カーローンは、同じ「車を分割で購入する」手段でも、選ぶローンの種類によって金利や手続きの手軽さ、繰上げ返済の柔軟性などが大きく異なります。銀行系・ディーラーローン・自社ローンのどれを選ぶかによって総支払額が変わるため、特徴を理解したうえで比較することが重要です。特に金利は、下限金利よりも実際に適用される可能性の高い上限金利を確認しておくことが賢いローン選びのポイントになります。
また、車の購入を急いでいる人にとっては、オンラインで完結できるか、繰上げ返済が自由にできるかなどの「使い勝手」も大切な判断材料です。この記事では、カーローンを選ぶ際の基礎知識や審査のポイントに加えて、おすすめのカーローンを具体的に比較しながら紹介。自身の状況に合わせて、よりお得で安心できるローンを選ぶための実践的な情報をまとめています。
cars LOANは、年2.65%〜のカーローンです。最大120回払いまで対応、申し込みはweb完結で、来店の必要はございません。また、繰り上げ返済は手数料無料で対応しています。借り換え、おまとめローンでのご利用も可能です。
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カーローン選びのポイント4つ
まずは、カーローンを選ぶ際のポイントについてしっかりと整理してみましょう。以下を基準に選ぶといいかと思います。
- どの種類のカーローンか
- 上限金利はいくらか
- 手軽に手続きできるか
- 自由に繰上げ返済できるか
どの種類のカーローンか
まず、カーローンには大きく、
・銀行系カーローン
・ディーラーローン
・自社ローン
の3種類があります。それぞれ金利等の条件が異なり、最も条件良く借りれるのが銀行系カーローンですが、反面審査が厳しいです。では、具体的にどのような違いがあるのかみていきましょう。
銀行系カーローン
| 金利相場 | 2〜4% |
|---|---|
| クルマの所有権 | オーナーにあり |
銀行系カーローンは、購入予定のクルマの見積書を銀行に提出し、銀行から融資を受けて販売店に代金を支払う仕組みです。そのため、クルマの名義は購入者本人となり、自由度の高い所有が可能です。
銀行系カーローンの大きな魅力は、金利が最も低い点です。一般的に2〜4%程度とされ、他のローンより総支払額を大きく抑えられます。ただしその分、審査の難易度は最も高いといえるでしょう。
とはいえ、審査に通過できればメリットは大きく、特に高額な車両を購入する場合ほど低金利の恩恵を受けやすくなります。さらに、名義が購入者自身になるため、売却・乗り換え・カスタムなど自由に行える点も大きな利点です。
そのため、安定した収入があり審査に自信のある方にとって、銀行系カーローンは最もお得で満足度の高い選択肢となるでしょう。
ディーラーローン
| 金利相場 | 4〜8% |
|---|---|
| クルマの所有権 | ディーラーまたはローン会社にあり |
| 審査の難易度 | 一般的 |
ディーラーローンの特徴は、販売店でクルマ購入と同時に契約でき、スピーディーに納車が可能な点です。さらに、銀行系カーローンよりも審査基準が緩いため、銀行のローンに落ちた人でも利用できるケースがあります。ただし、その分金利は4〜8%程度と銀行系より高めなのがデメリットです。
ディーラーローンは、購入するクルマを担保として融資を受ける仕組みのため、審査が甘くなります。しかし、車検証上の所有者はディーラーや信販会社になるため、購入者は「使用者」という扱いになります。
その結果、クルマを売却したり乗り換えたりする際には所有権解除の手続きが必要となり、自由に処分できない点に注意が必要です。とはいえ、同じ販売店で次のクルマに乗り換える場合は、ローン状況を販売店が把握しているため、おまとめローンや買い替えサポートが受けやすくスムーズに乗り継げるケースも多くあります。
自社ローン
| 金利相場 | 0%(実質10%〜20%) |
|---|---|
| クルマの所有権 | ディーラーまたはローン会社にあり |
| 審査の難易度 | 自社基準による |
自社ローンの最大の特徴は、他のカーローンに比べて審査が非常に通りやすい点です。販売店が独自の審査基準を設けているため、主婦や非正規雇用、個人事業主など、銀行系やディーラーローンでは通りにくい人でも利用しやすい仕組みになっています。
自社ローンは、販売店が一度クルマの代金を立て替え、購入者が毎月分割で販売店に支払うシステムで金融商品ではありません。このため、多くの販売店では金利0%を掲げています。ただし実際には、車両価格に10〜20%程度の手数料が上乗せされているため、他の販売店より価格が高めに設定されているケースが一般的です。
利用しやすい反面、注意点もあります。支払いが滞ると車両が引き上げられるリスクがあるほか、完済するまでは車検証上の所有者は販売店名義になります。そのため、クルマを処分したり乗り換えたりする場合には、残債を一括返済しなければならないという制約があります。
上限金利はいくらか
カーローンには銀行系マイカーローンやディーラーローンなど複数の種類があり、それぞれ金利の設定に幅があります。同じ金融機関であっても、借入額や利用者の信用状況によって金利が変動するため、一律ではありません。
金利は返済総額に大きな影響を与えるため、ローン選びの際には必ず比較が必要です。下限金利だけを見てしまいがちですが、実際に適用される可能性が高いのは「上限金利」です。そのため、カーローンを比較する際は、上限金利を目安にしましょう。
一般的に、銀行や信用金庫などの金融機関が提供するマイカーローンの上限金利は4%前後、一方でディーラーローンの上限金利は8%程度に設定されているケースが多くなっています。
ローンは利用者が自由に金利を選べるものではないため、少しでも負担を抑えたいなら「上限金利が低いカーローン」を選べば、結果的に安心でお得な選択といえるでしょう。
手軽に手続きできるか
カーローンの申し込み方法には、大きく分けてオンライン手続きと書類による従来の申し込みの2種類があります。どちらも利用可能ですが、利便性や審査スピードに違いがあるため、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
近年主流となっているのがオンライン手続きです。カーローン会社からWeb上で申込書類が送られてきて、案内に従ってチェックを入れたり必要事項を入力したりするだけで完了します。電子署名の導入により、手書きの署名や印鑑の郵送も不要。さらに、本人確認書類もスマホで撮影してアップロードするだけなので、非常に手軽で時間も短縮できます。
一方、書類での申し込みは記入項目が多く、印鑑を複数の申込用紙に押す必要があります。その後、郵送で手続きを行うため、審査開始まで時間がかかるのがデメリットです。記入に不備があると再提出が必要になり、さらに審査結果が遅れることもあります。
カーローンを検討する際には、金利や借入条件だけでなく手続きの手軽さや審査スピードも比較の基準となります。特に早く車を購入したい場合は、オンライン申し込みに対応したカーローンを選ぶとスムーズに契約できるでしょう。
自由に繰上げ返済できるか
カーローンを利用する際に気になるのが「自由に繰り上げ返済できるか」という点です。繰り上げ返済には、残債の一部を返す方法と、全額を完済する方法の2種類があり、総支払利息を減らせるメリットがあります。ただし、手続き方法や条件はローンの種類によって異なるため、契約前に必ず確認しておきましょう。
カーローンには銀行系と信販系(ディーラーローン)、そして自社ローンの3種類があります。銀行系は繰り上げ返済が認められることが多く、ネット銀行では手数料無料・回数無制限で利用できる場合もあります。一方で、ディーラーローンは金利が販売店の収益になるため、繰り上げ返済に制限があったり対応していないこともあるので注意が必要です。自社ローンに至っては、繰り上げ返済不可の場合もあります。
さらに、繰り上げ返済には多くの場合手数料がかかり、数千円から数万円まで幅があります。金融機関によっては回数に制限を設けている場合もあるため、将来的に繰り上げ返済を考えているなら、手数料や回数制限の有無をしっかり確認しておくことが大切です。
おすすめカーローン5選
1. carsローン

| 金利 | 年2.9% |
|---|---|
| 最大融資額 | 応相談 |
| 最大支払い回数 | 120回 |
| WEB完結 | 可 |
| 繰上げ返済 | 無料 |
carsローンは、インターネットのみで申し込み・契約が完結し、来店の必要がない利便性の高い車両ローン商品です。下限金利として年2.9%を明記しており、支払い回数は最大120回までと長期プランにも対応しています。
さらに、繰上げ返済に際して手数料が無料となっており、返済に余裕がある月に追加で返済を行うことで利息負担を軽減しやすい設計です。所有権を自分名義にできるため、購入後のカスタムや売却・乗り換えも自由度が高く、返済計画を柔軟に設計したい方に特におすすめです。
2. 三井住友銀行 マイカーローン
| 金利 | 年2.95% |
|---|---|
| 最大融資額 | 300万円 |
| 最大支払い回数 | 120回 |
| WEB完結 | 不可 |
| 繰上げ返済 | 5,500円 |
三井住友銀行のマイカーローンは、金利2.95%の固定設定で、返済計画が立てやすい点が特徴です。融資額は最大300万円とコンパクトで、主に中古車や軽自動車の購入に向いています。繰上げ返済は5,500円の手数料が必要ですが、メガバンクの安心感とわかりやすい条件を重視したい方に向いています。
3. りそな銀行 マイカーローン
| 金利 | 年1.300%〜4.200% |
|---|---|
| 最大融資額 | 1,200万円 |
| 最大支払い回数 | 120回 |
| WEB完結 | 可 |
| 繰上げ返済 | 無料 |
りそな銀行のマイカーローンは、最大1,200万円まで利用できる大口融資に強い商品です。金利幅は1.300~4.200%と幅広く、条件により低金利での借入も可能です。インターネットから申し込みが完結し、繰上げ返済も無料のため、計画的に返済しやすい点が魅力です。新車や高額車両の購入にも対応できるバランスの良いローンといえます。
4. 損保ジャパン マイカーローン
| 金利 | 年1.55%〜4.20% |
|---|---|
| 最大融資額 | 1,000万円 |
| 最大支払い回数 | 120回 |
| WEB完結 | 可 |
| 繰上げ返済 | 4,950円 |
損保ジャパンのマイカーローンは、最大1,000万円まで対応し、大型車や新車購入にも利用できるローンです。WEB完結での申し込みが可能で、保険会社ならではの対応スピードが期待できます。繰上げ返済には4,950円の手数料がかかりますが、金利幅が広く、条件次第で低金利が狙える点が魅力です。
5. 静岡銀行 マイカーローン
| 金利 | 年0.9%〜3.9% |
|---|---|
| 最大融資額 | 1,000万円 |
| 最大支払い回数 | 120回 |
| WEB完結 | 可 |
| 繰上げ返済 | 無料(インターネットの場合) |
静岡銀行のマイカーローンは、下限金利0.9%と非常に低水準で、返済総額を抑えたい方に適したローンです。WEB完結に対応し、来店不要で申し込みから契約までスムーズに進められます。インターネットバンキングからの繰上げ返済が無料で、こまめに返済額を調整できるのも大きなメリットです。新車・中古車問わず幅広く利用しやすい優良ローンといえます。
カーローンの申し込み〜融資までの流れ
カーローンの申し込みは、まず車の購入金額を決め、自己資金をいくらにするかを考えるところから始まります。残りの金額をローンで支払うことになりますが、もちろん全額をローンにしても問題ありません。申し込みから融資までの流れは、一般的に「仮審査 → 本申し込み・本審査 → 融資」という3つのステップを踏みます。
① 仮審査
② 本申し込み・本審査
③ 融資
仮審査は申込者の自己申告をもとに行われ、現在ではWebから簡単に申し込みが可能です。多くの場合、即日で審査結果がメール通知されるため、実際の審査前に融資の目安がわかります。
次の本審査では、銀行や信販会社が信用情報機関のデータを照会し、本当に融資してよいかを判断します。仮審査に通過しても、過去の金融事故などが記録されていると融資を受けられない場合があるため注意が必要です。
本審査まで通過すれば契約手続きに進み、融資が実行されます。ただし審査の内容によっては希望額どおりの融資が下りないケースもあります。また、融資金は購入者の口座ではなく、銀行系・信販系ともに販売店へ直接振り込まれる仕組みになっているため、購入者自身が販売店に支払う手間がかからない点も特徴です。
カーローンの審査基準は?
カーローンの審査基準
カーローンの審査基準は、借入希望額と、以下を照らし合わせて審査されます。
・年収
・属性(職業・雇用形態など)
・信用情報
年収
カーローンの審査では、必ず返済能力を確認するために年収がチェックされます。一般的に年収200万円がボーダーラインとされていますが、200万円以上あっても他の条件によっては審査に落ちることもあるため注意が必要です。
年収と融資額の関係は「返済比率」と「融資比率」によって判断されます。返済比率とは、年収に対して年間でどれくらいのローンを返済するかを示す指標で、30〜40%が健全とされています。一方、融資比率とは年収に対する無担保ローン残高の割合で、40〜50%が目安です。
金融機関はこれらの比率を年収と照らし合わせ、返済可能な範囲に収まっているかを精査し、融資を実行できるかを判断します。安定した返済計画を立てるためにも、自分の年収に対してどのくらい借入できるかを事前に把握しておくことが大切です。
属性(職業・雇用形態など)
カーローン審査でいう「属性」とは、職業や雇用形態、勤続年数、家族構成などの個人情報を指します。年収も重要ですが、安定的に収入を得られるかどうかを確認するため、雇用形態や勤続年数は特に重視されます。
たとえば、転職を繰り返して勤続年数が短い場合や、パート・アルバイトといった非正規雇用では、安定収入がないと判断され審査が厳しくなる傾向があります。ただし、同じアルバイトやパートでも長期間勤務して安定収入があれば、審査に通る可能性もあります。
家族構成も審査に影響します。個人年収だけでなく世帯年収が重視されることがあり、夫婦共働きで世帯収入が高ければ審査に有利に働く場合があります。
また、年齢も属性の一つとして見られます。申し込みは20歳以上とする金融機関が一般的で、上限は「借入時70歳未満」「完済時80歳未満」といった基準を設けているところが多く、返済能力を年齢面からもチェックしています。
カーローンを検討する際は、自分の職業や雇用形態、勤続年数、世帯収入、そして年齢といった「属性」が審査にどう影響するかを理解しておくことが重要です。
信用情報
カーローンの審査で必ず確認されるのが「信用情報」です。信用情報とは、過去に金融事故や返済遅延がないかを調べるもので、主に「株式会社シー・アイ・シー(CIC)」「全国銀行個人信用情報センター(KSC)」「株式会社日本信用情報機構(JICC)」の3つの信用情報機関で管理されています。これらの情報は個人でも有料で開示請求が可能です。
信用情報には、クレジットカードの利用履歴やローンの返済状況、携帯電話料金の支払い履歴などが記録されています。さらに直近半年程度のクレジットカードやローンの申し込み履歴も残るため、短期間に複数の申し込みをすると「資金繰りが厳しい」と判断され、審査に不利になることがあります。
支払い遅延や滞納はもちろん、申し込み回数の多さもマイナス要因になるため注意が必要です。信用情報に問題がなくても、職業や年収、勤続年数など他の属性によって審査が落ちるケースもあるため、信用情報だけで安心するのは禁物です。カーローンを申し込む際は、自分の信用情報とあわせて全体の条件を整えることが大切です。
カーローンの審査を通りやすくするために
カーローンの審査通過の可能性を少しでも上げたい場合、以下が有効な対策となります。
・頭金を用意する
・申し込み前に転職は控える
・他社からの借入をできるだけ減らしておく
頭金を用意する
車を購入するときに頭金を用意しておくと、借入額を抑えられるためカーローンの審査に有利になります。融資額が少なければ、年収に対する返済負担も軽くなり、金融機関からの評価も高まりやすいからです。
カーローンでは、年収に対してどの程度の金額を借り入れるかが重要なポイントになります。そのため、できるだけ借入額を下げるためには、頭金を入れて融資金額を減らすことが効果的です。
また、頭金を準備できるということは、一定の貯蓄力や計画性がある証拠ともいえます。金融機関にとっては返済能力が高いと判断される材料となり、審査を通過しやすくなる場合があります。
申し込み前に転職は控える
カーローンの審査では勤続年数が重要視されるため、申し込み前の転職はできるだけ避けるのが賢明です。勤続年数が長いほど「安定した収入がある」と評価されますが、入社して間もない場合は「転職が多いのではないか」「収入が安定していないのではないか」と判断され、審査に不利になる可能性があります。
特に、申し込み直前の転職は大きなマイナス要因となるため注意が必要です。やむを得ず転職する場合は、転職前にカーローンを申し込むか、転職後であれば最低でも1年以上勤続してから申し込むことが望ましいでしょう。
安定した勤務実績は、カーローン審査を通過するための大きな信用材料となります。購入を検討しているなら、転職のタイミングと申し込み時期をしっかり見極めることが大切です。
他社からの借入をできるだけ減らしておく
カーローンを申し込む際は、他社からの借入をできるだけ減らしておくことが重要です。申込時には、必ず他社借入の有無や残高が確認され、総借入額が大きいと審査に不利になります。
カーローンも借金であるため、審査では年収に占める返済負担率が重視されます。借入が多いままでは「返済能力に問題がある」と判断され、審査落ちにつながる可能性があります。完済できるローンは事前に完済し、難しい場合も少しずつ返済して残高を減らしておきましょう。
なお、「申告しなければ良いのでは」と思うかもしれませんが、他社借入の情報は信用情報機関で確認されます。隠しても必ず発覚するため、正直に申告しつつ、借入を整理した状態で申し込むことが審査通過の近道です。
もし審査に落ちてしまったら?
カーローンの審査に落ちた場合でも、すぐに諦める必要はありません。条件がやや緩いローンに申し込むことで、融資を受けられる可能性があります。
カーローンは大きく分けて、銀行系ローン・ディーラーローン・自社ローンの3種類があります。審査の厳しさは、銀行系→ディーラーローン→自社ローンの順です。まず銀行系ローンで審査に落ちた場合は、次にディーラーローンを検討するとよいでしょう。ただし、銀行系ローンを複数申し込むと、その情報が信用情報に残り、次のローン審査に影響する可能性があるため注意が必要です。
それでも銀行系・ディーラーローンの審査に通らなかった場合は、自社ローンを利用する方法があります。自社ローンは、過去に金融トラブルがあった人でも審査通過の可能性があり、ローンを組める確率が最も高い選択肢です。
審査に落ちても焦らず、ローンの種類と審査の順序を工夫することで、車の購入を実現しやすくなります。
カーローンの金利の種類
カーローンの金利には、
・固定金利
・変動金利
の2種類があります。
固定金利と変動金利にはそれぞれ特徴があり、どちらを選ぶかによって返済総額に違いが出るため、検討すべき重要な項目といえるでしょう。
固定金利と変動金利について、それぞれ簡単に説明します。
固定金利
固定金利とは、適用利率が固定された金利のことで、金利は返済期間が終わるまで契約時のまま変わりません。固定金利は、変動金利と比べると高めに設定されている傾向にあります。
固定金利の場合、毎月の金利が決まっているためお金の管理がしやすくなるでしょう。また金利が一定しているため、景気動向などを気にする必要もありません。
ただし、景気が良い時は負担が軽く済む一方、景気が悪くなると負担が重くなることがあります。
変動金利
変動金利とは、経済情勢などによって適用金利が変動する金利のことです。固定金利よりも利率が低く、返済が始まってから金利が変動するまでは変動利率の方が低金利になる傾向にあります。
また、景気の善し悪しによって利率が変動するため、不景気の時も固定金利より返済の負担が軽減されます。
ただし、裏を返せば好景気になると高金利状態が続くため、返済総額が増えるということです。この点を忘れないようにしましょう。
カーローンを利用する際の注意点
カーローンを利用する際、契約後の生活を圧迫させないために以下の3つに注意して申し込みしましょう。
・毎月の返済額は月収の1/4程度に収める
・クルマ購入時の諸費用を把握しておく
・残価設定ローンの利用は慎重に検討する
毎月の返済額は月収の1/4程度に収める
カーローンを組む際に重要なのは、毎月の返済額を月収の1/4以内に抑えることです。これは、ローンを組んでも日常生活を無理なく維持できる目安とされています。
毎月の支出には、家賃や光熱費などの固定費のほか、食費や生活雑貨費、昼食代やお小遣いなども含まれます。さらにカーローンの返済額に加え、クルマの維持費も考慮する必要があります。燃料代や保険料、自動車税、2年に1度の車検費用など、クルマを持つことで発生する費用は少なくありません。
これらを含めて、月収の1/4以内に返済額を収められれば無理なくローンを返せるとされています。ただし、これはあくまで目安であり、貯蓄状況や家族構成、他社借入の有無によっても変わります。自身の生活スタイルに合った返済計画を立てることが大切です。
クルマ購入時の諸費用を把握しておく
カーローンを利用する際は、クルマ購入の際にかかる諸費用について把握することも忘れないようにしましょう。諸費用は決して安くはなく、借入先によってはローンに含まれていないことがあるからです。
たとえば、手数料。手数料には、保証料や事務手数料などがあります。保証料とは、保証人の役割を果たす保証会社に対して支払う手数料のことです。
保証料は借入額の1%程度に設定され、原則現金で支払います。事務手数料は、事務手続きに発生する費用のことで、無料の場合もあれば数千円程度発生するなど、借入先によって開きがあります。
銀行系カーローンは、こうした諸経費もローンに組み込める場合が多いですが、ディーラーローンは車体本体代に制限される傾向がありますので、注意が必要です。
残価設定ローンの利用は慎重に検討する
残価設定ローンは、毎月の返済額を抑えてワンランク上のクルマを購入できることから人気があります。しかし、このローンにはいくつか注意点があり、最終回に思わぬ追加費用が発生する可能性もあるため、利用は慎重に検討する必要があります。
残価設定ローンとは、あらかじめクルマの残価を設定し、車両価格から残価分を差し引いた金額を月々返済する仕組みです。ただし、金利は元の車両価格に対してかかるため、通常のローンより高くなる点には注意が必要です。
また、残価設定ローンでは走行距離制限やカスタム制限が設けられており、最終的にクルマを返却する際は購入時の状態に戻す必要があります。想定より走行距離が長かったり、カスタムや事故による修理がある場合は、残価が下回り、差額を一括で支払わなければなりません。
現状維持で返却できる自信があれば問題ありませんが、不安がある場合は追い金や原状回復費用のリスクを考慮し、残価設定ローンの利用は慎重に判断することが大切です。
まとめ
カーローンは、金利設定や手続き方法、繰上げ返済のしやすさなどによって総支払額や使い勝手が大きく変わります。まずは銀行系・ディーラーローン・自社ローンといった種類ごとの特徴を理解したうえで、自分の状況に合わせたローンタイプを選ぶことが大切です。
また、商品比較の際には下限金利だけでなく上限金利や繰上げ返済手数料、WEB完結の可否などもチェックポイントになります。特に、WEB手続きのしやすさや返済の柔軟性を重視するなら、オンライン完結型のローンは非常に相性が良い選択肢といえます。
今回ご紹介した中でも、来店不要で手続きでき、繰上げ返済も無料のcarsローンは、忙しい方でも使いやすく、返済負担を抑えたい人にも向いているバランスの良いサービスです。無理のない返済計画を立てながら、自分に最適なマイカーローンを選び、納得のいくカーライフを実現してください。
cars LOANは、年2.65%〜のカーローンです。最大120回払いまで対応、申し込みはweb完結で、来店の必要はございません。また、繰り上げ返済は手数料無料で対応しています。借り換え、おまとめローンでのご利用も可能です。
さぁ、あなたもスマートローンで欲しいマイカーに乗ろう!
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