花粉や黄砂が飛ぶ時期は、人だけでなく車にとっても過酷な時期です。花粉や黄砂などが付着した状態で車を放置すると、付着物を落としづらくなります。
また、花粉や黄砂などが付着した状態で雨に降られると、付着物が車に密着してしまうため、さらに落としにくくなります。
このような過酷な環境に置かれる車の洗車はどのくらいの頻度で行えばよいのでしょうか。
今回は花粉の時期における洗車の頻度について解説します。
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花粉が飛散する時期の洗車の頻度はどのくらい?
花粉が飛散する時期の洗車は、頻繁に行うことをおすすめします。
花粉は細かい粒子です。そのため、花粉が車に積もると、塗装面の艶がなくなり、モヤッとした印象になります。
このようなモヤッと感が現れたときは、花粉が車に積もっている状態であるため、洗車をするとよいでしょう。
また、花粉が車に積もった状態で雨が降ると、粒子状だった花粉が水と混ざって粘度のある状態に変化します。
この粘度の高い花粉が車に付着した状態で車が乾いてしまうと、ボディやガラスにベタッと花粉が付着し、より花粉を落としにくくなります。
そのため、花粉が積もった状態で雨に降られたときは、雨が上がったタイミングで洗車をして、水と混ざった花粉が車に付着しないようにするのがポイントです。
花粉が付着した車を洗うときの注意点
花粉が付着した車を洗うときは、水をたっぷり使って水圧で花粉を流すように洗車をしてください。また、シャンプー洗車をする場合は、泡をたっぷり使って花粉を取り除きましょう。
洗車の際に気をつけなければならないことはゴシゴシ擦ることです。花粉は細かい粒子であるため、洗車の際にボディをゴシゴシ擦ってしまうと車をキズつけてしまいます。
また、花粉という粒子を取り除こうとしてクロスで乾拭きするのもNG。花粉が付着した車を乾拭きすると、花粉の粒子で車を擦ることになります。
このように、花粉の時期の洗車は、洗い方にも注意が必要です。
頻繁に洗車できない場合の対処法
花粉や黄砂など、外的要因によって付着する汚れや粒子を取り除くためには、頻繁に(こまめに)洗車することがポイントです。
しかし、仕事、家事・育児、外出や旅行など、さまざまな予定や都合により頻繁に洗車することができないという方も多いでしょう。
頻繁に洗車ができないときは、車にコーティングを施しておくことをおすすめします。コーティングを施工しておけば、コーティングの皮膜が花粉や黄砂などの外的要因から車のボディを守ってくれます。
ただし、コーティングを施工したからといって、ノーメンテナンスでOKというわけではありません。
コーティングを施工した場合であっても、定期的に洗車をして汚れを落とし、付着物が浸透しないようにすることが大切です。
花粉の季節は洗車の頻度がキレイを保つコツ!
花粉、黄砂、砂、ホコリ、チリなど、車に付着したり積もったりするものは数多くあります。
これらの付着物をそのまま放置すると、汚れが塗装面に浸透し、シミになってしまい、最終的に落とすことができなくなる場合があります。
そのため、付着物を取り除く洗車を頻繁にして、ボディや塗装表面を保護しておくコーティングやワックスなどを施工しておくことが車をキレイに保つコツといえるでしょう。