カーリースに向いている人の特徴!会社の選び方も解説

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  • 投稿日:2024/01/31
  • 更新日:2024/02/06
  • 321

「カーリースはお得に車が利用できるっていうけど本当?」
「カーリースを使ってみたいけど、なんか裏があるんじゃないの?」

一見、カーリースはお得に見えるけど、本当に大丈夫なのか気になっている人も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では、カーリースに向いている人、向いていない人、さらにはカーリース会社の選び方について詳しく解説します。

カーリースの月額料金の算出方法や、契約満了後の流れについても触れながら、カーリースの利用についての注意点もお伝えします。

カーリースに向いている人とは?

カーリースに向いている人とはどのような人でしょうか。こちらで確認していきましょう。

新車に乗りたいけど初期費用が出せない人

新車を購入するためには、車両代金の頭金や登録諸費用、自動車税や重量税、さらに自賠責保険料などの初期費用が必要です。

これらの費用は一度にまとまった額を支払わなければならず、手元に余裕のある人でなければ新車を購入することは難しいでしょう。

しかし、カーリースは月額料金のみで新車に乗ることができるため、初期費用をまとめて支払う必要がありません。手元の資金に余裕がない人でも手軽にカーライフを始めることができます。

憧れの車があるが、高いと感じている人

カーリースは、毎月定額で車を利用できる方法です。自分の憧れの車に乗りたいけれど、費用や維持費がネックになっている人にとっては、魅力的な選択肢となります。

カーリースを利用することで、自分の好きな車に乗ることができます。しかも、契約期間を延ばすことで月額費用を抑えることもできます。

これにより、自分の予算に合わせて車を利用できるのです。憧れの車があるが高いと感じている方は、一度カーリースを検討してみましょう。

車に関する突発的な出費を抑えたい人

車を購入した場合、車検費用やメンテナンス費用などがかかります。

特に、車検は2年ごと(初回は3年)、さらに12ヵ月点検なども必要となり、突発的な出費が発生してしまいます。

しかし、カーリースの場合は、月額費用にそれらの費用を含めることができます。つまり、カーリースを選ぶことで、突然の出費をなくすことができるのです。

数年ごとに新車に乗り換えたい人

カーリースは車の乗り換えが容易であるため、最新の車に乗りたい人にもおすすめです。

数年ごとに契約を更新することで、常に最新のモデルや最新の機能を楽しむことができます。

新車には安全性能や先進機能など多くのメリットがありますが、価格や購入時の費用がハードルとなるため、数年ごとに、新車に乗り換えたい人にはカーリースがおすすめです。

車の購入の手続きを少しでも楽にしたい人

車を購入する場合、自分で販売店と契約手続きをしなければならないため、何度も店舗に行かなければならず、必要書類も多く大変です。

さらに、保険や税金などの手続きも必要で手間がかかります。

しかし、カーリースを利用すると、これらの手続きを簡単に済ませることができます。カーリースはインターネットのみで完結する場合もあり、自宅にいながら手続きが可能です。

車のメンテナンスに手間をかけたくない人

車を購入した場合、メンテナンスをするために業者を探したり、相談に行ったりと何かと面倒な手続きが必要です。

しかし、カーリースではメンテナンスの費用が含まれているプランもあり、これらの煩わしさから解放されます。

カーリースを利用することで、車のメンテナンスに関する手間や負担を軽減できます。

事業に使う車を買いたい人

事業に使う車を購入する場合、まとまった初期費用が必要になりますが、カーリースでは車の購入費用を一括で支払うのではなく、月々の利用料金として支払うことができます。

これにより、初期費用の負担を軽減できます。

また、カーリースを利用することで経理処理の面でもメリットがあり、車に関わる税金や保険料を月々の利用料金にまとめてくれます。

これにより、カーリース代金として一括で経理処理することができ、手間を省くことができます。

カーリースに向いていない人

カーリースは便利ですが向いていない人も存在します。それぞれ特徴をみていきましょう。

車を名実ともに自分のものにしたい人

車の所有者になりたいと考えている人はカーリースには向きません。

カーリースは、契約期間のあいだ車を借りるというサービスです。もちろん借りている期間は自分の車のように自宅で管理し、いつでも自由に乗ることができます。

しかし、車検証の所有者の欄に記載されるのはカーリース会社の名前となります。その為、名実ともに車を自分のものにしたいと考えている人にはカーリースは向いていません。

しかし、ローンで車を購入した場合でも、車検証の所有者の欄に記載されるのは自分の名前ではありません。

そのことを考えれば、ローンで購入する場合は、カーリースと比較検討してみてもいいかもしれません。

車をカスタマイズしたい人

カーリースは、車をカスタマイズしたい人にとっては向いていない選択肢です。カーリースでは、契約満了時に車を借りたときの状態に戻して返さなければなりません。

そのため、自分好みに車をカスタマイズすることはできません。

返却時に元に戻せる範囲であれば可能なケースもありますが、大幅なカスタマイズや車体への加工は制限されます。

契約期間に縛られたくない人

カーリースの契約期間は、ライフプランや用途に合わせて自分で選択することが一般的です。

しかし、契約期間中は乗り換えることができないため、将来のライフプランや用途が変わる可能性がある人には向いていないかもしれません。

例えば、仕事の都合で引っ越しをすることになった場合や、家族が増えて車の必要性が変わった場合など、急な変化には対応できません。

契約期間中は乗り換える場合には、違約金などが発生することが大半なため注意が必要です。

走行距離が長くなりそうな人

カーリースは、基本的に年間の走行距離に制限があり、一般的には月1,000~2,000キロメートル程度とされています。

もちろん、プランによっては走行距離制限がないものも存在しますが、その場合は料金が割高になります。

また、走行距離の制限を超えてしまうと追加の料金が発生し、結果的にカーリースの利用が高額になってしまいます。

総支払額が気になる人

カーリースは初期費用を抑えることができますが、総支払額で見ると、通常の購入よりも高くなってしまうケースがあります。

プランにもよりますが、カーリースの支払い総額にはメンテナンス費用が含まれることがあります。

また、場合によっては車検費用や法定点検費用などが含まれることがあるので、総支払額が高くなってしまうことは必然と言えるでしょう。

その為、車両本体価格の総支払額だけで比較することができないので、一概に判断できないと言えます。

カーリース会社の選び方

カーリースを利用する時、自分の目的にあったサービスを選ぶことが大切です。ここではそれぞれ選び方のポイントを確認しましょう。

乗りたい車を取り扱っている会社

カーリース会社を選ぶ際のポイントとして、まず考慮すべきは、取り扱っている車種です。

カーリースの会社によって取り扱っている車が異なるため、自分が乗りたい車があるかどうかを確認しましょう。

国産の新車だけでなく、輸入車や中古車を取り扱っている会社もありますので、自分の希望に合った車を提供しているかを確かめることが大切です。

プランが充実している会社

カーリースの会社を選ぶ際、プランが充実しているかどうかを確認するのもポイントです。カーリースの会社によってプランはそれぞれ異なります。

例えば、頭金やボーナス払いの有無、メンテナンス費用を含むかどうか、契約満了後の選択肢などによってプラン内容が変わってきます。

それぞれの内容を考慮しながら、自分にぴったりなカーリース会社を選ぶことが重要です。

契約方式の違いも確認

カーリースの会社を選ぶ際には、契約方式の違いも確認することが重要です。特に、オープンエンド方式とクローズドエンド方式の2つの契約方法について理解しておく必要があります。

オープンエンド方式は、残価をユーザーに公開することで月々の支払いを抑えることができるというメリットがあります。

この方法では、カーリース会社とユーザーとで相談・同意のうえ残価を高く設定することにより月額利用料を抑えることができます。

しかし、契約終了し車を返却した時に設定した残価より下回る査定額が出た場合、その差額を支払わなければならないというリスクがあります。

一方、クローズドエンド方式は、残価が非公開となり、カーリース会社側のみで設定するかたちとなります。そのため、月額利用料が高めになる傾向があります。

しかし、返却時に設定残価と実際の査定額の差額が発生した場合でも、ユーザーは差額を支払う必要はありません。カーリース会社が残価精算の責任を負うこととなります。

カーリースの月額料金の算出方法

カーリースの月々の料金は、乗りたい車の価格に諸費用を加え、残存価格を引いた金額で算出されます。

具体的には、例えば本体価格が100万円の車に初期費用として10万円が加わった場合、合計110万円が基準となります。

そして、残存価格を50万円等と設定し、「基準額110万円-残存価格50万円=総リース料60万円」をカーリースの期間で割って月額料金を算出します。

※残存価格とは・・・契約終了時に想定される車の価値

カーリースの月額料金に含まれるもの

カーリースの月額料金には、基本的に「車両本体価格+各種税金(自動車税や重量税等)+自賠責保険」などが含まれています。

その他に、メンテナンス費用や車検代などを含んだプランもありますが、カーリースのプランごとで異なりますので事前に確認しておきましょう。

カーリースの契約満了後は?

カーリースの契約満了後の選択肢は、「返却・再リース・買取り・乗り換え・もらう」と多岐にわたります。

もっとも一般的な選択肢は車を返却することで、この場合、契約期間中に決めた残価と返却時の車の状態に基づいて査定が行われ、差額を支払うことになります。車の状態が良ければ、返却手数料を支払うだけで契約を終了できます。

それぞれの方法で、条件や手続きが異なるため、契約時にしっかりと確認しておくことが大切です。

まとめ

カーリースは、初期費用を抑えたい人や維持費を安定させたい人にとって便利なサービスです。カーリース会社やプランのカスタマイズによって、自分好みの使い方ができるので、しっかりと仕組みを把握しておくことが大切です。

カーリースに向いている人の特徴や注意点を把握し、自分に合ったカーリース会社を選びましょう。

カーリースを検討している方は、ぜひこの記事を参考にして、より快適なカーライフを実現してください。

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