カーローンの基礎知識!種類や利用の流れ、選ぶポイントを解説

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  • 投稿日:2023/12/25
  • 更新日:2023/12/25
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「カーローンで車を買いたいけど、よく知らなくて怖い……」
「車のローンを組む時は、どんなことに気をつけたらいいの?」

そんな悩みを抱えていませんか。

確かに、カーローンにはさまざまなサービスがあり、金利や返済方式などの用語も出て来ますので、初めて利用する際は戸惑ってしまいますよね。よく分からないままローンを組むのも怖いと思います。

そこでこの記事では、カーローンの基本知識をはじめ、サービスの種類や利用の流れ、そして選ぶポイントについて詳しく解説します。

車のローン基礎知識

では初めに、車のローンにおける基礎知識について、解説しましょう。カーローンとは、金融機関やクレジット会社から車の購入費用を借り入れる金融サービスです。

借入したお金は利息を上乗せした上で、月々に分割して契約期間内に返済します。

車のローン(カーローン)とは?

カーローンとは、車の購入資金を貸し付ける金融サービスのことです。

車の購入費用を現金一括で払うのが難しい時に利用すると、一定の金利はかかりますが、契約期間に応じて月々分割で返済していけるようになります。

借り入れ先は銀行などの金融機関のほか、ディーラーやクレジット会社があり、金利やサービス内容はそれぞれ異なります。

車のローン(カーローン)の利用用途

カーローンで借り入れた資金の用途は基本的に、車の購入費用に限定されます。車は新車・中古車を問わず、バイクの購入費用にも充てられます。

また、金融機関によっては車検費用や車の修理費用、カー用品の購入、運転免許証の取得費用、自宅の車庫建設費用といった用途も可能です。

ただし、ディーラーが提供するローンは車の購入に限られます。

車のローン(カーローン)の種類

次に、車のローンにはどんな種類があるのかを見ていきましょう。カーローンは主に、各金融機関やディーラーが提供しています。

また、中古車販売店が独自で運営しているサービスや、車の残価を据え置く残価設定ローンといったものもあります。

銀行系カーローン

銀行系カーローンとは、各種金融機関が提供しているカーローンのことです。金融機関にはメガバンクをはじめ、地方銀行や信用組合、労働金庫、JAバンクなどがあります。

最大の特徴は1〜4%程度と金利手数料が低いことで、同じ金融機関で住宅ローンなどを組んでいるとさらに優遇されるケースもあります。

一方で、借り入れ時の審査は厳しく、申込者の雇用形態や年収、勤続年数、借入状況といった情報を踏まえて入念にチェックされ、時間もかかります。

そのため、販売店で商談する際は、並行してローンの手続きも進めておかなければなりません。

ディーラーローン

ディーラーローンとは、ディーラーで車を購入する際に利用できるカーローンです。

ディーラーの多くはクレジット会社と提携しており、実際にはそちらからサービスが提供されています。

多くの金融機関が休業する土日や祝日でも、商談の席で並行して審査ができるため、手間がかからずスムーズで、審査が通りやすいのが特徴です。

一方で、金融機関と比較して金利手数料が4〜8%と高く、利用用途も車両代金やセットで購入するオプションなどに限定されます。

また、車の所有者はクレジット会社やディーラーとなるため、完済前の売却はできません。

自動車販売店ローン

自動車販売店ローンとは、主に中古車販売店が提供しているサービスです。金融機関やクレジット会社とは提携せず、販売店が独自で運営しています。

他のカーローンとは異なり、購入費用を販売店が立て替える仕組みで金利という概念がなく、手続きも商談中に進められます。

審査は販売店が独自で定めた基準が適用され、比較的通りやすいのが最大のメリットです。

一方で、金利の代わりに保証料や手数料がかかりますので、他のカーローンと比較して割高です。

残価設定ローン

残価設定ローンとは、車の残価を据え置いた上で、残りの金額を均等に支払っていくカーローンです。

残価とは「残存価値」のことで、契約満了時における車の価値を指します。

つまり車の購入費用から残価を据え置くことで、毎月の支払額を安く抑えるという仕組みです。

例えば、300万円の車を金利4%、頭金およびボーナス払いなし、元利均等返済のカーローンで購入すると、月々の支払いは約55,200円となります。

一方で、同じ車を残価設定ローンで購入した場合、5年後の残価を120万円で計算すると、月々の支払いは約37,700円で済みますので、約17,500円も負担を軽減できるのです。

残価は車種やグレードごとにクレジット会社が決定し、最終月に一括またはローンで支払います。

車のローン(カーローン)を選ぶポイント

さらに、車のローンを選ぶポイントについて見ていきましょう。

カーローンを利用する際はまず、どの金融機関やクレジット会社のローンにするのかを決めなければなりません。

そして、収入と月々の返済額のバランスを考慮しながら借入期間を決定します。

どこのローンを利用するか

まず、どこのローンを利用するかを検討しましょう。

金融機関やクレジット会社ごとに、金利や返済条件、審査基準などが異なりますので、ライフスタイルや返済能力に合わせて選ぶことが大切です。

例えば、低金利を優先する場合は、銀行などの金融機関での借り入れがおすすめです。審査が厳し目で時間もかかりますが、総返済額を抑えられます。

時間をかけずスムーズに借り入れたい場合は、ディーラーローンが便利です。

金利は若干高めですが、ディーラーで商談と並行して申し込めるため手間がかからない上に、審査結果もその日には判明します。

借入期間

次に、どれくらいの借入期間にして、それに沿ったカーローンを選択します。借入期間の長さは一般的に3〜10年ほどですが、それぞれの会社ごとに異なります。

例えば、ディーラーローンであれば最長でも6〜8年までというところが多い一方で、金融機関では7〜10年という長期のローンも提供されています。

この借入期間は、長ければ長いほど毎月の支払額は抑えられる一方で、全体としての利息は高くなるといった具合に、月々の返済額とトータルの支払額、そして金利に影響します。

そのため借入期間は、収入と毎月の支払額のバランスを考慮しながら決めなければなりません。

金利

カーローンを選ぶ際には、金利も重要なポイントです。

金利とは、借り受ける金額に対する利息の割合で、金融機関やサービスによって異なります。

金利が低いと利息は少なくなりますので、それに越したことはありません。

しかし、金利が低いカーローンは貸し倒れリスクが考慮され、所得状況や信用情報などが入念にチェックされるなど、審査は厳しくなります。

また一部のカーローンでは、借り手によって金利の幅が調整されるサービスも存在します。

あらかじめ最低金利と最高金利が設定されており、申し込み後の審査によって借り手の信用情報や返済能力が低いと判断された場合は、高めの金利が適用される仕組みです。

つまり、一般的にローンの金利には幅があり、借り手の返済能力によって決定されます。

車のローン(カーローン)利用方法

ここからは、カーローンの利用方法について解説しましょう。

車のローンには、頭金を先に払って残金をローンで返済していく方法と、頭金を入れずに全ての購入費用を借り入れるフルローンという2つの方法があります。

フルローン

フルローンとは、頭金を入れず車の購入金額の全てをローンで借り入れる利用方法です。

まとまったお金を用意しなくても車を購入できるため、急な転勤などによって直ぐに車が必要な場合など、自分の好きなタイミングで検討できるのがメリットです。

またフルローンであれば、急な出費に備えて、ある程度のお金を手元に残せます。

一方で、返済期間が同じ場合では、頭金を用意するケースと比べて月々の返済額が高くなるという点がデメリットです。

頭金+ローン

全ての購入費用を借り入れるのではなく、頭金を先に払い、残りをローンで返済するという利用方法もあります。

頭金とは車を購入する際、最初に用意するお金で、多く用意すればするほど借入金額を減らせますので、月々の負担や利息が軽くなります。

例えば、300万円の車を購入する際、金利5%・ボーナス払いなしのフルローンを5年で組むと月の返済額は約56,000円になりますが、同じ条件で100万円の頭金を入れると、月々の返済額を約38,000円まで抑えられます。

車のローン(カーローン)の返済方式

カーローンの返済方式には、元利均等返済と元金均等返済の2種類があります。

元利均等返済は、月々の返済額が一定になるよう設定された方式です。

一方の元金均等返済は、毎月一定の元金を返済することで、総返済額を抑える方式となります。

元利均等返済

元利均等返済とは、元金と利息を合わせた返済額が毎月一定になるよう設定された返済方式です。

毎月の返済金額には元金と利息が含まれており、返済の開始月からローン完済月までの期間中、必ず一定額となるように計算されるため、返済計画が立てやすいというメリットがあります。

一方で、初めのうちは返済金額に占める利息の比率が大きく、返済が進んでいくことで徐々に元金が占める割合が増えていく仕組みです。

つまり、初めのうちは元金があまり減らないため、同じ借入期間の場合、もう1つの方式である元金均等返済と比較して総返済額が多くなるのが欠点です。

元金均等返済

元金均等返済とは、借りた元金をローン期間で等しく分割し、毎月一定の元金を返済していく方式です。

この方式では、毎月の返済額が徐々に減っていく点が大きな特徴となります。

利息は借入残金に対してかけられますので、毎月の返済によって元金が減っていけば、それに伴って利息も少なくなります。

元金均等返済では毎月の返済額に一定の元金が含まれており、そこに残っている元金分の利息が加算されるため、ローンの返済が進んでいくと毎月の返済額が減少するのです。

そのため、同じ借入期間であれば元利均等返済より利息を低く抑えられますが、返済当初の負担は重くなります。

車のローン(カーローン)の金利の種類

カーローンでは、金利にも変動金利と固定金利という2つの種類があります。

変動金利とは、市場金利の動向に合わせて金利が見直される返済方法です。

もう1つの固定金利とは、市場金利の影響を受けず返済期間中の金利が固定される方法となります。

変動金利

変動金利とは、貸し付けの金利が一定期間ごとに見直され、利率が変動する返済方法です。

変動金利型のカーローンは一般的に、市場金利の動向に合わせて半年ごとに金利が見直され、ローン返済中でも利率が変わる可能性があります。

金融市場において低金利の状態が続けば、固定金利よりも利率が低くなってお得ですが、反対に市場金利が上がると利率も高くなり、返済金額が当初より増えてしまうという点がリスクです。

特に長期のローンは市場の影響を受けやすく、返済計画が立てにくいでしょう。

固定金利

固定金利とは、返済期間中の金利が固定されている返済方法です。

例えば5%の金利でローンを組んだ場合、返済完了までずっと5%のまま変わりません。

景気動向によって市場金利が上下しても影響を受けないため、毎月の返済額は一定で安定しており、返済計画も立てやすくなります。

デメリットとしては、市場金利が下がっている時は変動金利より利率が上がるため、総支払額が高くなることです。

また、貸し手が金利上昇リスクに対処するため、変動金利と比較して、返済開始の段階では金利が高めに設定されます。

車のローンを利用する条件

カーローンの利用には、いくつかの条件があります。年齢制限や借り入れられる金額の上限、そしてローンを返済するための借入期間などです。

また、借り入れには審査や利息の支払いが必要で、頭金・担保・保証を用意しなければならないケースもあります。

年齢

まず、カーローンには年齢制限があります。金融機関やクレジット会社によって条件はさまざまですが、一般的な下限は18歳、上限は70歳です。

また、上限に近い高齢者は審査に通りにくいなど、年齢制限の範囲内でも利用できないこともあります。

借入上限

借入上限とは、カーローンで借り入れられる金額の上限を指します。

金融機関やクレジット会社では1,000万円を上限としているところが多く、一般的には年収の30〜40%程度が目安です。

ローンを申し込む際は、自分が借り入れようとしている金額が上限を超えていないか、考慮する必要があります。

借入期間

借入期間とは、カーローンを返済するために設けられた期間です。

具体的にはお金を借り入れる日から最終返済日までの期間を指し、ローンを組む際、金融機関やクレジット会社と契約者が合意して決められます。

それぞれのサービスで借入期間は異なりますが、一般的な範囲は1年から10年程度です。

利息

利息とは、金融機関やクレジット会社から借り入れた元本に対する手数料で、借り入れる金額と期間、そして金利によって決定されます。

例えば、借り入れた金額が100万円で金利が年5%の場合、1年間の利息は5万円です。

金利が高いほど、返済期間が長いほど、利息の総額は増えます。

頭金

頭金とは、ローンを借り入れる際、最初に支払う一部の金額のことです。

頭金はローンの総額から差し引かれるため、多く支払えば毎月の返済額や利息を含めた総支払額を抑えられます。

また、借り手の信用情報が低い場合など、審査の通過に頭金が必要なこともあります。

担保、保証

カーローンの申し込み時、担保や保証が必要なことがあります。

担保とは、借り手が返済不能となった時に代わりに差し出す資産であり、カーローンでは購入した車が担保となります。

また保証とは、契約時に連帯保証人を立てておき、借り手が返済できなくなった場合、代わりに保証人が義務を負うという制度です。

審査

カーローンを利用する際は、審査を受ける必要があります。

審査とはローンを申し込んだ人の返済能力を測るもので、勤続年数や年収、雇用形態などが調査されます。

勤続年数が浅く年収が低い場合や、自営業者、パート、アルバイトなどは、借り入れに制限が発生する可能性があります。

車のローン(カーローン)利用する流れ

ここからは、実際にカーローンを利用する際の流れについて解説します。まずカーローンを申し込む業者を決定し、審査を申し込みます。

審査に無事通過し、申込内容にも特に問題がない場合は、契約を結びます。

どの会社でローンを組むか選ぶ

最初に、どの会社でカーローンを申し込むかを検討しましょう。選定の際に考慮すべきポイントは、金利、返済期間、そしてサービスなどが挙げられます。

金利は総支払額に大きく影響しますので、できるだけ低い金利で提供している金融機関やクレジット会社を選びましょう。

返済期間も重要なポイントで、自分のライフスタイルや経済状況に合った期間を設定できるかどうかなど、入念なチェックが必要です。

サービスについても、返済方法の柔軟性をはじめ、繰り上げ返済時の手数料などは各社で異なりますので、よく確認しましょう。

住宅ローンを組んでいる銀行では、低金利が適用されることもあります。

審査を申し込む

利用するカーローン会社が決まったら、審査を申し込みましょう。所定の用紙に住所、氏名、年齢、連絡先といった個人情報に加え、年収や勤め先の会社名などを書き込みます。

さらに本人確認書類や収入証明書を提示し、合わせて他社からの借入状況も申告しましょう。

申し込み内容をもとに審査が行われ、実際の年収や勤続年数、過去の債務記録などがチェックされます。

なお、連帯保証人を立てたり頭金を用意したりすると、審査に通りやすくなります。

契約

審査に通り、申し込み内容に問題がなければ契約を結びます。

契約前には必ず、契約書に記入されている借入総額や金利の利率、返済期間、返済方法などをもう一度チェックし、申込書に添えられている「約款」にも目を通しておきましょう。

なお、ディーラーローンの場合は直接ディーラー指定の口座に入金されることが多いですが、金融機関によっては契約者本人の口座にお金が振り込まれます。

その際は事前に、代金は自分で支払うことをディーラーに伝えておきましょう。

車のローン審査で確認されるポイント

カーローンの審査では、どんなポイントが確認されるのでしょうか。まず自分の年収をはじめ、職業・雇用形態・勤続年数などが確認されます。

また、信用情報機関に保管されている情報や、他社からの借入状況についてもチェックが入ります。

年収

審査では、ローン希望額に対して十分な収入があるのかがチェックされます。年収に占める年間返済額の割合を示す「返済比率」で見ると、25〜35%程度が目安です。

年収400万円の場合、年間の返済額が100〜140万円に収まれば審査に通りやすいでしょう。

職業・雇用形態・勤続年数

ローンの審査では、職業や雇用形態、勤続年数などから、安定した収入が得られているのかどうかもチェックされます。

正社員や公務員は審査に有利ですが、転職したばかりで勤続年数が短い場合は要注意です。パートやアルバイトでも、一定の収入があり長く勤務していれば審査に通る確率は上がります。

信用情報

カーローンの審査では、信用情報機関に保管されている自分の信用情報をもとに、融資するか否かが判断されます。

クレジットカードの請求や携帯電話料金、あるいは税金などを滞納している場合はこちらに情報が記録されており、審査結果に大きな影響を及ぼします。

借入状況

信用情報が健全な状態でも、住宅や別の車のローン、消費者金融の返済などを別に抱えている場合は審査に大きな影響を及ぼします。

新たに借り入れるローンとその他の返済額を合わせた金額が、返済比率の30〜40%を超えてしまっていると審査は厳しくなるでしょう。

ローンを利用する時の注意点

最後に、カーローンを利用する際に注意すべき点について、解説します。

ローンを利用する時は、車両代金以外にかかる費用や維持費を考慮しながら、しっかりと返済プランを立てましょう。

ボーナス払いや頭金、繰り上げ返済についても、慎重な検討が必要です。

返済プランを立てる

カーローンは返済プランを立て、完済するまで返していけるのかを考えて利用しましょう。

返済によって生活が破綻しないよう、無理なく支払っていける範囲でローンを組むことが大切です。

月々の返済額は、ローンの返済期間中に予測されるライフイベントを考慮して調整しましょう。

金融機関のサイトにはローンシミュレーションが用意されており、元金や頭金、ボーナス月の支払額を入力すると、月々の返済額が簡単に分かります。

それらを利用しながら、事前にしっかりと返済計画を立てましょう。

車両代金以外も必要

車を購入する際は、車両代金の他に初期費用が必要になることも考慮しましょう。

一般的にカーローンでは、車両本体価格のみローンに組み込まれるため、それ以外の諸費用については自分で用意しなければなりません。

諸費用には、車の登録に関する手数料をはじめ、自動車税、自動車重量税、環境性能割、そして消費税といった税金があります。

また、選択したカーローンによっては頭金の用意が必要です。カーローンの借入金額に含まれない初期費用は、事前に確認しておきましょう。

ボーナス払いも慎重に検討

ボーナス払いを併用できるカーローンもありますが、利用には慎重な検討が必要です。

ボーナス払いを利用すれば月々の返済額を減らせますが、該当月の返済が高額になる上に、途中での変更は認められておらず、万が一ボーナスが貰えなかった場合は返済自体が厳しくなります。

想定外の事態が発生しても、無理なく返済できるプランを立てておきましょう。

維持費も考える

車は、購入した後も維持費が発生します。

維持費には、ガソリン代をはじめ、駐車場代、毎年かかる自動車税、オイル交換費用、法定点検費用などが挙げられます。

さらに、新車登録時は3年後、その後は2年ごとに義務付けられる車検の費用は10万円単位と高額です。

車種や利用頻度、走行距離によって異なりますが、年間で見ると10〜30万円程度の出費が予想されます。

カーローンは年間の維持費も考慮した上で、無理なく返済が可能な内容で契約しましょう。

繰上返済には手数料がかかる

繰上返済とは、月々の返済額とは別にまとまったお金を返済する方法です。

繰上返済したお金は全て元金に充てられますので、その分の利息を減らせますが、ローン会社によっては繰上返済時に手数料がかかることがあります。

この手数料が、減った利息を上回ってしまうと逆に損してしまいますので、返済時期はしっかりと見定めておきましょう。

頭金の額と使い方を考える

カーローンを組む際に頭金を用意すれば、月々の返済額や総支払額を減らせたり、車種やグレードのランクを上げたりできます。

また、借入額が減ってローンの審査も通過しやすくなりますが、手元に資金が残らず、万が一の事態が発生しても対応する余力がありません。

カーローンを組む際には、頭金の額や使い方についてもよく検討しましょう。

まとめ

今回は、カーローンの基本知識をはじめ、サービスの種類や利用の流れ、そして選ぶポイントについて解説しました。

車の購入資金を借り入れられるカーローンには、利用する金融機関やクレジット会社によってさまざまな種類があり、利用方法をはじめ金利や返済方式などが異なります。

また、カーローンの利用にはいくつかの条件がある上に、審査を受けなければなりません。

カーローンを利用する際は、ライフイベントや車の維持費などを考慮しながら、しっかりと返済プランを立てましょう。

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