【東北エリア】いつ行っても楽しめる!季節によって景色が変わるおすすめドライブスポット

カーライフ
  • 投稿日:2021/09/27
  • 更新日:2021/10/07
  • 2066

家族や恋人、友人たちとのプライベート空間が楽しめるドライブ。特に最近では、他人との接触が少ないという点でも、車でお出かけする機会が増えているのではないでしょうか。

そこで、本記事では「いつ行っても楽しめる!季節によって景色が変わるおすすめドライブスポット」と題して、carsがおすすめしたい各地域の素敵なドライブスポットを紹介します。今回は、東北エリア編。

水流と木々のコントラストが楽しめるスポット、歴史と自然が一体化したスポットなど、お気に入りを見つけてみてくださいね!

【青森県】激しい水流が木々たちと創り出す神秘的な光景 奥入瀬渓流

十和田湖東岸の子ノ口から、焼山まで約14kmを流れる奥入瀬渓流。代表とも言える”阿修羅の流れ”は、高い透明感を持ちながらも激しい水流が特徴で、季節によって新緑や紅葉に姿を変える木々と共に神秘的な光景を創り出します。 

一方、冬になると白銀の世界へ。ブナの木から滴る雫が生み出す氷柱や、滝が氷爆となって大きく成長した姿は、力強い景色へと変化します。太陽光によって、美しいブルーに輝く世界は圧巻ですよ!

渓流に沿ってほぼ同じ高さに車道と遊歩道があり、見る場所によっても違った景色が楽しめます。

東京/福島方面 百石道路・第二みちのく有料道路 下田百石ICから約70分 
青森方面 青森自動車道 青森中央ICから約75分
秋田方面 東北自動車道 十和田ICから約70分

奥入瀬渓流の代表的な景色とも言える景色。激しい水流と新緑が涼をもたらします。
冬は一面、白銀の世界へ。氷柱や氷爆が太陽光によって、美しいブルーに輝く世界は圧巻!

【岩手県】渓谷美を眺めながらゆったり和菓子タイム 厳美渓

栗駒山から流れる磐井川が巨岩を侵食し、表情を変えながら約2kmにわたって渓谷美を見せてくれる名勝・天然記念物の厳美渓。

遊歩道にあるつり橋からは、荒々しい上流とゆったりとした下流の対照的な姿が見られます

春には満開の桜、夏には涼しげなせせらぎ、秋には山々を彩る紅葉、冬には積雪…と、厳美渓は四季によって多様な風情が楽しめます。

また、「郭公だんご」は渓流をはさんだ対岸にあるお店の名物!川の上空に張られたロープに下がっているかごに代金を入れて木槌を鳴らすとかごが引き上げられ、代わりに注文したお団子とお茶が入って降りてきます。

景色を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごしてください。

東北自動車道 一関ICから約10分

秋には紅く染まる木々たちが渓流美を盛り上げてくれます。
別名「空飛ぶだんご」で親しまれている郭公だんごは、厳美渓の名物!

【秋田県】武家屋敷通りでタイムスリップ!「みちのくの小京都」といえばここ 角館

武家屋敷など古くからの建造物が現存していることで有名な角館。武家屋敷通りは、春にはシダレザクラが咲き誇り、次第に葉桜から新緑、そして秋の紅葉から雪景色と、どの季節に訪れても叙情に満ちた風景で楽しませてくれます。

約400本のシダレザクラのうち、なんと162本が国の天然記念物に指定されているそうですよ!

武家屋敷の中には、実際に見学可能なお屋敷も。周辺にはレンタル着物店もあるので、着物に着替えてお散歩するのもおすすめです。

情緒漂う街並みを着物で歩き、タイムスリップ気分を味わってみるのもいかがでしょう?

秋田自動車道 大曲ICから約50分 または 東北自動車道 盛岡ICから約80分 

春の夜は枝垂れ桜がライトアップされ、幻想的な姿を見せてくれます。
武家屋敷には、秋の暖色系カラーもとてもよく映えます。

【山形県】気分はまるで有名俳人!?絶景を眺めながらご利益をいただく 山寺

豊かな自然に囲まれ四季折々に雰囲気を変える山寺ですが、特に夏は有名な芭蕉の句「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」の世界を体感することができます

山寺の正式名称は”宝珠山立石寺”。全部で1,015段ある石段を登って、奥之院を目指すのが王道の参拝ルートです。

石段を登るほど煩悩が消滅すると言われ、登ることが修行であるとされていますが、途中には句碑などの史跡や絶景スポットなどがたくさんあり、楽しみながら登ることができますよ。

また、門前町では「山寺力こんにゃく」をはじめ、「さくらんぼソフトクリーム」「だしそば」など地元の名物グルメも。まずは美味しいものでパワーを蓄えてから参拝するのもおすすめです!

山形自動車道 山形ICから約15分

この景色を眺めながら「閑さや 岩にしみ 入る蝉の声」と唱えてみれば気分は松尾芭蕉!?
冬には参道も雪化粧!しっかり装備を整えて参拝しましょう。

【宮城県】蔵王連邦と草花が織りなす自然たっぷりの国立公園 国営みちのく杜の湖畔公園

四季折々の自然に溢れる、東北唯一の国立公園。広大な公園の中には趣の異なる6つのエリアがあり、それぞれ違った美しさを見せてくれます。

特におすすめは、季節ごとに約10万株の花々が咲き誇る”彩のひろば”。春はチューリップやパンジー、夏はマリーゴールドやサルビアなど、蔵王連邦を背景にさまざまな景色を見せてくれます。

その他にも初夏にはポピー、秋にはコスモスが見られるお花畑など、見どころをあげるときりがないほど。

また、子どもから大人まで楽しめるアクティビティも盛りだくさん!アスレチックにボート、多目的コートなど、広い園内は1日中飽きることなく楽しめます。

山形自動車道 宮城川崎ICから約10分

サクラの季節には、パンジーやビオラ、チューリップたちも一緒に春を盛り上げてくれます。
秋にはコキアが紅く染まり、特に10月中旬から11月上旬頃は木々の紅葉も一緒に楽しめます。

【福島県】山肌を明るく染める花たちに囲まれ、気分も晴れやかに 三ノ倉高原

会津盆地を一望できる三ノ倉高原。雪の季節はスキー場として賑わいますが、5月中旬~6月上旬頃はナノハナが、8月上旬~9月上旬頃はヒマワリが一面を明るく染め上げ、訪れる人びとを楽しませてくれます。

一面に広がる花たちに、たくさんの元気をもらえること間違いなし!

ちなみにナノハナの花言葉は「快活」「明るさ」、ヒマワリの花言葉は「私はあなただけを見つめる」「愛慕」「崇拝」といわれています。

高台にある見晴らしの丘には「幸福の鐘」が設置されているので、好きな花言葉の願いを込めて鐘を鳴らしてみるのもいかがでしょう?

磐越自動車道 会津若松ICから約50分

黄色い絨毯のように広がるナノハナのふもとには、会津盆地が一望できます。
夏には東北地方最大、約250万本ものヒマワリが元気よく咲き誇ります!

いかがでしたか?

まだ行ったことがないスポットや、行ったことはあるけれどその時とは違った景色を楽しめるスポットなど、ぜひ参考にしていただき、ドライブで訪れてみてください!

※記載されている交通情報は、各施設の公式ホームページ等を参考にしております。各所要時間は、道路事情により大きく異なる場合があります。時間に余裕を持ってお出かけし、安全安心なカーライフをお過ごしください。
※自然災害や感染症拡大などの状況により、一時閉鎖等、掲載されている情報と異なる場合があります。お出かけの際には、公式ホームページ等で最新情報の確認をお願いいたします。

この記事をシェア

カテゴリー内記事Related articles

cars Enjoy! Smart Life
carsはSDGsに取り組んでいます

Sustainable Development Goals
ページトップへ