雨の日に洗車を行う意外なメリットとは?気を付けることは何?

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  • 更新日:2024/09/03
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「雨が降っているけど、どうしてもすぐに洗車する必要がある…」
「雨の日の洗車って、効果があるの?」

たしかに、雨の日は雨水でボディが濡れているので、洗車をしても意味がないのではと思ってしまいますよね。

しかし、あまり知られていませんが、雨の日の洗車にはいくつかのメリットがあるのです。

この記事では、雨の日に洗車するメリット・デメリット、そして雨の日の洗車が楽になるガラスコーティングについてくわしく解説します。

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雨の日の洗車は効果的?

雨の日は洗車に向かないと思いがちですが、実は十分な効果があります。スケジュールの都合や車の状態などによっては、どうしても雨の日に洗車しなければならない時がありますよね。

しかし、雨の日は車も人も雨水で濡れてしまうので、果たして洗車した方が良いのか、しない方が良いのか、迷ってしまう方もいることでしょう。

ところが、雨の日はボディの汚れが落ちやすいなど、洗車するにあたっていくつかのメリットがあるのです。もちろん、拭き取り作業やワックスがけができないなどのデメリットもあります。

次項より、それらの理由をくわしくみていきましょう。

雨の日に洗車をするメリット

前述のとおり、雨の日の洗車には意外なメリットがあります。それは、ボディが最初から濡れているため汚れが浮き上がり、落としやすいということです。とはいえ、雨水で濡れていても事前の水洗いは必要になります。

汚れが浮き上がって落としやすい

雨の日に洗車するメリットは、ボディの汚れが落としやすいということです。ボディには細かな砂やホコリが付着していますが、雨の日にはそれらが浮き上がって流れ落ちやすくなっています。

また、鳥のフンや虫の死骸などの頑固な汚れは、本来であれば洗車する前に濡らしてふやかしておく必要がありますが、雨の日は雨水によって汚れがやわらかくなっているため、その必要がありません。

ただし、油分を含んだ汚れなどは雨水では流れないので、シャンプー前の水洗いは必ず行いましょう。

雨の日に洗車をするデメリット

雨の日の洗車にはメリットがありますが、やはりデメリットも存在します。何といっても、雨の中で作業しなければならないことが第一に挙げられるでしょう。

また、湿気によってワックスがけができず、拭き取り作業もできないという難点があります。

雨の中で作業をしなければならない

1つ目のデメリットは、当然ですが雨の中で洗車作業をしなければならないことです。雨の日は、髪や体が雨水で濡れるのを避けるため、傘を差したり雨ガッパを着たりしての作業となります。

しかし、傘を差すと片方の手がふさがってしまううえに、傘の一部がボディに当たってキズをつけてしまうかもしれません。

雨ガッパも作業の邪魔になりやすいうえに、体を動かすと汗をかいてカッパの中が蒸れるので、とても不快です。

これらの要因によって雨の日の洗車は作業効率が落ち、時間がかかってしまいます。

ワックスがけができない

2つ目のデメリットは、雨の日はワックスがけができないということです。ワックスは乾いた面にかける必要がありますが、雨の中では水分の拭き取りができません。

また、屋内で作業をしていたとしても、雨の日は湿度が高いためワックスが乾燥せず、拭き取る際にベトベトしてきれいになりません。

そのため、洗車後にワックスをかけたい人にとって、雨の日は不向きなのです。なお、一般的なカーワックスは雨で流れてしまいやすいという欠点もあります。

拭き取り作業ができない

3つ目のデメリットは、雨の日は洗車後の拭き取り作業ができないことです。晴れた日であれば、イオンデポジットやウォータースポットの発生を防止するために、すすぎ洗いした後にボディの水分を拭き取ります。

一方、雨の日は拭いたそばから雨水で濡れていってしまうものの、洗い流すだけではやはり汚れが残るので、基本的に雨の日でも拭き取り作業は必要です。

車庫に入れる場合はそこで拭き取り、露天駐車の場合は雨が止んだ後、軽く水で流してから拭き上げましょう。

雨の日の洗車を楽にするならガラスコーティングを

雨の日の洗車を楽にしたいのであれば、ガラスコーティングを施工しましょう。ガラスコーティングとは、ボディの上にガラス系の被膜を形成して車を汚れから守る処理です。

そのメリットについて、くわしくみていきましょう。

超はっ水効果

ガラスコーティングのメリットの1つとして、はっ水効果が挙げられます。はっ水タイプのコーティングは、ボディ上の水滴をコロコロと弾く効果があります。

すると、雨の日でも水分がボディに留まらず拭き取りが最小限で済むため、雨天時における洗車のデメリットを解消できるのです。

また、大気中の汚れを含む雨水がボディについたまま乾くとイオンデポジットになりますが、コーティング車は水捌けが良いため、汚れが残りにくいという利点もあります。

汚れがつきにくい

ガラスコーティングには、汚れがつきにくくなるというメリットもあります。ガラスコーティング施工車は、ボディに付着する汚れをコーティング皮膜が受け止めます。

コーティング皮膜は汚れを固着しづらく、はっ水効果もあるので、水洗いだけで十分に汚れを取り除けるのです。また、コーティング車は水洗いだけで洗車が終わるので、雨の中での作業が最小限で済みます。

このように、ガラスコーティングは雨の日の洗車に絶大なメリットがあります。

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洗車に適した天気

ここまで、雨の日に洗車をするメリットとデメリットについて紹介しました。では、洗車に適しているのはどのような天気の日なのでしょうか。

そこで、洗車に一番適している「曇りの日」と、逆に適していない「炎天下での作業になる晴れた日」について解説します。

曇りの日

洗車に一番適しているのは、曇りの日です。よく晴れた日は汚れを含んだシャンプーの泡がすぐに乾くので、洗う前より汚く見えてしまうことがあります。

こうなると、再び水ですすぎ洗いをする必要があり、効率が悪くなるのです。

曇りの日であれば、水分が乾きにくいため泡が焼き付かずきれいに洗い流せるうえに、気温が上がらないため洗車をする人の体の負担も小さくなります。

さらに付け加えると、風のない日で、かつ朝方か夕方の涼しい時間帯がおすすめです。

晴れた日が適さない理由

一方で、炎天下での作業になる晴れた日は洗車に適していません。炎天下で洗車すると、ボディに残ったシャンプーや水分が拭き上げる前に乾いてしまいます。すると成分が固着してイオンデポジットとなり、ボディにシミができるのです。

また、水滴がレンズとなって日光でボディを焼き付けるウォータースポットも発生します。さらに、日光でボディが高温になり、塗装がやわらかくなった表面はキズが入りやすくなります。

以上のことから、炎天下での作業になる晴れた日は洗車に適しません。

まとめ

今回は、雨の日に洗車するメリット・デメリット、そして雨の日の洗車が楽になるガラスコーティングについて解説しました。

雨の日の洗車は、汚れが浮き上がって落としやすいというメリットがありますが、雨の中を作業しなければならず、ワックスがけや拭き取り作業ができないので注意が必要です。

また、ガラスコーティングを施工しておくと、雨の日でも洗車が楽になります。なお、洗車に最適な天気は曇りの日であり、逆に炎天下での作業になる晴れた日は適していません。

この記事が、雨の日に洗車したい時の参考になれば幸いです。

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