2024年2月、ブリヂストンは「REGNO」ブランドから、「REGNO GR-XIII」という、新商品を発売しました。
静粛性・乗り心地・運動性能などタイヤに求められる基本性能が進化しており、新たなプレミアムを実現しているタイヤとして注目を集めています。
「REGNO GR-XIIIはどのようなタイヤ?」や「特徴を詳しく知りたい」という方もいることでしょう。今回は、REGNO GR-XIIIの特徴を徹底解説します。
REGNO GR-XIIIで搭載されている商品設計基盤技術についても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
ブリヂストン レグノGR-XIIIの3つの特徴
ブリヂストン レグノGR-XIIIは、以下3つの特徴があります。
・ロードノイズやパタンノイズを大幅低減
・ハンドリングと安定感に優れている
・ウェットグリップ性能の向上
それぞれの特徴について詳しく解説するので、ぜひご覧ください。
ロードノイズやパタンノイズを大幅低減
ブリヂストンのレグノGR-XIIIは、ロードノイズやパタンノイズを大幅に低減しているため、静粛性に優れているタイヤです。ロードノイズとパタンノイズの違いは以下の通り。
・ロードノイズとは、荒れた路面で気になりやすい低周波の騒音のこと。
・パタンノイズとは、滑らかな路面で気になりやすい高周波の騒音のこと。
ブリヂストンのレグノGR-XIIIは、新ゴム「GR-tech Silentゴム」を搭載し、路面からの振動を吸収しロードノイズの低減に成功しています。
パタンノイズは、「3Dノイズ抑制グルーブ」や「シークレットグルーブ」と呼ばれる溝の構造を採用しており、音の周波数を変えて人間が気になりにくい音へチューニングすることで静粛性を向上させているのです。
このようなレグノサイレントテクノロジーにより、従来品である「レグノGR-XII」と比較し、ロードノイズは12%低減、パタンノイズは8%低減を達成しています。
レグノGR-XIIIは、さまざまな路面状況に対応するノイズ抑制技術を進化させたことで、より静粛性に優れたプレミアムタイヤとなっています。
ハンドリングと安定感に優れている
ブリヂストンのレグノGR-XIIIは、「GR-tech Motionライン」とブリヂストン独自技術「ULTIMAT EYE」により、心地よいハンドリングを実現しています。
レグノGR-XIIIは、新たなケースライン「GR-tech Motionライン」の採用により、十分な張力剛性と最適な接地形状となっています。また、静粛性と環境に配慮した構造設計はもちろん、軽量化にも成功しているのです。
これにより、心地よいハンドリングと揺れの少ない快適な走行性能を体感できます。さらにブリヂストンの独自技術「ULTIMAT EYE」により、タイヤ接地面に発生するコーナリング力分布のシミュレーションなどを計測・可視化することで、タイヤの解析精度が向上し、高い操縦安定性を実現できているのです。
レグノGR-XIIIは、独自の実験や解析の結果から、応答性の良いハンドリングと安定感が向上しているタイヤとなっています。
ウェットグリップ性能の向上
ブリヂストン レグノGR-XIIIは、ウェットグリップ性能も向上しており、雨の日でも安心して走行可能です。
「ウェット特化新ポリマー」と「ウェット向上剤」を使用することで、濡れた路面に強いタイヤとなっています。
また、「ウェット向上剤」はREGNO初採用のため、レグノGR-XIIIだけでしか味わえないウェットグリップ性能と言えます。
従来品である「レグノGR-XII」同様に、ナノプロテック技術も採用されており、レグノGR-XIIIは静粛性とウェット性能に優れたタイヤです。
「レグノGR-XII」とウェットグリップ性能を比較すると、レグノGR-XIIIは停止距離が13%も低減されています。
レグノGR-XIIIは、雨の日でも安心できる高次元のウェットグリップ性能となっているタイヤです。
ブリヂストン レグノGR-XIIIは商品設計基盤技術「ENLITEN」を搭載
ブリヂストン レグノGR-XIIIは商品設計基盤技術「ENLITEN」を搭載しています。
ENLITENとは、タイヤに求められる性能が多様化している中で、静粛性やハンドリング性・低燃費性など性能を細分化し、タイヤをカスタマイズできる技術パッケージのことです。
レグノGR-XIIIは、日本国内初の市販用ENLITEN搭載商品としており、静粛性やハンドリング性・軽量という面で、カスタムし高性能化を実現したプレミアムタイヤです。
ブリヂストン レグノGR-XIIIは高品質なコンフォートタイヤ
ブリヂストン レグノGR-XIIIはENLITEN技術を搭載し、静粛性やハンドリング性が向上した高品質なコンフォートタイヤです。
ロードノイズやパタンノイズを軽減させるための構造や、ハンドリング性を向上させるための、新たなケースラインの採用など、従来の「レグノ」から大きく進化しています。
従来品とは一味違った走行性能を味わえるのが、レグノGR-XIIIです。
推奨車種は「セダン」となっており、セダンで採用されているタイヤサイズがラインナップされています。
レグノGR-XIIIは、静粛性やハンドリング性能に長けたタイヤとなっているので、ワンランク上のドライブを楽しめるでしょう。