愛車を洗車する場合、ガソリンスタンドの設備やスタッフによる洗車のほか、自分で洗車する方法もあります。
この記事では、ガソリンスタンドでの洗車と手洗い洗車について、それぞれのメリットや手順などを解説します。
ガソリンスタンドでの洗車
まずは、ガソリンスタンドでの洗車の主なメニューについて解説します。
洗車機による洗車
ガソリンスタンドの中には、全自動で洗車ができる、ドライブスルー型の洗車機を備えているところがあります。
ドライバーは拭き上げだけを行えばよく、自分で洗車する場合に比べて必要な道具や作業を省くことができます。
また、シャンプー洗車を選べば、料金も300~500円程度と比較的安価に抑えられます。洗車にかかる手間を減らしつつ、料金を安く抑えたい人にはおすすめです。
スタッフによる手洗い洗車
ガソリンスタンドの洗車と聞くと、多くの人は「スタッフによる手洗い洗車」をイメージするかもしれません。
複数のコースの中から希望するコースを選ぶことができ、オプションも豊富なため、車種や汚れ具合に応じて洗車方法を選べるのがメリットです。
しかし、その分料金も高くなる傾向にあり、少なくとも2,000円以上の料金を見込んでおく必要があるため注意が必要です。
自分で手洗い洗車
次に、自分で手洗い洗車をする場合に必要な道具や、洗車の手順について解説します。
必要な道具
自分で手洗い洗車をする場合、次のような道具を準備する必要があります。
洗車の手順
洗車の手順は、大きく分けて次の3ステップに分かれます。
ステップ1:水で汚れを流す
ステップ2:ボディとホイールを洗う
ステップ3:キレイに拭き上げる
最初に、ボディやホイールなどに付着した汚れを水で洗い流します。
大まかには「車の屋根→窓ガラス→ボンネット→ドア」の順に水をかけていき、汚れを洗い流していきます。
次に、カーシャンプーをバケツに入れたら、そこに“円を描くように”水を加えて泡立てていきます。
泡を使って優しくボディを洗い、ホイールはボディに使ったスポンジとは別のスポンジで洗うようにしましょう。
最後に、再度水でカーシャンプーを洗い流し、水滴がなくなるまでタオルで拭き上げれば完了です。
「自宅に洗車スペースがない!」そんな時は
自宅に洗車スペースがない場合は、コイン洗車場で洗車する方法があります。
コイン洗車場
コイン洗車場とは、主に洗車スペースや有料で使用できるドライブスルー洗車機・高圧洗浄機などを備えた施設を指します。
洗車機で各種コースを選ぶと、それぞれのコースで定められた時間に応じて、水やシャンプー・ワックスなどが所定のタイミングで噴射される仕組みとなっています。
コイン洗車場でセルフ手洗い洗車
コイン洗車場は、基本的に洗車機を使うことを想定して作られています。
しかし、洗車専用のスペースや水道設備も設けられているため、自分で次のような道具を用意して洗車することもできます。
・ボディ用のスポンジ、クロス
・タイヤ用のスポンジ、クロス
・バケツ
・カーシャンプー
・ワックス、コーティング剤 など
コイン洗車場の洗車機
コイン洗車場にある洗車機には、大きく分けて次の2種類の洗車機があります。
・ドライブスルー洗車機(門型洗車機)
・高圧洗浄機付洗車機(スプレー洗車機)
ドライブスルー洗車機は、精算機で希望のコースを選び料金を支払った後、停止位置に車を停めてエンジンを切ると自動で洗車してくれる洗車機です。
高圧洗浄機付洗車機も、所定のコースを選んでから料金を支払うのはドライブスルー洗車機と同じです。
しかし、高圧洗浄機付洗車機の場合、洗車が始まると高圧洗浄機から水やシャンプーなどが一定時間噴射される仕組みとなっているため、時間内にボディやホイールなどの汚れを落とすテクニックが求められます。
コイン洗車場のマナー
コイン洗車場には多くのドライバーが訪れるため、以下のマナーを守って使用しましょう。
・洗車機を使い終わったら、速やかに洗車機から離れる
・混雑している場合は、洗車スペースから車を移動して拭き上げを行う
・隣の車に水などがかからないよう注意する
・カーシャンプーなどの空容器は持ち帰る など
まとめ
ガソリンスタンドで洗車すると、自力で洗車するよりも手軽に洗車できますし、プロのスタッフに頼めば丁寧な洗車が期待できます。
しかし、コストを抑えつつ気になる部分を洗いたい場合は、コイン洗車場を利用してみましょう。
選ぶコースによっては、500円以下の金額で洗車機を利用でき、スピーディーに洗車が完了します。
洗車にじっくり時間をかけられる人は、洗車場にある水道から水を汲み、自分で用意したスポンジやカーシャンプーを使って洗車するのもおすすめです。