普通車の車検費用平均相場は?10万円は高い?

メンテ
  • 更新日:2026/01/16

車を購入したときは、新車購入から2年後に、その後は3年後ごとに車検を受ける必要があります。どこで車検を行うか、車の状態はどうなっているかで費用は変わりますが、10万円の車検費用だと高いと感じる人もいるでしょう。

車検は法定費用の他に点検・整備費用が発生するため割高に感じやすいです。車検費用が高くなるケースや、費用を抑える方法などをこの記事で解説します。車検費用が高いと思っている人は、この記事を参考にしてください。

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有名車検業者6社の普通車車検費用シミュレーション!

店舗名 車検料 法定費用(概算) 合計目安
車検の速太郎 19,800円 40,000円 59,800円
カーコンビニ倶楽部 14,300円 40,000円 54,300円
イエローハット 各店舗による(例:練馬店・・・15,180円) 40,000円 55,180円
オートバックス 各店舗による(例:練馬店・・・24,250円) 40,000円 53,260円
ホリデー車検 23,430円 40,000円 63,430円
ジェームス 17,380円 40,000円 57,380円

※当社調べ

この表を見ると、どの業者でも法定費用は同じであり、その他の費用で車検費用が高くなるか低くなるかわかります。車検費用は5万円前半~6万円後半に収まっており、この価格帯が支払総額となる傾向にあります。

そのため、車検費用が安いか高いかのみならず、サービス内容や車検スピードなども加味して、どこで車検を受けるか決めると良いでしょう。総合的に見て判断すると、納得して車検を受けられます。

車検費用の構成

車検費用は大きく分けて「車検基本費用」「法定費用」「追加整備費用」の3つで構成されています。費用の総額だけを見ると高く感じるときもありますが、車検で削れる部分と削れない部分があります。ここでは、車検費用の内訳を一つずつ解説します。

車検基本費用

車検費用は、ディーラーや整備工場などに車検を依頼したときに払う点検・検査・事務手続きに関する料金です。定期点検料と測定検査料、検査ラインへの持ち込み代行、書類作成、整備士の作業工賃などが含まれます。

車の重さや大きさに応じて、費用が高くなっていくのが普通です。車検に通らない状態の車だと、整備費用も加算されます。

この費用は車検の依頼先によって違いが出やすく、ディーラー車検では高め、車検専門店やガソリンスタンドでは比較的安く設定されている場合が多いです。車検基本費用は同じ車や同じ状態でも車検総額が変わる要因のひとつです。

法定費用

法定費用は、支払うことが法律で定められている費用で、どこで車検を受けても金額は基本的に同じです。主に以下の3つで構成されています。

  • 自動車重量税・・・(約16,400~49,200円)
  • 自賠責保険料・・・(約17,650~18,160円)
  • 印紙代(検査手数料)・・・(約1,600~1,800円)

自動車重量税は、車両の重さ(車両重量)に応じて税額が決まります。税金なので、車検を通すためには必ず支払わなければなりません。普通車の場合は車重の幅が広いため、同じ普通車でもコンパクトカーとミニバン・SUVでは重量税が変わり、結果的に車検費用に差が出ます。

エコカー減税の対象車かどうかによっても税金の負担額が変わります。また、新車登録から13年目と18年目以降になると、普通車は重量税が上がるため、年式が古いほど車検時の負担が大きいです。

自賠責保険料は、普通車を運転する上で加入が必須となる保険です。車検時には次の車検までの期間分をまとめて支払うのが一般的です。加入する月数によって保険料が変わり、普通車の場合は24か月で加入する人が多い傾向があります。最大で37か月まで期間を決めて加入することができます。

印紙代は、車検手続きの際に必要となる費用で、車検の手数料のようなものです。普通車の場合は主に3ナンバー・5ナンバーの違いなどで金額が変わることがあります。

これらの費用はすべて法律で定められた法定費用のため、どの車検業者を選んでも必ず支払う必要があり、値引きや割引はできません。普通車の車検費用を安く抑えたい場合は車検基本費用や追加整備費用が安くできないか考えていきます。

追加整備費用

車の点検を行うと、ブレーキパッドが摩耗していたり、タイミングベルトが劣化していたり、オイルが漏れていたりするケースもあります。安全な走行を脅かす不具合や破損が見つかれば、修理しないと車検に通りません。その修理を行う費用が追加整備費用です。部品交換を行う場合が多く、どの部品を交換するかで費用が変わります。

純正部品を使うか社外品を使うかでも、金額が変化します。追加整備では、すべての部分を修理する必要はなく、整備内容を相談できるケースもあります。見積もり段階で内容を確認して、どの部分を整備するか確かめておきましょう。

車検費用が高くなる主なケース

車検費用は、新車登録から13年または18年経過すると高くなります。経過年数での費用の増加は、決められていることであるため避けられません。そして、車検費用を高める要因は他にもあります。どのようなケースだと高い費用になるのか見てみましょう。

部品の劣化が進んでいる場合

車検費用を高くする要因の1つが、車の部品の劣化です。劣化する部品が多く、整備交換箇所がいくつもあると、その箇所ごとに費用が発生します。

例えば、タイヤ交換だけでも4本交換すると数万円かかる場合も珍しくありません。バッテリーやベルトなどを交換すると、車検費用が10万円以上になることもあります。余計なオプションがついているときも、車検費用を高めます。例えば、エアコン消臭やエンジン内部洗浄などです。このようなオプションが不要であれば、オプションなしにして車検を依頼しましょう。

ちなみに、新車登録から年数が短い場合でも、走行距離が長く、10万kmを超える距離を走っている車だと部品の劣化や不具合が出やすく、整備費用が高くなりやすいです。また、輸入車だからといって車検費用が高くなることはありませんが、整備して交換する部品が発生したときは、交換部品が高くなる場合があります。

ディーラー車検の場合

車検を依頼できる場所や受けられる場所はいくつかありますが、その中でもディーラーでの車検は費用が高くなりやすいです。

それは、純正部品を使って整備し、将来的な故障を防ぐ予防整備に積極的であり、整備士への高い技術料、充実したアフターサービスなどがあるからです。特に、整備で部品交換を行うときには、中古品やリビルド品は使わず純正パーツを使うこと、そして追加整備を行うことが車検費用を高めています。

その費用に見合った、品質の高い整備や充実したアフターサービスを受けられるので、費用が高いというデメリットばかりではありません。点検整備での質を求める人には、向いている車検方法です。

どこで車検を受ける?それぞれの費用感と特徴

車検は自分で行うことも、業者に依頼して検査してもらうこともできます。ここでは、代表的な車検場所とその費用を紹介します。

ディーラー

車検を行える場所の中でも、ディーラーでの費用は高くなる傾向にあります。車種や車の状態で違いますが。10~15万円ぐらいになる場合が多いです。

純正部品を使用し、メーカー基準に沿った点検と整備を行います。追加整備もするので、車検費用は高くなります。整備士の技術や知識は確かであり、間違いなく車検に通るように車を整備してくれます。

車種ごとの知識も豊富で、不具合や故障のケースごとに対応した整備方法を知っています。新車保証や延長保証をつけたい、車のことはすべて任せたいという人におすすめの場所です。予防整備も行うので、車検後も不具合がでにくいです。

大手車検専門チェーン店

車検専門店は、ディーラーよりも費用が安いです。お店ごとに費用が違い、6~10万円ほどが目安です。車検に特化した体制を整えているので、素早く車検をしてもらえます。また、独自の部品仕入れルートや社外部品使用によって、車検費用を抑えています。

立会での車検や、予算に応じた車検と柔軟に検査してくれる場所です。ただし、お店ごとに整備の質や内容が違い、最低限の整備しかしない場合もあります。費用を抑えながら、一定の品質の車検ができるので、費用と整備内容の兼ね合いで納得できる人向けです。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドでも車検してくれます。車検費用は6~9万円ほどです。スタンドで車検してもらえば、給油や洗車などについて相談できます。ガソリン費用1年分割引のような特典をつけている場所もあります。

車検はスタンドで対応できない内容だと外部に依頼することとなり、整備の質は依頼先や整備士によって変わります。近場で車検を済ませたい、普段使っているガソリンスタンドがあるというような人におすすめの場所です。馴染みのスタンド店員がいるときは、相談してみるのも良いでしょう。

個人整備店

町の自動車整備工場の車検費用は、7~11万円ほどです。車の状態を見ながら、柔軟に整備してくれます。指定工場や認証工場の整備工場だと、一定の品質を確保できます。地域密着型のお店も多く、相談しながら車検を進められます。わからないことがあっても、整備工場で聞けます。

整備工場ごとに整備士の質が違うので、車検をお願いする場合は、事前に口コミや評判、または整備士の対応の質を見ると良いでしょう。普段から利用していれば、車の故障や不具合が発生したときにも相談できます。

ユーザー車検

自分で車を点検するのがユーザー車検です。費用は4~6万円ぐらいと、もっとも車検費用を抑えられます。法定費用のみ発生し、整備士への依頼料金は不要です。車検費用を抑えたい人におすすめです。

ユーザー車検は、すべて自分で行わないといけません。点検・整備・陸運局での手続き、そして検査をすべて自分で行う必要があり、専門知識や時間が求められます。車に関して知識の少ない人も、ユーザー車検を受けられます。ユーザー車検で不安があるときは、事前に調べておくとスムーズに車検を進められるでしょう。もしも車検で不合格となった場合は、後日改めて再検査して合格を目指します。

車検費用を安く抑えたいなら割引制度もチェック!

車検費用は割引制度を利用することができ、この割引によって安い費用で車検を行えます。主な割引制度を紹介するので、車検のときに活用してください。

早期予約割引

車検実施時期よりも、早めに予約して車検を受けることを決めると適用される割引です。業者によって違いますが、1年前・半年前・3カ月前などと、指定の期間だけ早く予約すると、決められた金額を割り引いてくれます。早めに予約するほど、割引額が高くなる場合が多いです。

割引金額は数千円や1万円程度です。早期予約割引は他の割引制度と併用できるので、他の割引も使うとより車検費用を抑えられます。車検時期ぎりぎりになって慌てる心配もなくなるので、費用を安くできるばかりでなく、車検間近で焦るようなことも避けられます。

平日割引

平日に予約すると、受けられる割引です。社会人は平日に仕事をしている人が多く、土日に予約して車検を受ける場合が多いです。車検業者としては、その空きが出やすい平日に利用者を増やすために設けている割引制度です。

割引額は数千円程度です。予約が少ないときは、業者も車の検査に時間をかけることができ、丁寧に整備してもらえる、混まずにスムーズに車検を受けられるというメリットがあります。

初回利用割引

その車検業者を初めて利用する人が対象の割引です。新規顧客を獲得する目的で設定されています。初回利用割引の金額は数千円程度です。全車対応となっているので、ガソリン車やハイブリッド車、電気自動車を問わず、どのメーカーの車でも割引を受けられます。

リピーター割引

同じ車検業者の店舗を利用するときに受けられる車検です。その業者で2回目以降に利用するときに、車検が適用されます。業者側としては、1度利用した人をつなぎとめるという意味合いもあります。割引額は数千円と、業者ごとに違います。業者によっては、オイル交換のようなサービスもしてくれます。

信頼できる業者を見つけたら、長く利用することができ、その中でリピーター割引を受けてお得に車検を受けられます。

Web予約割引

店頭窓口や電話でも予約を行えますが、Web予約できる業者が増えてきました。そんな、車検業者のサイトから予約すると、適用される割引です。割引される金額は、数千円程度となっています。

店頭窓口や電話だと、業者のスタッフが対応しないといけないので手間がかかります。その手間を減らせるので、その分を割引として利用者に還元します。車検を受けたい人は、店頭窓口まで出向く必要がなく、いつでも都合の良い時間に車検の予約を行えるというメリットがあります。

まとめ

車検費用は車種や車の状態で違いますが、安くすることができます。いくつか車検できる場所はあり、費用はユーザー車検が一番低く、ディーラーが一番高くなる傾向にあります。法定費用はどの場所で車検しても変わらないので、基本費用や整備費用で車検代が高くなるか低くなるか決まります。

車検を業者に依頼して行ってもらうときは、各社割引制度を用意しています。初回割引や早期予約割引などです。これらの割引を使うと、より安く車検できます。割引制度は併用が可能な場合もあり、お得に車検を受けるときにはぜひ割引を利用してください。

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著者情報

小野寺

イモラの悲劇と言われた1994年のF1レースをきっかけに、F1、ナスカー、インディー、フォーミュラEと様々なカーレース観戦にハマっています。
特にF1が好きで日本GPは鈴鹿まで行って間近でレースを見ています。
MotoGPやマン島TTも大好きです。現在は中古車情報サイトやメンテナンスサイトなどの自動車関係のライターとして、日々情報収集の毎日です。
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