよう
ローンを組む際に重要なのは、毎月の支払いが生活を圧迫しない金額に収まっているかどうかです。一般的な目安として、月々の返済額は月収の2割以下に抑えるのが安心といわれています。たとえば月収25万円であれば、月々の返済は5万円以内が理想的です。それを超えると、ほかのローンとの兼ね合いなどによっては、生活に余裕がなくなる可能性も出てくるかもしれません。
さらに、車には燃料費や駐車場代、定期的な点検・整備費などの維持費もかかります。ローンの返済額をギリギリに設定してしまうと、突発的な出費に対応できなくなる可能性があるため注意が必要です。
「今の収入で無理なく返済を続けられるか」という視点に立ち、余裕を持った返済計画を立てることが、安心して車を所有し続けるための第一歩といえます。
残価設定ローンの利用は慎重になろう
近年ディーラーでの扱いが増えている残価設定ローンは、将来の車の下取り価格(残価)を返済の最終回に据え置くことで、通常のローンよりも月々の返済額を抑えられる、というものです。初めて車を購入する方にとっては魅力的に感じられるかもしれませんが、いくつか注意点もあります。
ローンの最終回には設定した残価を支払う必要があり、かなりのまとまった金額が必要になります。車を返却して残価に代えることも可能ですが、仕組みを理解していなければ「買ったはずなのに車が手元に残らない」ということになりかねません。
また、車の状態によっては実際の査定額が残価を下回り、返却時に精算金の支払いを求められるケースもあります。
残価設定ローンは短期間で乗り換える予定がある方や、常に新しい車に乗りたい方には適していますが、長く一台を乗り続けたい方には不向きな面もあります。月々の返済額を抑えられることのみで判断するのではなく、通常のローンやリースの利用なども視野に入れ、慎重に判断することが大切です。
まとめ
選ぶ車によって、カーライフの満足度は変わると言っても過言ではありません。初めての車選びの場合、わからないことも多く不安に思うことも多いかもしれませんが、維持費や取り回しのしやすさ、使い勝手の良さなど、何を優先するべきかを明確にしておくと比較的スムーズな車選びが可能になります。
実用的な部分だけではなく、デザインが気に入るか、所有欲を持たしてくれるかなども大切な要素です。男性に人気のおすすめモデルなども参考にしながら、自身にぴったりとくる一台を選んでください。
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