「洗車用のタオルを探しているけど、どんなものが良いのかを知りたい…」
「洗車用のタオルって、どんな種類があるの?」
ホームセンターやカー用品店に行くと数多くの製品があるので、どれを使えば良いのか迷ってしまいますよね。洗車専用につくられたタオルにはいくつかの種類があり、それぞれにメリットがあるのです。
この記事では、洗車タオルの種類や拭き上げる際のコツ、そしておすすめ製品についてくわしく解説します。
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目次
洗車タオル(クロス)は普通のタオルではいけない理由
先に前提から話しますと、洗車をする時に、普通の手拭きタオルの使用はNGです。
普通のタオルでは繊維が残りやすく、吸水性も悪いため水分をきちんと拭き取れないためです。
また、繊維が硬いものが多く、拭き上げ時にボディを傷つけてしまう可能性があることも大きな理由です。
洗車専用のタオルは普通のタオルよりもやわらかな素材でできているため、洗車キズを最小限に抑えることが可能です。吸水性も高く、ボディに残る水分を素早く拭き取れるため、効率良く洗車ができます。
引き出物やイベントなどで貰うことも多い手拭きタオルですが、余っているからと洗車に流用するのは避けましょう。
洗車タオル(クロス)の種類
洗車専用のタオルを探していると、様々な素材のタオルがあることに気づくかと思います。
洗車タオルの種類は、マイクロファイバー、PVA、セーム革、そして綿素材という4つの素材に分類できます。ここからは、それぞれの特徴や購入の際の注意点について解説します。
マイクロファイバー
合成繊維であるマイクロファイバーは、ポリエステルとナイロンを原料とした素材です。繊維が8μm以下と非常に細く、吸水性と速乾性、そして吸塵力の高さが特徴です。
ボディのほか内装の拭き上げに使うことも可能で、洗車用タオルとしての用途に留まらず衣類や寝具などにも広く利用されています。
なお、製品は洗車キズの出にくいやわらかなものを選びましょう。ただし、価格が安いものは品質が低く、数回使っただけで吸水性が低下するので注意が必要です。
PVA
PVA(ポリビニルアルコール)は、吸水性が高い素材です。スポンジを薄くしたような素材でできており、ほかの素材と比べて繊維が残りにくく、磨きキズが発生しにくいという利点があります。
PVAもその吸水性の高さから、窓拭きやお風呂掃除などの用品にも広く利用されています。そのためPVAの製品は、より吸水性に優れたものを選びましょう。
ただし、安価で品質が低い製品は吸水性が悪く、PVAの利点を活かせません。洗車キズが心配という場合は、PVAの製品を選択するのが良いでしょう。
セーム革
セーム革は、カモシカの毛皮を油でなめした吸水力の高い素材です。宝石貴金属や時計、メガネ、カメラのレンズを拭く用途としても使われています。
天然と人工のものがあり、洗車用としては天然素材の長所を参考にしてつくられた人工セームの製品が多く、驚くほどの吸水力を発揮します。
セーム革の選び方の基準は、天然素材は水を含むとヌメリが発生するので、それでは使いづらいという方は人工のものを選ぶと良いでしょう。
ボディへの負担が気になるなら、セーム革がおすすめです。
綿素材
綿素材のクロスは、主にガソリンスタンドでの窓拭きとして多く使われる素材です。ほかの素材と比べて価格が安いことがメリットですが、繊維が太いため吸水性はあまり良くありません。
窓を拭くのには適していますが、ボディを強くこするとキズが付いてしまうため注意が必要です。綿素材のクロスを購入する際は、少しでもやわらかな製品を選びましょう。
また、劣化も早いため、汚れたりほつれが出始めたりしたらすぐに交換しましょう。
洗車用タオルの使い分け方
洗車用タオルは1枚あれば足りるということではなく、できれば5枚以上は用意したいところです。
では、どのように使い分けることになるのか、詳しく見ていきましょう。
タオルは必ずボディ用とホイール用の2種類を用意する
洗車のタオルは必ずボディ用とホイール用で最低2枚用意し、使い分けるようにしましょう。
地面に近いホイールには、舞い上がった砂や泥、そしてブレーキダストなどの頑固な汚れが付着しています。
これらの汚れは粒子が非常に荒いため、ホイールを洗ったタオルをそのままボディに使うと、表面を傷つけてしまう恐れがあるのです。
そのため、洗車タオルは色分けをするなどして区別し、必ず別々に用意するようにしてください。
洗車タオルには水拭き用と乾拭き用がある
洗車タオルには、水拭き用と乾拭き用の2つのタイプがあります。それぞれの製品は、どのような場面で使うものなのかを解説します。
水拭き用
水拭き用の洗車タオルは、ボディに残った水分をしっかりと拭き上げるためのものです。洗車タオルは一般的に、水拭き用の製品が大多数を占めます。
洗車の効率を向上させるため水拭き用のタオルは主にマイクロファイバーやPVAなど、吸水性に優れた素材でつくられています。
前述したとおり、ボディ用とホイール用など用途に分けて複数枚用意しましょう。折りたたんで使用し、汚れたら別の面にするとよりきれいに仕上がります。
乾拭き用
一方の乾拭き用は、コーティングやワックスの仕上げや水拭き用のタオルでは拭き取れなかった水分を吸水するために使用します。また、内装のプラスチック部分に積もったホコリや塵を取り除くのにも便利です。
素材はマイクロファイバーが多く、表面がエンボス加工されているなど、キズがつかないような工夫が凝らされています。
洗車時に必ずしも必要ではありませんが、余裕があれば1枚あると便利です。こちらも折りたたんで使い、常にきれいな面で拭き上げるようにしましょう。
おすすめの洗車タオル(クロス)4選
ボディに残った水滴をしっかりと拭き取り、愛車をピカピカにする役割を果たす洗車タオル。ここからは、初心者におすすめの洗車タオルを4つ厳選してご紹介します。
シュアラスター マイクロファイバークロス
高品質なカーケア用品を製造するメーカー、シュアラスター社の洗車タオルです。吸水性に優れるマイクロファイバー素材のタオルで、洗車後の水分の拭き取りはもちろん、コーティングやワックスの仕上げにも使用できます。
サイズも40cm×40cmと扱いやすく、水拭き・乾拭き両用として利用が可能。ダッシュボードやガラス窓の内側、そして内装など広い用途で使用できます。
吸水力が優れているため、洗車の効率が格段に向上するでしょう。繊維のクズも出にくく耐久性も抜群で、何度でも繰り返し使用できます。
ユニ工業 UNI ユニセーム
ユニセームは、PVAを素材につかった合成セームの洗車タオルです。キメが細かく弾力性もあり、水分を含むと滑らかになるためデリケートなボディの拭き上げに最適です。
吸水性も抜群でボディを軽く拭くだけで水分を拭き取れるため、洗車の作業効率が向上します。
また、洗車だけでなく、サーフボードをはじめスキー板やスノーボードのメンテナンスなどにも幅広く使用できます。
素材には硫黄や重金属が含まれておらず、燃やしても有害物質が出ないため環境にも優しい製品です。乾いている時はゴワゴワしているため、最初は水に浸し、なじませてから使用しましょう。
シュアラスター 洗車・水滴拭き取りクロス
シャンプー後の水滴拭き取りに特化した、シュアラスター社のクロスです。
吸水性に優れたPVAスポンジが素材として使われているため連続気泡で水が浸透しやすく、ボディに残った水滴を素早く拭き取れるので洗車の効率が上がります。
やわらかな表面はエンボス加工が施され、吸水性と貼り付きにくさを両立しています。耐久性もあり、繰り返し洗って何度でも使用可能。大きさは43cm×32.5cmと取り回しやすい、適度なサイズです。
塗装面に優しく、ワックスやコーティングが施された車にもおすすめです。拭き取り時は、こまめに絞りながら使用しましょう。
シュアラスター 鏡面仕上げクロス
こちらもシュアラスター社が製造する、コーティング後の仕上げに最適なクロスです。ワックス仕上げ用のクロスですが、吸水性に優れているため洗車後の水の拭き取りにも使用できます。
材質にポリエステル80%、ナイロン20%が使われているマイクロファイバーで、毛足の長い超極細繊維はボディに優しく、表面を鏡のように仕上げてくれます。
サイズも45cm×34cmと適度な大きさで、ダッシュボードやガラスのホコリ取りにも利用可能です。最後のひと拭きにこのクロスを使用すれば、きっとワンランク上の仕上がりとなるでしょう。
拭き上げる時のコツ
洗車タオルの選び方も大切ですが、それ以上に重要なのが拭き上げ時の工程です。そこで、拭き上げる時のコツをいくつか紹介します。
拭き上げは素早く行う
まず、ボディに残った水分は乾く前に素早く拭き取りましょう。ボディの上で水道水が乾くと、ミネラル成分が水垢となって固着してしまいます。そのため、屋根やボンネットなど、部分ごとに分けて作業をするとスピーディに拭き上げることができるでしょう。
強烈な日差しの下で作業をすると水分の乾きも早いため、できるだけ日陰で作業をすると良いでしょう。
拭き上げの順は「上→下」を意識する
また、洗車クロスで拭き上げる際は、上から下へ「一方向」に行いましょう。水滴は重力によって上から下に流れるので、それに沿って拭く方が効率的です。
最後に、拭き上げ時は洗剤で洗う時と同様に、洗車キズをつくらないよう優しい力で行いましょう。
▼関連記事
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「洗車後の拭き上げの重要性とポイントを解説」
洗車タオル(クロス)の手入れ方法
使用後の洗車タオルは、車に付着していた汚れや洗剤が残っているため手入れが必要です。中性洗剤で汚れや古い洗剤をよく落としてから、陰干ししましょう。
この時、蛍光剤や漂白剤が含まれる通常の洗濯洗剤はタオルの色落ちの原因となりますので避けましょう。
洗濯機で洗っても良い?
洗車タオルは洗濯機で洗っても構いませんが、いくつか注意すべき点があります。
まず、マイクロファイバーやPVA、人工セームを洗濯機で洗う場合は、洗濯ネットに入れましょう。洗濯機でも中性洗剤は使えますが、柔軟剤は使用できません。
一方で、天然セームや綿素材のタオルは洗濯機では洗えず、手洗いが必須のため注意が必要です。PVAのタオルは乾燥すると非常に固くなるので、形を整えてから陰干しすると良いでしょう。
また、最初の洗濯の際は多少の色落ちが起きるので、ほかの衣類と一緒に洗わないようにしましょう。加えて、洗車タオルに使われる素材は熱に弱いものが多いため、乾燥機の使用は避けましょう。
まとめ
今回は、洗車タオルの種類や拭き上げる際のコツ、そしておすすめの製品を解説しました。洗車タオルは吸水性が高く、効率的に水分を拭き上げられるものがほとんどです。
マイクロファイバー、PVA、セーム革、綿という4つの素材があり、主に最後の拭き上げに使用します。また、使用後には手入れが必要で、一部の素材を除いて洗濯機で洗えますが乾燥機は使えません。
この記事で紹介したおすすめ製品を参考に、あなたに合った洗車タオルを選択して愛車をピカピカにしてあげてくださいね。
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